魔空八犬伝 [必殺技辞典]

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時は戦国、各地を治める大名がしのぎを削る戦乱の時代。武士の家柄でありながら農民として暮らす少年・犬塚信乃は、謎の怪物に命を狙われる。危ういところで彼は、左眼に「仁」の珠を持つ犬山道節に助けられる。彼は、戦場に彷徨い現れるという謎の「黄金城」を手に入れ、その力を持って天下を取る野望を抱いていた。自らもまた「孝」の珠を持つ信乃は、己と黄金城の謎を解くために彼の旅に同行する。そして二人は旅の行く先で、同じく珠を持つ勇士6人に出会うことに。道節・信乃をあわせて「八犬士」と称される彼らは、黄金城及びそこに巣食う“魔空”の魔物たちと戦う定めを背負っていた。
 運命に導かれ、果てしなき戦いを繰り広げる八犬士。超人的能力を持つ彼らは、黄金城の魔物や、その力を我が物にせんとする者たちと激しい戦いを繰り広げるのだ・・・・・・・・・

作者・・・・・・・・・石川賢
単行本・・・・・・・・全5巻(文庫版全3巻)
『南総里見八犬伝』を下敷きにした時代伝記アクション漫画。作者が得意とするバイオレンス描写と、スケールの大きな設定が読者を大いに興奮させる。
また、ストーリーが暴走して支離滅裂になることが多い石川賢作品では珍しく、最初から最後まで筋の通った展開で完結している。

餓道妖接の術 童鬼
魔空八犬伝
武田忍群のひとり・童鬼が使う魔空邪法。相手の肉体と融合することで、その者を自在に操る。対象は馬でも人間でもよく、大量に融合して巨大な化け物と化す事も出来る。(ケケケさんより)

風流術 乱元坊
魔空八犬伝
八犬士のひとり・乱元坊が生まれながらに持つ力。木の枝や糸にたらした小物などを使い、目標の位置や目的地を割り出す。また、人の動きを読んだり危険を察知することもできる。空間が歪みまくっている魔空を移動するには欠かせない術である。(ケケケさんより)

こっぱみじん斬り 犬山道節
魔空八犬伝
八犬士のひとり・道節の必殺技。眼にも留まら速さで刀を振りまくり、相手を細切れにする。(ケケケさんより)

邪破烈 乱元坊
魔空八犬伝
念仏を唱えて精神を集中し、股間にある“忠”の球から力をほとばしらせて攻撃する。(ケケケさんより)

爆烈風陣 根来の羅造
魔空八犬伝
根来忍法のひとつ。頭領の羅造が羽織っている大きなマントに隠れた部下たちが、いっせいにあらわれて敵に襲い掛かる。その人数たるや10人近くにもなり、物量で敵を殲滅する。(ケケケさんより)

あやとり秘技・天の橋立 乱元坊
魔空八犬伝
魔物封じの糸で魔物を絡めとり、力を込めて引く事で切断してバラバラにする。(ケケケさんより)

波動風水の術 張犬老
魔空八犬伝
周囲から集めた気と己自身の気を結集して増幅し、一気に解き放つ。作中では軍艦の大砲に気を送り込み、巨大な魔物の群れを消し飛ばす威力を発揮した。(ケケケさんより)


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