| ・『耀飛弾(ラーズロキット)』 | イルミラ・ハンネマン |
| 魔術格闘の技の一種。 右手に煌々とした光を放つ魔力を凝縮させた球を作り出し、構えを取って気合と共に敵に向かって放つ。 ●詠唱『拳すなわち心の鏡、心すなわち拳の真神(まがみ)。 鋼の心を拳となして、悪鬼羅刹(あっきらせつ)を討ち滅ぼさん。 威拳紋鋼、爾倹奔靠(いけんもんこう じけんほうこう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『砂流の空骸布(サンドブラステッドスキン)』 | ヴァング・ヴァーゲルネス |
| 結界の一種で、人の無意識下に訴え、コレが設置されている場所には近づけなくする。 その性能から犯罪に使われることが多く、公共の場で使用すると罪に問われる。(叛多亜さんより) | |
| ・『殯の魔霧(フューネルフォッグ)』 | ヴァング・ヴァーゲルネス |
| 『清毒の調べ(ヴェノム)』と言う詠唱の亜種。 丑なられた生物を一時的に魔力で構築し、実物に近い形で再結体(リュニオン)として蘇らせる。 狭範囲の閉鎖型結界(ハーレムスキャーレム)と対象の魔力を多量に帯びた慰留物を必要とし、発動時に魔力が霧状に散布されると言う特徴を持つ。(叛多亜さんより) | |
| ・『mjidas woqot』 | 詠唱士 |
| 様々な素材によって作り上げた人形に闇魔術を使用することで魂を吹き込む術。 生み出された存在は自己で思考し判断することが可能な詠唱兵器となるが魔力のみで構成されるため戦うたびに寿命が縮み、死亡すれば魔力の残滓がバラバラになり消える。(叛多亜さんより) |
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| ・『摩似の疎魯(イームレクイエム)』 | 詠唱士 |
| 対象の姿をそのままの形で保存し、紙などに焼きつけて転移させることが可能な詠唱。(叛多亜さんより) | |
| ・『魔力鋭化(イルナス)』 | 詠唱士 |
| 詠唱の効果を高める手法である種の連鎖語彙にて使用者の魔力を滑らかにし、詠唱や魔力解放の効率を高める。 『暗き闇より我出でし、喰らい網干し彼消えゆ やがて芽を吹く葦(あし)のよう、やがて目を剥(む)く鷲のよう つまるところの凍(い)てん道、くるまる心の気転なり』(叛多亜さんより) | |
| ・『祈りの主上(ウィッシュマスター)』 | 詠唱士 |
| 助性詠唱の一種で、他の人の詠唱の効果を高める。 ●詠唱『魔の理を解きほぐし、輪の偽りを言祝(ことほ)がん！ 数多(あまた)の力を増し増やし、光と大道の助けと為(な)さん！ 想守甲擁、抱［身區］称光(そうしゅこうよう ほうくしょうこう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『神鞭の刻歌(ウィップラッシュ)』 | 詠唱士 |
| 魔力を縒り合わせることで、細い光の線を生み出し、縦横無尽に走らせることで、敵を打ち据える。 ●詠唱『しなるその身はあたかも小枝、うなるその声あたかも疾風(はやて。 闇に閃き虚空を引き裂く、汝の名は神鞭(しんべん)と申せり。 打擲封体、凋落宥廻(ちょうちゃくふうたい ちょうらくゆうかい)』(叛多亜さんより) | |
| ・『夢限事象壁(ザイクロイーオン)』 | 詠唱士 |
| 複数の詠唱士で行う多段構成詠唱(クワイア)の一種で各詠唱士の杖から光の帯が発生し、それを繋げることより最高級の防壁詠唱で対象を封じ込める。 詠唱『病める世界を殺める死界 逆巻く渦を性無く崩(さがな くず)し 織(お)りなす幹を盛(も)り為す息と 揺らぐ移ろい我が壁と変え 移ろう揺らぎ我が盾と変えん 幽壁爛異、給癖讃義(ゆうへきらんい きゅうへきさんぎ)』(叛多亜さんより) | |
| ・『魔力漸減(サプレッサー)』 | 詠唱士 |
