ありあまる物質に溺れ、信仰心と神を愛する心を忘れた現代人。彼らは気づかぬ欝に、人知を超えた魔物や邪悪な悪霊に狙われていた。だがそんな人々を守るため、燦然と立ち向かう者も存在する。その名は「日輪黎」。類まれなる霊能力を持つ黎は、憑依した霊の影響で姿が変わる“変化霊媒体質”の持ち主であり、天上の軍神たる明王の加護を受けていた。人々を蹂躙する魔物が現れた時、レイは自らの体に神を降ろすことで、その大いなる力と姿を借り受けて戦うことができるのだ! 作者・・・・・・菊池としを 連載・・・・・・週刊少年マガジン(マガジンスペシャルに移籍) 単行本・・・・・全15巻 作者の大ヒット作であるオカルトヒーロー漫画。全二部構成になっており、第一部は強大な魔物との戦いを描いたバトル物、第二部は人間の生き方・信仰などを説いた思想・宗教の啓蒙が中心となっている。 |
・放魔 | 天草詔(孔雀明王) |
周囲の浮遊霊や魔霊などを支配し、弾丸のように放って相手に憑依させる権能。変化霊媒体質であり力のコントロールができなかった昔のレイは、この技で大いに苦しんだ(ケケケさんより) |
・火毒切断輪(かどくせつだんりん) | 火毒龍王 |
溶岩を纏い燃え盛る巨人と化した状態で使用。巨人の指を切断し、回転をかけて飛ばす。指そのものが溶岩であるため、その威力は岩をも切断する炎のカッターとなるうえに軌道を自在に操れる。 (ケケケさんより) |
・龍気熱波 | 火毒龍王 |
約6000度という強烈な熱波を自在に操り、周囲に放出する。その威力は地面に叩きつければ、あたり一面が溶岩の海と化すほどである。 (ケケケさんより) |
・大気割空帯 | 訶梨帝 |
身に纏っている天衣を振るい、あらゆるものを空間ごと切断する。裾に触れずともその周りの空間は引き裂かれており、そこに触れた物は例え光であっても切断される。(ケケケさんより) |
・五大明星陣 | 五大明王 |
五人の明王たちが五大(地水火水空)をあらわす五芒星の陣形をとり、そこに宇宙のエネルギーを集積することであらゆる邪悪を封じる。その中央は宇宙において最も安定した磁場であり、悪業封じの結界であるという。(ケケケさんより) |
・五大明神羂索縛 | 五大明王 |
五大明星陣を張った明王たちが一斉に羂索(明王が持つ縄)を投げ、邪悪を縛り上げて封じる。(ケケケさんより) |
・金剛不動破砕陣 | 五大明王 |
五大明星陣で動きを封じた邪悪に不動明王が剣を振り下ろし粉砕する。(ケケケさんより) |
・五大球錘陣 | 五大龍王 |
四匹の龍王が横移動をすることで攻撃と防御をなし、中央の一匹の指揮のもとに球のような陣形をとる攻防一体の技。さらにこの技は龍たちの頭部がピラミッドを描いており、天地自然の理を乱して天変地異を起こす。(ケケケさんより) |
・五大毒龍群破 | 五大龍王 |
五匹の龍王たちが全身をエネルギーに包んで一斉に体当たりをかける。(ケケケさんより) |
・六芒毒龍群破 | 五大龍王 |
五匹の龍王が六芒星の陣形をとり、凄まじい威力を発揮する。五芒星は神の使いの力であるが六芒星は神そのものの力であり、五大明星陣を破る力があった。 (ケケケさんより) |
・つばめ返し | 佐々木小次郎 |
下段脇構えから、剣を円の軌道を描いて高速で振るう。その姿は空を飛ぶ鳥を切ったように見え、本来届かない間合いにも剣が伸びたように届いている。(ケケケさんより) |
・彗光針(えこうしん) | 許紅蓮 |
第話初登場。 炎帝流の刺殺術で、針をうち込む ことで対象を破壊する。 |
・気功針 | 許紅蓮 |
第50話初登場。 炎帝流の針師の技で、気を通わすことによって 髪の毛の1本でさえ、針のようにして扱うことが可能。 |
・心筋腕点刺 | 許紅蓮 |
第50話初登場。 炎帝流の針師の技で、相手の経穴に針をうち込むことによって、 強制的に腕を左右に開かせた。 |
・天穴刺 | 許紅蓮 |
第53話初登場。 炎帝流の刺殺術で、 相手のこめかみ付近に針をうち込むことで、 頭部を破壊する。 |
・錬気死筋点 | 許紅蓮 |
第50話初登場。 炎帝流の針師の技で、相手の足に針をうち込む ことで、その足を使いモノにならなくなってしまう。 |
・白家神法最奥義・神業魂振(かむわざたまふり) | 白河真名 |
龍王の宝玉を消滅させるため、真名が命と引き換えに用いた呪法。宇宙の気を操る宝玉を無と化して完全に消滅させた。(ケケケさんより) |
・魔女術・香乱の香り | 白河真名(セイリッシム) |
悪魔セイリッシムに憑依された真名が使用。乳房から発する香りにより、男を虜にして堕落させる。(ケケケさんより) |
・腐食汁 | ジラン |
第50話初登場。 鼻から強力な液体を発し、人間くらいなら 一瞬で骨をも溶かしてしまう。 最終的にこの技で、自分自身で死んでしまう。 |
・うつし身 | 真崎紀子 |
