忍者 服部半蔵 [必殺技辞典]

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伊賀忍軍の頭領として徳川家康に仕え続けてきた服部半蔵正成。その名を受け継ぐ三代目服部半蔵・正重は、家康の勘気を受けて没落した服部家を立て直そうと、時の実力者に近づいたり鉄の規律で忍者たちを纏め上げるなどの努力を重ねていた。だが、彼の弟である服部京八郎は忍者として落ちこぼれなのに加え、忍者という存在そのものを馬鹿にしくさって彼を困らせていた。そしてある日、とある事件をきっかけに堪忍袋の緒が切れた正重は、京八郎に対し強制的な忍法修行を言い渡すのだったが・・・・・・・・・・・

 山田風太郎・忍法帖小説短編のひとつ。「オール読物」64年6月号に掲載された。

小夜帖 伊賀忍者(女)
忍者 服部半蔵
伊賀忍法のひとつ。男性との交合のときに使う忍法で、快感に溺れないうちに相手の射精を誘う。伊賀の女忍者のみならず、忍者の妻となる女はみなこの術を会得している。 (ケケケさんより)

毒鉄砲 伊賀忍者
忍者 服部半蔵
伊賀忍法のひとつ。口に含んだ毒を、相手の顔めがけて吹き付ける。まともに当たれば効果抜群だろうが、まず自分が口に含んだ毒に耐えねばならない。そのため、毒に体を慣らす必要があるが、その特訓中に何人か死人が出ている。京八郎曰く「相手に毒を飲ませたほうが早い」 (ケケケさんより)

百度参り 伊賀忍者(男)
忍者 服部半蔵
伊賀忍法のひとつ。女性と交合するときに使う術で、その快感などを自由に操ることができる。女性を操ることで密偵の用に使ったり、裏切りを進めたりするのである。この技は伊賀忍者、特に服部一党の必須科目となっており、男は全員習得している。 (ケケケさんより)

墨検断 服部半蔵正重
忍者 服部半蔵
三代目服部半蔵の忍法。相手の目をじっと見つめることで催眠術のようなものをかけ、紙に字を書かせる。すると、かけられた本人はその意思にかかわらず真実を書いてしまう。詰問用の技としてかなり便利である。(ケケケさんより)

網代木 服部半蔵正重、服部京八郎
忍者 服部半蔵
伊賀忍法のひとつ。振り下ろされた刀を指の間に挟みこみ、そのまま力を入れることで、刀身をへし折ることができる。その後、へし折った刀身を間髪いれずに投げつけることで、その相手の息の根を止める。二人の半蔵の決戦で使用された。 (ケケケさんより)


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