| 詠唱に使う魔力を減少させる基本的な手法。 詠唱に流れる魔力を意識し、自らの意志で自分の中に封じるイメージで使用する。 一度発動するとひたすらに魔力を減少させ続けるため、自在に操らないとやがて詠唱自体が止まる。(叛多亜さんより) | |
| ・『汝の喚起(サンタメディナ)』 | 詠唱士 |
| 魔力増幅型開放結界(ティエラアザーラ)の一種で、詠唱士の魔力を増幅する効果を持つ。 癖が多い魔力増幅型結界の中では扱いやすい部類にはいるため、魔法陣士の間では汎用されている結界。(叛多亜さんより) | |
| ・『自害の志眼(スーサイドソリューション)』 | 詠唱士 |
| 精神作用系の詠唱で受けた相手は自分の意志とは無関係に自害をしてしまう。(叛多亜さんより) | |
| ・『眠れる村落(スルーピングヴィレッジ)』 | 詠唱士 |
| 掛けた相手に緩やかに眠りへと誘わせて、相手の記憶を消去する。 色々と問題があるらしく、後遺症として突発的な記憶消失、状況を選ばない強烈な眠気。 などが約1ヶ月程続いてしまう。 ●詠唱『眠れ、眠れ、迷える者よ。 踊れ、踊れ、仮借(かしゃく)の夢に。 歌え、歌え、忘却の詩(うた)を。 刻め、刻め、現(うつつ)の眠り。 睡夢応探、唯無江散(すいむおうたん ゆいむこうさん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『茫漠の草木(デザートプレイン)』 | 詠唱士 |
| 植物を促成栽培する詠唱。 コレを使用した植物は成長速度が跳ね上がるが、作物の味が著しく低下し、稀に悪性の突然変異・足まで生えた食人植物を生み出してしまうと言う危険すぎる欠点を持っている。 ●詠唱『乾く大地に根を張る命、騒ぐ大気に音(ね)を借る檜。 神の理(ことわり)の中なかなかに、高々育て保護されし種子。 恵草明育、懸叢平幾(けいそうめいいく けんそうへいいく)』(叛多亜さんより) | |
| ・『滅びを告ぐ者(ドゥームセイヤー)』 | 詠唱士 |
| 攻性詠唱の一種。 破滅を予言する神ジェレムーの姿を模した犬の顔を持つ猛牛を生み出し、魔力の塊である猛牛を叩きつけて相手の防性詠唱をうち消す。 ●詠唱『全ての終焉(しゅうえん)を我は見る、破滅を統(す)べて終演(しゅうえん)を観劇(かんげき)す。 始点と終点はすなわち対なり。 そして終(つい)ゆえに輝かん。 滅路本義、越魯遜偽(めつろほんぎ えつろそんぎ)』(叛多亜さんより) | |
| ・『魔力漸増(ブースター)』 | 詠唱士 |
| 詠唱に使う魔力を強める基本的な手法。 詠唱に流れる魔力を意識し、自らの意志で広げるイメージで使用する。 基本的に『魔力漸減(サプレッサー)』で減少させた魔力を使って別の箇所を増幅させるのに使用される。(叛多亜さんより) | |
| ・『神の飛矢(フライングアロー)』 | 詠唱士 |
| 攻性詠唱の一種。 自らの周囲の魔力を尖らせて形成した矢を複数生み出し、凄まじい速度で敵に向けて飛ばす。 ●詠唱『神の怒りを光と為(な)さん、魔魅(まみ)の左柄(さがら)を我が矢と為さん。 通し砕きて貫き破れ。 蜂矢残影、劫翅反睨(ほうしざんえい ごうしはんげい)』(叛多亜さんより) | |
| ・『深水の操り糸(マインズサブコンシャス)』 | 詠唱士 |
| 小型の魔法陣の一種で、視覚情報に入れた者の無意識に訴えかけることで知らずと興味を惹きつけるようにする。 その効果から基本的に商売の人寄せなどに使われる。 ●詠唱『隠された欺瞞(ぎまん)を晒(さら)しあげん、失(な)くされた衣冠(いかん)を晴らしあげん』(叛多亜さんより) | |
| ・『度溢高亜(ミリタント)』 | 詠唱士 |
| 仕掛けられた詠唱の罠を解呪する詠唱。 ○詠唱『仕掛けられしは暗たる悪意 射かけられしは惨たる隔意 打ちかけられし願たる作為 持ちかけられし冠たる伯夷(はくい) 尾業印々、路燈琴々(おごういんいん ろとうきんきん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『忌避されし救い手(リーパーメサイア)』 | 詠唱士 |
