切法師 [必殺技辞典]

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現代よりさかのぼること400〜500年前、各地で戦乱の嵐が吹き荒れていた戦国時代。人間たち争いの裏で、人間を餌食とする邪悪な”鬼”が暗躍していた。邪悪な霊体が生物に憑依して誕生する彼らは、戦乱で傷ついた人々を襲いその魂を貪っていたのである。だが、そんな鬼たちか守るため戦う者たちもいた。”切法師”と名乗る彼らは、はるか古の時代より、激しい戦いを続けてきたのである。
そんな時代を駆け抜ける少年「鼓倫太郎」は、若干15歳で切法師となった若き戦士。人々を愛する優しい心と鬼と戦う勇気を併せ持つ彼は、各地ではびこる鬼たちと戦いながら、戦士として人間として成長を遂げてゆくのだ・・・・・・

:作者・・・・・・・・中島諭宇樹
連載・・・・・・・・週刊少年ジャンプ
単行本・・・・・・全2巻
戦国時代を舞台にした妖怪アクション漫画。真っ直ぐな少年の戦いや成長を描いた、いまどき珍しいくらい少年漫画の王道をゆく作品である。それがかえってジャンプであわなかったためか、数々の伏線や未登場キャラを残して惜しくも打ち切りになってしまった。

抜魂吸鬼法 生駒狛一郎
切法師
第1話登場。生き物に憑依した”業煤徒(ゴウスト)”を引っ張り出し、自分の腕に移す。この術で倫太郎を救ったが、自分は左腕を失うことになった。

「オン・カカカビサマエイソワカ!和子を侵す悪魂を祓わん!」(ケケケさんより)

土術膿泥獄陣 膿泥児
切法師
第14話初登場。膿泥児複数が両手を合わせ、地面に円を作ることでその範囲内に泥沼を作り出す術。 この泥で相手の足場を悪くし、自分たちは得意の木をつたって、相手の頭上から自在に攻撃をおこなう。

「猿祖ノ御名ニ仇ナス者ヲ奈落ノ淵ニ導カン!!」 「オン・アミリティ・ウン・バッタ」

[1]破塁衝
[2]破塁三鈷衝
剣頭吏
切法師
[1]第8話初登場。 風の力を使って走力を上げるという単純な風術。 下半身が馬である剣頭吏が使うことで、その突進力が倍増する。

「オン・バザラヤキシャ・ウン」
「黒風ニ乗リテ破ラン 沃土守ル堅塁」

[2]第8話初登場。 兜の剣と肩当の剣先を前に向け、 そのまま「破塁衝」の走力をアップさせる術を駆使して突進をしかける。 その一撃は簡単に人間の骨を折るくらいの威力はある。(それでも軽傷らしいが・・・)

蛙飛脚(アビキャク) 鼓倫太郎
切法師
第4話に登場した風の法術。全身を風に包むことでスピードをあげ、一瞬にして移動できる。

「オン・バザラ・ヤキシャ・ウン 風の摩奈は我を誘う者にして訪う者!壁落の高さをも超えて飛ばせ我を彼方にっ!」(ケケケさんより)

閻羅槍 鼓倫太郎
切法師
第9話初登場。 火術附霊式で、槍に炎をまとわせ、対象を攻撃する。 その威力は鉄を簡単に溶解させるほどの熱量を持つ。 ただ周囲に火がないと使用できないという弱点がある。

「オン・シュチリキャロラハ・ウン・ケン・ソワカ」
「火の摩奈は我が片人(かたうど)にして好敵手」
「我閻魔の名の下 焦熱の鐇(たつき)もて 悪鬼羅刹な裁かん」

火天 龍歯縫(かてん りゅうしほう) 鼓倫太郎
切法師
第16話初登場。額部分の啓発紋を開放することで使用可能な亢霊火術。 呪を唱え、両手を組み摩奈(マナ)を集中させた状態で、一気に振り下ろすことで、 天から雷を落し対象を攻撃する。

「オン・シュチリ・キャロラハ・ウン・ケン・ソワカ!!」
「火の摩奈は我が片人にして好敵手・・・」
「オン・オンバ・ニソンバ・ウン・バザラ・ウンバッタ!!」
「霊の摩奈は我が盟主にして我が僕・・・」
「亢龍天啓を得て羅刹を滅ぼす槌(つち)と成れ!!!」

亢霊術 鼓倫太郎
切法師
啓発紋を開放することで使用できる、法術の力を強化する力の法術。この術で威力を高めた法術の威力は凄まじいが、摩奈の消費はそのぶん激しい。(ケケケさんより)

地走葬雷砲 鼓倫太郎
切法師
第3話初登場。火の法術で、 呪文を詠唱してから地面に手をつくことで、火の魔奈(マナ)を 高速でジグザグに滑らせ、目標に着弾させると同時に一気に発火させる。

「オン・シュチリ・キャロラハ・ウン・ケン・ソワカ!!」
「火の摩奈は我が片人にして好敵手・・・」
「燼(ほそくず)よ蛟となりて我が敵を焼け!!」

酉土(ユウド)引着法 鼓輪太郎
切法師
第4話に初登場した土の法術。特定の品物と持ち主の間に引力を発生させることで、その品物は持ち主の所まで飛んでいく。 第14話ではこれを応用し、自分の武器を飛び道具のように使って敵の不意を撃った。

「オン・アミリティ・ウン・パッタ 土の摩奈は我を諭す者にして問なう者・・・奈変にありや同胞の友 細風に乗りて速く我を導けっ!」

機動氷盾 十影金時(トカゲキントキ)
切法師
第11話初登場。 氷の壁を作り出し、それを移動させて対象を氷結させる氷術。

「ナウマク・サマンダ・バザラダン・カン!!」

[1]土術膿泥酷縛手(ドジュツウンデイコクバクシュ)
[2]土術膿泥奈落陣(ドジュツウンデイナラクジン)
覇奴万(ハヌマン)
切法師
[1]第15話初登場。「土術膿泥奈落陣」からの派生術といったところだろうか、 作り出した巨大な泥沼から、大量の泥の手を作り出し、相手を泥沼に引きずり込んでしまう。

[2]第15話初登場。 先に使用した膿泥児の「土術膿泥獄陣」バージョンアップで、覇奴万の奥義。 呪を唱え両手を地面につくことで、周囲一体を巨大な泥沼に変えてしまう。 その効果は「土術膿泥獄陣」の比ではなく、巨大な大木をも呑み込み、過去に数千もの軍勢を も呑み込んだという。
「オン・アミリティ・ウン・バッタ」「猿祖の御名に仇なす者を奈落の淵に誘わん!!」

[1]鋼腕裏拳
[2]鋼腕崩拳
輪仁端山(ワニズイサン)
切法師
[1]第11話初登場。片腕を鋼鉄に変えパンチを繰り出す「鋼腕崩拳」の裏拳バージョン。

[2]第11話初登場。 自身の腕を鋼鉄に変化させ、そのままパンチを繰り出す土術。 剣頭吏の鎧を簡単に貫く威力がある。

「オン・アミリティ・ウン・バッタ!!」


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