Double+Cross [必殺技辞典]

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Double+Cross

制作会社:(有)ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(以降「F.E.A.R社」)
デザイナー:矢野俊策
イラスト:しのとうこ
コミックス:佐々木あかね
発行  :ゲーム・フィールド、角川書店/富士見書房


昨日と同じ今日
今日と同じ明日

世界は繰り返し時を刻み
変わらないように見えた

だが、人々の知らないところで

世界は大きく変貌していた
(オープニング・コミック冒頭部より抜粋)

Double Cross(ダブルクロス)…”裏切り者”の意を冠すこのゲームは、レゲネイドウイルスに感染することによって異能の力に目覚てしまった者たちの生き様を描くTRPGで、2003年初頭に発売された。
PCたちは強大な力を持つことにより人間として生きることすら間々ならず、また人間の側に立つことによって同属からも疎まれる存在とされ、どちらの側に立つことも許されずにただ大切なものたちを守り続ける…そんな哀しきドラマを描くゲームである。


【あらすじ】
今より約18年程前、ライアン・フィランダー教授率いる発掘隊が中東の某国で一つの遺跡を発見する。
その遺跡は中東の古代文明を解き明かす鍵になるとされる重要なもので、人類はその発見に一喜一憂した。

だが、発掘隊や発掘資料などを積んだ輸送機が何者かによって撃墜され、発掘隊のメンバーは行方不明、発掘資料は輸送機と共に灰になってしまう。
当時その国では内乱が発生していたが、どちらの組織にも高度一万二千メートルを飛ぶ輸送機を撃墜する手段が無いことが判明し、その犯人や目的はわからないまま、この事件は収束されつつあった。

しかし輸送機撃墜事件から3年後、その輸送機には遺跡から発掘された未知のウイルスが積まれており、そのウイルスは撃墜時の爆発によって死滅することなく、気流に乗って世界中にばら撒かれたことが判明する。
その頃、世界各地では吸血鬼騒動(オーストラリア)や天使の目撃報告(ヨーロッパ各地)など、各地で不可解な事件が起こるようになっていたが、それをウイルスと関連付けるものは殆どいなかった。

そして撃墜事件から5年後、とある研究者から世界各国へ送られた一つの論文によって事態は急展開を迎える。
その研究者の名は「アルフレッド・J・コードウェル」。彼はこの未知のウイルスを”自然の摂理に反するもの”の意をもつ「レゲネイドウイルス」と名づけ、そのウイルスが人体に及ぼす影響を示唆した上で、恐るべき事実を公表した。
それはこのウイルスが超常能力を与えるものであり、その能力を使用したものはまるでウイルスに乗っ取られたかのような以上をきたす事。
そしてその性質を利用して世界を混乱させようとするテロリスト組織が存在すること。
皮肉にも世界各地での異常事態が科学的に解明されると同時に、現在世界中がさらされている危機は歴史の表舞台へと姿を現すのだった…

そして彼は自分もそのウイルスの発症者であることを告白した上で、ウィルスに関する事件の対策とそのウィルスを利用するテロリストたちに対抗するための組織「ユニバーサル・ガーディアンズ・ネットワーク(Universal Guardians Network)」(以降「UGN」)の設立を宣言し、世界各国に協力する旨を申し出た。
その内容とは唯一つ「発症者(オーヴァード)を人間と認め、その人権を保障する」というものであった。

この論文の内容と彼の宣言にレゲネイドウィルスに関する対処法を持たない世界各国は困惑するが、増加する一途をたどるウイルス絡みの事件に彼らはUGNを頼るしかなかった。

そして時の経過と共にレゲネイドウィルスの研究は進み、またUGNの尽力によって世界は混乱することなく世界各国のウィルス対応能力も整っていった。
人類の大半はウィルスの存在するという事実を知ることなく…

【商品案内】
・「Double+Cross」
・「Double+Crossサプリメント デモンズシティ」
・「Double+Cross The 2nd Edition」
・「Double+Cross The2ndEditionサプリメント ブレイクアップ」
・「Double+Cross The2ndEditionサプリメント アルターライン」
・「Double+Cross The2ndEdition公式ファンブック ライブボックス」
・「Double+Cross The2ndEditionサプリメント コントラストサイド」
・「Double+Cross The2ndEdition追加ステージ集 アウトランド」
・「Double+Cross The2ndEditionサプリメント ラディカルドライブ」
・「Double+Cross The2ndEditionソースブック ハートレスメモリー」
・「Double+Cross The3ndEditionルールブック1」
・「Double+Cross The3ndEditionルールブック2」
・「Double+Cross The3ndEdition上級ルールブック」
・「Double+Cross The3ndEditionシナリオ集 ディープフロント」
・「Double+Cross The3ndEditionシナリオ集 ムーンレスナイト」
・「Double+Cross The3ndEditionサプリメント ラディカルドライブ」
・「Double+Cross The3ndEditionサプリメント インフィニティコード」 
・「Double+Cross The3ndEditionステージ集 ディスカラードレルム」

【その他】
●『レゲネイドウィルス』
 約18年程前に中東の某国にある遺跡から発見されたレトロウィルス(RNA[リボ核酸]の酵素からDNA[デオキシリボ核酸]を作り出す酵素を持っているウィルスで、遺伝子に干渉して書き換えを行う。一説には生物の進化を司ってきたともされる)の一種。
 ただこのウィルスが通常のレトロウィルスと異なる点は、一種類のウィルスによって引き起こされる症状が多様すぎることと、定期的に書き換えた遺伝子を元に戻して潜伏と発症を繰り返すことである。そして、DNAが書き換えられて新たなDNAが誕生する現象をコードウェル博士は『マトリクスシフト』と名づけた。
 ちなみにマトリクスシフトと同時に起こる事象を含めた変化を”異形化(イレギュライゼーション)”と言う。
 また一方、分泌される体内物質の影響によって”衝動(アージ)”と呼ばれる急激な欲望に伴う衝動に駆られる(多くの場合、破壊衝動として発現する)ことがあり、さらに感染者同士の共感能力と言うべきものにより、ウィルス能力が使用されている場所にいる場合やその目撃によって起こる衝動は通常の数倍に達する。
 大抵のレゲネイドウィルスは人間に感染するものだが、一部のウィルスは他の動物に感染したり鉱石に溶け込むものも存在する。
『ハートレスメモリー』ではレネゲイドウィルス自身が自我を持った『レネゲイドビーイング』が登場。3ndEditionではPCとして使用可能に。

●『ジャーム』
 オーヴァードが陥る状態の一種で、マトリクスシフトによる体細胞の変質時に理性を失い、その個体が今までとらなかった振る舞いをすること。
 大抵は攻撃性が増し、他の生物、特にオーヴァードに対して敵性行動を行うようになる。理性を失ってコミュニケーションが取れないため、止める方法はそのジャームを無力化するか殺すかである。

●『純血種(ピュアブリード)と混血種(クロスブリード)、三種混合種(トライブリード)』
 純血種とは「シンドローム」を一つしか持たないオーヴァードのことで、オーヴァードの中でも四分の一ほどしかいない代わりに、その能力に特化している。
 混血種とは「シンドローム」を二つ持つオーヴァードのことで、オーヴァードの中でも四分の三を占める。3ndEditionからは3つの「シンドローム」を持つ『トライブリード』も存在するようになった。
 
●『シンドローム』
 シンドロームとはレゲネイドウィルスによって発現する異能の力の種類を指す。
 その種類は多様であり、性質や所持するエフェクトも大幅に異なる。
 なお、オーヴァードのシンドロームの区別はエフェクトの発現によって判断される。
 
  • エンジェルハィロゥ

  • 光を操る能力者で、その能力は光や屈折角に関するものが殆どである。
    語源は天使が頭の上に冠しているとされる「天使の輪(エンジェルハィロゥ)」である。
    『ワタシは光。光から逃れることは、誰にもできない…』(By 白き閃光)
     
  • ブラックドッグ

  • 発電細胞と名づけられた細胞によって電気を操る能力者。
    語源はイギリスの伝承にある、雷と共に現れるとされる獣「黒妖犬(ブラックドッグ)」である。
    『大丈夫だ 俺が殺してやる…』(By "オーディンの槍"黒須左京)
      
  • ブラム=ストーカー

  • 自分の血液を自在に操る能力者で、自らの血で従者をも生み出す。
    こと従者を作り出す能力に関しては、おそらく架空の魔法でも敵うものは滅多に存在しないだろう。
    語源は「吸血鬼ドラキュラ」の著者「ブラム=ストーカー」
    『今宵は血の宴にふさわしい月が出ている』(By "狩猟者"伊達宗一)
     
  • キュマイラ

  • 自身の体を獣と化して戦う能力者で、筋力や身体機能が非常に高い。
    このゲームを代表するエフェクトで、その一撃の純粋な威力は他の追随を許さない程である。
    語源はギリシャ神話に出てくる架空の獣の名である。
    『僕は……人間だ』(By "ソニックブレード"檜山ケイト)
     
  • エグザイル

  • 身体の一部を変形させたりできる能力者で、力よりも操作性が高め。
    その不気味さからいまいち敵専門と思われがちなシンドロームだが、性能は高く、使い方によっては非常に格好良いイメージも形成できる。イメージの例としては某少年雑誌に連載中の麦藁帽子の海賊や某時代劇の仕置人などを考えればいいだろう。
    語源は古事記に登場するヒルコという神に関する記述から
    『お前を……切り裂いてやるっ!』(By "シルクスパイダー"玉野椿)
     
  • ハヌマーン

  • 速さもしくは音を操る能力に特化した能力者のこと。
    シンドローム自体の性能はいまいちだが使い勝手の良い効果を持つエフェクトが多く、他のシンドロームと組み合わせることによってその恐るべき真価を発揮する。
    語源はインドの叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する猿面の神獣。
    『絶対にアイツはこっちの世界には来させない!』(By "ファルコンブレード"高崎隼人)
     
  • モルフェウス

  • 触れているものを変化させて全く別の物を作り出すことのできる能力者。
    語源はギリシャ神話の神「モルフェウス」に関する伝承より。
    『大丈夫……武器はある……』(By "ワールウィンド"高宮梓)
     
  • ノイマン

  • 万能型で、特に情報処理能力に特化した能力者。
    1stより弱体化したものの、いまだ一部の間で最強説を囁かれるほどに凶悪なエフェクトをそれなりに所有する。特に、味方のクリティカル値低下等を含む戦闘支援においては右に出るものはいないだろう。
    語源はコンピューター演算の基本形となった論理構造。
     
  • オルクス

  • 自身の展開した領域の中で真の強さを発揮する能力者。
    語源はローマ神話における冥府の王の名である。
    『この領域の中では……俺が支配者(ルール)だ』(By "紺碧の刻印"上月司)
     
  • サラマンダー

  • 炎を操る能力者と冷気を操る能力者の総称。
    意外と良い性能の持ち主で、支援を除けば大概の状況に対応できる。
    語源はプリタニアの『動物誌』に描かれるサラマンダーの記述より
    『近寄らない方がいい 火傷じゃすまない…』(By 気高き守護者)
     
  • ソラリス

  • 様々な化学物質を操る能力者で、間接的攻撃や支援・回復を得意とする。
    1stと比べてもっとも弱体化したかもしれないシンドロームだが、ルールの穴を利用した戦法が失われただけで、支援における性能はまだまだ健在である。
    語源はとある有名なSF小説から引用されているらしい。
    『おやすみなさい……いい夢を』(By 水晶の瞳)

  • バロール

  • 魔眼などと呼ばれる球体を介して重力、果ては時間をも操る能力者のこと。
    防御能力は高いけど装甲無視攻撃を受けるととたんに弱くなってしまうのが特徴だが、《時の棺》など便利なエフェクトもそれなりに持っている。
    語源はケルト神話に登場する巨人の王である。

  • ウロボロス

  • 3rdで新登場。影を操り、他者のレネゲイドを吸収・操作しエフェクトをコピーすることのできる能力者のこと。コピー系特技が豊富で敵のエフェクトに対応した技や影を操作するエフェクトなどを使いこなす。
    語源はギリシア語の『尾を飲み込む蛇(転じて輪廻や死と再生、不老不死を指す)』から。

●『ロイスとタイタス』
 「ロイス」とは他人との絆を指す。心の拠り所であり、これがPCを人間側に留まらせている。
  ゲーム中ではクライマックスフェイズの後に行う侵食値の減少に使用されるため、これを全て失うと人間の社会へ戻ることは不可能になる。
 「タイタス」とは喪失した絆のことで、相手の死亡や裏切りなどの急激な関係変化によって変化する。
  ゲーム中では達成値の上昇やダイスの追加、蘇生、クリティカル値の減少などに使うことができ、使用されると昇華(つまり関係が消滅)する。特殊なロイスとしては侵食値の減少に使えないがキャラに特殊能力と背景を付加する『D(ディスクリプト)ロイス』、一個しかとれないが通常ロイスより高い性能を誇る『S(スペリオル)ロイス(「最も大切であるロイス=絆を示す)』、3rdで登場したジャ―ムの衝動が引き起こす超常現象を示す『E(エグゾースト)ロイス』がある。



【関連作品】
「SCAR/EDGE(スカーエッジ)」シリーズ
『ダブルクロスリプレイシリーズ』
 著者:矢野俊策、菊池たけし、稲葉義明、田中天 他
 イラスト:しのとうこ、佐々木あかね 等
 (富士見書房、ゲーム・フィールド 刊)
 「王子」ことFEAR社に所属するデザイナー・矢野俊策先生(以降、クレバー矢野)が制作した人気TRPG『Double+Cross』及びその修正版『Double+Cross The2ndEdition』のセッションをリプレイにしたもの。

