N・Y(ニューヨーク)小町  [必殺技辞典]

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時は明治。黒船がやってきた日本は、どうにかこうにか落ち着いて文明開化が進んでいた。かつての日本からはだいぶ様変わりしたものの、人々はたくましく過ごしていたのである。
そんな人々の中に、とりわけ大きな激動に見舞われたひとりの若者がいた・・・・・

東京の小間物問屋の娘・志乃は、跡継ぎがいなかったため16歳まで男として育てられていた。だが、最近跡継ぎを得た父親は、彼女に対し「男に戻って嫁入りしろ」と命令する。嫁入りの相手は、幼馴染にして悪友の旗本三男坊・仁科三郎正宗。反発する志乃だったが、もはや抵抗は不可能であった。
こんな状況に腹を立てて家出した志乃は、いわゆる「お雇い外国人」のダニエル・アーヴィングと出会う。開拓の指導者としてアメリカから来たという彼の話を聞き、ニューヨークへの高飛びを決意する志乃だったが・・・・・・・

連載・・・・・・・・・週間少女フレンド
作者・・・・・・・・・大和和紀
単行本・・・・・・・・全8巻
文明開化の時代を舞台にした、少女サクセス・ストーリー漫画。ところどころちりばめられたギャグと、ロマンあふれるストーリーの融合が面白い。

秘技・死んだフリ 札幌農学校の生徒
N・Y(ニューヨーク)小町
アーヴィングが教える札幌農学校の男子生徒たち(なぜか馬も)が使用。その場でいっせいに倒れふし、死体に成りすます。熊が出たと思い込んで使ったのだが、出てきたのは志乃だった。(ケケケさんより)


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