伝鬼活人剣  [必殺技辞典]

TOPへ
時は天正八年・戦国時代の末期。日本統一に王手を掛けた魔王・織田信長は、宿敵である一向宗の総本山・石山本願寺を大軍勢で包囲していた。本願寺第十一代法主・顕如上人はこの事態を打破すべく、さる有力大名と密約を結んだ密書を娘に持たせ、使者として迎える策をたてた。だが、その娘・美緒姫は、織田軍旗下の羽柴秀吉に捕らえられてしまう。
 この危機を、本願寺の僧侶・栄達、男装の女性剣士・静香と共に乗り越え、どうにか秀吉の手を逃れた姫はその道中で奇妙な男に出会う。自ら“天流の兵法者”を名乗るこの男の名は伝鬼。彼こそは、剣聖・塚原ト伝より新当流の奥義を伝授され、活人剣の真髄を求めて旅する無双の豪傑であった。強きをくじき弱きを守る快男児である彼は、困難な立場にある美緒姫を守るため自ら護衛役を買ってでる。だが、密書の奪取を狙う秀吉は、家臣・蜂須賀小六正勝と彼に従う忍者集団・“蜂須賀忍群”を派遣し、血で血を洗う闘いを開始したのだった・・・・・・・・
 襲い来る蜂須賀忍者と死闘を繰り広げる伝鬼とその仲間たち。戦いの果てに、彼らはどのような結末をみせるのであろうか?

原作・・・・・・・・・・・鳴海丈
作画・・・・・・・・・・・井萩寿一
連載・・・・・・・・・・・週刊少年チャンピオン
単行本・・・・・・・・・・全4巻
戦国時代を舞台にした時代アクション活劇漫画。時代劇好き小説家・鳴海丈の漫画原作デビュー作であり、作画者の初単行本作品でもある。

蜂須賀忍法≪無影刀≫ 蜂須賀小六正勝
伝鬼活人剣
蜂須賀衆頭領・蜂須賀小六の忍法。専用の三日月刀を振るうことで真空を発生させ、見えない刃と化して敵を切り裂く。(ケケケさんより)

白雷矢(びゃくらいや) 蜂須賀小六正勝
伝鬼活人剣
蜂須賀小六の究極奥義。左目に埋め込んだ金剛石に光を当て、それを一点集中することで鉄をも溶かす光線と化す。 (ケケケさんより)

真龍 伝鬼
伝鬼活人剣
天流奥義“一つの太刀”・三の型。信長との対峙で使用した技で詳細は不明だが、刀の柄で攻撃を受ける技らしい。(ケケケさんより)

幻龍 伝鬼
伝鬼活人剣
天流奥義“一つの太刀”・一の型。両手で構えた刀を高速で振るい、敵を一刀両断にする。構えは上段だが、刀自体は上段に見せかけて下段から切り上げている。(ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪万溶流≫ 暫旛(ザンバ)
伝鬼活人剣
蜂須賀五人衆のひとり・暫旛の忍法。口からあらゆる物を溶かす溶解液を噴出する。人間はおろか、岩や鉄さえもあっという間に溶かしつくす威力を持つ。喉元にある程度貯蔵しておく必要があるため、連続では使用できないのが欠点。(ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪卍飛剣≫ 死威琉怒(シールド)
伝鬼活人剣
蜂須賀五人衆のひとり・死威琉怒の忍法。卍型の巨大手裏剣を投げつけて、敵をぶった切る。岩をも切り裂く切れ味を持つ手裏剣は、ブーメランのごとく機動を操ることが可能。また、二本同時に投げることで敵に奇襲をかけることも出来る。(ケケケさんより)

銀牙流六車乱れ打ち
伝鬼活人剣
銀牙組の女忍が使った技。一度に6枚の手裏剣を投げ、敵を六方向から攻撃する。亥邑栖を攻撃したが、彼の三頭破砕棍に全て打ち落とされた。(ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪千刃殺≫ 亥邑栖(ガイオス)
伝鬼活人剣
蜂須賀五人衆のひとり・亥邑栖の忍法。全身に着込んだ黒鋼の鎧から刃を出し、空中回転しながら突撃する。 (ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪群蝕殺≫ 喪呂(モロ)
伝鬼活人剣
蜂須賀五人衆のひとり・喪呂の忍法。笛の音で大量の玉虫を操り、敵群にたからせる。この玉虫は肉食かつ獰猛で、人間でもあっという間に食い殺して骨と化す。(ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪虹舞い≫ 喪呂(モロ)
伝鬼活人剣
肉食玉虫の輝く羽の色と笛の音色を合わせることで、相手を催眠状態にして暗示をかける。倫に暗示をかけ、伝鬼一行の暗殺を仕掛けようとした。 (ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪飛断破≫ 死威琉怒(シールド)
伝鬼活人剣
卍飛剣に次いで死威琉怒が繰り出した忍法。三枚の巨大手裏剣を同時に投げ、その上に乗りながら突撃する。手裏剣は岩や大木を難なく切り裂きながら、目標に追いすがってぶった切る。(ケケケさんより)

吼龍 伝鬼
伝鬼活人剣
天流奥義“一つの太刀”・二の型。本来届かないはずの間合いに刀をとどかし、敵を切り裂く技。その原理とは、相手に間合いを測らせておいて、右腕一本で刀の柄端に持ち変えることである。この技を使用すれば、通常より一尺も間合いを伸ばして奇襲を仕掛けることができる。(ケケケさんより)

蜂須賀忍法≪妖夢陣≫ 魔蘭花(マランカ)
伝鬼活人剣
蜂須賀五人衆のひとり・魔蘭花の忍法。毛穴より、生き物の血液を吸収する効果を持つ霧を放つ。霧は魔蘭花の意のままに動き、標的にまとわりついて息の根を止める。(ケケケさんより)


TOPへ