1万数千年前の地球には、大いなる“大地(ライア)”の恵みを受けた古代文明“ラ・ムウ”が栄えていた。だが、穏やかに暮らしていた彼らはある日、宇宙より飛来した邪悪な生命体群・“劫魔”の襲撃をうける。大地の力で戦うラ・ムウの民・“阿一族”は劫魔を封じることに成功するが、彼らの大陸や文明もまた滅び去ってしまった・・・・・・・・・・・
時は流れて現代、鳴神島に住む高校生・「旺雷竜比古」は、幼馴染の「真波由那」「崇月玲」らと共に幸せな生活を送っていた。だが、突如復活した劫魔邪神・「牙臓瘤」によって、親しい人々を殺されてしまった。絶体絶命の危機に落ちた竜比古だったが、自らに眠る阿一族の力を解放、“羅威阿戦士オーグ”に変身してこれを退くことに成功する。その戦士オーグこそは、1万年前の戦いで劫魔を封じた伝説の勇者なのだ。 だが、劫魔の完全復活を企む“劫魔衆”は、宿敵オーグの復活を察知しその抹殺を図ろうとする。人類と大地の命運をかけた戦いの火蓋が今、切って落とされたのだ!! 連載・・・・・・・・・・・・・月刊少年ジャンプ 作者・・・・・・・・・・・・・土居龍生 単行本・・・・・・・・・・・・全2巻 「地球生命体説」をテーマにした変身ヒーロー漫画。 |
・火炎竜 | オーグ(旺雷竜比古)など |
オーグが使う羅威阿戦士の技。全身に纏った炎を竜の形にして解き放ち、敵を焼き尽くす。この炎は大地の力の表れであり、地球の中心部にも匹敵する熱量を持っている。玲(牙臓瘤)が放った劫魔獣を滅ぼした。
解説によれば額に力を集中するらしいのだが、作中では特に描写されていない。 (ケケケさんより) |
・雷波 | オーグ(旺雷竜比古)など |
羅威阿の力のひとつ。胸元の結晶体に雷の力を蓄え、エネルギー波として解き放つ。攻撃のみならず、全身に張り巡らしてバリヤーとすることも可能。もっとも使用頻度が高い技であり、竜比古以外の羅威阿戦士も使用した。(ケケケさんより) |
・鬼虫弾 | 劫魔獣ヴァキ |
劫魔邪神・駁鬼玉の力を得た劫魔獣の技。口から、小型の蟲のような生き物を大量に飛ばして攻撃する。この蟲は地上のあらゆる物を分解する酵素を出すため、オーグの装甲をも無効化してしまう。蟲自体も弾丸のごとき硬度を持つため、大抵の物は粉みじんになってしまうだろう。 (ケケケさんより) |
・幻視界 | 劫魔獣 |
玲(牙臓瘤)に操られる劫魔獣が使った技。眼球と思しき球体から光を放ち、浴びた者に幻覚を見せる。食らった者は様々な幻覚に苛まれ、ついには幻覚にくわれて本当に死んでしまう。竜比古も危なかったが、“羅威阿の剣”の力で脱出に成功した。 (ケケケさんより) |
・羅威火 | 朱羅など |
羅威阿戦士の技のひとつ。構えた両手の間に炎を集中し、火炎放射の如く攻撃する。戦闘シーンが少ないため、技の詳細は不明である。 (ケケケさんより) |
・ライ矢 | 慈来など |
羅威阿戦士の技のひとつ。岩土の羅威阿力を引き出すことで大量のつぶてを集め、敵に向かって放つ。作中ではコンクリートの破片を飛ばしていた。 (ケケケさんより) |
・雷王波 | ダイオーグ |
羅威阿戦士と合体したダイオーグの技。胸元に力を集中し、巨大なビーム砲のような一撃を繰り出す。名前と見た目からして「雷波」のパワーアップ技だろうが、威力と派手さは桁違いである。 (ケケケさんより) |
・羅威斬波 | ダイオーグ |
復活した劫魔大邪神王を倒すため、最後に放った奥義。羅威阿の力を剣に集めて、巨大なライトセイバーのように目標に斬りかかる。剣を振るっただけでも十分に強力だが、その真髄は空間を切り裂いて別の宇宙への道を開き、そこに劫魔を封印する力である。 (ケケケさんより) |
・旋風破 | 頼王院など |
羅威阿戦士の技のひとつ。何本もの竜巻を起こし、目標を巻き込ませる。作中では名前が出ていないのだが、単行本の解説を見るとこの技だと思われる。 (ケケケさんより) |
・羅威阿竜の法 | ラミヤ+高橋由那 |
阿一族の長・ラミヤと由那の術。地球の生命の化身である竜を呼び出し、オーグと一体化させる。竜は異次元でオーグとなる戦士に対面し、その力を託すのである。この時は同時に「羅威阿再生の法」も行っており、瀕死だった竜比古に更なる力を与えていた。 ○ 羅威阿再生の法 羅威阿戦士が使う技のひとつ。大地の羅威阿力を引き出して操り、対象を岩土で覆い尽くす。包まれた者は大地の力で回復し、その傷を癒すことが可能である。作中で使ったのは雷門だけだが、他の羅威阿戦士も使えると思われる。(ケケケさんより) |