お庭番地球を回る  [必殺技辞典]

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江戸時代・安政六年。外国奉行・村垣淡路守は、時の大老・井伊直弼より大任を下される。アメリカとの通商条約を結ぶための使節団七十七人のお目付け役として渡米してくれというのだ。外国嫌いだが上意には逆らえない淡路守は、日本国の名誉を守るべく使節団の監視に当たる。一方、彼らが乗る米国船ポーハタン号の船長ショック大尉は、淡路守が摩訶不思議な術を操る“オニワーヴァン(お庭番)”の“ニンジャア(忍者)”であることを知り、並々ならぬ興味を抱く。さて彼らの旅道中はいかなるものなのであろうか・・・・?

 山田風太郎小説・忍法帖シリーズ短編のひとつ。1971年に『オール読み物』1月号にて掲載された。

忍法 亀頭相続 村垣淡路守
お庭番地球を回る
父親から相伝された忍法。自分と対象の男根を屹立させて亀頭をあわせ、相手に精液を流し込む。すると、相手の男根は勃起するたびに術者の顔になるので、対象はすなわち不能となる。(ケケケさんより)


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