くノ一地獄変  [必殺技辞典]

TOPへ
江戸時代、寛永十五年。公儀忍び組頭の服部半蔵は、己が統率する甲賀組より三人の若者を選び出した。彼らはいずれも甲賀組きっての強者であり、本人たちもそれを自覚している自信家ぞろいである。だが頭の半蔵は、彼らには“女”を扱う術がかけていると判断しとある試練を化す。それは女ならではの忍法を操るくノ一三人衆と、甲賀の若者たちを交合争いさせることだった・・・・・
1971年『小説現代』にて掲載された山田風太郎・忍法帖短編小説シリーズのひとつ。長編『忍びの卍』の裏舞台ともいうべきストーリーとなっている。

忍法大陰体(だいいんたい) お染
くノ一地獄変
体を反り返らせて丸くなることで、自らを巨大な女性器と化す。それを見た男は言い知れぬ怪しさと淫靡さ、及びおぞましさに恐怖を覚えるのだ。(ケケケさんより)

忍法卵液逆流れ(らんえきさかながれ) 朱実
くノ一地獄変
己の卵子を愛液とともに逆流させ、男に流し込む、忍法の使用中の術者は見る見る年老いていき、最後には老婆と化すがしばらくすると元に戻る。(ケケケさんより)


TOPへ