帯をギュッとね!  [必殺技辞典]

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秘技・かき氷一気 海老塚桜子
帯をギュッとね!
腰に手を当てて、文字通りかき氷を一気食いする技。
 二年時のインターハイ静岡大会の際に、個人戦を午後に控えていながらブルーハワイを食べようとしていた一年生・久留間麻里のお腹を守るために使用されたが、当然のように訪れた『かき氷一気の危険な副作用』である頭痛によって悶絶…スタッフとして会場にいた別所さんが浜校柔道部を激励にやってきた後も、4コマもの長きに渡って桜子を苦しめ続けた。 (すがたけさんより)

腕返し二回転 粉川巧(こがわ・たくみ)
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 インターハイでの惜敗の雪辱、そして全国制覇を目指すべく浜高の五人が各自取り組んだ、“確実にポイントをとること”を目的とした『裏技』の、巧が会得したもの。
 立った状態から相手の袖を利用して関節を取る柔道の関節技『腕返し』を放ち、堪えた相手に追い打つようにもう一度腕返しを放つことで、強引に相手を転がすことを目的としている。
 立ち技から入る関節技、という特性上、スムーズに入らない限り即座に『待て』がかけられるという難点はあるが、虚を衝いたとはいえ国際強化選手である立体大のエース・柴田からも有効を取ることが出来たその威力は高い。 (すがたけさんより)

変形谷落とし 杉清修
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 インターハイでの惜敗の雪辱、そして全国制覇を目指すべく浜高の五人が各自取り組んだ、“確実にポイントをとること”を目的とした『裏技』の、杉の会得したもの。
 奇襲技の『横から入るすくい投げ』を改良し、足をロックすることで前に逃げられるという弱点を補った技。(すがたけさんより)

ドライバーショット足払い 原田彦蔵(はらだ・ひこぞう)
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 暁泉の“ダンナ”こと『バンカーの勝負師』原田彦蔵の唯一使える柔道技。通称『D・S・A』。
 インパクトの瞬間に足首を回転させることによって相手をすくい上げる原田彦蔵オリジナルの要素を持ってはいるが、その正体は単なる出足払い。
 なお、作品全体を通して公式戦で巧から一本を取るという快挙を成し遂げたのは、最強のライバルの一人である鳶嶋雅隆を除けば、掛け値なしに最弱のライバルであるダンナのみである。(すがたけさんより)

変形小内巻き込み 藤田恵(ふじた・めぐみ)
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 巧の最強のライバルの一人である藤田の技。
 小内の体制から相手の右足に右足を絡めてロックすることで逃げ道をふさいだ上で強引に巻き込むように投げる回避不能の投げ技。(すがたけさんより)

ヴァン・デ・ヴァル投げ 三溝幸宏(みつみぞ・ゆきひろ
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 三溝(ミッタン)が中学時代に茂とともに研究し、会得していた技。
 双手刈りの要領で相手の足を取り、そのまま持ち上げて後方に投げる、ミッタンの体格に見合った豪快な技。
 しかし、桜子によって『ババン・バ・バンバンバン投げ』やら『オバンデヤンス投げ』と散々ネタにされた挙句、作風が本格柔道に移行していくにしたがって、ミッタンとともにその影を薄め、二年時のインターハイの頃には使い手はまだしも、技そのものはすっかり忘れ去られてしまった不遇の技でもある。(すがたけさんより)


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