【各作品紹介】
  • 『ドゥームズデイの魔獣』『クロームドーム』

  •  かわたな演じる黒須左京がいい味出している、1stルールブックに掲載されたミニリプレイ。
     続編ミニリプレイとして「クロームドーム」も出ており、地味ながらも根強い人気を持つ作品である。
     ドゥームズデイの魔獣に関しては1stのサプリメント「デモンズシティ」にて正式なリプレイに昇格し、2nd版に修正されたものがサプリメント第二弾「アルターライン」にも掲載されている。また、アルターラインではプレーヤー用参考資料として「加賀十也」と「黒須左京」のコンボデータが細かく記載されている。
     その続編であるクロームドームの方は後に追加ステージ集「アウトランド」で正式なステージに昇格した「アキハバラ」ルールを使用しており、今までの公式リプレイキャラが所狭しと出演している(秋葉原支部メイドカフェ『ゆにばーさる』の支部長は薬王寺結希)などいろんな意味でお祭り作品となっている。EXレゲネイドに侵食された上月永斗のヤカンが今後どうなるのか非常に気になるところである。
     なお、「ドゥームズデイの魔獣」のヒロインである高城穂波は1stのルールブックにパーソナリティとして紹介されている(2ndではパーソナリティとして上月兄弟やネームレス、バカップル(檜山ケイト&薬王寺結希)あたりが増えたために追いやられたものと思われる)。そして黒須左京は3rdでは一変、FHエージェント『マスターレイス14(グザイ)』として活動するようになりFH側のパーソナリティとして紹介されている。
    【Data】
    [ドゥームズデイの魔獣]
      連載雑誌:ゲーマーズ・フィールド5th season Vol.5 〜 6th season Vol.2
      掲載冊子:
       ダブルクロスサプリメント デモンズシティ
       Double+Cross The2ndEditionサプリメント アルターライン
       (ダブルクロス(1st)基本ルールブック)
       ダブルクロス・リプレイ・クロニクル 彷徨のグングニル
      イラスト:しのとうこ、佐々木あかね
    [クロームドーム]
      連載雑誌:なし(書き下ろし)
      掲載冊子:Double+Cross The2ndEditionファンブック ライブボックス 
          ダブルクロス・リプレイ・ゆにばーさる 果て無きカーニバル  
      イラスト:しのとうこ、佐々木あかね
    【プレーヤーキャラ】
     ・加賀十也[かが とおや]
      コードネーム:探求の魔獣(クエスティング・ビースト)
      プレーヤー :えんどーちん[遠藤卓司]
      シンドローム:キュマイラ/ハヌマーン
     ・久遠寺綾[くおんじ あや]
      コードネーム:
       (正式版)断罪の女神(アドラスティア)
       (アキハバラ版)沈黙系
      シンドローム:エンジェルハィロゥ/ノイマン
     ・黒須左京[くろす さきょう]
      コードネーム:
       (正式版)オーディンの槍(グングニル)
       (アキハバラ版)クール系
      プレーヤー :かわたな[田中信二]
      シンドローム:ブラックドック(ピュアブリード)
     ・鈴木和美[すずき かずみ]
      コードネーム:謎の女(パープルレイン)
      シンドローム:ブラム=ストーカー/ソラリス
    【あらすじ】
    ・ドゥームズデイの魔獣
     UGNのイリーガル(協力者)である加賀十也は、夢でもう一人の自分による殺人の場面に遭遇する。彼が十也に己の力を解放するよう語りかけると、十也の頭の中に級友の高城穂波を殺している映像が流れ込む。
     そうして目が覚め、朝食を食べに台所へやってきた当夜は、夢の中でもう一人の自分が殺していたサラリーマンの男性の惨殺事件のニュースが放送されているのを目撃し、その事実に苦悩するのであった。
     そんな事件が起こっている頃、UGNイリーガルの黒須左京は数少ない友人の葬式の場に参列していた。そこで彼は彼女の姉の弓崎かなめの様子が明らかに異常であることに気づく。そこにUGN上層部に繋がっているといわれるUGエージェント・鈴木和美が現れ、友人の死はただの自殺では無いと告げて去って言った。
     それらの事件から数日後、十也や左京が通う学校にオーヴァードを操って殺人を行っている犯人を捜索するためUGチルドレンの久遠寺綾が学校に通うのを再開し、鈴木和美が教師として潜入してくる。綾は十也に、和美は左京にこの学校で教師を務める巷で起こっているオーヴァード事件の説明と早川に接触した人間がジャーム化していることを伝える。
     そのまま授業をサボった十也は街で自分を探しに来た穂波と30代位の男がなにやら話して別れた所を見かけたとき、頭の中に「殺せ」という強い衝動が巻き起こる。何とか耐えた十也は、なにやら穂波の後を追いかける不審な男を見つける。その男は角を曲がった瞬間にワーディングエフェクトを展開し、ジャーム化して穂波を襲撃しようとし始めた。とっさに十也が間に割り込んで穂波を守ろうとした時、角から突然左京が現れて雷を投射し、ジャームを一撃の下に焼き尽くした。
     その後、左京は弓削かなめに接触しようとした際に早川と斉木という男性が接触している場面に出くわす。斉木は去り際に左京のことを“オーディンの槍(グングニル)”と呼んで去って行くのであった。直後に和美も合流し、斉木がFHのエージェントであるという情報を手に入れて早川から事情を聞き、かなめが早川を想う気持ちを斉木に早川を追い詰める道具として利用されていることを知る。すぐにかなめと穂波の元に向かうと、かなめが左京たちがやってきた頃合を見計らってワーディングエフェクトを発動し、穂波を殺そうと衝動を誘引してきた。だが、何とか衝動に耐えた彼らを見てかなめは逃走する。
     和美が記憶処理を穂波に施し、かなめが逃走したと思われる国際環境情報大学付属高等学校にたどり着いた彼らは、学校にワーディングが展開されていることに気づき、その中心点である屋上へと向かった。そこでは二体のジャームによって体を貫かれた早川と罪の意識から震えて立ち尽くすかなめ、そして嘲笑を浮かべる斉木がいた。十也達はかなめらを救うため、これ以上の被害者を増やさないために斉木との戦闘を開始する。

    ・クロームドーム
     UGNイリーガルの加賀十也と黒須左京の二人は、秋葉原で人が襲われる事件の解決のために呼び出される。
     その頃、秋葉原では近所にあるファイナルハーツの店舗から家電製品が盗まれる事件が発生していた。二人が調べていくうちに、これら2つの事件に密接な関係があることが判明してゆく。
     街で見かけた家電製品の少女を追って敵のアジトにたどり着いた二人は、これらの事件が人に使われなくなって捨てられたヤカンを筆頭とした家電製品たちによる事件なのだと知るのであった。
     こうして秋葉原の一角でEXレゲネイド化した家電製品とUGN秋葉原臨時支部の優秀なエージェントによる秋葉原の命運をかけた馬鹿馬鹿しい戦いの幕が切って下ろされるのであった。


  • 『煉獄と呼ばれた街』

  •  サプリメント「デモンズシティ」にて追加されたステージを使用したリプレイ
     本来1st版のリプレイとして書かれたものを書籍に再録する際、2nd版に書き直されたものである。
     一夜の内に魔街と化したK県の港湾都市Y市を舞台に明神リョーマたちが活躍する。
     ちなみに、レオンのプレーヤーは書籍などで公表されていないものの、過去のGFコンにて菊池たけし氏が演じていると公表されている。といっても、きくたけPLの例が増えてきた今となっては仮面やネタのすべり具合など推定可能な要素も多数見られる。
     なお、後に発売されたリプレイで咲と苗字が同一のギター少年が登場しているものの、多分関連性は無し。
    【Data】
     掲載雑誌:GF別冊4号 クールメカニクス
     掲載冊子:Double+Cross The2ndEditionサプリメント アルターライン
     イラスト:しのとうこ、佐々木あかね
    【プレーヤーキャラ】
     ・明神リョーマ[みょうじん りょうま]
      コードネーム:レッドドラゴン
      シンドローム:サラマンダー/ハヌマーン
     ・レオン・ド・サンジェルマン[れおん ど さんじぇるまん]
      コードネーム:伯爵(カウント)
      プレーヤー :菊池たけし
      シンドローム:エンジェルハィロゥ/オルクス
     ・英田言海[えいだ ことみ]
      コードネーム:パーフェクト・ブレイン
      シンドローム:オルクス/ノイマン
     ・蓮見咲[はすみ さき]
      コードネーム:スカーレットビースト
      シンドローム:ブラム=ストーカー/キュマイラ
    【あらすじ】
     ある日、GPOの研修施設が何者かに襲撃され、GPOはその捜査を開始する。
     そんな事件からしばらく後にスラムで何でも屋を営む元ライオットの少年・明神リョーマは、路地裏で少女を取り囲む複数人の男達から少女を助ける。助けた少女は8年前の震夜の際に行方不明になった幼馴染の秋月涼奈の八年前の姿そのままで、名前も彼女と全く同じだった。彼女は行かなければならないところがあると言い、リョーマはそこへ向かう際のボディーガードとして協力を申し出る。
     そのころGPO第四班の新人隊員である蓮見咲は、自発的なパトロール中に傷だらけの状態の仲間を発見する。彼はGPOの研究施設から助け出され、スラムではぐれてしまった少女のことと彼女を狙う連中の情報と一つのデータチップを彼女に渡すのであった。
     涼奈のボディーガードとして涼奈と一緒にいたリョーマの元に、ライオット時代の後輩が自分達の集会所にリョーマを出せと要求するシスターが現れたと伝えにやってきた。リョーマは涼奈のボディガードをその後輩に任せて偶然そのシスター・瀬口啓子を探しに来た天使たちの家に所属する天才少女・英田ことみと共に集会所へと向かう。だが、着いてみるとそこに広がっていたのはズタボロにされたライオットの構成員達の姿であった。
     そこにリョーマと犬猿の仲で研究施設の襲撃事件を調べるGPO第四班班長レオンが現れ、情報を得るものの考え方の違いから殴り合いの喧嘩になってそのまま喧嘩別れする。
     とりあえず二人と別れたことみの元に、データチップを持った咲が現れる。データチップを調べた二人は、その中にあった研究施設の研究情報から涼奈には強力な能力の持ち主であること、その影響で八年前から成長が止まっていることを知る。そこにリョーマと別れた咲の上司ことレオンが現れ、襲撃事件の重要参考人として二人をしょっ引こうとする。だが二人は、電話をかけようとした隙を見て逃げ出すのであった。
     レオンは一旦情報を纏めた後、咲を再び呼び出して彼女の持ちうる情報すべてを聞き出す。そこに新たな情報を手に入れたリョーマとことみも合流して四人は涼奈が向かった廃工場へと向かう。
     廃工場に向かったリョーマとことみ、咲はそこで涼奈と出会うが、そこに瀬口啓子……ロストカード達が襲撃をしかけてくる。かろうじて瀬口啓子を無力化して洗脳から開放するものの、彼女の体内から逃げ出したロストカードは自分の体が液状化している利点を生かしてそのまま地面の中へと消えてしまう。
     一旦瀬口啓子を天使たちの家に運ぶことみであったが、そこに撹乱のためにロストカードが現れる。撹乱作戦にはまってしまいながらもその場を切り抜けて涼奈の護衛に戻るリョーマたちであったが、救出中の一瞬の隙を突いてロストカードは涼奈に取り付き、逃走してしまうのだった。
     司政局のビルまで逃走してきたロストカードは涼奈の能力を使用して魔街にある全ての機械を掌握し、機械による無差別殺人とGPOなどの施設の封鎖、自分の居城を文字通り城と化すなどの行動を開始する。廃工場の敵を切り抜けて司政局にたどり着いたリョーマたちは、彼を止めて涼奈を助け出し、この騒ぎを収集するために戦闘を開始する。
     そして、苦戦しながらもリョーマの拳がロストカードを貫き、焼き尽くして見事彼を倒すことに成功する。そして助けられた涼奈も神野やレオンの取り計らいによって涼奈を回収するよう命じた司政局の目から逃がし、うまくこの場を治めたのであった。


  • 『ダブルクロスリプレイ』

  •  S=F、NWでお馴染みの菊池たけし氏が執筆する、ダブルクロスを代表する(?)リプレイ。
     主人公にして世界の守護者ダイナストの息子の檜山ケイトをめぐる一連の陰謀を描いた作品である。
     事件に絡んだとある歴史的に重要な事件等も描かれており、2ndのルールブックでは触れられていないUGN日本支部最大のクーデター事件の真相はこのリプレイを読まなければ知ることは出来ない。
     少しキャラや設定が暴走気味だが、作品としては非常に面白い(特に上月兄弟関連)ので、ダブルクロスリプレイシリーズの中ではお勧めの作品の一つといえる。
     なお、本作で人気のこいのぼりこと薬王寺結希や上月兄弟は他作品でも時々登場し、某メイドカフェで店長や従業員をやらされていたり、漫才もとい命を賭けた兄弟喧嘩を繰り広げている。3rdでは『闇に降る雪』でのクーデター事件の概要が上級ルールブックに掲載、薬王寺結希もパーソナリティとして紹介されている。また『闇に降る雪』でもしPC達が敗北してしまっていたらという『もしも』の世界を描いているのが追加ステージ『エンドライン』である。
    【Data】
     話数:全4話
     連載雑誌:なし(書き下ろし)
     ゲームマスター:菊池たけし
     イラストレータ:しのとうこ
    【プレーヤーキャラ】
     ・檜山ケイト[ひやま けいと]
      コードネーム:ソニックブレード
      プレーヤー :かわたな[田中信二]
      シンドローム:キュマイラ/ハヌマーン
     ・薬王寺結希[やこうじ ゆうき]
      コードネーム:
       (正式版)運命の導き手(フェイト・インジケーター)
       (アキハバラ版)天然系
       (通称)こいのぼり、のら支部長、はにゃー 等
      プレーヤー :藤井忍
      シンドローム:ノイマン(ピュアブリード)
      声優(ラジオ):小島めぐみ
     ・上月永斗[こうづき ながと]
      コードネーム:
       (正式版)ガンズ&ローゼス
       (アキハバラ版)伝説のコック
      プレーヤー :田中天
      シンドローム:エンジェルハィロゥ/モルフェウス
     ・上月司[こうづき つかさ]
      コードネーム:
       (正式版)紺碧の刻印(アイスブランド)
       (アキハバラ版)やんちゃ系
      プレーヤー :クレバー矢野[矢野俊策]
      シンドローム:オルクス/サラマンダー
      声優(ラジオ):矢薙直樹
    【既刊情報】
     「ダブルクロス・リプレイ 闇に降る雪 ―Queen of blue―」
     「ダブルクロス・リプレイ 聖夜に鳴る鐘 ―Dynast―」


  • 『ダブルクロスミニリプレイ 放課後の魔獣』

  •  2ndの基本ルールブックに掲載された、「ドゥームズデイの魔獣」に続くミニリプレイ。
     あくまでルール説明のためのリプレイであり、ルールの説明に必要はないがストーリー的に肝心な部分が抜けているためストーリーとしては殆ど把握できない。
     少なくとも分かっていることはラスボスがあの“ディアボロス”春日恭二で、黒幕に“マスターレイス”日下部仁がいる位である。
    【Data】
     連載雑誌:なし(書き下ろし)
     掲載書籍:Double+Cross The2ndEdition基本ルールブック
     イラストレータ:しのとうこ、佐々木あかね
    【プレーヤーキャラ】
     ・瀬戸和樹[せと かずき]
      コードネーム:黒翼の獣(レイヴンズ・クロー)
      シンドローム:エンジェルハィロゥ/キュマイラ
     ・深見真希[ふかみ まき]
      コードネーム:
      シンドローム:ノイマン(ピュアブリード)
     ・高宮梓[たかみや あずさ]
      コードネーム:ワールウィンド
      シンドローム:ハヌマーン/モルフェウス


