その名は101 [必殺技辞典]

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全3巻 原作:横山光輝 秋田文庫

横山光輝作「バビル2世」の続編に当たる作品であり、宿敵ヨミとの戦いを終えた超能力少年バビル2世と、彼の分身ともいえる超能力者達との戦いを描く。

CIAが管理する秘密研究所に、コンピュータ登録番号「101(ワンゼロワン)」と呼ばれる少年がいた。本名は、山野浩一=バビル2世!浩一はヨミとの戦いの後、「自分の血液が死にかけている病人に力を与える」という言葉を信じてこの研究所に身を置き、血を提供していたのだった。しかし、CIAの目的は浩一の血液を使って超人を作り、要人暗殺や国家転覆に使う事だった(実は、浩一やヨミの超能力の源はその血液であり、その血を輸血された人間は、同じ超能力を得るのである。また、驚異的な回復力を持つ浩一も、大量に出血すれば力は弱まり、命を落とす事も作中で語られている)
真実を知った浩一は研究所を脱走、自分の血で生まれた超人を滅ぼす事を決意する!

敵が全て同じ超能力を持つ超人(超能力巨大ネズミまで登場する!)だけあって、毎回激しい超能力戦が繰り広げられる。また、バビル2世の三つのしもべ(ロプロス、ポセイドン、ロデム)はCIAによって地下核実験場に捕らわれており、浩一は孤独な苦闘を強いられる事になる。戦いの度に重傷を負い、出血しまくる浩一の姿は壮絶。

精神動力(テレキネシス) 浩一(101)、超人
その名は101、バビル2世
精神力で物体を自在に動かす超能力。岩を飛ばして敵にぶつける、ミサイルの軌道を変える、敵の乗物同士を衝突させる、建物に振動を加えて崩すといった使い方をする。この能力を使う際は、片膝を着き、下に向けて伸ばした両腕を交差するポーズを取る事が多い。(AAAさんより)

発火能力 101、ヨミ、超人
その名は101、バビル2世
全身から火炎を発する超能力。恐らくエネルギー衝撃波に次いで強力な技である。特に101の発火能力は他の超能力者を大きく超えている。(AAAさんより)

エネルギー衝撃波 バビル2世、ヨミ、CIA工作員など
バビル2世、その名は101
幾多の超能力を持つバビル2世が、もっとも得意とする能力。肉体のエネルギーを電気状にして、接触した相手を攻撃する。食らったものは強烈な電気ショックにより、心臓が止まったり黒焦げになったりする。接近しなければ使えないので、格闘戦の切り札として使われることが多かった。バビル2世と同じ力を持つヨミ、CIA工作員もよく使っていた。 (ケケケさんより)


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