| 地面を盛り上げて、其処より人を象った土の巨人（魔製人形(パペット)）を作り出す。 その巨体は腕だけで人間五人分の大きさを持ち、背丈は木々をも軽く凌駕する。 姿自体は神話における大地の神に仕え、魔を踏み殺したと伝えられる巨人スペランザを模している。 ●詠唱『常しえの力を乞い取りて、古の同胞(はらから)を産み落とす！ 嘆きの巨人スペランザ、いざ冥界より現れ出でて、覇光威風(はこういふう)を顕わし示せ！ 閻獣召喚、賤衆崩元！(えんじゅうしょうかん せんしゅほうがん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『暗夜の堂標(リロード)』 | 詠唱士 |
| 森や山奥などの迷いやすい状況でも目的地にたどり着くために編み出された詠唱で、目的の場所に魔力文字で刻印を刻むことで詠唱を唱えると光り輝き道標を作る。 道標には『水巣の詩(ゴットハード)』と呼ばれる合い言葉を決めておくことで複数の『暗夜の堂標』が展開しても目的の詠唱のみを抽出できる。 詠唱『迷える者に与えし灯火(ともしび)、頼れる園に慕いし篝火(した かがりび) 乱るる道への理知なる標(しるべ)、離るる貴地(きち)への未知なる調べ。 導機産賓、望来暗韻(どうきさんひん ぼうきあんいん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『Kitr mikr』 | エルリーフォン・メルドガイド・シャグラッド |
| 闇魔術の一種で周囲の人間から『見えなくなる』状態となる。 姿が消えるわけではなく、視界に入り接触も可能だが知覚することができなくする。 詠唱『mira mi ram mi ko−ti glants』(叛多亜さんより) |
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| ・『思伝の調べ(セイントヴァイタス)』 | エルリーフォン・メルドガイド・シャグラッド |
| 存在しないとされる幻の魔術で、言葉を交わすことなく相手の脳裏に直接思考を響かせる。(叛多亜さんより) | |
| ・『光鎌飛槌(ボドムリーパー)』 | エルリーフォン・メルドガイド・シャグラッド |
| 先端がくびれた棒状の光を生み出し、敵に向かって投げつける。 棒は投げた後も、使い手の意志で再び戻ってくる。 ●詠唱『血脈の越約(えつやく)は我が中ゆえに、閃光の原鉱(げんこう)は性(さが)なかるべし。 貫き通す玉の尾は、鞍抜(くらぬ)き戻す鎌の緒なり。 長摩銀臨、放魔心琳(ちょうまぎんりん ほうましんりん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『霧算の方程式(メタリオン)』 | エルリーフォン・メルドガイド・シャグラッド |
| エルリーの自作詠唱で計算式の詠唱である『液状の公式(リキッド・テンション)』の応用型。 文字列が出現し、一つ一つの文字が高速で変化して封印詠唱に対し総当たり(ブルートフォース)に合い言葉を試す。 詠唱『根元たる問いの基(もとい)、尊厳の緒異(そんげん おい)にいささかも揺るがず ここに満たすは果たすべき由来。 半地栄倶、算値麗区(はんちえいぐ さんちれいく)』(叛多亜さんより) | |
| ・『軛の石塔(ストーンタワー)』 | 王国詠唱士 |
| 相手の周囲を白い靄で包み込み、その靄がどんどん収束していき、靄が消えたときには相手を完全に石化させている。 ●詠唱『その身その足その姿、あまさず石と変えしめん。 意志を奪いし真(まこと)の片歌(かたうた)、菱(ひし)となさしめ今晴らしめん。 撫石紋正、宇易御衛(ぶせきもんせい うえきおんえい)』(叛多亜さんより) |