  • 『ダブルクロスリプレイ CONTRAST SIDE』

  •  サプリメント「コントラストサイド」に掲載されたリプレイ。
     時系列的にはブレイクアップに掲載された一連のサンプルキャンペーンシナリオの少し後に位置する。
     本編で13歳ができなくとも回想シーンでは13歳の少女になっているこはまーさんの執念(笑)が光る一品。
     彼が演じた富士見桜は何故かUGN秋葉原臨時支部に出張して一つのカテゴリを築いている。
    【Data】
     連載雑誌:GF別冊7号 現在どきのRPG
     掲載冊子:Double+Cross The2ndEditionサプリメント コントラストサイド
         ダブルクロス・リプレイ・クロニクル 彷徨のグングニル
     ゲームマスター:矢野俊策
     イラストレータ:しのとうこ、佐々木あかね
    【プレーヤーキャラ】
     ・松永史郎[まつなが しろう]
      コードネーム:クリムゾンフレア
      プレーヤー :大畑顕
      シンドローム:キュマイラ/サラマンダー
     ・富士見桜[ふじみ さくら]
      コードネーム:
       (正式版)タクティカルヴォイス
       (アキハバラ版)ツンデレ系
      プレーヤー :小浜智
      シンドローム:ノイマン/ソラリス
     ・八坂十字[やさか じゅうじ]
      コードネーム:アルス・マギカ
      プレーヤー :田中天
      シンドローム:ハヌマーン/オルクス
     ・水原ハルカ/マキ[みずはら はるか/まき]
      コードネーム:レインシューター
      プレーヤー :田中信二
      シンドローム:ブラックドッグ/エンジェルハィロゥ
    【あらすじ】
      3年前、M市ではとあるオーヴァード事件が発生していた。史郎と彰人は力及ばず一体のジャームを取り逃がし、そのジャームは市街地へと逃げ込もうとする。 UGNはレゲネイドに関する情報を隠匿するためすぐ近くにあるいくつかの民家ごとそのジャームを焼き払うことを決定する。そんな中、その作戦が発動する前にジャームを仕留めるため、当時のUGNM市支部長・富士見千歳は単身ジャームに挑み、その命と引き換えにジャームを撃退して一般人への死傷者を0に抑えるのであった。
     当時、M市支部には松永史郎と佐久間彰人という二人のUGチルドレンが在籍していたが、3年前に起こったその事件をきっかけに彰人は行方を晦ませていた。だがしかし、今もM市支部でチルドレンとして活動する史郎の下に行方不明だった彰人から頼みがあるという電話を受ける。それは3 年ぶりの親友同士の再会であった。
     そんなころ、FHエージェント“マスターレイス”によって世界各地のUGNの支部が襲撃されるという事件が発生していた。マスターレイスの次の標的が日本にあるM市支部であるという情報を得たUGNは、マスターレイスという強大な敵に対抗するために支部長不在の M市支部へ新たな支部長兼切り札として八坂十字を派遣することを決定する。
     彰人と史郎が会う予定の日、かつてのM市支部長だった千歳の妹である桜は3年前に自分と史郎、彰人の三人が初めて出会った日を思い出しながら街を歩いていた。だが、ぼんやり歩いていたために路地から出てきた人にぶつかりそうになる。ぶつかる寸前に抱きとめた人を見た桜は、彼が行方不明になっていた友人の彰人であることに気づく。そこに約束を受けてやってきた史郎も合流し、近くの喫茶店でかつての友人同士いろいろな話を語りあう。そして彼は話の最後、史郎と桜にUGNをやめてほしい、せめてしばらくの間はM市支部に近寄らないでほしいと告げて去っていった。
     別れた後にそのままM市支部に向かった二人は、そこで派遣されてきた八坂十字が到着した場面に遭遇する。その十字から伝えられた情報とM市支部長代理の水原ハルカの口からM市支部にはなにやら日本史部長も把握できない情報があり、それを狙ってマスターレイスがやってくることが伝えられ、支部を挙げてその情報に関する情報を収集することとなった。
     桜の命令(笑)で彰人の情報を集める史郎と桜は、世界各地での彰人の目撃情報とマスターレイスによる支部襲撃事件の発生場所が一致するという情報を得る。彰人を信じたい史郎を尻目に、桜は彰人への疑念を募らせる。
     二人が情報を手にM市支部に戻り、十字やハルカの情報を符合させていた時、階下での物音と共に春日恭二率いるFHのエージェントたちが襲撃してくる。十字の力によってエージェントたちが返り討ちに合って春日恭二が逆上した時、彰人が現れて春日恭二に撤収するよう命令する。そして彰人は自分が現在のマスターレイスであること、3年前の悲劇を繰り返さないためにM市に存在するUGN中枢評議会(アクシズ)のキーコードを手に入れてUGNを滅ぼすことを告げて去っていった。
     その後の調査によって彰人率いるFH特殊部隊の居場所の情報を得た四人は、最後の反撃に転じるために強襲をかける。だが、そこにいたのは特殊部隊と何故かそれを率いる春日恭二だけであった。彰人にM市の壊れたメインフレームから情報を手に入れる手段があり、単身無力化したM市支部に潜入したことを知った彼らはこの場を十字とハルカに任せ、史郎と桜の二人でかつての親友である“マスターレイス”彰人を止めるためにM市支部へと向かう……


  • 『Double+Cross The2ndEdition 平安京物怪録リプレイ 京城月影抄』

  •  平安京を舞台にしたステージ「平安京物怪録」のリプレイ。
     稲葉義明氏が描く重厚な作風が平安京という舞台を歴史に見合った格調高いものに仕上げている。
     月の帝の一族の姫・十六夜姫や死してなおアーサー王の命令に従って聖杯を求める円卓の騎士ガウェイン卿などキャラの設定が一部ぶっ飛んでいるのは御愛嬌(笑)。ちなみに嵯峨童子(ガウェイン卿)はその後2ndのリプレイ『災厄の聖杯』にも登場。3rdのパーソナリティにもなっている(3rdでは『アーサー王伝説がもとになったレネゲイドビーイング』という扱いに)など時代を超えて活躍している。
    【【Data】
     掲載雑誌:GF増刊9号 ダブルクロスの風景
     収録冊子:ダブルクロス・リプレイ・ヴァリアント 消え去りし楽園
     ゲームマスター:(不明)
     リプレイ執筆 :稲葉義明
     イラストレータ:しのとうこ
    【プレーヤー】 ・山住忠朝[やまずみ ただとも]
      シンドローム:キュマイラ(ピュアブリード)
     ・十六夜姫[いざよいひめ]
      シンドローム:エンジェルハィロゥ/オルクス
     ・小野影光[おののかげみつ]
      シンドローム:ブラム=ストーカー/サラマンダー
     ・嵯峨童子(ガウェイン卿)[さがどうじ(がう゛ぇいんきょう)]
      シンドローム:ブラックドッグ/ノイマン
    【あらすじ】
     魑魅魍魎が潜みし京・平安京。近頃この都では、妙齢の姫が物の怪に襲われる事件が多発していた。
     武蔵国出身の検怪異使・山住忠朝は五条権大納言の命を受けて古くからの知り合いでもある姫君・香子の護衛をすることとなる。
     そんな事件が多発する七日月の夜、主君にして叔父でもあるアーサー王の最後の命令で聖杯探索を続けるサー・ガウェインはズタズタに四肢を引き裂かれた姫の死体を前に談笑する数名の女怪を目撃し、騎士道に基づいて成敗すべく女怪たちを追う。
     そのころ、都でも有名な化け物屋敷に住まう十六夜姫の下に、都でも有名な貴公子・光の君が迎えにやってくる。だが、その者の身からは高貴なものには似つかわしく無い匂い……血の匂いが漂っていた。


  • 『Double+Cross The2ndEdition ロストエデンリプレイ TRUE WORD』

  •  .h○ckっぽいネットゲームを舞台にしたステージ「ロストエデン」のリプレイ。
     ダブルクロスのデザイナーとして知られる矢野俊作先生が直に手がけており、同時掲載のリプレイ「京城月影抄」に比べると明るい感じに仕上がっている。
     ただ、作品の完成度は悪くないものの、プレーヤーの一人であった菊池たけしのプレーヤーとしての悪い部分がはっきりと出ているために読者からは反感の声も上がりやすい。
     なお、きくたけPC「シェフィールド」の名前の元ネタは「リ・ラスィ=シェフィールド」(From アルセイルの氷砦[S=F])、シェフィールドの血の従者カガリの名前の元ネタは「エミュレーター”星を継ぐ者”星野篝(ほしの かがり)」(From 星を継ぐ者[NW])といわれている。
    【Data】
     掲載雑誌:GF増刊9号 ダブルクロスの風景
     収録冊子:ダブルクロス・リプレイ・ヴァリアント 消え去りし楽園
     ゲームマスター:矢野俊策
     イラストレータ:ぽぽるちゃ 他
    【プレーヤーキャラ】
     ・クロウ
      ワークス:ファイター
      プレーヤー:大畑顕
      シンドローム:キュマイラ/バロール
     ・ワカバ
      ワークス:プリースト
      プレーヤー:安達洋介
      シンドローム:ソラリス/オルクス
     ・ルイボス
      ワークス:エルフ
      プレーヤー:藤村まどか
      シンドローム:ノイマン/エンジェルハィロゥ
     ・シェフィールド
      ワークス:メイジ
      プレーヤー:菊池たけし
      シンドローム:ブラム=ストーカー/エンジェルハィロゥ
      ”血の従者”名:カガリ
    【あらすじ】
     MMORPG「ダブルクロス」に初めて参加し、プリズナーとなってしまったワカバ。
     彼女はたまたまやってきた草原のエリアで、漆黒の鎧を纏ったオーキィ・クランツを見かける。彼はワカバを一瞥すると、驚きとあせり、殺意を織り交ぜた表情を瞳に浮かべて黒い球体……バグの中へと消えていった。
     そのころ、有名でも無いエリアで適当にボスキャラなどを狩っていたクロウはモンスターがまるでオーキィを追いかけるように群れになって走ってくる場面に出くわす。モンスターの群れを一蹴したクロウは、追われていた小さい妖精型のSC(システムキャラクター)・リゼと出会う。
     彼女は自分の名前以外の記憶をすべて失っており、何もすることのなかったクロウは暇つぶしとして彼女の記憶探しに付き合うことにした。
     しばらくして別の場所でボットのように黙々とモンスターを狩るエルフの少女・ルイボスの元にミルシャが現れ、このサーバの管理システムになんらかの異常が発生していることを伝えると、ノイズが強くなって消えてしまった。
     そしてそれとほぼ入れ替わるように管理者から一つのイベントの開催が伝えられた。それはオーキィの中から複数人の”魔王”を選出し、魔王役は逃げ切れば、その他のオーキィはいずれかの魔王を倒せばレアアイテムが得られるというイベントが発生する。
     街を歩いていたワカバにも同様のメールが管理者より伝えられていたが、彼女のものは他のメールと比べて少し違っていた。その最後にはこう記されていたのだ、「あなたは魔王と認定されました」と……


  • 『ダブルクロスリプレイ・オリジン』

  •  原作者自らGMとして参加しているキャンペーンで、作中で起こる一連の事件を通したUGチルドレン2人の成長を描く。一巻(2話)完結式の「また旅もの」と呼ばれる部類の話になっているのも特徴。
     「ベネット」(アリアンロッドシリーズ)等を演じてきた”Oはた”ことFEAR社員・大畑顕氏と、Double+Crossシリーズのメインイラストレーターでも有名なしのとうこ先生をW主人公に迎えている。
     第1巻発売当初こそ中の上程度の人気であったが、3巻までの独立した話をうまく4巻で収束しつつ主人公二人やそれを取り巻く個性的な人物達の内面や成長、そして彼らの人間関係から紡がれるドラマなどを見事に描ききり、また白熱したバトルなどによって完結時にはF.E.A.R.どころか日本におけるリプレイの中でも上位に位置する名作リプレイとしてその名を轟かせるほどに至った。その作品の完成度は一部のファンの間で「動画として一度見てみたい」と言わせる程である(厳密には「動画として一度見てみたいが、アニメ化することによってその価値が下がってほしくない」と言われている)
     またGMを目指すものとしては参考になるような、ルールを生かした見事な技法を多数含まれており、各種TRPGのマスタリング参考資料としても非常に優秀である。
     いろいろとトンデモ設定なキャラも多く、衛星支部長こと「大宙ヒカル」はアウトランドに掲載された遥か未来の宇宙コロニーを舞台にしたステージ「The Two Faces of Tomorrow」にほぼそのままの設定で違和感なく存在できる位である。また2巻のPC「シザーリオ」の「レネゲイドの意志」という設定は3rdでレネゲイドビーイングとして生かされ、その後のFH系サプリメントでは3巻のPC「春日怜央」の後を継いだ少女がパーソナリティとして出てくる。3rdでは隼人・椿・シザーリオの3人がパーソナリティとして紹介されている。
     なお、2006年のエンタメにて矢野俊策氏から語られた情報によると、「エンドライン」での高崎隼人はダインスレイフとして活動しているらしい。
    【Data】
     話数:全8話
     連載雑誌:なし(書き下ろし)
     ゲームマスター:矢野俊策
     イラストレータ:しのとうこ
    【プレーヤーキャラ】
    《レギュラー》
     ・高崎隼人[たかさき はやと]
      コードネーム:
       (正式版)ファルコンブレード(/破滅の剣(ダインスレイフ))
       (アキハバラ版)普通系
      プレーヤー :大畑顕
      シンドローム:モルフェウス/ハヌマーン
     ・玉野椿[たまの つばき]
      コードネーム:
       (正式版)シルクスパイダー
       (アキハバラ版)真面目系
      プレーヤー :しのとうこ
      シンドローム:エグザイル(ピュアブリード)
      声優(ラジオ):木下紗華
    《一巻》
     ・群墨応理[むらすみ おうり]
      コードネーム:永遠の少年(ピーターパン)
      プレーヤー :田中天
      シンドローム:ノイマン/ブラックドッグ
      声優(ラジオ):小島めぐみ
     ・大宙ヒカル[おおぞら ひかる]
      コードネーム:遥けき彼方より(サテライトエンジェル)
      プレーヤー :鈴吹太郎
      シンドローム:エンジェルハィロゥ/ブラックドッグ
      声優(ラジオ):小暮英麻
    《二巻》
     ・蓮見イサム[はすみ いさむ]
      コードネーム:スーパーソニック・スーパースター
      プレーヤー :かわたな[田中信二])
      シンドローム:ハヌマーン/サラマンダー
      声優(ラジオ):木下紗華
     ・星乃聖音[ほしの きよね]
      コードネーム:ヴァイオラ(/シザーリオ)
      プレーヤー :久保田悠羅
      シンドローム:バロール/オルクス
      声優(ラジオ):小島めぐみ
    《三巻》
     ・辰巳狛江[たつみ こまえ]
      コードネーム:
       (正式版)真円の狼(ムーンストラック)
       (アキハバラ版)空手系
      プレーヤー :安達洋介
      シンドローム:キュマイラ/バロール
      声優(ラジオ):小暮英麻
     ・春日怜央[かすが れお]
      コードネーム:獅子の騎士(ナイト・オブ・ライオン)
      プレーヤー :えんどーちん[遠藤卓司]
      シンドローム:オルクス/ソラリス
    《四巻(最終巻)》
     ・各巻より一名ずつ再登場(群墨応理、蓮見イサム、辰巳狛江)
    【既刊情報】
     「ダブルクロス・リプレイ・オリジン 偽りの仮面」(2005年6月)
     「ダブルクロス・リプレイ・オリジン 残酷な人形」(2005年10月)
     「ダブルクロス・リプレイ・オリジン 破滅の剣」(2006年3月)
     「ダブルクロス・リプレイ・オリジン 未来の絆」(2006年8月)


  • 『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト』

  •   1938年を舞台に悪のナチス相手に大冒険を繰り広げるステージ『ウィアードエイジ』準拠のリプレイ。ハチャメチャなキャラで知られる田中天氏をGMに快男児『天花寺 大悟』らの物語が語られる。この作品ではレネゲイドウィルスはまだ認知されておらず(存在自体は古代からあった)その力は気功や超科学、魔術など様々な形としてとらえられている。また様々なトンデモ兵器やトンデモない敵が出てくるのも特徴。数々の実在した人物や古代文明や遺跡などを背景に物語はつづられる。なおこのリプレイのPCの一人である発明少年フィン・ブースロイドは後に現在を舞台にしたリプレイ『ティーパーティーへようこそ』や 3rdの上級ルールブックで好々爺として登場している。
    【プレーヤーキャラ】
    ・天花寺 大悟(てんげいじ だいご) 『東邦の快男児』
     プレイヤー:稲葉義明
     シンドローム:キュマイラ/ハヌマーン
    ・クリステル・フォン・エッシェンバッハ 『ゲルマンの超少女』
     プレイヤー:小太刀右京
     シンドローム:ノイマン/エンジェルハィロゥ
    ・ギヨーム・ド・ノートルダム 『預言書の魔人』
     プレイヤー:細野君郎
     シンドローム:モルフェウス/サラマンダ―
    ・フィン・ブースロイド 『科学の申し子』
     コードネーム:本編:s(スモール・エス)、『ティーパーティーへようこそ』・3rd時:オールド・エス
     プレイヤー:矢野俊策
     シンドローム:ブラックドッグ
    【既刊情報】
    ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
    ダブルクロス・リプレイ・トワイライト2 熱き夕陽の快男児
    ダブルクロス・リプレイ・トワイライト3 さらば愛しき快男児
    ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・トワイライト 帰ってきた快男児 (3rd準拠の外伝で2巻と3巻の間の話)


