ライトニング・ブリゲイド [必殺技辞典]

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近未来の日本。画期的なコンピューターネットワークシステム「ヒューズ」の恩恵を受け大いに繁栄していた。今やあらゆる分野でヒューズは活躍し、人々の生活になくてはならない物となっていたのである。

ヒューズシステムを使ったバーチャルリアリティRPG「ライトニング・ブリゲイド」通称“ライブリ”は、大人から子供まで大人気。暁小学校に通う小学生・松本洋太は、その「ライブリ」の小学生最強パーティー“イダテン”を率いる猛者である。彼は仲間の戦士・力造、魔道士ヒョウと共にその名声を大いに高めていた。
そんなある日、クラスの女子・川瀬真弓につき合わされてゲームを始めた一行は、“赤い牙”のカ・ギンを名乗る鉄仮面に襲われる。凄まじい実力を持つ彼からかろうじて逃げ切ったものの、仲間のひとり・力造が昏睡状態に陥ってしまった。驚く洋太達は、この“突発性昏睡症”というべき現象が、数多くのライブリゲーマーの子供たちの間に広まっていることを知るのだった。
だが、それにひるんでいる暇はない。この現象を解明し力造を救う決意をした洋太らは再びライブリを行い、あの鉄仮面カ・ギンに挑戦する。そして、健闘むなしくに追い詰められた彼らは、ある一団に助けられた。彼らの名は“稲妻の旅団(ライトニング・ブリゲイド)”。ライブリの舞台となるゲーム世界“ヒーズル”に伝わる伝説の集団であった・・・・・・

連載・・・・・・・・・週刊ヤングマガジン
作者・・・・・・・・・永福一成
単行本・・・・・・・・全3巻
ゲーム世界と現実の間を冒険するファンタジーアクション漫画。現実世界を侵食していくゲームのからくりは、大どんでん返しを見せる。

音鎖結界 稲妻の旅団
ライトニング・ブリゲイド
ヒーズルの光を司る“稲妻の旅団”の秘奥儀。四方の配置に付いた療法士たちが“歌”を歌い、術を封じる結界を張る。この結界の中では、いかなる者も術を封じられ発動できない。また、純粋な術だけでなく「法斬」「魔撃」といった魔法剣の類までも封じてしまう。防御に長けた術が多い旅団の中でも、最大級の防御術である。
“赤い牙”との最終決戦で使用し優位に立ったが、闇主と化したヒョウには通じなかった。 (ケケケさんより)

御渡りの術 稲妻の旅団
ライトニング・ブリゲイド
ヒーズルの光を象徴する”稲妻の旅団“の奥儀のひとつ。療法士4人が三角形を描いた状態で”歌“を歌い、誰かひとりを異界に送り出す。「禁忌中の禁忌」と言われる技であり、滅多なことでは使用されることはない。七戦部のひとり”風のシオン“を異界へ送り出した。
“赤い牙”が使う「贄孔開障壁」とは異なり、異界者の魂などは必要ない。その代わり旅団メンバーのほとんどはしばらく術が使えなくなる上に、術者である療法士たちはその命を削ることになる。 (ケケケさんより)

雷撃の術 稲妻の旅団
ライトニング・ブリゲイド
ヒーズルの光を代表する”稲妻の旅団“が使用する術。文字通り雷を発生させて、これを操る術である。旅団が使う術では最も初歩的なものであり、旅団を象徴する術でもある。作中では、剣士である七戦部の出番が多かったため、この術が戦闘に使用されることはほとんどなかった。 (ケケケさんより)

[1]獄天尺取鎌
[2]獄天烈撃波
[3]獄天火炎撃
[4]獄天吼虎撃
[5]獄天圧殺波
カ・ギン
ライトニング・ブリゲイド
[1]赤牙十二将のひとり、陸統将軍カ・ギンの技。愛用の大鎌“獄天”を振るい、折りたたみ式になっている柄の部分を伸ばして攻撃する。間合いを調節し、相手の不意をつくことができる。洋太に一度は致命傷を負わせた。 (ケケケさんより)

[2]赤牙十二将のひとり、陸統将軍カ・ギンが使う「魔撃」のひとつ。愛用の大鎌“獄天“を振り上げ、波動を撒き散らして攻撃する。シオンの「十字結界」に防がれてしまったため真の威力のほどは不明だが、壁や床の広範囲にヒビを入れる威力はあった。(ケケケさんより)

[3]赤牙十二将のひとり、陸統将軍カ・ギンが使う「魔撃」のひとつ。愛用の大鎌“獄天”の柄を伸ばした状態で、炎をまとわせながら振り上げる。発生した火炎は渦を巻いて標的に襲い掛かかっていく。洋太らを焼き尽くそうとしたが、シオンの「十字結界」で防がれた。(ケケケさんより)

