JOKER [必殺技辞典]

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21世紀、月が異常接近した街・ルナシティーでは、犯罪率が異常な増加を見せていた。特に満月時は多く、満月警報(フルムーン・アラート)による警戒が呼びかけられているほどであった。だが、満月の真の恐ろしさは、その程度の物ではなかったのである・・・・。

 ルナシティーに住む リングネーム“ザ・ジョーカー”ことキッドは、悪役プロレスラー。が、彼は仕事の枠を超えてヒーロー役のレスラーをぶっ飛ばし、凶器反則何でもありの戦い方をするので、毎度毎度ちびっ子達から大ブーイングを食らっていた。マネージャーのエンジェルはそんな彼に何度も忠告するのだが、キッドは全く聞き入れようとはしなかった・・・。
 そんな2人の前にある日、“ルナシティー特犯課(LSP)”のカーミラと名乗る人物が現れる。彼女は、満月の夜に行われる異常犯罪を調査していた。実はエンジェルは、猛獣のように人間を襲う影、悪魔の如き笑い声を響かせる何者かの姿を目撃していたのだ。話を聞いたカーミラは、人が満月時に凶暴化し変貌を遂げる現象“月性変異(ルナティック=フェノメノン)”のことを語る・・・。一方、話に興味のなさそうキッドだったが、カーミラは彼もまた月に侵された人間であり、道化師の仮面の下に素顔を隠していると看破していた。
そして、次の満月。事件の目撃者であるエンジェルは、口封じをたくらむ犯人に狙われピンチに陥ってしまう。だが、まさに犯人が襲い掛からんとするその時、奇怪な笑い声と共に“正義の悪役”道化師ジョーカーが現れた!

連載・・・週刊少年ジャンプ
単行本・・全2巻
作者・・・山根和俊
悪役プロレスラーの主人公が活躍する、変身ヒーロー漫画。ジャンプ本誌では打ち切りになった。プロレスの雰囲気が他のヒーロー物とは違った様子を表していた。
なお、2巻の巻末には、特別読切バージョンが収録されている。

グランド=クロス(天体交殺法) ジョーカー(キッド)
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ジョーカー第二の必殺技。両腕は十字に組むようにして相手の首をおさえ、両足は相手の足と絡ませて極める技。鬼麿呂や保安官との戦いで使用した。腕と足で同時にかけているからついた技名だろうか? この技はフルムーン=スパイラルに次いで出番が多い。 (ケケケさんより)

スピニング=ツイスター(回転竜巻投げ) ジョーカー(キッド)
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”黒い蝶”との戦いで使用した技。相手の足を掴んで思い切り振り回し、地面に叩きつける。”黒い蝶”にはほとんど効いていなかった。最後の決めにばかり技を使うこの漫画にしては珍しく、戦いの途中で使った技である。 (ケケケさんより)

フルムーン=スパイラル(円月旋風殺) ジョーカー(キッド)
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連載の初回と最終回、さらには読みきり漫画時代から使っているジョーカー最大の必殺技。相手の首に両足を引っ掛けて高速で回転し、ねじってしまう。ちょっと残酷な、いかにも悪役らしい技である。
読みきり漫画のときは技自体は変わらないのだが、技名が「円月旋空殺」だった。 (ケケケさんより)

無重力卍固め ジョーカー(キッド)
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”黒い蝶”との戦いで勝負を決めた技。相手もろとも水中に突入し、そのまま水中で卍固めをかける。浮力で浮いているので、無重力の名がついていると思われる。 (ケケケさんより)

メテオ=インパクト ジョーカー(キッド)
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ドクタージーザスとの戦いで使用。相手の腕を交差状にして押さえつけ、そのままバックドロップをかける。この時相手の顔と向き合うように掴んでいるので、相手は顔面を地面に強打され粉砕されてしまう。 (ケケケさんより)

テキサス=エクスプレス(超特急) テキサス=カウボーイズ
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アルティメットプロレスのメインイベントで使われた技。カウボーイズのふたりが肩を組んで、相手に向かって突進する。人間を派手に吹っ飛ばす威力がある様に見えるが、技を受けたイワンが芝居でやったものと思われる。 (ケケケさんより)

蜘蛛絡 羅生門ヤシャ
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羅生門流忍術体殺法奥義。6本の腕のうち、上の2本で相手の頭、真ん中の2本で相手の両腕、下の2本で相手の足を極める。”黒い蝶”を一撃で倒す威力を持つが、ジョーカー相手に使った時は、フェイクに引っかって最後まで極め切れなかった。 (ケケケさんより)

六手獄 羅生門ヤシャ
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羅生門が最終決戦時に出した技で、おそらくは羅生門流忍術体殺法のひとつ。6本の腕のうち、上の二本で相手の足を、真ん中の二本で胸を、下の二本で腕を抑えて地面に叩きつける。ジョーカーとの戦闘直後にいきなり繰り出した。 (ケケケさんより)


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