  • 『ダブルクロス・リプレイ・アライブ』

  • 矢野俊策氏執筆のリプレイシリーズ第二弾。ダブルクロスリプレイ初「一般人だった主人公がある日突然事件に巻き込まれオーヴァードとして覚醒する」という展開で始まり、オリジン2巻の舞台となった『鳴島市』(時系列としてはオリジン終了後)を舞台に特殊な『賢者の石(レネゲイドウィルスの結晶体)』である『銀の石』と謎の男『銀目の鴉』を巡る物語が語られる。4巻巻末では『銀の石』のDロイスデータと鳴島市の詳細設定が掲載されている。
    3rd上級ルールブックではこのリプレイで起きた事件の概要が語られ、主人公『七村紫帆』に憑依した謎の存在『三郎』のようなものの設定がDロイス『奇妙な隣人』としてデータ化されている。またPCの一人『千条寺薫』とその上司でUGN評議員の『テレーズ・ブルム』は3rdでパーソナリティとして紹介されている。
    【プレーヤーキャラ】
    ・七村紫帆(ななむら しほ)
     コードネーム:白銀の剣(オートクレール)
     プレイヤー:しのとうこ
     シンドローム:キュマイラ/エンジェルハイロゥ
    ・九条柳也(くじょう りゅうや)
     コードネーム:ヴォイドスナッフ
     プレイヤー:伊藤和幸 シンドローム:バロール/ モルフェウス
    ・八重垣ミナリ(やえがき みなり)
     コードネーム:盾となる刃(ソードブレイカー)
     プレイヤー:安達洋介
     シンドローム:ブラックドッグ/サラマンダ―
    ・千条寺薫(せんじょうじ かおる)(2巻から参加)
     コードネーム:道化の真実(ホワイトフェイス)
     プレイヤー:田中信二
     シンドローム:オルクス/モルフェウス

    【既刊情報】
    『ダブルクロス・リプレイ・アライブ 覚悟の扉』
      『ダブルクロス・リプレイ・アライブ 追憶の宴』 
    『ダブルクロス・リプレイ・アライブ 因果の鏡』
    『ダブルクロス・リプレイ・アライブ 悠久の光』


  • 『ダブルクロス・リプレイ・ストライク』

  • 『異界戦記カオスフレア』の著者小太刀右京氏をGMに、そして破天荒なプレイヤー田中天氏を主人公にして『アウトランド』にある各種ステージ出身のキャラ達が共演し破天荒な物語が語られるクロスオーバー・リプレイ。「SCAR/EDGE(スカーエッジ)」・「レンタルマギカ」シリーズ の作者で元グループSNE所属の作家三田誠氏や小太刀氏の親友三輪清宗氏(レンタルマギカの魔術考証も担当)、小太刀氏の友人加納正顕氏も参加している。
    UGN のイリーガルという非日常にいながらハーレムなど自分にオイシイ非日常が来ないかと妄想していた主人公『国見以蔵』。そんなある日彼の頭に隕石が直撃(ストライク)したことから彼は『特異点』と呼ばれる存在になり、美少女科学者にその護衛者の美人傭兵・未来から来た美少女ロボ・見た目ちびっこなネトゲ廃人ドラゴンと言った美少女が押し寄せてきて大騒ぎ。しかしそれは必ずしも(以蔵にとって)楽しいものではなく、やがて彼らは『特異点』を巡る争いに巻き込まれていく。2巻以降ではもう一人の主人公『久坂勇』が登場。そして『PC番号1(主人公枠)』を巡る争いが勃発するなどメタな発言や行動が目立つのも特徴。3巻の第五話では『エンドライン』舞台になっている。そして冒険の中で個々の『守りたいもの・日常』がはっきりしていくという展開になっている。 3rdのステージ集ではこのリプレイに出てきたNPC『エルキュール・ド・サンドリヨン』がパーソナリティとして紹介されている。
    【プレーヤーキャラ】
    ・国見以蔵(くにみ いぞう)(通常ステージ出身)
     コードネーム:ブラストハンド
     プレイヤー:田中天
     シンドローム:ハヌマーン/モルフェウス
    ・マーヤ・エンテュメ―シス(『The Two Faces of Tomorrow』出身、1巻、3巻参加)
     コードネーム:時の輪廻(カーラチャクラ)
     プレイヤー:三輪清宗
     シンドローム:バロール/モルフェウス
    ・シャル(『陽炎の戦場』出身)
     コードネーム:機甲槍士(ヴァリアブル・ランサー)
     シンドローム:ノイマン/モルフェウス
    ・モルガン・ル・フェイ(『カオスガーデン』出身)
     コードネーム:湖の女王
     プレイヤー:三田誠
     シンドローム:エグザイル/キュマイラ
    ・久坂勇(くさか いさみ)(『エンドライン』出身、2・3巻登場)
     コードネーム:ブラストハンド
     プレイヤー:加納正顕
     シンドローム:ハヌマーン/ブラム=ストーカー
    【既刊情報】『ダブルクロス・リプレイ・ストライク 天からの一撃』
    『ダブルクロス・リプレイ・ストライク 天からの呼び声』
    『ダブルクロス・リプレイ・ストライク 天からの逆襲』


  • 『ダブルクロス・リプレイ・エクソダス』

  • 『アライブ』でプレイヤー参加した伊藤和幸氏をGMのリプレイシリーズ。グループSNE所属のリプレイライター藤澤さなえ(新ソード・ワールドRPGリプレイ NEXT(ぺらぺらーず)シリーズが代表作)さんが『エミリア・ラウラ』役で参加(そして3巻では主人公格に)していて、デザイナーの矢野俊策氏が初めてリプレイで主人公格のキャラ『諏訪原真也』を演じている。FH幹部『マスターファントム』によって捕獲され絶海の孤島に送られ戦闘用オーヴァード『Xナンバーズ』として改造されたPC達。彼らは奪われた日常を取り戻すため孤島から脱走(エクソダス)、迫りくる他の00ナンバー達や『マスターファントム』の魔の手と戦いながら『Xナンバーズ』が作られた理由、真也の両親の秘密、そして『マスターファントム』の真の目的に迫っていく。しかしそのさなか主人公真也が『マスターファントム』(のクローン)との死闘でジャ―ム化するというダブルクロス・リプレイ始まって以来の緊急事態に(PCのジャ―ム化自体は前にもあったが単発キャラだったり覚悟の上だったりしたので大した問題にならなかった)。その結果最終巻では『ジャ―ム化した真也をどうすれば救えるのか』というのが大きなテーマになり、最終的に行われた真也の救済法とその影響(詳しいことはネタバレの為書かないがジャ―ムからオーヴァードに戻したのではない)が3rdでのトライブリード発生の要因になったのではないかという考察が3rd上級ルールブックでされている。クライマックスではレネゲイド流出のきっかけである『18年前のレネゲイドウィルス発見と輸送機撃墜事件』の真相の一部が(あくまでエクソダスでの真相と但し書きがあるが)語られている。 PCの一人『アイヴィ・ノールズ』は3rdでパーソナリティとして紹介されている。
    【プレーヤーキャラ】
    ・諏訪原真也(すわばら しんや)(1・2巻のみ、3巻ではNPC扱い)
     コードネーム:X09
     プレイヤー:矢野俊策
     シンドローム:バロール/ブラッグドッグ
    ・エミリア・ラウラ
     コードネーム:X08/死の導き手(デスコンダクター)
     プレイヤー:藤澤さなえ
     シンドローム:ノイマン/モルフェウス
    ・アイヴィ・ノールズ
     コードネーム:X05/シルフィード
     プレイヤー:しのとうこ
     シンドローム:ハヌマーン/エンジェルハイロゥ
    ・ガブリエル・ガルシア
     コードネーム:X02/サンドマン
     プレイヤー:鈴吹太郎
     シンドローム:モルフェウス/ブラックドッグ
    ・グレムリン(3巻のみ参加)
     コードネーム:X00/グレムリン
     プレイヤー:矢野俊策
     シンドローム:ブラックドッグ/オルクス
    【既刊情報】
    『ダブルクロス・リプレイ・エクソダス 悲しきランナウェイ』
    『ダブルクロス・リプレイ・エクソダス2 愛しきプレシャスタイム』
    『ダブルクロス・リプレイ・エクソダス3 懐かしきデイリーライフ』
     

  • 『災厄の聖杯』

  • 『アキハバラ』ステージを舞台にしたリプレイ第二段。伊藤和幸氏GMで『ラディカルドライブ』に掲載されている『シナリオクラフト』システムを使いプレイ中にシナリオを創っていくリプレイが掲載されている。無印主人公の檜山ケイトと『京城月影抄』の嵯峨童子という時代を超えた共演が特徴的。
    【プレーヤーキャラ】(今回初登場のキャラのみ)
    ・頚城智世(くびき ちせ)
     コードネーム:暗い日曜日(ラストソング)
     プレイヤー:すがのたすく
     シンドローム:ハヌマーン/ソラリス
    ・神城日向(かみしろ ひなた)
     プレイヤー:矢野俊策
     シンドローム:ソラリス/オルクス 
    収録冊子:ゲーマーズ・フィールド別冊・矢野俊策の事件簿 
    ダブルクロス・リプレイ・ゆにばーさる 果て無きカーニバル


  • ティーパーティーへようこそ

  • 『アキハバラ』ステージを舞台にしたリプレイ第三段。無印のヒロインにして秋葉原支部長『薬王寺結希』役の藤井忍さんが初GMを務め、『オリジン』主人公『高崎隼人』とすっかり老人になった『トワイライト』のキャラ『フィン・ブースロイド』の二人だけをPCに、謎のメイド喫茶と『マンドラゴラ』の謎を追う物語。
    『アキハバラ』ステージが舞台のリプレイを収録した『ダブルクロス・リプレイ・ゆにばーさる 果て無きカーニバル』のために書き下ろされた。


  • 『ダブルクロス・リプレイ・ジパング

  • 田中天氏GMのリプレイ第二弾にして2nd時代最後のリプレイシリーズ。もう一つの戦国時代(本作オリジナルで『平安京物怪録』のデータを流用)に飛ばされた女子高生が仲間たちと共に第六天魔王・織田信長率いる『魔界十字軍』と戦う。最大の特徴は戦国時代の武将たちが西洋の神々と合体したトンチキキャラと化していること。『ヴィーナス謙信』だの『ファラオ信玄』だのかなりあれな敵たちがぞろぞろというかなりしょうもない(注:誉めてます)話でもある。
    【既刊情報】
    『ダブルクロス・リプレイ・ジパング 戦国ラグナロク』
    『ダブルクロス・リプレイ・ジパング2 日ノ本ビッグバン』


  • 『ダブルクロス・リプレイ・ジェネシス

  • ダブルクロス The 3rd Edition初リプレイシリーズ(GMは伊藤和幸氏)。ある日突然オーヴァードになった少女『敷島あやめ(PL:藤井忍)』とUGNチルドレン『陸原コウ(PL:矢野俊策)』を主人公に、『マスターレイス』の一人である謎の少年カイン・コードウェルとの因縁や彼らの隠された過去に関する陰謀などの物語が語られる。プレイヤーの一人として『火の国、風の国物語』の作者師走トオル氏が参加、『正義』を愛する弁護士『神月正義』を演じた。
    【既刊情報】
    『ダブルクロスThe3rdEditionリプレイ・ジェネシス(1)放課後のアルテミス』
    『ダブルクロスThe3rdEditionリプレイ・ジェネシス(2)日常のボーダーライン』
    ダブルクロスThe3rdEditionリプレイ・ジェネシス(3)断罪のジャスティス』
    『ダブルクロスThe3rdEditionリプレイ・ジェネシス(4)創世のメモリアル』


  • 『Rabid Dog crying

  • 『ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・クロニクル 彷徨のグングニル』収録の3rd準拠のリプレイ(GMは矢野俊策氏)。FHで『マスターレイス』の一人となった黒須左京、そんな彼が遭遇した事件を通して左京がFHに転向した理由である残酷な事件・今の彼の信念が語られる。プレイヤー二人のみ・FHキャラのみ・黒幕が一般人であるなど極めて異例のリプレイになっている。ちなみに『彷徨のグングニル』収録の他の作品は左京が初登場した1st Editionの『ドゥームズデイの魔獣』・かつての『マスターレイス』が登場する2nd Editionの『Contrast Side』となっている。
    【プレーヤーキャラ】
    ・黒須左京(くろす さきょう)
     コードネーム:マスターレイス14(グザイ)
     プレイヤー:田中信二
     シンドローム:ブラックドッグ
    ・アリサ・トツカ
     コードネーム:始末屋
     プレイヤー:大畑顕
     シンドローム:モルフェウス/ノイマン/キュマイラ
【リプレイ用語解説】
  • 『こいのぼり』

  • “運命の導き手(フェイト・インジケーター)”薬王寺結希に名づけられたあだ名の一つ。
    由来は、結希の胸のないすとんとした体格をこいのぼり体系と形容されたことに由来する。
    といっても、結希の肉体年齢は中学生位なので整った体型を期待する方が間違いである。

  • 『のら支部長』

  • “運命の導き手(フェイト・インジケーター)”薬王寺結希に名づけられたあだ名の一つ。
    理由は管理している支部が壊滅し、そのあとしばらく人員を回してもらえなかった状況から。
    何というか、一部の人に「UGNの支部ってよく壊滅するよね」と言われる原因と深い関係がある。

  • 『ブルービースト』

  • 神崎葵の力で半ジャーム化した佐島祐一の識別名(コードネーム)
    祐一自身が最後に残った理性で死を懇願し、ケイトと交戦して倒される。

  • 『神崎シリーズ』

  • “クイーン・オブ・ブルー”神崎葵を筆頭とする神崎の名を冠した複製体とオリジナル体の総称。
    うち六体は菊池たけしが描くリプレイに登場し、2nd基本ルールに神崎真白が登場した。
    “ドールアーティスト”神崎高明によって製作された存在であり、六体がダイナストに引き渡され、そこから一体(オリジナル体の神崎葵)が長瀬晶に引き渡された。
    今現在登場しているシリーズは、結希と真白以外全滅している。
     オリジナル体:
     ・神崎葵
       長瀬晶と共に檜山ケイト以下四名と交戦、檜山ケイトの腕に貫かれて死亡。
       複製体(レプリカ):
     ・薬王寺結希
       現在はUGNのS市支部長であり、檜山ケイトの恋人として生存中。
     ・神崎灰江
       檜山ケイトと交戦し、腕で貫かれて死亡。
     ・神崎千影
       上月永斗と(演出で)交戦し、銃弾で撃たれて死亡。
     ・神崎朱里
       上月司と交戦し、氷に貫かれて死亡。
     ・神崎萌、神崎黄麗
       灰江・千影・朱里の敗北を確認して逃走、その後ダイナストの手にかかって死亡。
     ・神崎真白
       読者が行った2nd基本ルールの付属シナリオの内容による。

  • 『32円』『27円』

  • ダブルクロスのシリーズの中で最も有名な金額。
    この金額の意味は、“紺碧の刻印(アイスブランドー)”上月司の財布の中身。
    前者(32円)が第1巻時の財布の中身で、後者(27円)が第2巻のクリスマス時の財布の中身である。
    ちなみに司がこのような事態に陥っている原因は、どこかで問題をこしらえてくる馬鹿兄貴。
    そのため、普段から飢えて死にそうな状況に陥っている(たまに死んでリザレクト発動しているらしい)
    特に、クリスマスを孤独に27円で乗り切ろうとするシーンは非常に哀れである。
    この件に関連する事例で、2006年初めに神奈川県で賽銭泥棒が捕まり当時の犯人の所持金が28円と公表された時、読者の間では1円差でよかったなどといろいろな意味で心配された。もしも街や学校で飢えている司を見かけた人は、何も言わずに食べ物か現金を500円ほど恵んであげるべきかも知れない。
  • 『風の獣』

  • “アルス・マギカ”八坂十字が連れている黒い狼のこと。名前は「疾風(はやて)」
    彼が《サイレンの魔女》を宣言する時は、この獣が風となって全てを斬り裂く。
    その能力は非常に高いため、使い手の十字ともどもUGNの切り札とされている。
    (強いといってもルール的な裏付けがあるわけではないので注意)