[4]赤牙十二将のひとり、陸統将軍カ・ギンが使う「魔撃」のひとつ。波動をまとわせた“獄天”を振り下ろし、エネルギーの奔流を発生させて攻撃する。人間を軽々とふっとばす威力を持っている。 (ケケケさんより)

[5]赤牙十二将のひとり、陸統将軍カ・ギンが使う「魔撃」のひとつで、おそらくは最強の技。”獄天”に溜め込んだ大量のエネルギーを放出し、巨大な波動を形成する。シオンの「清音月牙斬」を弾き飛ばす威力を持つ。 (ケケケさんより)

[1]ダーク・スフィア
[2]ダーク・スフィア・スパイラル
ガジム
ライトニング・ブリゲイド
[1]赤牙十二将のひとり、征空王ガジムの技。両手に持った棒の間にエネルギーを蓄え、そこから球状のエネルギー塊を放つ。一発で町をも破壊するほどの威力を持っており、「ドリーム・ヴィレッジ暁」を粉砕してしまった。
本人の話によれば、“法理器版”によってかなりパワーアップしているらしい。 (ケケケさんより)

[2]赤牙十二将のひとり、征空王ガジムの技。頭上で組んだ2本の棒から、エネルギー球をいくつも作り出して攻撃する。カムナンの「吼龍雷援翔」とぶつかり合い、一方的に押し勝った。 (ケケケさんより)

吼龍雷援翔 カムナン
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、大元帥カムナンの技でおそらくは「法斬」のひとつ。七聖剣のひとつ“ドラグシール”を振るい、全身にオーラをまとわせつつ突撃する。ガジムの「ダーク・スフィア・スパイラル」とぶつかり合った結果、一方的にやられてしまった。(ケケケさんより)

エアブロウ カラ・パパゥ
ライトニング・ブリゲイド
赤牙十二将のひとり、陸魔統師カラ・パパゥの技。気をまとわせた拳を放ち、相手を吹き飛ばす。洋太をベランダから突き飛ばし、墜落させた。名前や技の様子からして、かなりの小技であると思われる。 (ケケケさんより)

ファイナル・クロウ カラ・パパゥ
ライトニング・ブリゲイド
赤牙十二将のひとり、陸魔統師カラ・パパゥの技。気を蓄えた爪を振り下ろし、巨大な爪で切りつけたようなダメージを与える。マンションをすっぱりと切り裂く威力を持っており、”風のシオン“にも大きなダメージを与えた。 (ケケケさんより)

異界開障壁 ガルベット
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、“闇のガルベット”の術。七聖剣のひとつ“暗黒剣レディ・バチスト”を地面に突き立てて呪文を唱えることで、異界との通路を開き移動する。発動に周囲の魂を集めている描写があり、基本的には「贄孔開障壁」と変わらないと思われる。
本来は“赤い牙”に属する術だが、ガルベットは闇の血を引いているので使いこなせるようだ。 (ケケケさんより)

[1]ダーク・シュトローム
[2]ダーク・ハリケーン
ガルベット
ライトニング・ブリゲイド
[1]旅団七戦部のひとり、“闇のガルベット”が使う「法斬」のひとつ。七聖剣のひとつ“暗黒剣レディ・バチスト”を地面に突き立て、柄の先から突風を巻き起こす。 かなりの威力を持っており、空中にいるものはたまらずにバランスを崩し墜落してしまう。“傀儡七傑士”のひとりを倒した。(ケケケさんより)

[2]旅団七戦部のひとり、“闇のガルベット”が使う「法斬」のひとつ。“暗黒剣レディ・バチスト”から竜巻を発生させ、敵群を巻き込み攻撃する。一斉にかかって来た魔物の群れをなぎ倒し、全滅させた。 (ケケケさんより)

エレキック・ボウル 栗田ヒョウ
ライトニング・ブリゲイド
”イダテン”の魔道士ヒョウが使う魔法。杖から電撃を放ち、球状のバリアを作り出す。並みの雑魚なら触れるだけでダメージを受けるが、赤牙十二将相手では力不足だった。 (ケケケさんより)

時間泥棒(タイムシーフ) 栗田ヒョウ
ライトニング・ブリゲイド
インターネットゲーム”ライトニング・ブリゲイド“で禁じ手になっているテクニック。他人のデータに侵入して”活動時間”を盗むことで、自分の”限界時間”を書き換えてしまう。これにより、活動制限がかかっているプレイヤーも自由にプレイすることができるようになる。
他人のデータを盗むわけだからもちろん違法であり、ゲーマー仁義にもとる行為とされている。 (ケケケさんより)

