21世紀初頭。戦争と3年にも及ぶ大規模な地殻変動の末、多くの生命と秩序が奪われた。日本も例外でなく、奇怪な生物と凶暴な暴徒によって危険地帯と化していた。だが、それでも人々は暮らし、日々を生きていくのであった。 新東京にある私立逆十字学園に、転校生がやってきた。白い学ランを着込み、鋼鉄製のカバンを持つ彼の名は「葉隠覚悟」。第二次大戦中。戦略人間兵器開発のために2千人以上の捕虜を虐殺した葉隠四朗の血を引く者だ。そして彼こそは、牙無き人々を守る格闘術「零式防衛術」の継承者にして、三千の英霊と共に「強化外骨格・零」を身にまとう戦士なのだ!! だが、そんな覚悟に、実の兄である葉隠散が立ちはだかる。「人類は滅ぶべきもの」と見定めた散は、恐るべき異形の群れを率いて全ての人類を抹殺せんとしているのだ。 しかし覚悟はひるまない。彼は決して信念を折ることなく、悪鬼羅刹と戦い続けるのであった・・・・・・・ 作者・・・・・・山口貴由 連載・・・・・・週刊少年チャンピオン 単行本・・・・・・全11巻 崩壊後の東京を舞台にしたバイオレンス変身ヒーロー漫画。非常にスプラッタな絵柄ではあるが、その熱く独特な台詞回しや、個性溢れる魅力的なキャラ群により現在でも根強いファンが多い。 |
・応報 | 衛兵隊長ボルト |
不退転戦鬼軍団のひとり、ボルトの技。強化外骨格「震」の超展性を利用し、あらゆる攻撃を跳ね返して相手にダメージを与える。作中では、その名にふさわしく因果を返した。超展性チタン製の「震」だからこそできる技である。 (ケケケさんより) |
・両巨乳重爆(ダブルゼットカップボンバー) | 戦術鬼 恵魅 |
巨大な乳で相手を叩き潰す。こんな技でなら殺されても文句は言わんという人も居るかもしれん(見た目がモロに化けもんでなければの話だが・・・)(ABAYOさんより) |
・官能弛緩吐息(メロルリブレス) | 戦術鬼 恵魅 |
口から相手の平衡感覚を鈍らせる桃色のガスを吐く。(ABAYOさんより) |
・父子二重奏 | 戦術鬼 永吉 |
唾液弾と聖水弾の同時斉射。(ABAYOさんより) |
・金玉閃光(ぎょくせんこう) | 戦術鬼 永吉 |
金玉から強烈な閃光を放ち敵の目を眩ます。(ABAYOさんより) |
[1]超凝結聖水弾 [2]超凝結唾液弾 |
戦術鬼 永吉 |
[1]その名のとおり小便(精液かもしれん。どっちにしても下品だが)を凝結させ弾丸のように撃ち出す。(ABAYOさんより)
[2]その名のとおり唾液を凝結させ弾丸のように撃ち出す。(ABAYOさんより) |
・放射能閃光 | 戦術鬼 激写 |
血髑髏配下の戦術鬼・激写の技。手に持った巨大カメラから、赤血球を破壊するフラッシュを放つ。着装している覚悟にはまったく効かなかった。 (ケケケさんより) |
・13万V絶叫電撃 | 戦術鬼 毒魔愚郎 |
伸縮自在の舌で敵を絡め取り高圧電流を流して攻撃する。実際に13万Vあるのかは不明。(ABAYOさんより) |
・転移再生 | 大老・知久 |
ガラン城の大老・知久の技。肉の塊のような状態担って、遠距離に移動する。この技を使って、罪子らの前に出現した。(ケケケさんより) |
・弾吹雪 | 葉隠朧(雹) |
強化外骨格「雹」の装備による技。右手指先より、弾丸らしきものを連続発射する。「零」と覚悟を攻撃しようとした散に使い、一時怯ませた。 (ケケケさんより) |
・瞬脱装甲弾 | 葉隠 覚悟 |
強化外骨格の結合を解き、弾丸の如く瞬時に四散させる。脱出法ではあるが、密着状態であれば相手も只ではすまない。(ディードさんより) |
[1]零式積極直突撃 [2]零式超旋回 [3]零式積極重爆蹴 |
葉隠 覚悟 |