  • 『衛星支部長』

  • ご存知、双枝市支部長の“遥けき彼方より(サテライトエンジェル)”大宙ヒカルのこと。
    由来はヒカルの本体が衛星軌道上にあるUGNの人工衛星搭載の生体ユニットであることから。
    普段は双枝市全域に散布されたナノマシンによって人型をとっている。生前の性別は女性なので外見ももちろん女性である。

  • 『スリーパー』

  • ヒュプノス(本名不明)が主体で行うプロジェクト“スリーパー計画”の被験者の総称。
    双枝市の泉が丘学園(高等学校)内に存在する演劇部の関係者にこの処理が施されている。
    通常時は自分がオーヴァードであると認知できないが、特定のキーワードによって洗脳が効果を発揮し、FHに絶対服従するオーヴァードとして活動を開始する。最も容易で精度の高いオーヴァードの判別方法・ワーディングエフェクトに引っかからないため、その識別は非常に困難である。
    ちなみに処理を施すことが可能なのは非覚醒の人間のみであり、既にオーヴァードとして覚醒している者にこの処理を施しても効果は得られない。

  • 『タイム&アゲイン』

  • オリジン1巻及び4巻のヒロイン・楠森七緒に対して名づけられた識別名(コードネーム)
    ワーディングで覆った区域限定だが世界そのものを書き換えることが出来るという某世界の支配者(無印のダブルクロスリプレイ参照)や賢者の石の存在意義を脅かしかねない効果を持つ。
    一度捕らえればレゲネイドウィルスであろうとその存在を否定し、消滅させることが出来る。
    この能力の効果範囲のことを識別名“区域(レルム)”という。
    4巻では彼女のこの能力が春日恭二にコピーされて“マスターマインド”綾渕宗二の計画に利用されかけたが、隼人たちの手によって未然に防ぐことに成功している。

  • 『シザーリオ』

  • “ヴァイオラ”星乃聖音が持っている別人格(戦闘用人格)の名前。
    自称「レゲネイドの化身」と自負する、かなり電波の入った人格である。
    だが、レゲネイドによる事件の発生を事前に感じ取れるのであながち嘘でないのかもしれない。
    ちなみに、実は性格だけ見れば他人の揚げ足を取らない分、聖音本人よりかなりマシ(爆

  • 『コールドブラッド』

  • オリジン2巻のヒロイン・柚木芽以に対してUGNが名づけた識別名(コードネーム)
    テレパスを介して相手の能力を凍りつかせる(ルール的にはロイスをタイタスに変える)性質を持つ。
    元はFHで生み出させた複製体であり、オリジナルはFHエージェントのロゼッタ・ロナーリア。
    複製体として生み出された直後に欠陥があるとして破棄されたが、その孤独感からこの能力を作り出した。
    ロゼッタが死亡したことでこの能力の根本部分が消滅したため、この能力は失われた。

  • 『プロジェクト・アダムカドモン』

  • 十年前にUGN日本支部とFHが合同で行っていた研究のプロジェクト名。
    語源は錬金術などにおける『完全なる人間』を表す、アダムカドモンという単語。
    研究テーマはジャーム化したオーヴァードを元に戻すというものである。
    ただジャーム化の情報を得る過程で暴走し、度重なる人体実験の果てに研究内容はどうすればジャーム化するか、どうすればジャーム化しないかという研究へと移っていった。
    そしてそれは被検体の外部との接点を絶ち、特殊な性質を持たせることで日常から完全に切り離した場合、どうなるのか(ルール的には7つのロイス枠をすべてDロイスで埋め、自立判定を行うロイスを取得できなくする)という研究へと移っていった。
    だがその研究過程でレゲネイドをより制御できる人格“ダインスレイフ”を植え込んだ被検体(その被検体の本名は「牧村早人」、つまり高崎隼人のこと)が暴走し、大型の研究所にいた他の被検体や研究員、その他研究所の関係者をほぼ全員殺戮した。
    現在は凍結されており、情報はほぼ全て最高責任者の霧谷雄吾が一括管理して閲覧禁止している。
    ちなみに、このプロジェクトにおける生存者の内判明しているのは「牧村早人(高崎隼人)」「真神修夜」「辰巳狛江」「柏木伊織」「緒方昭良」等である。

  • 『ダインスレイフ(破滅の剣)』

  • プロジェクト・アダムカドモンの研究過程で生み出された人工人格。
    語源は北欧神話にてデンマークの王ホグニが持っていたとされる魔剣である。
    レゲネイドの制御能力に重点を置かれた人格で、ルール的にはDロイスの戦闘用人格。
    被検体の一人でかつては牧村早人という名前を持っていた少年に埋め込まれたが、暴走して大型研究所一つとプロジェクト一つを壊滅させる大惨事を引き起こした。作中では書かれていないものの、その事件における死亡者数はかなりの数に上ると思われる。

  • 『つばきんぐ』

  • 玉野椿の《ジャイアントグロウズ》が3レベルになった時のエフェクト効果案。
    その恐るべき内容とは……椿が巨大化するという別の意味で素敵な代物である。
    ちなみに考案者は他でもない、椿のプレーヤーであるしのとうこ氏本人だったり(笑)
    ちなみにこのネタは関係者や読者の間でも大人気である。

  • 『オーヴァード空手』

  • 4巻にて辰巳狛江が自分のオリジナル流派に名づけた流派名。
    レゲネイドの力を使った空手の総称であり、作中で彼女が使用する空手の技は全てこの流派の技になる。

  • 『レゲネイドロック』

  • 4巻にて狛江に負けじと蓮見イサムが自分の音楽に名づけたカテゴリー名。
    つまりレゲネイドウィルス発症者の蓮見イサムが奏でるロックの音楽の総称である。
    たまにエフェクトが乗って必殺技にもなる(詳しくは『へヴィメタルサンダー』『ラウドネス』『パラダイスロスト』参照)

  • 『快男児』

  • 天花寺大悟の人柄から周りの人間によって名づけられたあだ名。
    辞書の上での意味は「気性のさっぱりした男、男らしい男、好漢」である。

  • 『真・レ・サンテュリ』

  • ノストラダムスの真の予言が記された、ギヨームの心の拠り所。
    そこにはゲルマンの王、すなわちアドルフ=ヒトラーの手によって世界が滅亡すると記されている。
    非常にパチものくさいが、その性能を見る限り本物のようだ。

  • 『s(スモール・エス)』

  • ブースロイド少佐の息子にして天才少年のフィンにMI6から与えられたコードネーム。
    いつか実績を上げて大文字の「S」になるのが夢らしい。

  • 『鉄血武装装甲列車アイゼンドラッへ』

  • ナチスが誇る技術の結晶の一つで、和訳すると「鉄の竜」となる。
    装甲はダイヤモンドの一万倍の強度を誇る合金・ジークフリート鋼製。モルフェウス系の超人兵士(ユーバーメンシエン・ゾルダート)が融合し、何人かの制御要員が搭乗することで真の力を発揮する。
    通常は欧州大陸を無尽に駆け巡る軍用装甲列車の体裁を保っているが、ひとたび真の力を発揮すると客車部分を切り離し、先頭車両を鎌首のようにもたげて敵を轢き潰す高速の鉄の竜と化す。非常に強力な戦闘能力と硬度を誇る無敵の車両だが、内部は精密な機械の集合体であるため電気(エレキ)による攻撃に弱い。天敵はブラックドッグ系オーヴァード。

  • 『ヴォルスング公国』

  • 総人口 :約一万八千
    政治体制:立憲君主制
    ドイツ・フランス・スイスに囲まれた内陸部の山岳国家。
    神聖ローマ帝国紀に成立し、風光明媚な土地としても知られる。
    知られていないが、国土自体が“エルダの恵み”と呼ばれるムー大陸の遺産の真上に成り立っている。

  • 『エルダの恵み』

  • ヴォルスング公国に古くから伝わる、ムー大陸に存在した超古代文明の遺産。
    王族の持つ真名によって起動し、ギヨームの持つ預言書では「終末の狼(フェンリル)」と形容される。
    詳しい能力は不明だが、命に関わる怪我を一瞬で癒し、また本体上にある全てのものを自在に変異させることもできるほどの性能を誇る。中枢は全長45m、幅20m、奥行き5mという巨大な神秘石(モノリス)だが、現在は天花寺大悟らに破壊されたために沈黙中。



ADワーディング(アドヴァンスドワーディング) イーター
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:The Two Faces of Tomorrow)
トーラス型コロニー・アルバトロスに出現した正体不明の存在「イーター」が保有する能力。
通常のオーヴァードが使用するエフェクト『ワーディング』に酷似しているが、ワーディング対策用に開発された装備が全く通用しないことから「Advanced(進歩した)ワーディング」と名づけられている。この中で活動できるのはレゲネイドウィルス保菌者である本物のオーヴァードだけであり、事実上イーターに対抗できるのはオーヴァードだけとなっている。(クウガもどきさんより)

能力消去 一之瀬玖郎
ダブルクロス(小説版)
玖郎が持つ“輪廻(アルマ)”の固有能力。第1巻初登場。
オーヴァード(輪廻の獣(アルマ・レグナム)含む)のエフェクトによって発生した効果に直接触れることで、エフェクトに含まれるレネゲイドウィルスを捕食し、能力を無力化する。
“輪廻(アルマ)”の共通能力「能力捕食」の発展系の技ではあるが、各“輪廻”によって捕食方法が異なるためこの能力を他の“輪廻”で再現することはまず不可能である。 (クウガもどきさんより)

《妖の招き》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
腕を伸ばして相手を掴み、そのまま相手を引き寄せるというもの。射撃攻撃扱いで、命中すれば相手を強制的にこのキャラのエンゲージ(間合い)まで移動させる。
ただし、この攻撃によるダメージは強制的に0として扱う。
【対象】:単体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[1]《異形の踊り》
[2]《異形の守り》
エグザイル
Double+Cross
[1]エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
回避時に自身の肉体を変形させる行動を付加することによって、回避を行いやすくする。これによって回避判定時に[《異形の踊り》のLv×2]個のダイスボーナスを得ることができる。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[2]肉体を変形、再編させることにより、あらゆる悪条件をなかったことにするエグザイルのエフェクト。
 何らかのバッドステータスを受けた際に使用することで、全ての悪条件を打ち消す効果を持つ。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:自身
タイミング:特殊(すがたけさんより)

《異能の指先》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の神経系に侵入して相手の記憶を読み取ると言うもので、このキャラが知りたい情報を対象の記憶から引き出すことができる。相手は精神的に抵抗することも可能で、その場合は意志対決を行う(ただし、その時は術者側に[《異能の指先》のLv]個のダイスボーナスが付く)
ルールブックには書いていないが、その対象が目的の情報を持っていない場合は欲しい記憶を得られないと思われる。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《命の剣》 エグザイル
Double+Cross
 肉体を圧縮することで硬度を増し、攻撃の威力を高めるエグザイルのエフェクト。
 1セッションに[LV]回まで、このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[【肉体】×2点]上昇させることが出来る。
 なお、このエフェクトのイメージとしては、やはり『寄○獣』のミギーら『パラサイト』が刃状に身体を作り上げたものがしっくりくる。
技能:<白兵> 侵食値: 目標値:― 対象:
タイミング:メジャーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《ウルトラ・ボンバー》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自爆して周りに被害を及ぼすエフェクトで、攻撃力に[+(《ウルトラ・ボンバー》のLv+1)×5]する射撃攻撃を行う。ただし射程はあくまで至近距離で、使用後は強制的に[昏倒]状態となる。
【対象】:範囲、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《エンタングル》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
四肢を触手化させ、相手に巻きつかせて攻撃するエフェクト。白兵攻撃扱いで攻撃力を[+《エンタングル》のLv]し、更に命中すれば相手の所持する武器を一つ[捕縛]状態にする。
こうして書くとただ単に気色悪いだけの技だが、リプレイオリジンシリーズのPC2である優秀なUGチルドレン「玉野椿」(PL:しのとうこ)の場合はこの能力で「爪」を仕置人の方やるろ剣の外印さんもびっくりな何でも切り裂く細い糸状の必殺武器にするため、考え方一つで実は非常にかっこいい武器に変化する可能性を秘めた能力であったとさ、めでたしめでたし。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《踊る髪》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
髪の毛をまるで腕のように操って攻撃する。この攻撃は素手による白兵攻撃として扱い、命中すれば相手を[特殊状態:転倒]にする。なお、この攻撃時の判定には[《踊る髪》のLv]個のダイスボーナスが付く。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《餓鬼魂の使い》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の体の一部を対象に埋め込み、それが相手にダメージを与え続けると言う一種の寄生攻撃。このエフェクトを組み合わせた攻撃が命中すると毎ラウンドのクリンナッププロセス時に[《餓鬼魂の使い》のLv+1]点の実ダメージを与える。なお、このエフェクトの持続時間は[《餓鬼魂の使い》のLv+2]ラウンドである。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《がらんどうの肉体》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内の重要器官(脳、心臓 他)を移動させることによってダメージを消すエフェクトで、このキャラが受けたダメージの最終的な数値(実ダメージ)決定後に宣言して、その実ダメージを目標値に判定で成功すればそのダメージを0にする。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《器官爆弾》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
身体構成部品の一部を爆弾として投げつけるエフェクトで、攻撃力が[+《器官爆弾》のLv×3]される射撃攻撃を行う。
身体の構成部品を使っている為、当然使用するたびにD10点の実ダメージが飛んでくる。
【対象】:範囲、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《擬態の仮面》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
声や雰囲気のレベルまでその他人に変身する。隠密代わりに使用することができ、判別時は知覚判定を行う。この時の判定で、このキャラには[《擬態の仮面》のLv]個のダイスボーナスが付く。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《吸収》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
名前の通り、対象を自身の体内に取り込むというエフェクト。素手による攻撃として扱い、攻撃を命中させれば通常ダメージに加えてこのラウンド中の相手が行う全ての判定に[《吸収》のLv]個のダイスペナルティを与えるという追加効果を与える。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《崩れずの群れ》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体の一部を分裂させて分裂体を作り出し、その分裂体が指定した相手を庇う。これによって行動の有無に関係なく特殊行動[カバーリング]を行うことができる。
おそらくカバーリングで受けるダメージは分裂体を生み出す際の自身に降り掛かるコストだと思われる。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《騒がしき行列》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
身体構成パーツが完全にバラバラ(パーツの大きさは各自プレーヤーの自由)になって、そのパーツ全てが人知れずわらわらとその場から逃げ出すなんとも不気味というかほほえましいというかそんなかんじの能力である(笑)
このエフェクトを宣言することによってそのシーンから退場することができる。もしもシーン退場を望まないものがいる場合、このエフェクトの達成値と相手の知覚とで対決して成功する必要がある。このときこのキャラは[《騒がしき行列》のLv×2]個のダイスボーナスを得ることができる。
ここまで来ると、はっきり言って人間のする行動ではない。なお、アルターラインには平安京ルールこと『平安京物怪録』(オーヴァードを物の怪や鬼、陰陽師などとして扱うステージ)というステージが存在しており、もう既に妖怪扱いなのかもしれない。
なお、逃げる際に液状化して逃げる場合もあるらしい。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《自在槍》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
四肢を遠心力で槍のようにして相手を貫いたりするエフェクト。これによってこのキャラの素手による攻撃の攻撃力を[+《自在槍》のLv]する。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《死神の針》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
なんとなく鬼太郎ネタっぽいエフェクトで、髪の毛を針のようにして相手へ飛ばす攻撃である。一言で言えば念動力の要素が加わらない髪の毛針である(笑)
攻撃力が+2される射撃攻撃で、相手の防御行動に対して[《死神の針》のLv+2]個のダイスペナルティを与える。
ただし、このエフェクトをする時にこのキャラは対象と同一エンゲージにいなければならない。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ジャイアントグロウズ》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
身体部位の一部などを巨大化させて高い破壊力を得るというもので、組み合わせた白兵攻撃の攻撃対象を範囲攻撃にまで拡大し、その攻撃力を[《ジャイアントグロウズ》のLv×3]する。
この攻撃が命中した場合、このラウンドの間相手に2個のダイスペナルティを強制する。
【侵食値】:+5、【備考】:侵食値100%以上で使用可能

