異形人おに若丸  [必殺技辞典]

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人の入れぬ原生林に飛行機が突っ込み、500人の死者を出した大事故で、ただ一人の赤ん坊が生き残った。事故を検分した自衛官・立花に拾われたその子は、「一人」と名づけられ育てられる。それから28年の時がたち、善良かつおひとよしな性格に育った一人は、愛する妻・ユキと共に平凡だが幸福な毎日を送っていた。
だがある日一人は、自分の中に隠れていた妖怪「鬼若丸」から驚くべき事実を知らされる。1200年前、日本中の妖怪を支配しながら弘法大師空海によって封印された鬼若丸は、28年前の飛行機事故で復活し彼の魂と一体化している。しかも、強大無比な鬼若丸の“霊(タマ)”を求め、数多くの妖怪たちが虎視眈々と機会を窺っているというのだ。一心同体であり、どちらかが死ねばもう片方も死んでしまう二人は、襲い来る妖怪と戦う決意を固める・・・・・
己の命と人々を守るため、次々と襲い来る妖怪と戦う一人・鬼若丸。やがて激しさを増す戦いの中、彼らを狙う黒幕がその驚くべき正体を見せるのだった・・・・・・・・

作者・・・・・・・・・猿渡哲也
連載・・・・・・・・・月刊ビジネスジャンプ
単行本・・・・・・・・全4巻
格闘・アクション描写に定評がある作者が描く妖怪漫画。リアルに描写する作風が、登場する妖怪たちを非常におどろおどろしくしている。

髪針(かみばり) 鬼若丸
異形人おに若丸
髪の毛を引っこ抜いて針に変え、敵に投げつける。この針は普通に刺すことも、相手の体内に潜り込ませて内側から攻撃することも出来る。(ケケケさんより)

火炎風 鬼若丸
異形人おに若丸
掌に生み出した火に息を吹きかけ、猛火を生み出して敵を焼く尽くす。 (ケケケさんより)

鬼哭斬撃 鬼若丸
異形人おに若丸
“骨刀”を大きく振るうことで、前と後ろの敵を同時に切り裂く。(ケケケさんより)

求子浄魂蘇生法 弘法大師空海
異形人おに若丸
弘法大師空海と数多くの僧によって使用された禁断の邪法。死者の肉体と魂を集めて、ひとつの命を蘇生させる。500人の人間の御魂と鬼若丸の霊(タマ)をあわせることで、屍の中から立花一人を蘇生させた。 (ケケケさんより)

五亡呪縛印 闇空法師(安倍晴明)
異形人おに若丸
相手の額に貼り付けた呪符に五亡星の呪力を送り込み、その者の力を封じる。(ケケケさんより)

不動金縛り法 弘法大師空海
異形人おに若丸
両手を組んだ“内縛印”の構えから光を発し、相手の動きを封じる。かつて鬼若丸をこの技で封じたらしく、彼はこの技に苦手意識を持っている。(ケケケさんより)

御目ン子(おめんこ) ぬり仏
異形人おに若丸
眼窩から飛び出た目玉を敵に襲わせる。この目玉には触手があり、敵を刺してその手足を麻痺させる。(ケケケさんより)


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