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| ・『疾風の舞踊(ストームウインド)』 | クラウス・マイネベルグ |
| 招風系統の魔術の一種。 自らの前方に向けて旋風を吹きつける。 ●詠唱『御名(みな)は風神オリヴィウス 其(そ)は吹きすさぶ天空の使者、すなわち疾(はや)き蒼穹(そうきゅう)の覇者。 眩きその所作(しょさ)その力、今わが前に顕(あら)わし示せ』(叛多亜さんより) | |
| ・『光龍防壁(ドラゴンウォール)』 | クラウス・マイネベルグ |
| 防壁詠唱の一種で、自身を含む一定範囲に眩い輝きを放つ壁を形成し、身を守る。 詠唱士同士の戦闘での使用を目的とした高等な魔術。 ●詠唱『光龍ボルテンダール！ 濁流にもなお煌めく汝の鱗でもって、我等に降り注ぐ災いを防げ！ 龍壁制御、嵩撃防御(りゅうへきせいぎょ すうへきぼうぎょ)』(叛多亜さんより) | |
| ・『黒幻水(ブラックウォーター)』 | クラウス・マイネベルグ |
| 地面より土の魔力を変換したことで黒く染まった魔力精製水を湧き出させる。 元々は砂漠などでの水分補給を目的とした詠唱だが、『魔力漸減(サプレッサー)』『魔力漸増(ブースター)』を組み合わせることで、吹き出す水流による水の壁として使うこともできる。 ●詠唱『命を孕(はら)むは黒の水、死の地を祓(はら)うは虚(うろ)の地図。 無味の大地抱き持つ、海の解知(かいち)砕き落つ。 黒水遼化、独粋良架(こくすいりょうか どくすいりょうか)』(叛多亜さんより) | |
| ・『叢霧の理(ホーリースモーク)』 | クラウス・マイネベルグ |
| 自作詠唱のひとつ。 杖より白い煙を吹き出させるが、短い時間で消えてしまう。 元は『幻煙の鏡(スモークミラーズ)』という詠唱の詠唱模写(インペリテリ)だが、発生が遅く、効果も短いためオリジナルより性能が悪い。 ●詠唱『煙(けむ)る世界を包むのは、白く聖なるそして美しき紛(まご)うことなき奇跡の輝きをもつ叢雲(そううん)を思わせる霧。 我の願いはすなわち、この場をその霧で包むことなり。 いざ来たれ浮遊する磨かれた瞬間の美学。 幻煙以方、厳煙意崩(げんえいいほう げんえいいほう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『重来の王妃(マーシフルフェイト)』 | クラウス・マイネベルグ |
| 助性詠唱の一種で他の詠唱を効果を強化する。 詠唱『願いと力を重ね合わせ、化外の輩(けがい やから)浅めて交わさん 協化涯層、凍過媒奏(きょうかがいそう とうかばいそう)』(叛多亜さんより) | |
| [1]『月呪(ムーンスペル)』 [2]『月音(ムーンソロウ)』 |
クラウス・マイネベルグ |
| [1]クラウスの自作詠唱で月光によって範囲内の動的魔力を無効化する力を持ち、月の満ち欠けによって効果が増減し、効果が高いほどにクラウスの負担も大きくなる。 ●詠唱『泡沫(うたかた)の歌を仮初めに染め、動たる定めを静となす 月神カグヤ、全てを見守り全てを赦()す虚空の女神よ 我が望み、我が願い、我が訴えに耳を貸したまえ もし其の光なかりせば、夜陰真(やいんまこと)に蝕まれ、福音真に失わる 陽(よう)の呪縛を逃れるために、月の瀑受(ばくじゅ)を今ここに 月の奏でる妙(たえ)なる光、我その力を借り受けて ここに奇跡を顕(あらわ)せしめん、月神カグヤの名の下に 月呪顕現 想呪具現(げつじゅけんげん そうじゅぐげん)』(叛多亜さんより) [2]クラウスの自作詠唱『月呪(ムーンスペル)』の改良型。 月光の元に周囲に存在する全ての魔力を絶対中和することで魔力によって発動するもの全てを無くす。 ただし、ただでさえ強力な『月呪』の改良型なのでその消費魔力は尋常ではないほどに高く、使い手に苦痛を与えてしまう。 ○詠唱『その身を我は与えんとす その光を我は称(たた)えんとす その明かりを我は与えんとす カグヤの慈愛、天空の遺愛(いあい) 儚き加護はまたなき愛護、揺らめく反故は煌めく統語 憎しみを慈しみ、苦しみをみな許さん 救いと佑(たす)けの現れに、我の心思(しんし)は洗われる。 真摯な声に傾聴をを、敬重の祈りを永長に。 月音流来、切音封拝(げつおんりゅうらい せつおんふうはい)』(叛多亜さんより) | |