リプレイでは『〜・オリジン』に登場するUGチルドレン・玉野椿(PL:しのとうこ)が取得し、生体武器の”糸”を同時に展開する本数が増えるという演出に使用された。
しのとうこ本人曰く3レベルになると全身巨大化して『つばきんぐ』になるとのこと。しかも田中天(群墨応理のプレーヤー)氏曰く、『つばきんぐ』はJGC2006会場にてもう既にプレーヤー自身が作った人形として実現されているらしい(笑)(クウガもどきさんより)

《十徳指》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
指先をいろいろな形に変化させるエフェクトで、工具や鍵などいろいろなものの換わりになる。これによって<精密作業>の判定に[《十徳指》のLv×2]個のダイスボーナスを得る。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《伸縮腕》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
手足を伸ばして攻撃することにより、射撃距離にいる相手に対しても白兵攻撃を行うことができるという便利なエフェクトである。また、このエフェクトを組み合わせた判定に[《伸縮腕》のLv]個のダイスボーナスを得る。某少年雑誌(集○社 刊)の漫画に登場する麦藁帽子の海賊を真似をしたい人は取ってみよう(笑)
なお、リプレイの主人公の一人、玉野椿(プレーヤー:しのとうこ)もこの技能を利用して爪を糸状に伸ばしている。
【対象】単体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《爪剣》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
爪を伸ばし、硬質化させて武器とするエフェクトで、素手のデータを下に記述している数値に変化させる。なお、持続時間は1シーンである。
ちなみに、ダブルクロスリプレイ・オリジンの主人公の一人、玉野椿(プレーヤー:しのとうこ)の専用武器である糸もこれと伸縮腕などの組み合わせによって創られる

【Data】
・攻撃力:+[《爪剣》のLv]
・防御力:+[《爪剣》のLv+2/《爪剣》のLv+1]
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《貫きの腕》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の攻撃の軌道を途中で微妙に変えることによって、相手の受けをそらすエフェクトである。これによってこのエフェクトが組み合わされた攻撃に対して相手が[防御行動:受け]を行った場合、その判定に[《貫きの腕》のLv×2]個のダイスペナルティを与える。
【対象】:単体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《貪欲なる拳》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
生物学的に考えて、人間が曲げれないはずの方向に四肢を曲げることで接近戦を有利に進めるエフェクトであり、<白兵>に[《貪欲なる拳》のLv×2]個のボーナスを得る。イメージとしては軟体動物か、某ゴム人間な麦藁帽の海賊を考えればいいだろう。
【対象】:単体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《物質変化》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
物質に変化して身を隠すエフェクトであり、<隠密>に[《物質変化》のLv×2]個のダイスボーナスを得る。……本当にこれは人間の鉛直線上の生命の能力と言っていいのだろうか(笑)
【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

《蛇の動き》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
蛇のようにしなやかな動きと言うか体を変化させて相手の攻撃を避けるエフェクトで、<運動>判定による[防御行動:避け]判定を行うことができる。さらに追加効果としてその判定に[《蛇の動き》のLV]個のダイスボーナスを得ることができる。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[1]《骨の武具》
[2]《骨のつぶて》
エグザイル
Double+Cross
[1]エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
骨を変化させて一つの武器として攻撃を行うことができるエフェクトである。白兵攻撃として扱い、その攻撃力に[+《骨の武具》のLv×2]する。さしずめ、某少年漫画(集○社 刊)の大人気の忍者漫画に登場する君○呂といったところか。
【対象】:単体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[2]骨の一部を弾丸として射出し、攻撃するエグザイルのエフェクト。
 [LV×2]の攻撃力を持つ射撃攻撃として扱うことが出来る。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《マルチアタック》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
肉体を変化させて相手の全周囲から同時に全包囲攻撃を仕掛けるエフェクトで、この攻撃に対する防御行動のクリティカル値を[+《マルチアタック》のLv]する。
言うならば、ガ○ダムなどでビットによる全包囲攻撃をかわすのが困難なのと同じである。ちなみに、このゲームにおいてクリティカル値はある意味攻撃力などよりも遥かに重要な意味を持つので、相手のクリティカル値を上げるこの技能は強力な部類に入るだろう……総合的に考えて使えるかどうかは別問題だが。
【侵食値】:+6
(クウガもどきさんより)

《群れの主》 エグザイル
Double+Cross
 肉体を分化し、意のままに動く生物を作り出すエグザイルのエフェクト。
1シーンの間、使用者の意志に従う[LV×2]体のトループを生み出すことが出来るが……トループと明言されていることからも、ほぼ明らかに敵NPCが使用することが前提であるといってもいいエフェクトである。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《融合》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体の一部を別の人物と融合させ、対象に自分の能力を与えるエフェクトである。これによって対象となったキャラはこのキャラが持つエフェクトをすべて使用できるようになる。効果はそのラウンド中持続し、効果中に対象が使用したエフェクトの侵食値は術者と対象の双方に適応される。

【対象】:単体、【侵食値】:+4、【備考】:侵食値100%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

《歪みの体》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
柔らかい体を生かして衝撃を逃がすエフェクトで、素手で受けを行ったときに防御力を[《歪みの体》のLv×3 / 《歪みの体》のLv×3]とする。多くのRPG(某会社の超有名シリーズは除く)でスライムなどに物理攻撃が効きにくいのと同じ原理である。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《螺旋撃》 エグザイル
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
螺旋状に力を蓄えるエフェクト…と書いても意味が伝わりにくいが、おそらく某ゴム人間な麦藁帽の海賊が、海軍施設で初披露した技法を考えればいいと思われる。効果発動中に白兵攻撃を行った場合、攻撃の対象となる相手が行う防御判定のクリティカル値を[+1]する。使用回数は1セッションにつき[《螺旋撃》のLv]回までで、効果がこのキャラのアクション・セグメントの終了時に消滅することを考えても、非常に強力な部類に含まれることだろう。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[1]《鏡の盾》
[2]《鏡の館》
エンジェルハィロゥ
Double+Cross
[1]エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃を受けると同時にレーザーを打ち返すカウンター技で、実ダメージ決定後に発動してそのダメージの半分(端数切捨て、ダメージ軽減不可)を相手に返す。
【侵食値】:+8、【備考】:侵食値100%以上で使用可能(クウガもどきさんより)

[2]エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
光の屈折角を変化させて、エンジェルハィロゥのシンドロームを持つ相手が攻撃した際に回避対決を行い、成功すれば相手に[Lv×3]の実ダメージを与える。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《ガラスの剣》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の持つ武器を見えなくするエフェクトで、原理はおそらく「機動戦士ガンダムSEED」に登場するミラージュコロイドのように光の屈折角を操作して見えなくするものだと思われる。
これによって相手の回避判定時にダイス[《ガラスの剣》のLv]個のペナルティを課すことができる。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《黒き明かり》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の視界内に入る光を断続的に奪って相手の目を晦ませるエフェクトで、このエフェクトを組み合わせた攻撃によって実ダメージが一点でも通れば相手を[目眩]状態にする。
【対象】:一体、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《幻惑の光》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
光を利用して相手に麻痺を引き起こす催眠術をかけるエフェクトで、このエフェクトが成功した場合、相手は1シーンの間[肉体][感覚]を使用する技能判定を行う際に[《幻惑の光》のLv]個のペナルティを課せられる。
【対象】:一体、【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《シャイン・ブレード》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器の周囲にレーザー光を発生・固定させ、自分のアクション・セグメントの終了時までの間、その武器の威力を[《シャイン・ブレード》のLv+2]点上昇させる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《主の恩恵》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内に光を溜めて次の攻撃の威力を上昇させる溜め技で、次に使用するエンジェルハィロゥのエフェクトのダイスを[《主の恩恵》のLv]個追加する。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《スターダストレイン》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
レーザー光を乱射するエフェクトで、このエフェクトと組み合わせるエンジェルハィロゥのエフェクトの効果範囲をシーン全体に拡大する。
【侵食値】:+6(クウガもどきさんより)

《閃光》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
まばゆい閃光を放って相手の眼を焼くことにより、[《閃光》のLv+1]ラウンドの間相手が行う感覚判定にダイスペナルティ2個を課す。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《戦いの予感》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の気配を読んで先手を盗ることにより、戦闘時の最初のラウンドだけ自身の行動順を一番最初に変更する。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《天使の外套》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
合法的にV2ガンダムになりきるエフェクト…ではなく、光の屈折角を巧みに操作して自らの姿の上から全く別の外見を上書きする。
判定などで微妙に侵食率が足りない時によく使われる。大抵はみんな趣味に走って背中に光の翼を生やした姿となるため、やっぱり「V2ガンダム」ネタとしてよく使われている(笑)
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《破壊の光》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
熱を伴う衝撃波を連射して一つのエンゲージ全域にダメージを与える。この攻撃は射撃攻撃扱いとなり、その威力は[+Lv−3](マイナスの場合あり)となる。ただ一つ注意すべき点は、この攻撃が至近距離にいる敵を対象にできないことである。
【対象】:範囲、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[1]《光の剣》
[2]《光の弓》
[3]《光の衣》
[4]《光の守護》
エンジェルハィロゥ
Double+Cross
[1]エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
光を集めて白兵戦用武器を作り出すエフェクトで、形状は術者が自由に決定できる。なお、この武器の持続時間は1シーンである。
【攻撃力】:+《光の剣》のLv+3
【防御力】:+(《光の剣》のLv+3)÷(《光の剣》のLv+2)
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[2]エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内に集めた光を一点に集中させ、一気に解放することによって熱衝撃波を放つ。射撃攻撃扱いの技で、威力は[+《光の弓》のLv]となる。
【対象】:一体、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[3]エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
いわゆる光学迷彩と言う代物で、光の屈折角を調整することにより身を隠す。それによって、このキャラは[隠密状態]となる。なお、持続時間は自分のアクション・セグメント終了時までで、使用回数は1回のセッションにつき[《光の衣》のLv+1]である。
【侵食値】:+2、【備考】:侵食値80%以上で使用可能(クウガもどきさんより)

[4]エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
光を集めて相手の攻撃直撃の瞬間に作り出した残像と入れ替わるエフェクトで、実ダメージ決定後に発動し、そのダメージを無効とする。ただし、使用回数は1回のセッションにつき[《光の守護》のLv−1]回(最低1回)しか使えない。
【侵食値】:+[4D10]、【備考】:侵食値120%以上で使用可能(クウガもどきさんより)

《ピンポイント・レーザー》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
装甲の隙間を打ち抜く射撃技術で、このエフェクトと組み合わせた攻撃は対象の装甲を無視した攻撃となる。ただし、組み合わせた攻撃の威力は[−4+《ピンポイント・レーザー》のLv]の修正を受ける。
【対象】:一体、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《プリズム》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の周りにおける光の屈折率を操作することによって、光を屈折させて自分に危害を与えられないようにする。それによって術者を対象としたエンジェルハィロゥのエフェクトが加わった攻撃の実ダメージを[《プリズム》のLv×10]点引き下げることができる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《見放されし地》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
部分的に光の全く差し込まない場所を作り出す射撃攻撃で、命中すれば対象に[《見放されし地》のLv+1]個のダイスペナルティを課すことができる。なお、持続時間は1シーンである。
【対象】:範囲、【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《ミラー・コート》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
空中にいくつもの反射鏡を作り出すことで、相手を幻惑しつつ攻撃を避けると言うもの。このエフェクトを組み合わせた回避行動では判定に<RC>を使用することができ、更に[《ミラー・コート》のLv]個のダイスボーナスを得ることができる。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《ゆらめき》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
光の屈折角を操作して蜃気楼のように自分の姿をぼやけさせ、相手の攻撃を避けやすくするもの。これによってこの技能の使用者は回避判定に[《ゆらめき》のLv]個のダイスボーナスを得る。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《リフレクト・レーザー》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
障害物に反射させて攻撃することにより、こちらの攻撃を予測されにくいようにする技法で、このエフェクトを組み合わせた攻撃における相手の防御行動に[《リフレクト・レーザー》のLv]個のダイスペナルティを課すことができる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《レーザー・ファン》 エンジェルハィロゥ
Double+Cross
エンジェルハィロゥのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
光を扇状に拡散して放つことによって、このエフェクトを組み合わせた攻撃の種別を[範囲攻撃]に変更する。ただし、対象が接近距離の相手以外には無効となる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《破邪の瞳》 エンジェルハィロゥ(Dロイス:変異種)
Double+Cross
エンジェルハィロゥシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
自身の知覚能力を短時間の間引き上げて、相手の動きを見切る。このエフェクトを宣言したシーンにおけるこのキャラの全ての防御判定のクリティカル値を[−《破邪の瞳》のLv]する。使用タイミングはマイナーアクションで、このエフェクトは1セッションにつき1回だけ使用可能。
これを使用した後なら防御判定時にクリティカル値を下げるエフェクトを使う必要が無い為その分の侵食率を節約できるので、なかなか使えるエフェクトである。
【対象】:自身、【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《不可視の矢》 エンジェルハイロゥ
Double+Cross
 弾丸に光学迷彩を施して射撃を行うことで、回避を困難にするエンジェルハイロゥのエフェクト。
 対象の避けに[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能:<射撃> 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ミスディレクション》 エンジェルハイロゥ
Double+Cross
 虚像を作り出す、もしくは、像を歪めることによって攻撃対象を誤認させるエンジェルハイロゥのエフェクト。
 自分と同一エンゲージに対して攻撃を加えられた場合、その攻撃対象を自分一人に変更することが出来る。なお、このエフェクトは1セッションに[LV]回使用できる。
技能:宣言 侵食値:4 目標値:― 対象:
タイミング:特殊(すがたけさんより)

《フラッシュゲイズ》 エンジェルハイロゥ
Double+Cross
 強い光を放つことで、対象の行動を阻害することが出来るエンジェルハイロゥのエフェクト。
 対象が行動を宣言した際に使用することが出来、その行動に[LV+1]個のダイスペナルティを与える。なお、このエフェクトは1ラウンドに1回だけ使用することが出来る。
技能:宣言 侵食値:4 目標値:― 対象:1体
タイミング:特殊(要80%)(すがたけさんより)

《絶対の孤独》 エンジェルハイロゥ
Double+Cross
 光を遮断することで闇を作り出し、行動を阻害するエンジェルハイロゥのエフェクト。
 <意志>による対決に失敗した対象は、そのラウンドが終了するまで全ての判定に[LV+2]個のダイスペナルティを受けると同時に、戦闘移動を行うことも出来なくなる。
技能: 侵食値:8 目標値:対決 対象:シーン
タイミング:メジャーアクション(要100%)(すがたけさんより)

《光の裁き》 エンジェルハイロゥ
Double+Cross
 膨大な光で辺りを埋め尽くし、その中で動くエンジェルハイロゥのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対する防御判定に対して2個のダイスペナルティを与えると同時に、攻撃力を[LV×5]点上昇させる。
技能:シンドローム 侵食値:4D10 目標値:― 対象:―
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《アニマルティマー》 オルクス
Double+Cross
 エフェクトを取得すると同時に動物を1体指定し、その指定した動物を操るエフェクト。
 この動物を通じてエフェクトを使用することが出来、その判定に対して[LV]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能:シンドローム 侵食値:3 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《形なき剣》 オルクス
Double+Cross
 自分の因子を含ませた武器の形状を意のままに変化させ、相手を翻弄するエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対しての防御行動に、[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《要の陣形》 オルクス
Double+Cross
 領域を利用して自らに有利な状況を作り上げるオルクスのエフェクト。
 組み合わせたエフェクトの対象を[LV+1]体に変更することが出来るが、対象が自身の場合は組み合わせることが出来ない。
技能:シンドローム 侵食値:3 目標値:− 対象:LV+1
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《機械の声》 オルクス
Double+Cross
 操作する機会に自分の因子を埋め込んで、より高度な操作を実行するオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み込んだ機械操作の達成値に[LV×3]のボーナスを得る。
技能:<機械操作> 侵食値:1 目標値:− 対象:シーン
タイミング:(すがたけさんより)