[1]マジック・スフィア
[2]マジック・ウォール
[3]マジック・ナックル
栗田ヒョウ
ライトニング・ブリゲイド
[1]”イダテン“メンバーの魔道士ヒョウが使う魔法。杖から球状の魔力を放ち、誰かひとりの防御力を高める。雑魚相手には有効なのだろうが、カ・ギンら赤牙十二将を相手取るには力不足だと思われる。 (ケケケさんより)

[2]魔道士ヒョウが使う魔法のひとつ。地面から聳え立つような魔力を発生させ、相手の攻撃を防ぐ防御壁とする。カ・ギンが投げた大鎌を弾いたので、結構な防御力を持っていると思われる。 (ケケケさんより)

[3]魔道士ヒョウが使う魔法のひとつ。杖についている玉の部分から、魔力でできた拳を打ち出して攻撃する。見た目はあまり強そうに見えないが、不意を突けばカ・ギンら赤牙十二将クラスにも効果がある。 (ケケケさんより)

LOAD 栗田ヒョウ
ライトニング・ブリゲイド
魔道士ヒョウが使う魔法のひとつ。呪文を唱え杖を振るうことで、白色と黒色の 怪鳥を二羽呼び出す。”イダテン”メンバーの足として何度も使用された。
この鳥たちにはもともと“X77−B”というアクセスコードナンバーしか設定されていなかったが、真弓の提案により”シロ””クロ“と命名された。 (ケケケさんより)

円空殺 シオン
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、“風のシオン”が使う「法斬」のひとつ。七聖剣”結晶清音“を自分の周囲に円を描くように振るい、周りの敵をなぎ払う。たかってきた大量のモンスターたちを一撃で仕留めた。 (ケケケさんより)

空壁輪 シオン
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、“風のシオン”が使う「法斬」のひとつ。縦に構えた”結晶清音“をくるりと一回転させて、敵の攻撃を防ぐ防御壁とする。自分専用の防御技であり、カ・ギンが放った「魔撃」を難なく弾いた。 (ケケケさんより)

十字結界 シオン
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、”風のシオン”の技。二本の剣を十字型に組むことで、結界壁を作り出す。一度に10人近く守れる範囲の広さと、カ・ギンの「魔撃」にビクともしない防御力を併せ持った強力な技である。 (ケケケさんより)

清音月牙斬 シオン
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、“風のシオン”が使う「法斬」のひとつ。七聖剣のひとつ“結晶清音”を振るい、三日月形の刃を大量に飛ばす。カ・ギンの「獄天圧殺波」とぶつかり合い弾かれたが、弾かれた分が異界の穴を破壊した。 (ケケケさんより)

大円殺 シオン
ライトニング・ブリゲイド
旅団七戦部のひとり、“風のシオン”が使う「法斬」のひとつ。力を溜め込んだ“結晶清音”を横に振るい、巨大な刃を生み出す。ビル五本をまとめて叩き切る威力を持っており、登場した技では最強クラスの破壊描写である。 (ケケケさんより)

ダイダルタイフーン 赤牙十二将(名称不明)
ライトニング・ブリゲイド
海の軍勢を率いる“海魔衆”のひとりが使った術。海上を覆うような巨大な竜巻をいくつも作り、海面にある物を攻撃する。自衛隊の戦艦数十隻を、一網打尽にしてしまう威力を持つ。 (ケケケさんより)

土中遁行 トゥシカ
ライトニング・ブリゲイド
傀儡王マフリフ配下、魔戦使トゥシカが使う妖術。地面をすり抜けるように地中にもぐりこむ。障害物を通過するので、逃げるのにもってこいの術である。自分自身のほかに、何人かと一緒に移動することも可能なようだ。 (ケケケさんより)

半囚魂術 トゥシカ
ライトニング・ブリゲイド
傀儡王マフリフ配下、魔戦使トゥシカが使う妖術のひとつ。相手の額に指を突っ込んで魂と接触し、その者を操り人形のようにする。魂を完全に抜き取るわけではないので、肉体を持ったまま操ることが可能である。ゲームセンター”地下迷宮“のオーナーを操った。
作中で使ったのはトゥシカだけだが、マフリフおよびその配下の者たちも使えると思われる。 (ケケケさんより)

氷塊色 トゥシカ
ライトニング・ブリゲイド
魔戦使トゥシカが使った術のひとつ。杖を横に構えた状態で冷気を呼び出し、自分達の周囲を囲むように氷の膜を張る。この膜は熱や衝撃に強く、車が吹っ飛ぶほどの爆発を受けても、内部の者には影響がない。 (ケケケさんより)