[1]凄まじい勢いで突進し拳を相手の身体深く叩き込む。常人なら即死間違いなしだが、戦術鬼 破夢子には僅かにダメージを与えただけだった(贅肉で衝撃が拡散された?)(ABAYOさんより) [2]零式防衛術の技のひとつ。空中で大回転し、勢いをつける。この状態で相手を掴めば、全長数十メートルのファイヤー腑露舞を投げ飛ばし、気絶させるほどの威力を持っている。また、ガラン城侵入の際にも使っており、勢いをつけた蹴りを出している。 散は雪山での戦いで使い、「千脚」を繰り出す前の勢いをつけている。 (ケケケさんより) [3]零式防衛術の技のひとつ。相手の腹部に、強力な飛び蹴りを叩き込む。その威力は高く、戦鬼形態となったライを悶絶させた。(ケケケさんより) |
・大義 | 葉隠覚悟 |
牙無き人を守る戦士・葉隠覚悟の必殺技。高々とジャンプした頂点から、必殺の蹴りを繰り出す。ライやボルトといった強者を倒した、彼の信念の表れとも言うべき技である。(ケケケさんより) |
・輪廻 | 葉隠覚悟 |
滅霊と化した散と霞(冥)を救うべく繰り出した零式の奥技。超凍結冷却液で凍らせた相手に突撃し、渾身のストレートパンチを放つ。正調零式四聖句「沈留清融」の声と共に繰り出された「是無の構え」から放たれ、散を霞もろとも砕け散らせた。(ケケケさんより) |
・加速削減走 | 葉隠 覚悟(零) |
敵を地面に押し付けて背部バーニアを全開し凄まじい勢いで滑走しながら相手をすり潰す。(ABAYOさんより) |
・星義 | 葉隠散 |
人類絶滅を望む現人鬼・葉隠散の必殺技。相手の腹を両拳で貫通した状態で持ち上げて、渾身のバックドロップを繰り出して地球に叩きつける。「大義」が覚悟の信念なら、この「星義」は散の信念そのものであるといえる。(ケケケさんより) |
・超冷凍塗布肘斬撃(コーティングエルボー) | 葉隠散(霞) |
強化外骨格「霞」の装備による技。霞の肘や膝部分の針を超冷凍液でコーティングし、強化外骨格を切り裂く。冷気に弱い超鋼(展性チタン合金)対策の技である。(ケケケさんより) |
・爆芯がえし | 葉隠 覚悟(零) |
爆芯靴(強化外骨格「零」の脚パーツ)からのジェット噴射を利用して飛び道具や敵本体を吹っ飛ばす。爆芯靴は普段から履いているので生身でも使用可能(むしろ生身の時よく使用している)(ABAYOさんより) |
・非致死性麻酔液射 | 葉隠覚悟(零) |
強化外骨格の装備による技のひとつ。指先から強力な麻酔液を噴射し、相手を眠らせる。体重7トンの相手を、三日間眠らせる効果があるという。戦術鬼・破夢子に使ったが、すぐに起き上がってきた。 (ケケケさんより) |
・受即昇天 | 葉隠散 |
朧との戦いで使用。自らに戦術天誅の雷を五連発して充電し、その状態で戦闘する。作中では、朧の攻撃を肘で受けその拳を砕いた体勢から発動している。 発動時のセリフ「正しいから死なない」はいろんな意味でインパクト大。(ケケケさんより) |
[1]零式心臓破裂闘気 [2]零式超吸着掌打 [3]零式螺旋波紋掌打 [4]零式奥義 鬼我一体 |
葉隠 散 |
[1]闘気を放出し相手の心臓を破裂させる。(ABAYOさんより)
[2]掌で相手の身体を吸いつけ皮膚を引き剥がしたり内臓を引きずりだしたりする。(ABAYOさんより) [3]螺旋状のエネルギーを打撃とともに叩き込む技。手足などの末端部分なら膨張して破裂、腹部に食らえば口から内臓が飛び出す。超剛球投手のフォームを模した「トルネード螺旋」、両手で放つ「諸手螺旋」など、応用が利くようだ。(ディードさんより) [4]戦術鬼の認識を侵略することにより意のままに操る。散は戦術鬼遠隔操作装置を介して使用したがこれはガラン城と逆十字学園の位置が離れていたため中継が必要だったのかもしれない。(ABAYOさんより) |
・千脚 | 葉隠散 |
朧との戦いで使った技。空中で高速の蹴りを繰り出して攻撃する。0,07秒に9連発という高速であるが、「雹」を纏った朧は全て受けきって見せた。なお、この技は空中で大回転する「超旋回」という技を放ち、その勢いを乗せた状態で使うものと思われる。 (ケケケさんより) |
・千手攪乱撃 | 葉隠 散 |
腕が無数に見えるほどのスピードで掌打を繰り出す。直接ダメージを与える技ではなく文字どおり目眩ましが目的のようである。(ABAYOさんより) |
