中世中国・宋代。由緒正しき竜使いの氏族である“拳竜氏”の血を引く劉飛鳳(リュウ・フェイオン)は、正義感と冒険心に溢れる少女。そんな彼女の元にある日、西方ペルシャからバグダードの姫君・アルナワーズが訪ねてくる。彼女の父・バクダードのカリフが宰相ザッハークによって幽閉され、彼の暴政によって民衆が苦しんでいるというのだ。古の“魔神竜”を従えるザッハークには誰も逆らえず、人々は彼の圧制を甘受するしかない。
話を聞き、持ち前の正義感と好奇心を燃え上がらせた飛鳳。魔神竜対策として天帝に封じられていた暴竜・銭塘君を仲間にし、意気揚々とペルシャ国へ向かう。その地に、想像を絶する恐るべき敵が待つことを知らず・・・・・・・ 作者・・・・・・・・・・伊藤勢 連載・・・・・・・・・・月刊コミックドラゴン 単行本・・・・・・・・・全1巻 竜使いと竜王がドタバタの活劇を繰り広げる東洋風ファンタジーアクション漫画。作者お得意のアジア的世界観で、ギャグとシリアスが混じった大冒険が展開されている。 |
・灼焔的呼気(ほのおのといき) | アジ・ダハーカ |
三つの首から一気に火炎を吐き出す。(少不さんより) |
・遠隔操作人間爆雷 | 劉飛鳳(リウ・フェイフォン) |
呪いのわら人形に火薬を仕込んで爆発させ、同時に呪った対象も爆発させる。直接呪った相手だけではなく、その周囲にいる人物も巻き込む極悪な術。作中では、囚われた者を呪って相手に手放させるという使い方をしていた。(少不さんより) |
・計都破山断(チィトゥポォシャントゥアン) | 劉飛鳳(リウ・フェイフォン) |
七星剣の力を使い、敵を切り裂く。巨竜の首を一撃で切り落とした。後で「技の名前を叫びながら戦うのはよせ!」と言われてしまった。(少不さんより) |
・縮地の法 | 劉飛鳳(リウ・フェイフォン) |
空間を曲げて長距離を短時間に進む方術。SFに出てくる「ワープ航法」とほぼ同じような物。(少不さんより) |