《グレムリン爆弾(ボム)》 オルクス
Double+Cross
 自分の因子で対象の持っているアイテムを操り、持っている装備を一つ外すエフェクト。
 この装備を準備し直すならば、メジャーアクションを必要とするため、武器による攻撃を得意としている相手の行動を阻害する、という意味では使い方によってはかなり役に立つ。また、対象は意志で対決を試みることが出来る。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《地獄耳》 オルクス
Double+Cross
 広範囲に領域を拡大することによって、その中で起きた事柄の情報を得るオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた<情報:>の判定に対して[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
技能:<情報:> 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《支配の領域》 オルクス
Double+Cross
 領域の支配権を強引に奪い取るオルクスのエフェクト。
 味方全てのオルクスのエフェクトに対してのリアクションに対して[LV+4]個のダイスボーナスを得る。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《縮地》 オルクス
Double+Cross
 領域の地面ごと移動することで、しーん内の任意の場所に移動出来るオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを使用してエンゲージを脱出する場合、いかなる制限も受けることなく……たとえ、封鎖状態であっても対決無しで移動出来る。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《水刃(すいじん)》 オルクス
Double+Cross
 空中の水分を凝縮し、刃として放つオルクスのエフェクト。
 白兵攻撃として扱い、攻撃力は[LV+3]とするが、射撃距離の相手にもこの攻撃は有効である。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《絶対の空間》 オルクス
Double+Cross
 領域に自分のレネゲイドを放出し、より精密に力をコントロールするエフェクト。
 のクリティカル値を−[LV(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトと組み合わせることは出来ない。
技能: 侵食値:3 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《ステルスレイヤー》 オルクス
Double+Cross
 領域を他のキャラクターに近くさせないようにするオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた隠密に[LV]個のダイスボーナスを得る。
技能:<隠密> 侵食値:2 目標値:対決 対象:シーン
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《束縛の領域》 オルクス
Double+Cross
 1シーンに1回だけ使用出来る、領域を操ることで攻撃を妨害するオルクスのエフェクト。
 相手の行った命中判定の達成値を目標に、そのエフェクトを組み合わせた判定を行い、成功したら、相手の命中判定を失敗させることが出来る、所謂インタラプト系のエフェクト。
技能:<RC> 侵食値:5 目標値:対決 対象:1体
タイミング:特殊(要80%)(すがたけさんより)

[1]《大地の加護》
[2]《大地の牙》
オルクス
Double+Cross
[1]地面を介して領域の支配を強めるオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[LV+2]点上昇させる。
技能:オルクス・シンドローム 侵食値:2 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[2]地面から岩石を槍のように隆起させるオルクスのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、その攻撃力を[LV+1]とする他、対象の避けに対して1個のダイスペナルティを与える。また、この攻撃は接近距離のキャラクターは対象に出来ない。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《力の法則》 オルクス
Double+Cross
 領域の力を上乗せすることで対象の力を増幅するオルクスのエフェクト。
 1ラウンドに1回だけ、対象の行うダメージロールの直前に使用することで、ダメージロールに+『LV』D10することが出来る。
ただし、ダメージをダイスで求めない場合には、このエフェクトは効果を発揮しない。
技能:宣言 侵食値:4 目標値:― 対象:特殊
タイミング:特殊(要100%)(すがたけさんより)

《ナイトライダー》 オルクス
Double+Cross
 乗り物に自らの因子を組み込み、意のままに操作するオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを使用しての運転に[LV+1]個のダイスボーナスを得る……が、このエフェクトを使うたびにいちいち『はいマイケル』とか言っていると、プレイヤーの歳がばれてしまうので、控えた方がいいだろう(笑)。
技能:<運転> 侵食値:1 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《奈落の法則》 オルクス
Double+Cross
 領域内を自らの因子によって塗り潰し、自分以外の行動を阻害するオルクスのエフェクト。
 1セッションに[LV]回だけ使用でき、そのラウンドにおける全ての判定に対してのクリティカル値を1上昇させる。
 下手に使っては味方にも総スカンを喰らってしまいかねない、非常に使いどころが難しいエフェクトであるといえる。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:自分以外の全て
タイミング:セットアップ・セグメント(すがたけさんより)

《猫の道》 オルクス
Double+Cross
 領域を利用して、通常ではありえない方向や場所に逃走路を作り、シーンから退場するオルクスのエフェクト。
 この退場を阻止するには<知覚>か<追跡>による対決が必要で、その際の判定に[LV]個のダイスボーナスを得る。
技能:<隠密> 侵食値:1 目標値:対決 対象:メジャーアクション
タイミング:(すがたけさんより)

[1]《バイオウェポン》
[2]《バイオブースト》
オルクス
Double+Cross
[1]装備している武器に自らの因子を埋め込むことで身体の一部とするオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた判定に対して[LV]個のダイスボーナスを得るが、あくまで『武器』に因子を埋め込むのであり、自分自身の身体である『素手』には当然ながらエフェクトは発生しない。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象−:
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[2]装備している武器に自分の因子を送り込み、武器そのものの威力を向上させるオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを向上させることで装備している武器の攻撃力を[LV×2]点上昇させる。
技能:<射撃><白兵> 侵食値:3 目標値:対決 対象:―
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《縛鎖》 オルクス
Double+Cross
 地面から無数の蔦を出現させ、相手を縛り付けるオルクスのエフェクト。射撃攻撃として扱い、対象はそのラウンド中は移動に関する行動(戦闘移動、全力移動)は行えない。
 ただし、使用するダイスに対して[LV−3]個のダイス修正を受ける。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《破砕の顎》 オルクス
Double+Cross
 岩石の槍を連続で打ち立て、対象にダメージを与えるオルクスのエフェクト。
 範囲を攻撃する射撃攻撃として扱われ、攻撃力は+[LV]となる上、対象の避けに対しても−1個のダイスペナルティを与える強力なエフェクトだが、接近距離の対象を目標にすることは出来ない。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:範囲
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ハンドリング》 オルクス
Double+Cross
 アニマルティマーによって操る動物のみをシーンに登場させるオルクスのエフェクト。
 動物を登場させても侵食値はしっかりと上がるため、正直NPC向きのエフェクトだと思っていたが、春日玲央(PL:遠藤卓司)が巧い使い方を見せ、秘密主義のPCを演出するにもいいエフェクトだということが証明された。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:7 対象:−
タイミング:シーン登場時(すがたけさんより)

《復讐の領域》 オルクス
Double+Cross
 相手に自分の因子を送り込み、自分の傷を相手に与えるオルクスのエフェクト。
 実ダメージが決定した時に使用することで、そのダメージをそっくりそのまま相手にも与え、しかも、そのダメージの軽減は出来ないというある種反則じみたエフェクト。
 バクチ色は強いが、《復讐の刃》持ちのキュマイラ×オルクスの『生還者』辺りならば、これを使用することで、1ラウンド目でボスをあっさり屠るという現象を引き起こせる(笑)。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:1体
タイミング:特殊(要120%)(すがたけさんより)

《二つ目の牙》 オルクス
Double+Cross
 取得していることでセカンドアクションを宣言できるオルクスのエフェクト。
 ただし、セカンドアクションでは二つ目の牙を組み合わせた行動のみが行える。また、その際の判定に[2−LV]個のダイスペナルティを受ける。
技能: 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《惑いの一撃》 オルクス
Double+Cross
 領域を駆使して、対象の死角から攻撃を繰り出すオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対しての対象の防御行動に対して、[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《緑の鞭》 オルクス
Double+Cross
 植物に自分の因子を埋め込み、変形させて鞭を作り出すオルクスのエフェクト。
 この鞭の攻撃力は[LV−1]、防御力は[LV/LV+1]となり、白兵で扱うが、射撃距離のキャラクターも対象に出来る。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《無限の瞳》 オルクス
Double+Cross
 領域内で起こっていること全てを感知するオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた知覚に対して[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
技能:<知覚> 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《妖精の手》 オルクス
Double+Cross
 領域内を調整して、対称な有利な状況を作り上げるオルクスのエフェクト。
 能動・受動に関わらず対象が次に行う判定に対して、[LV+1]個のダイスボーナスを得る。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:9 対象:
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《リプレイコマンド》 オルクス
Double+Cross
 領域を介して対象を高速で行動させるオルクスのエフェクト。
 これを使用することによって、対象にセカンドアクションを宣言させることが出来るが、対象はセカンドアクションでは攻撃しか行えない。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:12 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[1]《領域調整》
[2]《領域の支配者》
オルクス
Double+Cross
[1]領域内を調整して自身の交渉を有利に進める状況を作り上げるオルクスのエフェクト。
 組み合わせた交渉のクリティカル値を−[LV(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトと組み合わせることは出来ない。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[2]領域内を操作して自身を強化し、有利な状況を生み出すオルクスのエフェクト。
 アクションセグメントの終了まで、使用するオルクスのエフェクトの判定に[LV+1]個のダイスボーナスを加えることが出来る。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《オーバーロード》 オルクス
Double+Cross
 武器に埋め込んだ自分の因子によって、武器の性能を限界以上に引き出すオルクスのエフェクト。
 武器固有の攻撃力を2倍にするが、成功、失敗に関わらずその武器は破壊され、そのセッション中は使用することが出来なくなってしまうという、二重の意味で一撃必殺の武器となってしまうので、これで攻撃をスカってしまうと無茶苦茶虚しい。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:武器
タイミング:メジャーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《完全なる世界》 オルクス
Double+Cross
 領域内を操り、全包囲から攻撃を仕掛けるオルクスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対しての対象の防御力を+1した上、判定時に[LV+2]個のダイスボーナスを得る。
技能:シンドローム 侵食値:4 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(要100%)(すがたけさんより)

《ナーブジャック》 オルクス
Double+Cross
 自らの因子によって対象を支配するオルクスのエフェクト。
 対象をシーンが終わるか昏倒するまでの間支配できるが、対象は意志による抵抗を試みることが出来る上、対象にエフェクトを使わせることも出来ない。
 以上の理由から使いどころが掴めなかったが、『ダブルクロス・リプレイ・オリジン〜破滅の剣〜』において、春日玲央(PL・遠藤卓司)によって一応の使用法の指針が立てられた……けど、やっぱりほぼNPCが使うエフェクトだなぁ、これ(笑)。
技能: 侵食値:4D10 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《万色の檻》 オルクス(Dロイス:変異種)
Double+Cross
オルクスシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
自身の能力を増幅する結界を周囲に展開することで、宣言後に行う全ての判定に[《万色の檻》のLv×2]個のダイスボーナスを得る。使用タイミングはセットアップフェイズで、持続時間はシーン終了時まで。
侵食率上昇が非常に高いため、使用には細心の注意が必要。
【対象】:自身、【侵食値】:+8
(クウガもどきさんより)

ブラッディローズ 上月永斗
ダブルクロスリプレイ
”ガンズ&ローゼス”上月永斗(プレーヤー:田中天)が「神崎の娘たち」戦で披露したネタ技。「シンドローム:モルフェウス」の持つ能力で自分が放つ銃弾を敵に当たる直前に白い「薔薇」に変化させ、相手(この技の使用時の相手は「神崎 千影」)に刺さった薔薇が相手の血を吸い、白い薔薇が赤く染まった時点で相手が息絶えるというものである。ちなみに元ネタは「聖闘士聖矢」に出てくる同名の技である。
この技の名前は弟である司(プレーヤー:クレバー矢野)が不本意ながらつぶやいてしまった為にほぼ確定した。それにしても、ただの通常攻撃にこんな印象深い見た目と技名をつけてしまうとは…、さすがFEAR社の元祖ネタ担当だ。(クウガもどきさんより)

《アルゴスの眼》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の眼を魚眼や複眼、鷹眼、猫眼など人より視力の高い動物の目に変化させることによって、知覚能力を高める。それによって視覚が関連する近く判定に[《アルゴスの眼》のLv×2]個のダイスボーナスを得る。
【侵食値】:+2

『アルゴス』:ギリシャ神話に登場する、全身に百の眼を持つ魔神で、神々の命を受けて雄牛の怪物やエキドナを退治したとされる。特にゼウスの妻「ヘラ」の忠臣であったが、ヘラの命で雌牛に変えられたイオの監視の際に、ゼウスの密命を受けたヘルメスによって暗殺される。(クウガもどきさんより)

《イージスの盾》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃を強引に力で押さえつける力任せな防御を行う。このエフェクトを組み合わせて防御行動[受け]を行うことにより、武器の防御力を『+[《イージスの盾》のLv×2]/[《イージスの盾》のLv×5]』する。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《一角鬼》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
マイナーアクション(攻撃準備行動)にて体に角状の突起を作り出して攻撃に利用することにより、その攻撃の威力を一時的に高める。これによって、素手による攻撃のデータを下のものに変化させる。なお、持続時間は1シーンである。
[使用後のデータ]
 攻撃力:+[《一角鬼》のLv+3]
 防御力:+[《一角鬼》のLv+3]/+[《一角鬼》のLv+4]
【侵食値】:+4(クウガもどきさんより)

《奥の手》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
一時的に新たな腕を生やすことで、相手の想定外の攻撃を行う。それによってこのエフェクトを組み合わせた攻撃を受けた相手は防御行動時のダイス数に[《奥の手》のLv+1]個のダイスペナルティが課せられる。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《完全獣化》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
このシンドロームを持っているオーヴァードならぜひとも取りたいエフェクトで、全身を完全戦闘形態である魔獣(姿は別に指定されないので、勝手に考えても問題なし)の姿になり、能力を大幅に上昇させる。
この形態変化によって[肉体]能力値(技能:白兵・回避・運動・耐性)で判定する全ての判定のダイス数を[《完全獣化》のLv×2]増やす。
なお、この姿になると全ての武器・防具・道具類は使用できなくなる。
【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

《究極獣化》 キュマイラ
Double+Cross
 《完全獣化》によって強化された肉体をより強靭なものに変化させることが出来るキュマイラのエフェクト。
 《完全獣化》の効果中にのみ使用することが出来、《完全獣化》の効果が失われるかシーン終了までの間、ダメージに[LV]D10を追加すると同時に、10点の装甲値を得ることが出来る。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《グラップル》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
攻撃と同時に相手を捕まえ、力任せに押さえ込むエフェクトである。このエフェクトを組み合わせた攻撃が命中した場合、相手に[特殊状態:転倒]を与える。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

[1]《獣の王》
[2]《獣の殺意》
キュマイラ
Double+Cross
[1]対象に格の力を認識させることで、相手の動きを封じるキュマイラのエフェクト。
 このエフェクトを組み込んだ攻撃に対して防御行動を取ることは出来ず、『スカれば終わり』というバクチ的要素を孕んでいたキュマイラの攻撃に確実性を付加することが出来ている点は大きい。1セッションに1回だけ使用できる。
技能:<白兵> 侵食値:5 目標値:― 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要100%)(すがたけさんより)

[2]殺気を込めた攻撃を行うことで、相手の動きを萎縮させるキュマイラのエフェクト。
 これを組み合わせた攻撃に対する防御行動に[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:― 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《神獣撃》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
[シンドローム:キュマイラ]最強のエフェクトと名高い代物で、内に眠る獣の力を最大限に使った攻撃を行う。
《完全獣化》使用時にのみ使うことができるエフェクトで、このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[+《神獣撃》のLv×5]し、更に相手の防御行動に3個のダイスペナルティを付加すると言う凶悪極まりない代物である。
まさに、ボス戦における主人公の演出のための技といった感じである。
公式に出版されたリプレイでは、無印第2巻『聖夜に鳴る鐘 −Dynast−』にて檜山ケイト(PL:かわたな)がこのキャンペーンのラスボスにしてケイトの実の父親「”世界の支配者”ダイナスト」相手にこのエフェクトを組み合わせた必殺技で120オーバーのダメージ(装甲無視)をたたき出している。
【侵食値】:+4、【備考】:侵食値100%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