古代忍術の一種で、術者が幽体離脱し他の物体に乗り移る。主に木や石などに乗り移ってスパイ活動を行っていたらしいが、まれに人形に乗り移ることもあったという。真崎紀子の場合は、強い精神的ショックのため無意識にこの技を使用するようになったらしい。(ケケケさんより) |
・毒重力(どくじゅうりき) | 地毒龍王 |
五大のひとつ“地”に属する重力を自在に操る。対象の体の一部など、細かい部分に重力をかけることもできる。(ケケケさんより) |
・体気鬼包丁 | 土門魁 |
体内の気を腕に集中して気の剣を作り、目標を豪快にぶった切る。 (ケケケさんより) |
・体流気絲 | 土門魁 |
闘気を五本の指に集中し、気の糸と化して目標を縛り上げ動きを封じる。 (ケケケさんより) |
・降魔三叉戟破 | 日輪黎(降三世明王) |
愛用の降魔三叉戟より気を発して邪悪な者を滅する。 (ケケケさんより) |
・虚空気裂破(こくうきれつは) | 日輪黎(愛染明王) |
六本の腕を振るうことで空間の裂け目を作り出す。(ケケケさんより) |
・時空転輪 | 日輪黎(大威徳明王) |
時空に歪をつくり、相手をあの世に送る。閻魔王に通じ、冥府を彷徨う悪霊との戦いを得意とする大威徳明王ならではの技である。(ケケケさんより) |
・体気凍結呪 | 日輪黎(大威徳明王) |
六本の腕より冷気を発し、相手の体内を流れる気を凍らせる。我が強ければ強いほど身動きが取れないという。(ケケケさんより) |
・体霊分断 | 日輪黎(不動明王) |
相手の魂を掴んで引っ張り出し、肉体と分離させる。(ケケケさんより) |
・導引門気放破 | 日輪黎(不動明王) |
相手の胸に魔性降伏の霊符を象った気を叩き込み、その体内に潜む邪悪なものを体外に追い出す。(ケケケさんより) |
・明神気焦破 | 日輪黎(大元帥明王) |
二本の手を組み合わせて気の奔流を放ち、邪悪なものを破裂させて倒す。(ケケケさんより) |
・明神降魔炎 | 日輪黎 |
邪悪を滅する炎により敵を灰と化す。生身でも使用した数少ない技の一つ。 (ケケケさんより) |
・冥界入滅呪法 | 日輪黎 |
通常は魂のみしかいけない霊界に、肉体を持ったまま赴く術。だが本来三次元の存在である肉体は異次元で消滅してしまうことが多く、コレを行って帰ってきた者はいないとされる。(ケケケさんより) |
・明光熱気 | 日輪黎(不動明王) |
全身から熱気を発し、冷気を跳ね返す。(ケケケさんより) |
・明神気放 | 日輪黎(大威徳明王) |
六本の腕から明王の気を放つ。作中では六芒星の形に撃つことで、地球の波動と共鳴し邪気を吸収する威力を見せた。(ケケケさんより) |
・明神裂破 | 日輪黎(不動明王) |
掌より目標を貫通する気を放つ。(ケケケさんより) |
・六芒明星陣 | 日輪黎(大威徳明王) |
六本の腕を動かして六芒星の形をつくり邪悪を滅ぼす。五大明王総がかりで行った五芒明星陣の発展系である。(ケケケさんより) |
・内結界(うちけっかい) | 日輪法水 |
心に結界を張ることで、外部からの精神エネルギーの干渉を防ぐ。レイの霊視をも防ぐことが可能。(ケケケさんより) |
・次元転乗臨 | 摩利支天 |
時間と空間をゆがめることで、肉体の世界である三次元から霊体の世界である四次元に移動する。(ケケケさんより) |
・呼び子力(よびこりき) | 猛呂(タケル) |
あらゆる動物の交信を行い、その力を借り受けることができる権能。(ケケケさんより) |
・青蓮光 | 森園乱 |
不動八大童子のひとり・浄眼比丘尼の権能。右目が青く輝く時、その光をレンズのように一点に集中させて凄まじい破壊力を発揮することができる。ただしその力は闘気を発する夜の間しか使えない。(ケケケさんより) |
・焦念冷気 | ルシフェル |
両手より霊体をも凍らせる冷気を放つ。(ケケケさんより) |
・白家神法・体流気放 | 白河真名、土門魁 |
全身の気を掌に集中させ、一気に放出して目標を攻撃する気功の技。白家神法の基本技らしく、かなり使用頻度が高い。なお土門と真名ではもともとの気の量の差から、土門の方が遙かに威力が高い。 (ケケケさんより) |
・明神結晶光岩弾 | 日輪黎(降三世明王)+白河真名 |
無限の再生を繰り返す火毒龍王を倒すために使用された技。浄化作用を持つ岩塩を真名が気放で飛ばし、降三世明王と化したレイがそこに明王の力を加えて邪悪な気を吸収・消滅させる。 (ケケケさんより) |
・白家神法・音霊手契(おとだまちぎり) | 土門魁、日輪黎(大威徳明王) |
指を鳴らして九字を切り周りの空間を祓い清める。 (ケケケさんより) |
・八大金剛宝輪秘宝 | 蓮生善明+日輪胎蔵+土門魁+森園乱 |
闇の世界で苦戦するレイを援護するため、善明とレイの仲間達が行った修法。中央で印を組む善明に周囲を囲んだ三人が気を放つ。その気は善明の体内に隠されていた金剛宝輪を点火させ、圧倒的な光を放って闇を粉砕する。(ケケケさんより) |