原作:柳川茂 絵:河井ノア 発行日:2001年4月20日 発行社:いのちのことば社フォレストブックス ある日ファーマーさんの農場でじゃがいもむすめが掘り出された。 そこで彼女は「世界で一番おいしい料理になる」と宣言し、街一番のレストランの棚に置く。 しかし、オニヨンぼうやとニンジンぼうやが「カレーライスにならないか」に誘われてもじゃがいもむすめは「なりたくない」、はくさいふじんが「あなたとならおいしいシチューになれそう」に誘われてもじゃがいもむすめは「体中に牛乳がしみこむのは我慢できないから嫌」と断り、仕舞いにはキュウリだんしゃくに「サラダにならないか」と誘われても「料理なんて言えない、本当に失礼」と人(?)のことを言えないことまで言う。 他にもたまごが「オムレツ」、とうもろこしが「コーンコロッケ」、チーズが「チーズのトローリやき」と誘っても「世界一のお料理じゃない」という理由で知らん顔をする。 意地を張っている自分を鏡で見るとそこには緑の目がにょきにょき生え、新しく入ったポテト姉妹に棚から追い出されてしまう。 果たしてじゃがいもむすめはどうなるのだろうか? |
・ねこパンチ | いじわるねこ |
棚から落ちたじゃがいもむすめを追い回した挙句、この技でヒューンとゴミ捨て場に飛ばされた。(しかもそこにはゴミを漁っていたカラスが待ち受けていた) (SHOさんより) |