17世紀、フランスはガスコーニュの片田舎に住む青年シャルル・ダルタニャンは、女遊びとケンカ三昧の毎日を送っていた。ある日のこと、いつものように遊びまわっていたダルタニャンは、今は亡き父であり元フランス銃士隊隊長ベルトランを尋ねてきた少女コンスタンスに出会う。 フランス国王直属であり、人々の羨望を集める“銃士”。彼らは星座の力を秘めた奥義“星座剣(アストラクテ)”を操り、常人には及ばぬ力を発揮する。だが今や銃士は派閥に分かれ、星座剣の力の源である“星石(アストレージュ)”を巡って争っているという。その争いに巻き込まれたコンスタンスは、銃士の刺客に狙われていたのだ。とある理由から父親と銃士を憎んでいたダルタニャンだったが、彼女を襲う刺客を目の前にして、父の形見たる“オリオン座の剣”を取り戦うことを選ぶ。 こうして銃士としての第一歩を踏み出した青年シャルル・ダルタニャン。そんな彼の前に、フランス最強の“三銃士”を始め、数々の強者・強敵たちが現れる。ダルタニャンの活躍とはいかなるものか・・・・!? 原作・・・・・・井沢ひろし 漫画・・・・・・山田孝太郎 連載・・・・・・月刊少年ジャンプ フランス古典文学の傑作『三銃士』に、能力バトル要素を加えた歴史アクション漫画。人気は上々だったが、掲載紙休刊のため序盤で打ち切りになってしまった。 |
・フーディウローニュ(酔牙・ひょう炎の契) | アトス |
3銃士の一人アトスの星座剣。星石シリウスが司る大犬座の星座剣で灼熱の魔剣ケルベロスを出現させ怒りの業火により攻撃する。(ブラストさんより) |
・ラルクデトワール(星弓覇光乱舞) | シャルル・ダルタニャン |
第1話初登場。
ベテルギウスと銃士の剣が合わさった星座剣。
まずオリオンの右肩にあるベテルギウスに重い突きを繰り出し、
そこからZの字を描くようにして、更に左足のリゲルを跳ねるようにして、
最後に腰の三点を左から均等にリズム良く刻む。
これらすべての動作を一気に描くという技。
「我を護る七つの光の巨人 我汝の腕を天に刻み 銀河の矢とならん」 |
・ミル ヴィジオン(贄 貪る幻ク) | ジラール |
第2話初登場。
剣から煙を発し実体を伴った幻影を作り出すことができる。
その数は最高で数十人以上にもなる。
「怒れる精霊よ ささげし贄に舌端を震わせ 愚かな羊を紫煙に包め!」 |
・ラルクデトワールデュブル(双弓覇光乱舞) | ダルタニャン |
その名の通りラルクデトワールの派生技。通常のラルクデトワールの隙を見破られ、三銃士のアトス相手に全く歯が立たなかった絶体絶命の際に編み出した新たな星座剣。2体のオリオンをほぼ同時に出現させて攻撃する連続攻撃なので、1発目の隙を2発目でおぎなうことが可能になった。今のところ技の威力に体が持たないという弱点がある。(ブラストさんより) |
・グルマン ボルカン(牡山大蹄の晩餐) | ポルトス |
牡牛座の星座剣。星石アルデバランより発する力で銃士自らが角の生えた巨人と化す。その威力は城を丸ごと廃墟にするほどである。 「対の捩角で魔性を祓え! 掲げし蹄で愛の歌を鳴らせ! 我が体、山となりて大地を食らわん!」(ケケケさんより) |
・ベックヴォラン(黒翼骸鴉の死嘴) | スパンカー、シャルル・ダルタニャン |
第1話初登場。
星座剣の1つで、その無数の突きによって
大量のカラスたちを操り攻撃をさせる。 「宵闇に生まれし虚空の風よ 生命の光遮り その漆黒の羽に包め」 |