鬼狩獣  [必殺技辞典]

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 東京を彷徨い、道端で寝泊りするホームレス・山上獣吾。一見、ただの浮浪者に見える彼こそは、古来より日本社会で暗躍してきた鬼を退治する技を持った“鬼狩り一族”の末裔である。愛するものを奪った鬼に復讐するため、一族の掟に逆らった彼はひとり孤独に鬼を狩り続けていたのだ。
 そんなある日獣吾は、鬼の面をつけた忍者に追われる少女・佐伯真菜を助ける。ごく普通の女子高生だった彼女は、“角玉決”なる秘宝を偶然手に入れ、それを狙う忍者集団・“鬼面党”に狙われていたのだ。角玉決と鬼面党が鬼に関わると知った獣吾は、真菜を守りながら彼らと戦うことを決意する。一方、鬼面党を操る黒幕・日本の政財界を支配する葛城円了は、角玉決を手に入れ古の“鬼神”の復活を企んでいた。
 角玉決を持つ真菜を狙い、次々と送り込まれる鬼面党の刺客。復讐のため鬼狩りの技を振るう獣吾だったが、闘いの中で己や真菜が関わる驚くべき真実を知るのであった・・・・・・

連載・・・・・・・・・・・・週刊ビジネスジャンプ
作者・・・・・・・・・・・・矢野健太郎
単行本・・・・・・・・・・・全3巻
鬼を主題にした伝奇アクション漫画。本誌では打ち切りになった作品だが、単行本で200ページにも渡る加筆がされ完結した。

傀儡の法 ラン、枇舎者
鬼狩獣
「死人使い」とも呼ぶ術。標的を殺した後、思いのまま操る僕に変える。術をかけられた者はゾンビのように緩慢になり、死ぬと跡形も無く消滅する。 (ケケケさんより)

指弾 山上獣吾
鬼狩獣
小物を指ではじくことで飛ばし、標的を攻撃する技。“鬼狩り一族”の獣吾は小物にオーラをまとわせることで、鬼をも殺す威力を発揮することができる。 (ケケケさんより)

気斬波剣 山上獣吾、久内
鬼狩獣
どこからか取り出した木刀に気を込め、光の剣と化して目標を叩き斬る。剣の長さは自在で、鋼鉄も軽々と斬り裂く切れ味を持つ。“鬼狩り一族”に伝わる技のようで、獣吾とその父親である久内の二人が使った。 (ケケケさんより)

破砕空掌の術 山上獣吾
鬼狩獣
片手に集め気を敵にたたきつけ、その部分を消し去るがごときダメージを与える。技名は仏教のもの。 (ケケケさんより)

瘴壁 富単那
鬼狩獣
八部鬼衆のひとり・富単那の技。瘴気で出来た壁を周囲に張り巡らし、攻撃を防ぐバリアとする。瘴気はそれ自体が生き物を侵すため、近くにいるだけで相手は深刻なダメージを受けることになる。(ケケケさんより)

かまいたち 天夜叉
鬼狩獣
八部鬼衆のひとり・天夜叉の技。鋭い切れ味を持った風を操り、目標を斬りさく。不意打ちで天空の首を落とした。(ケケケさんより)

念返し 山上獣吾
鬼狩獣
相手が放った気を返すらしい技。鬼神と化した葛城円行に使用したが、あっさりと破られた。 (ケケケさんより)


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