| ・『殺威光(シン・リジィ)』 | 有翼飛虎(サイクス) |
| 有翼飛虎が使う魔獣詠唱の中でももっとも破壊力がある力。 体内にある魔力を純度の器官で濾過することにより高めて、物体を破壊するする事が可能な指向性を与えてから魔獣唸声(ガテラル・ボイス)とともに放出する。(叛多亜さんより) | |
| [1]『天地光橋陣(エデンブリッジ)』 [2]『天地光橋陣改陣(エデンブリッジ・アルカナ)』 |
サビーネ・トリス・エデルスバクス |
| [1]任意機動型閉塞結界(ディサモニア・マンディ)の一種で陣の内部にいる人間の体力と魔力を奪い続け、行動を抑制する結界。 魔力が供給され続けている限り、内部の人間は絶対に逃げられない。(叛多亜さんより) [2]任意機動型閉塞結界ディサモニア・マンディの詠唱『天地光橋陣(エデンブリッジ)』の改良型。 地面にすさまじい速度で魔術文字が浮かび上がり、その文字が規則的に並ぶことで円形を形成して個々が光を放って柱を生み出し、内部にいる者の魔力を奪い続ける。 改良型のため『天地光橋陣』よりも出力などが高いが、その分消耗も激しくなっている。 詠唱『永遠(とわ)の息吹に枯れにし花に、弧魔の奇幸(こま きゆき)を荒れにし真名に 永遠なる弧魔の異頭(いかしら)を、御柱(みはしら)とせん賢(さか)しらに 我が名はサビーネ、理(ことわり)を操り真(まこと)を見抜きすべてを欲する者なり！ 聖柱洪儀、啓衷望稀(せいちゅうこうぎ けいちゅうぼうき)！』(叛多亜さんより) | |
| ・『禍蛇の葬送(スネイクバイト)』 | サビーネ・トリス・エデルスバクス |
| 攻性詠唱の中でも危険な破壊力から十二の詠唱で制限されている禁十二階詠唱(フォビドゥン)の第四番目。 収束した魔力で黒く輝く大蛇を生み出し、全ての敵を殲滅する。 ●詠唱『その瞳、魅入るものを残らず砕き、その口、逆らうものを残らず飲み下す。 我は汝を称(たた)え、その真の名で呼ばんとす。 大地を這う禍(まが)つ神、ファビオよ。 全てを灰に帰(き)せしめ給え。 禍蛇匍進、功邪捕神(かじゃほしん こうじゃほしん)』(叛多亜さんより) | |
| ・点灯詠唱(ホーリーライト) | サビーネ・トリス・エデルスバクス |
| 杖の先端に光を灯し、周囲に暗闇を光にて照らす。 ●詠唱『黒に対するは白、闇に対するは光、叡智溢(えいちあふ)るる光にて、いざ漆黒を白く染め上げん。 白光招起、百光称貴(びゃっこうしょうき ひゃっこうしょうき)』(叛多亜さんより) | |
| ・『北翁の愁い(ラス・マース)』 | サビーネ・トリス・エデルスバクス |
| 攻性詠唱の中でも危険な破壊力から十二の詠唱で制限されている禁十二階詠唱のひとつ。 目も眩むほどの雷光が迸り、凄まじい雷音と共に稲妻が空間を光速で駆けめぐる。 ○詠唱『結わえる髪を加える網と、払える海を浚(さら)える無観(むみ)を 虚空の雲を解き置き削ぎて、大地を穿つその音(ね)を我に 雷銘頓差、灰例魂座(らいめいとんさ はいれいとんざ)』(叛多亜さんより) | |
| ・『心賞の剤源(マインドクライム)』 | ジミー・デグラス |
| 封印詠唱によって作られた暗号を解除することが可能な詠唱。 ○詠唱『隠れる購(あが)ない捲れる償い、全てはひとえに捻れる性(さが)なし。 真解疑層、凛街見操(しんかいぎそう りんがいみそう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『墓簿の層塵(ウイッチリー)』 | シャーリー・ミケランジェロ |