・弾(はじき) | 葉隠 散 |
強烈な掌打を叩き込む。覚悟の「積極直突撃」に相当する技だと思われる。(ABAYOさんより) |
・冥門 | 葉隠散 |
強化外骨格の装備による技のひとつ。「霞」の肘から針を伸ばし、相手を串刺しにする。最後の力を振り絞って組討する朧の胸の部分を貫通した。(ケケケさんより) |
[1]螺旋超振動 [2]螺旋超膨張 |
葉隠 散 |
[1]掌に螺旋状の振動波を発生させ触れたものを粉砕する。螺旋とはいうが「螺旋波紋掌打」とは別系統のように思われる。(ABAYOさんより) [2]「螺旋波紋掌打」と同様螺旋状のエネルギーを掌打とともに叩き込む。こちらは全身が風船のごとく膨れ上がり最終的に爆発してしまう。むしろ後半使っていたのはこちらのような気もする。(ABAYOさんより) |
・袈裟 | 葉隠散(霞) |
雪山での覚悟との戦いで使用。強化外骨格の左肘の部分から針を出し、高速で斬りつける。覚悟や零がギリギリ避けられるという速度であり、2人?が逃げを打つしかなかったほどである。なお、散は螺旋の構えに入っているので、この技は牽制で使用したものと思われる。 (ケケケさんより) |
・戦術天誅 | 葉隠散(霞) |
強化外骨格「霞」の装備による技。頭上の気象を操作して、雷を落とす。「零」を着込んだ覚悟にダメージを与え、しばらく麻痺させるほどの威力がある。また、自らに落とし充電することで、別の技につなげることも可能である。「零」の戦術神風と対になっているのかもしれない。 (ケケケさんより) |
・閃滅 | 葉隠 散(霞) |
掌部装甲から超高熱の光弾を撃ち出し敵を焼き尽くす。昇華弾との違いはよく分からない。(ABAYOさんより) |
・弔電 | 葉隠散(霞) |
雪山での戦いで散が放った技。手のひらより電撃を発し、相手を攻撃する。覚悟を黒焦げにしたが,生きていた。戦術天誅の充電による技だと思われる。(ケケケさんより) |
・昇華弾 | 葉隠 覚悟(零)、葉隠 朧(雹) |
掌部装甲から超高熱の光弾を撃ち出し敵を焼き尽くす。(ABAYOさんより) |
・戦術神風 | 葉隠 覚悟(零)、葉隠 四郎(霆) |
左腕掌部装甲から無色無臭の強力な毒ガスを散布し周囲の敵を瞬殺する。使用時には左腰の化学兵器調合装置からチューブが伸び左腕に接続される。(ABAYOさんより) |
・超脱水燐粉 | 葉隠 覚悟(零)、葉隠 四郎(霆) |
掌部装甲から超高温の粉を散布し敵の肉体の水分を蒸発させる。(ABAYOさんより) |
・超振動 | 葉隠 覚悟、葉隠 散 |
掌に振動波を発生させ触れたものを粉砕する。強化外骨格の武器かとおもいきや零式の技だった(覚悟が生身でこの技を使用するシーンがある)(ABAYOさんより) |
・因果 | 葉隠 覚悟、葉隠 朧 |
正確には零式因果○○という(○○は身体のどの部位で放ったかによって決まる)相手の攻撃の枕を押さえて強烈なカウンターを入れる。蹴りの「因果直蹴撃」や体当たり技「因果肉弾」などバリエーション豊富だが覚悟は「因果正拳」を最も多用している。(ABAYOさんより) |
・怨霊成仏光線 | 大老・知久、葉隠散(霞) |
文字通り怨霊を成仏させる光線を発射する技。霊魂が宿っている強化外骨格には絶大な効果があり、零も一度は成仏した。もともとは強化外骨格の装備であるようだが、神獣形態の知久が使ったり、鉄球に込めて血髑髏に渡したりしている。 (ケケケさんより) |
・超凍結冷却液射 | 戦鬼ライ、葉隠散(霞)、葉隠覚悟(零) |
不退転戦鬼軍団のひとり、ライの技。腹部に巨大な発射口から、あらゆるものを凍結させる超冷却液を放出する。この技で展性チタンの展性を殺し、すかさずぶち抜くという対強化外骨格用の技である。命を懸けて使おうとしたが、覚悟相手には満足に当てられなかった。
もともとは強化外骨格の装備のようで、霞や零が使っている。 (ケケケさんより) |