くノ一乱風帖  [必殺技辞典]

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時は江戸時代・寛永。巻島藩藩主・巻島連監は、独自の技術で開発した精力剤・“精房丹”を各地の藩に売りつけて利益を得ていた。この薬には習慣性があり、一度服用すればもはや逃れられない。その効果を利用して各地の大名を手なずけ、兵力を蓄えて幕府を倒そうというのが彼の狙いなのだ。
 一方、事態を重く見た時の老中・松平伊豆守は、忍者を送ることで巻島藩の調査と連監の暗殺を謀る。そのために伊賀より選ばれた精鋭は、若く美しい容姿と恐るべき忍法の技を持つくノ一五人組」・“伊賀乙女衆”であった・・・・・
 巻島藩に潜入し、捜査を行うくノ一たち。だが、そんな彼女らの前に、連監子飼いの忍者集団・“贄ヶ谷五人衆”が立ちはだかる。彼女らは果たして、無事に使命をまっとうして生き延びることが出来るのであろうか?

作者・・・・・・・・・・・・・山本賢治
連載・・・・・・・・・・・・・月刊ヤングヒップ
単行本・・・・・・・・・・・・全2巻
“山田風太郎の大ファン”を自称する作者による、エロティック時代劇アクション漫画。敵味方を問わず、血と内臓と愛液を溢れさせるバイオレンス描写が見所である。

[1]忍法・産毛針
[2]忍法・曼珠沙華
くノ一乱風帖
[1]伊賀乙女衆のひとり・朧の忍法。猛毒を含んだ体毛を風に乗せて流し、風下の相手に刺すことで毒を流し込む。数本も刺されば、人間を殺すほどの威力になる。(ケケケさんより)

[2]猛毒の体液を持つ体質を生かした忍法。己の血液を相手に飲ませ、強烈なその毒素で息の根を止める。朧の体液のほとんどは神経毒なので、少し触れただけでも被害は大きい。(ケケケさんより)

忍法雷丸 お乱
くノ一乱風帖
伊賀乙女衆のひとり・お乱の忍法。体内で高圧電流を発生させ、物体や敵に流し込んで攻撃する。作者によれば、最高で10万ボルトぐらい出せるらしい。(ケケケさんより)

忍法屍袖 お伽羅
くノ一乱風帖
伊賀乙女衆のひとり・お伽羅の忍法。引っぺがした死人の皮を着込むことで、その死人に成りすます。外見はまったく同一だが、女性の皮しか着られないうえに制限時間がある。(ケケケさんより)

忍法・オーロラプラズマ返し 影葉
くノ一乱風帖
伊賀乙女衆のひとり・影葉の忍法。専用の刀と極限まで鍛錬した技を振るい、あらゆるものをぶった切る。影葉の刀は固い物であればあるほど切れ味が増すが、彼女自身にしか使用できない。
技名は単行本巻末の作者解説より。漫画本編に技名が登場しなかった忍法には適当な名前がつけられているのだが、これもそのひとつである。(ケケケさんより)

忍法・春眠香 菊乃
くノ一乱風帖
伊賀乙女衆のひとり・菊乃の忍法。彼女の尿は空気に触れると瞬時に蒸発し、強力な麻酔ガスになる。人間をたやすく眠らせるほど強力だが、鼻の無い生き物には効果が無い。 (ケケケさんより)

忍法・鬼陣縛鎖 久滋方現八
くノ一乱風帖
“贄ヶ谷五人衆”のひとり・現八の忍法。袖口から大量の鎖を出し、自在に操って相手を縛り上げる。どこに隠し持っているのか、一度に数十本の鎖が出現して目標を締め上げるのである。(ケケケさんより)

[1]忍法・蛇淫結界
[2]忍法・蛇淫姦
紅蓮
くノ一乱風帖
[1]“贄ヶ谷五人衆”のひとり・ 紅蓮の忍法。大量の蛇を周囲に散らばして置き、接触した人物にたからせて捕らえる。調教された蛇たちは、捕らえた人物に快楽による拷問を仕掛けて身も心も蕩かしてしまう。お伽羅を快楽責めし、乙女衆の情報を聞き出した。
技名は単行本巻末からだが、珍しくまともな名前がつけられている。 (ケケケさんより)

[2]大量の蛇を操ることで、相手の性器を責めて異常な快楽を与える。使用前には標的にマムシをかませており、毒の苦しみと快楽の嬲りを同時に与えるおぞましい技である。 (ケケケさんより)

忍法・血方輪 鯖目軍記
くノ一乱風帖
“贄ヶ谷五人衆”のひとり・軍記の忍法。着脱可能になっている左手の義手を回転させ、それに自分の血液を付着させて投げつける。血液を自在に操る技と合わ去った義手は、円盤状の刃物と化して敵を軽々と切断する威力を発揮する。 (ケケケさんより)

忍法・溶けちゃうタレ 鳴子杖衛門
くノ一乱風帖
“贄ヶ谷五人衆”のひとり・ 杖衛門の忍法。自らの体液に触れたあらゆるものを溶かす。杖衛門の体液には強力な消化酵素と酸が混ざっており、人間なら短時間で原形をとどめないほど溶け崩れる。主にヨダレを使用するが、股間や背中からも噴出できる。
技名は単行本巻末より。 (ケケケさんより)

忍法・見たまんま 鮫顎坊
くノ一乱風帖
“贄ヶ谷五人衆”のひとり・鮫顎坊の忍法。人間をたやすく喰いちぎる強靭な顎や、刀での攻撃をもものともしない頑丈な肉体を駆使し敵と戦う。見た目からして化け物じみている鮫顎坊だが、水中から突如躍り上がるその姿はまさに“鮫”というにふさわしい。
技名は単行本巻末より。(ケケケさんより)


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