| 死後の世界である『地下の暗釜(デスラーシュ)』を統治しているとされている鬼神ペル・モーラを召喚する。 ●詠唱『閉じた息吹を綴(と)じ合わせ、活(い)ける茅葺(かやぶき)いざ生けん 墓に帰するはねじれし喪審(もしん)、赤を慰(い)するは削れし緒真(おしん) 死界の指揮者ペル・モーラ、汝の瞬きいざ閃かせ 故瑠応戯、疎流孟鬼(こりゅうおうぎ そりゅうもうき)』(叛多亜さんより) | |
| ・『老鎌を抱く鷹(ウィッチリー)』 | シャーリー・ミケランジェロ |
| 攻性詠唱の一種で杖に魔力を集約させて武器となる光の棒を形成する。 ○詠唱『幻なして轟くは、滅ぼし絶える愕(おどろ)きか 立ちあがり歩行(かち)はさながら夢幻 祖波恩団、藻我論願(そはおんだん もがろんだん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『Ammon Rammorna』 | ジョージ・カロドナー |
| 闇魔術の一種で、相手の魔力を予定した量まで一時的に奪う詠唱で一時的に魔力減少(ジェイデッド)のように行動不能にする。 詠唱『Mrati Traut，Ghan Hagn Nrati Sraiti，Lhan Gahn』(叛多亜さんより) | |
| ・『woqot marot』 | ジョージ・カロドナー |
| 闇魔術の中でも最大の禁忌とされる詠唱。 ジャージ自身は扱いこなすことが出来ずに、自分ごと1つの都市を消滅させてしまった。(叛多亜さんより) | |
| ・氷結結界 | ジョージ・カロドナー |
| 時間空間封印型(アンオープンド)の結界で、対象を現在の姿のままで、永い時間氷へと封じ込めるための結界。 難度が非常に高く、発明者がほとんど伝えなかったために使い手はほとんど存在しないと言われている。(叛多亜さんより) | |
| ・『灼焔の青嵐(ファイヤーウインド)』 | ターヤ・パシコスキ・トルネ |
| 紅き炎を生み出して、自らの周囲へと向けて迸らせる。 ●詠唱『「群雲(ぐんうん)焦がす怒りの焔、滅びにまろぶ愚かなるものに、等しく裁きとその断罪を！ 紅炎激迫、猛厳易爆(こうえんげきはく もうげんえきばく)！』(叛多亜さんより) |
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| ・『刀身の公矜(メタルブレイド)』 | ディーノル・バートン・カザレス |
| 攻性詠唱の中でも危険な破壊力から十二の詠唱で制限されている禁十二階詠唱(フォビドゥン)のひとつで使用者の周囲に数えきれないほどの実体化した刀剣が浮かび、それを操ることで対象を切り刻む。 ●詠唱『斬の名の下鮮血欲し、弾の名の下円月放洲刃を統べし刀神ルーレイロ、我に汝の指を与えよ 斬弾血牙、惨団悦賀(ざんだんけつが さんだんえつが)』(叛多亜さんより) | |
| ・『洪髄なる陶酔(カタクリーズム)』 | トーピア・ウェドガイ・サメット |
| 補助詠唱の一種で対象者の肉体を一時的に強化する。 ○詠唱『その身を堅き鋼となして、その威を荒き鏨(たがね)となさん あたかもそれは鉄神ヒエタラ、大地を支えし義眼の聾者(ろうしゃ) 体躯員眼、細句琴団(たいくいんがん さいくきんだん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『詠唱延長(サステイン)』 | トーピア・ウェドガイ・サメット |
| 補助詠唱の一種で杖の効果を高める響鳴機(エフェクター)に『水面の追憶(リメンバランス)』と呼ばれる魔術を組み込むことで詠唱を鍵言の直前まで記憶させ、鍵言を吹き込むことで任意のタイミングで発動可能となる。(叛多亜さんより) | |