防流烈砂塵 トゥシカ
ライトニング・ブリゲイド
傀儡王マフリフ配下、魔戦使トゥシカの術。竜巻を起こして大量の砂を巻き上げ、砂嵐を作り出す。逃げるための煙幕として使用し、シオンたち旅団から逃げ切った。 (ケケケさんより)

[1]魔爪裂狐衝
[2]魔爪裂波
トゥシカ
ライトニング・ブリゲイド
[1]魔戦使トゥシカが使う技のひとつ。愛用の杖“魔爪”を振るい、エックス字型に斬りつける。描写が少ないのでよくわからないが、クリタ産業の金庫室の壁に大きな切込みを入れる威力があった。 (ケケケさんより)

[2]魔戦使トゥシカが使う技のひとつ。“魔爪”をふるって、地面を切り裂く魔力を複数放つ。クリタ産業ビルの床を裂いて迫ったが、シオンらは間一髪避けられた。 (ケケケさんより)

金縛り マーべなど
ライトニング・ブリゲイド
”赤い牙”の妖術士が使う術のひとつ。相手の動きを封じて、虜にする。妖術の基本ともいうべき術であるため、劇中に登場した妖術士はみな使用できるものと思われる。 (ケケケさんより)

滅陣 マーべ
ライトニング・ブリゲイド
傀儡王マフリフ配下、妖術士マーべの術。妖術の発動に必要な魔法陣を、一瞬のうちに消し去ってしまう。魔法陣の秘密を守るために使う術であると思われる。 (ケケケさんより)

ウルトラスーパー地摺り逆袈裟 松本洋太
ライトニング・ブリゲイド
”イダテン“の剣士・洋太が使う「法斬」のひとつ。刀を地面にすり合わせるように振るい、蓄えた波動を一気に放つ。解き放たれた波動は地面を切り裂きつつ進み、標的に大きなダメージを与える。一撃でカ・ギンを倒し、致命傷を負わせる威力があった。 (ケケケさんより)

スーパー燕返し 松本洋太
ライトニング・ブリゲイド
“イダテン”の剣士・洋太が最初に使用した「法斬」。魔力でできた刃を形成し、大きく剣を振るう。ガーゴイルの群れを一撃でなぎ払い、ガジムに致命傷を負わせる威力を持っている。
 なお、作中の技名には(仮称)が付いているが、その後正式名称はつけられなかった。 (ケケケさんより)

地摺り逆袈裟 松本洋太
ライトニング・ブリゲイド
”イダテン”の剣士・洋太が使う剣技。刀を地面にすり合わせるような体勢でしゃがみこみ、勢いをつけて跳ね上がるように切りつける。相手の胴を狙った斬撃で、直撃すれば一撃で倒すことができる。洋太が”法斬”を身につけた後は、「ウルトラスーパー地摺り逆袈裟」にパワーアップした。 (ケケケさんより)

柳生新陰流秘奥義 無刀取り 松本洋太
ライトニング・ブリゲイド
刀を無くした洋太が使おうとした剣術の技。相手の武器を素手で抑え、相手を制圧する技だと思われるが、タイミングを誤ったせいか、武器ではなく蹴りを食らう羽目に。
なお、本人によると「柳生三代の剣」を7回読んで覚えたらしい。 (ケケケさんより)

・バスター・ティル マフリフ
ライトニング・ブリゲイド
赤牙十二将のひとり、傀儡王マフリフの術。尻尾を地面に突き刺して、相手の足元から尻尾状のエネルギーを出現させる。このエネルギーは本物の尻尾のように標的を殴りつけ、結構なダメージを与えることができる。 (ケケケさんより)

贄孔開障壁 マーべ、マフリフなど
ライトニング・ブリゲイド
傀儡王マフリフとその配下の者たちが使う妖術。ヒーズルと異界を隔てる“異世界障壁”に穴を開け、お互いの行き来を可能にする。ヒーズルから異界を攻撃する”異界侵寇“を行うためには絶対必要な術である。
この術の発動には異界者の魂が大量に必要であるため、カ・ギンはせっせと異界者を刈り取っていた。 (ケケケさんより)

囚魂術 マーべ、トゥシカ、マフリフなど
ライトニング・ブリゲイド
傀儡王マフリフ配下の術士たちが使う妖術のひとつ。異界者の魂を抜き取って、術者の虜にしてしまう。一度この術にかけられると、かけた妖術士を倒し、隠し持っている魂を直接開放しなければ正常には戻らない。
「贄孔開障壁」を使うために必要な魂はこの術で集めるため、”赤い牙“がもっとも重要視している術である。 (ケケケさんより)


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