| ・『護りの皮膜(シュラウド)』 | トーピア・ウェドガイ・サメット |
| 自作詠唱のひとつ。 自分の体を薄い防壁で包む。 性能自体はそこまで高くないが、『魔力漸増(ブースター)』と『魔力漸減()』を同時に発動して、一面の強度を大幅に高めている。 ●詠唱『その名はディサルヴォ幽玄(ゆうげん)の唄、その名はレヴァサー雄厳(ゆうげん)の旗。 いかなる声も我を揺るがせること能(あた)わず。 いかなる汚穢(おえ)も我を濁らせること能わず。 防起呑嵩、陽機尊嵩(ぼうきどんすう ようきそんすう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『陽円の架壁(ジェリコウォール)』 | トーピア・ウェドガイ・サメット |
| 防性詠唱の一種。 自分を含む一定範囲に鈍く光る壁を形成する。 障壁は可透防壁(マジックミラー)形式のため、外部から内部へは攻撃は通さないが、内部から外部への魔力は透過する性能を持つ。 この詠唱は「陽光依存」の詠唱のため、太陽の光が強ければ強いほど強度が増すが、陽光が無い夜中でもかなりの強度を持つ。 ●詠唱『我その加護を渇望せん、我その庇護(ひご)を熱望せん。 陽の統治者すなわちハンセン、汝の輝き今こそここに。 陽沙燈乱、光狭導暗(ようさとうらん こうさどうあん)』(叛多亜さんより) |
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| ・『叫びし讐言(スクリームヴェンジェンス)』 | トーピア・ウェドガイ・サメット |
| 補助詠唱の一種で受ける打撃の効果を最小限に留め、出血などによる消耗を一瞬だけ抑える。 ○詠唱『我が肉を斬る愚か者、その骨断たれる悪夢を謡(うた)え。 苦痛は自ず疎通を始め、魔通の調べを世に奏でん 魔通姶貴、矢通概儀(まつうあいぎ やつうがいぎ)』(松の字さんより) | |
| ・『言の消犯(ロスファーワーズ)』 | トーピア・ウェドガイ・サメット |
| 杖の先より直線に進む鈍い棒状の光を発し、相手にぶつける。 受けた相手は言葉を忘れて喋ることが出来なくなる。 詠唱士は言葉を紡いで詠唱を生み出すため、コレを喰らったら何もできなくなる。 ●詠唱『言の葉に宿るその御魂(みたま)、殊(こと)の破としていざ打ち砕かん。 破言蒙等、些言防孔(はごんもうとう さごんぼうこう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『理有の展詩(ファイナリーフリー)』 | ナフィン・シュミーアン・ペトルーツァ |
| ナフィンの自作詠唱で精神だけでなく物理的な領域まで対象を操ることが可能。 ●詠唱『揺れるその身ははらはらと、暮れるその日はからからと 常に全ては滔々(とうとう)と、畝(うね)にくべては濛々(もうもう)と 上下(かみしも)分ける理(ことわり)を、神しも刷(は)けて断らん。 展置輪転、円機引円(てんちりんてん えんきりんてん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『鋼の魔宴(メタルディスチャージ)』 | ナフィン・シュミーアン・ペトルーツァ |
| 攻性詠唱の一種で対象の地面を爆発させることで敵を吹き飛ばす。 ○詠唱『意志を縊死(いし)さしむるその嘆きを、破棄されし覇気に変えん。 前方へ前進せよ、後方の高峰(こうほう)を候補とし 斗砲(とほう)を揺るがす東峰に、御風(ごふう)をとどめる轟譜(ごうふ)とせん 鞭時朗編、縁字等剣(べんじろうへん えんじとうけん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『霧際の酔嘆(イントランス)』 | ムーノ・ヴェッテコート |
| 手から霧を噴き出させることで目くらましに使う。 ●詠唱『霧を生み出す紫の錐、蟻を迷わす漆黒の針 御羅晩章、本弧暗送(おんらばんしょう ほんこあんそう)』(叛多亜さんより) |
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| ・『疾走せし死走(デスレースキング)』 | ムーノ・ヴェッテコート |
| 攻性詠唱の一種で風が鳴ることで幾つもの不可視の刃が奔り、対象を切り刻むが詠唱遅延(ディレイ)が長いため実戦向きではない。 ●詠唱『薊(あざみ)を刻む細波(さざなみ)よ、番(つがい)を穿(うが)つ風上よ。 我が声我が身我が腕の、代わりとなりて仕手を討て サレンパ・クラウン・テルヴォーネン、その名は叫ぶこの場は地獄 風牙斬頭、勇場断投(ふうばざんとう ゆうばだんとう)』(叛多亜さんより) | |
| ・『灼熱の天使(バーニングエンジェル)』 | ムーノ・ヴェッテコート |
| ムーノの自作詠唱で高速連続発動型詠唱(シュラプネル)の変形で複合型詠唱(ハイブリット・セオリー)と呼ばれる詠唱でひとつひとつの詠唱を部分部分を抽出することにより火炎、府有情の刃、魔獣の形状の魔力を連続で放ち、鍵言によって一対の龍を生み出す。 ●詠唱『目眩めくは閃き、無体の謡(うたい)を追堕(ついだ)とせん 鋭利なる明裡(めいり)、心儀(しんぎ)たる琴義(きんぎ) 流るるは我は怒れる漁火(いさりび)、討たるるは在(あ)れは光れる火去(ひさ)り木 未忍網輪、戯陣蝋眠(みにんもうりん ぎじんろうみん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『氷地結河(アイスドアース)』 | ヨハン・アクセルソン・ローヴァ |
| 地面より氷柱を突き上げて対象を貫き、凍結させる。 ●詠唱『冬を圧する死滅の響き、あるいは凍れる破滅の息吹！ 極寒の獄卒モーディンよ、汝のか細く白き指先で生者を愛撫せよ！』(叛多亜さんより) | |
| ・『焔翼の天使(エンジェルクロウ)』 | ヨハン・アクセルソン・ローヴァ |
| 攻性詠唱の一種で強烈な火の玉を生成して敵に向けて叩きつける。 ○詠唱『警醒(けいせい)の打号、永逝(えいせい)の覇業 汝の失われた力を燃ゆる熱塊に変えん 由熱動宴、融滅暴全(ゆうねつどうえん ゆうめつぼうぜん)』(叛多亜さんより) | |
| ・『千光の邸体(シャイニング)』 | ヨハン・アクセルソン・ローヴァ |
| ヨハンの自作詠唱で点灯詠唱(ホーリーライト)の改良型。 杖からいくつもの光の棒を生み出すことで光らせるための職場伊那市に証明を手に入れる詠唱。 詠唱『千の線を撰し宣(せん せん)せんとす その線眩き光と変えて、散らし弾きて万夜(ばんや)をくじかん 千光明烈、減想英月(せんこうめいれつ げんそうえいげつ)』(叛多亜さんより) | |
| ・『空歪(ホラルク)』 | ヨハン・アクセルソン・ローヴァ |
| 攻性詠唱の中でも危険な破壊力から十二の詠唱で制限されている禁十二階詠唱(フォビドゥン)の第二位階。 対象の周囲空間を局地的に歪ませることで敵を押し潰す。 ○詠唱『世を蓋(がい)するは慨嘆(がいたん)の性、聖魔を問わず圧殺せん 統てを歪みの彼方へと、くべては拝み滅ぼさん 歪羅雄偽、倍派空利(わいらゆうぎ ばいはくうり)』(叛多亜さんより) | |
| ・『影落の絡見(シャドウズフォール)』 | ラムリア・ピスロメン・コティペルト |
| 幻影を生み出して他者の目を欺く詠唱。(叛多亜さんより) | |
| ・『狂える舞踏(マニアックダンス)』 | ラムリア・ピスロメン・コティペルト |
| コティペルト王家秘伝の詠唱で受けた相手を意のままに操り、尋問などが可能となる。 ●詠唱『滅せよ偽詐敵(ぎさてき)、閲(えつ)せよ御裁(みさば)き 天空統べる雄(ゆう)たる鷲よ、閃空滑るが如きの翼を 飛空号雄、威封道笈(いふうごうゆう いふうどうきゅう)』(叛多亜さんより) | |