《戦闘本能》 キュマイラ
Double+Cross
 強靭な戦闘本能を発揮することで、自分の行動を害する障害を強引に捻じ伏せるキュマイラのエフェクト。
 これを宣言することによって、アクションセグメントが終了するまでの間、ダイスペナルティを[LV×2]個打ち消すことが出来る。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ターゲットロック》 キュマイラ
Double+Cross
 獲物に狙いを定め、攻撃の態勢を整えるキュマイラのエフェクト。
 単体の対象に攻撃を行った場合、その際の攻撃力が[LV×3]点上昇する。なお、この効果はラウンドが終了するか、攻撃を行うまで持続する。
技能:宣言 侵食値:4 目標値:― 対象:1体
タイミング:セットアップセグメント(要80%)(すがたけさんより)

《チャージング》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
身体能力を生かした強力な体当たり攻撃を行う。素手による白兵攻撃を行い、その時の攻撃力を素手のデータに[+《チャージング》のLv]で算出する。しかも何故か効果範囲が[範囲]という妙な状況になっている。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《破壊の爪》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
腕を鉤爪に変化させる事で戦闘時の殺傷能力を高めることができる。これによって素手のデータは次のものに変化する。
【攻撃力】:+[(《破壊の爪》のLv×2)+3]
【防御力】:0/0
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《飛礫》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
単純にそこいらの意思を手に持って投げつけるだけのエフェクトだが、『シンドローム:キュマイラ』の筋力によってその破壊力は非常に高くなっている。
射撃攻撃扱いで、攻撃力に[+《飛礫》のLv]する。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《吹き飛ばし》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
筋力に物を言わせて相手を吹っ飛ばす攻撃である。これによってこのエフェクトを組み合わせた攻撃でダメージを1点でも通すことができれば相手を強制的にエンゲージから離脱させ、そのまま[《吹き飛ばし》のLv×5]mほど強制移動させる。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《復讐の刃》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃に合わせて攻撃を繰り出すエフェクトで、白兵攻撃の対象になった際、防御行動の代わりに白兵攻撃を返すと言うまさに『肉を切らせて骨を断つ』な代物。
この攻撃に対し、相手は防御行動を行えないが、その代わり自分も飛んで来た攻撃に対する防御行動を行うことができない。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《フルパワーアタック》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
大仰な構えから渾身の一撃を放つことで相手に大ダメージを与える。これによって、このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[+《フルパワーアタック》のLv×6]するが、その代わりにこのラウンドにおけるこのキャラのイニシアティブ(行動順)の値は0となる。
【侵食値】:+4、【備考】:侵食値80%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

《魔獣の咆哮》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
雄叫びを上げて相手を威圧することにより、相手を恐怖させてその相手の行う次の判定に[達成値の十の位+《魔獣の咆哮》のLv]個のダイスペナルティを与える。
このとき、対象は<意志>能力値で対決を行うことができる。大抵キュマイラは精神能力値が低めであるため、それほど役に立つ機会はないだろう。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《銘無き刃》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
四肢を刃のように硬質化させて武器にするというもので、素手による攻撃力を[+《銘無き刃》のLv]する。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《竜鱗》 キュマイラ
Double+Cross
キュマイラのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃の瞬間だけ自身の体を硬質化する。相手の攻撃の対象になったとき、防御判定の代わりに発動宣言することによって装甲値を[+《竜鱗》のLv×10]することができる。
あくまで一時的な強化なので、このときの相手の攻撃が終了すると同時にこの効果も消滅する。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《獣魔の巣》 キュマイラ(Dロイス:変異種)
Double+Cross
キュマイラシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
自らの体内から自在に獣の体(の一部)を出現させて攻撃に加えるエフェクトで、白兵攻撃として扱い、攻撃力は[+《獣魔の巣》のLv×2]する。また、このエフェクトを組み合わせた攻撃は全て[不意打ち]となる。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
某TypeMoon製のゲームなどを知っている人は、ネロ・カオスの固有結界「獣王の巣」のようなエフェクトと考えればよい。
【対象】:一体、【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

魔術結界(魔術的結界) ギヨーム・ド・ノートルダム
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
ノストラダムスの預言書を受け継ぎ日夜暗躍する怪盗紳士・ギヨームの使用する結界魔術の総称。
自身が持つトランプや預言書の頁を周囲に展開し、様々な防御効果を発揮することが出来る。
ちなみにギヨームの防御行動全般を表すため、決められた特定のエフェクトというものは存在しない。
【使用行動・エフェクト例】
 《砂の結界》、《灼熱の結界》、《氷盾》、カバーリング 等(クウガもどきさんより)

ロンギヌス 黒須左京
ダブルクロスリプレイ『ドゥームズデイの魔獣』
“オーディンの槍(グングニル)”黒須左京(PL:かわたな)のコンボ。
ワンテンポおいて体内電流を最大限にまで増幅し、その高圧電流を槍状に収束して放つ攻撃。
マイナーアクションに前置きとして《雷の加護》を使用し、その後に必殺技本体叩き込む。
加賀十也がピンチだったとはいえ、シナリオで最初に行った攻撃が必殺技と言う辺り、実に素敵な男である。
なお、ロンギヌス(Longinus)の本来の意味はイエス=キリストを槍で刺したローマの兵士長の名前である。(ただ、この件に関して書かれている『ヨハネによる福音書』第19章34節には『ロンギヌス』の名前は出てこないので、この話は後世になって創られた話と思われる)
【構成エフェクト(2ndEdition版)】
 《MAXボルテージ》《雷の槍》
【Data】
 侵食値:+8 、対象:単体 、備考:至近距離では使用できない (クウガもどきさんより)

《フラットシフト》 古代種のオーヴァード
Double+Cross
レゲネイドがばら撒かれる以前の大昔から生きているオーヴァード(古代種)が持つエフェクトの一つ。
体内のレゲネイドの代わりに周囲のレゲネイドを利用してエフェクトを発動させる。このエフェクトを組み合わせた判定は、どれだけエフェクトを組み合わせてもその一連の侵食率上昇を0として扱う。
使用タイミングはメジャーアクション及びリアクションで、このエフェクトは1セッションにつき[《フラットシフト》のLv]
(クウガもどきさんより)

祐一パンチ 佐島祐一
ダブルクロスリプレイ
第1巻「闇に降る雪 Queen of blue」で、転校生のこいのぼり(薬王子結希)に一目惚れした祐一が、結希と話す友人の檜山ケイト(プレーヤー:かわたな)の脇腹に放ったパンチ。別に特殊な効果は全くなく、ただ単に惚れた相手が友人にとられないよう威嚇の意味を持つだけのものである。(クウガもどきさんより)

[1]《氷の戒め》
[2]《氷の回廊》
[3]《氷の加護》
[4]《氷の理》
[5]《氷の塔》
サラマンダー
Double+Cross
[1]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
氷の蔦で相手の足を地面に貼り付けて、拘束するエフェクトである。相手のリアクションにおいては射撃攻撃として扱い、命中するとその相手はこのラウンド中の間まったく移動できなくなる。また、このエフェクトを使用した際の判定においてこのキャラは[《氷の戒め》のLv]個のダイスボーナスを得る。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[2]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
大気中に存在する水分を冷気を伴ってコントロールし、空中に氷の通路を作り出すエフェクトで、使用を宣言すると一時的に[飛行状態]となって[戦闘移動(マイナーアクションを消費して行う移動)]を行うことができる。
この時の[戦闘移動]で移動できる距離は[通常の戦闘移動時の移動距離+《氷の回廊》のLv]mとなる。なお、使用タイミングはマイナーアクション。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[3]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
空気中の水分を結晶化させて待機させ、次の攻撃に備えるエフェクトで、この後に行う攻撃の攻撃力を[《氷の加護》のLv×3]する。使用タイミングはマイナーアクションで、この効果はこのラウンドにおけるこのキャラのアクション・セグメント終了時まで持続する。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[4]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の体温を利用して物を凍らせるエフェクトで、生物に使用した場合はそのラウンドの終了時まで【肉体】能力値を使用する判定に[《氷の理》のLv−1]個のダイスペナルティを与える。
使用タイミングはメジャーアクションで、相手のリアクションにおいてこの攻撃は白兵攻撃扱いとなる。ただし、この攻撃に対して[防御行動:受け]を行うことはできない。
このエフェクトのテキストに従うならば、このエフェクトを所持するサラマンダーシンドロームのオーヴァードは全て体温が0度未満ということになる……歩くアリバイ工作装置かよ(苦笑)
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[5]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
冷気を利用して空気中の水分を氷に変えて相手に飛ばすエフェクトで、こちら側の判定上は<RC(レゲネイドコントロール)>判定だが相手のリアクションにおいては攻撃力が[+《氷の塔》のLv−2]された射撃攻撃扱いとなる。
FEAR社リプレイにおける不幸キャラの双璧(ちなみにもう一人は謂わずと知れたナイトウィザード代表の「柊蓮司」である)をなすことでも有名な上月兄弟の弟・上月司(プレーヤー:クレバー矢野)のコンボ技にも組み込まれており、目に触れる機会は結構多いと思われる。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《蒼き悪魔》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃を受け止める瞬間に、受ける部分を介してカウンター的に相手を凍らせるエフェクトである。これによって、このキャラが[受け]の判定に成功すれば攻撃を加えてきた相手に[《蒼き悪魔》のLv+4]点の実ダメージを与える。
【対象】:一体、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《炎陣》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
炎を自分の周りに打ち込んで味方をかばうエフェクトで、このエフェクトを宣言した場合、行動状態に関係なく[カバーリング]を行うことができる。また、このエフェクトの使用によって[行動済み]になることは無い
なお、ルールブックのサラマンダーシンドロームの最初のページに描かれているのがおそらくこのエフェクトであると思われる。
【対象】:自身、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《炎神の怒り》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
運動能力を上昇させるという物で、このエフェクトを組み合わせた全ての【肉体】【感覚】能力値による判定に3個のダイスボーナスを得る。ただし、クリンナッププロセスもしくはシーン終了時に反動で[4−《炎神の怒り》Lv]点の実ダメージを受ける。なお、使用タイミングはメジャーアクション及びリアクション。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《陽炎》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の発生させる熱によって陽炎を発生させ、相手の攻撃を避けるというもの。このエフェクトを組み合わせた<回避>の判定に[+《陽炎》のLv×2]個のダイスボーナスを得る。なお、使用タイミングはリアクション。
【対象】:自身、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《禁息》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
周囲の酸素を急激な燃焼によって減少させるエフェクトで、相手を酸欠による[特殊状態:目眩]にする。このエフェクトは接近距離に居るキャラを対象とし、このキャラの<RC《レゲネイドコントロール》>技能と相手の<意思>技能で対決を行う。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
【対象】:範囲、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《クールウィル》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
氷のような冷徹さで敵の攻撃を分析し、自分へのダメージを最小限に抑えるエフェクトである。
リアクションに宣言し、受け判定の達成値に[《クールウィル》のLv×2]個のダイスボーナスを得る。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《クロスバースト》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
純粋な力場を生成し、それを攻撃に上乗せすることで威力を高めるエフェクトである。
この攻撃を組み合わせて行う白兵攻撃もしくはRC(レゲネイドコントロール)攻撃における攻撃力を[《クロスバースト》のLv×4]点上昇させる。ただし、この判定には2個のダイスペナルティを受ける。
正直な話、効果と侵食率上昇とペナルティを考えると効果はいまいちである。
【侵食値】:+6
(クウガもどきさんより)

《業炎》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
熱エネルギーをそのまま運動エネルギーに変換することで、<白兵>能力の判定におけるクリティカル値を[−《業炎》のLv(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトと組み合わせることはできない。なお、使用タイミングはメジャーアクション及びリアクション。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《静かなる霧》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
空気中の水分をコントロールしつつ冷気を利用して、相手を霧で覆ってしまうというものである。射撃攻撃として相手に判定を要求し、命中すると対象の行う全ての判定に[《静かなる霧》のLv+2]このダイスペナルティを与える。使用タイミングはメジャーアクションで、効果はこのラウンド終了時まで持続する。
【対象】:範囲、【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《灼熱の結界》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の周囲に灼熱の空間を形成して飛び道具を防ぐエフェクトであり、このエフェクトを宣言すると射撃攻撃に対して[防御行動:受け]を使用することができる。また、このときの防御力に[+《灼熱の結界》のLv/+《灼熱の結界》Lv+2]される。なお、使用タイミングはリアクション。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《焦熱の弾丸》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
灼熱の弾丸を形成し、投擲することで攻撃する。相手のリアクション時には射撃攻撃として扱い、攻撃力は[+《焦熱の弾丸》のLv]される。ただし、このエフェクトは至近距離の相手を対象にはできない。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《呪いの火壷》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
対象の温度を急激に上昇させることでダメージを与える。相手のリアクション時には素手による白兵攻撃として扱い、通常のダメージとは別に[《呪いの火壷》のLv]の追加実ダメージを与える。使用タイミングはメジャーアクションで、ベースとなる攻撃でダメージを与えられなくても追加ダメージは発生する。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《白熱》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体の一部に温度を集中させて局部的に200℃以上の温度を発生させる。すでによる攻撃力を[+《白熱》のLv]するが、この状態で可燃物に触れると発火するので注意。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《火の檻》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
火の檻の名前の通り、このキャラがいるエンゲージの外周を炎によって封鎖することでそのエンゲージ内に居るものの移動を妨害する。これによってこのキャラが存在するエンゲージはこのラウンド中[封鎖状態]となり、離脱しようとするものに対して<RC(レゲネイドコントロール)>技能で対決を要求することができる。このときの判定でこのキャラは[《火の檻》のLv−1]のダイスボーナスを得る。なお、使用タイミングはマイナーアクション。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[1]《氷剣》
[2]《氷盾》
[3]《雹の拳》
[4]《氷壁》
[5]《氷雪の守護》
サラマンダー
Double+Cross
[1]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
周囲の水分を一点に集めて凍らせ、白兵用武器を作り出すエフェクトで、形状は術者が自由に決定する。使用タイミングはマイナーアクションで、持続時間は1シーン。
【武器Data】
 攻撃力:[《氷剣》のLv×2+4]
 防御力:[《氷剣》のLv+2]/[《氷剣》のLv+3]
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[2]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
攻撃を受ける瞬間に氷の盾を作り出して防御するエフェクトで、このエフェクトを組み合わせた[受け]に使用した武器の防御力に[+《氷盾》のLv+3]/[+《氷盾》のLv×5]する。なお、使用タイミングはリアクション。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[3]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
四肢の温度を低温に下げて攻撃するエフェクトで、素手による攻撃力を[+《雹の拳》のLv−1]し、追加効果としてこの攻撃に対し相手が[防御行動:受け]を選択した場合、相手に1個のダイスペナルティを与える。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
オーヴァード料理用能力にもなりそうである……タルト作りとか(笑)
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[4]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃の射軸上に氷の壁を作るエフェクトであり、対象の攻撃時の判定と自分の<RC(レゲネイドコントロール)>で対決し、成功すればその攻撃を無効化、失敗しても普通に防御行動を行うことができる。
使用タイミングはリアクションで、未行動及び待機状態でしか使用できず、使用後は行動済みになる。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[5]サラマンダーシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
周囲に複数の氷の膜を展開し、相手の攻撃の威力を軽減するエフェクトである。
実ダメージが適用される直前に宣言することで、自身が受ける予定だった実ダメージを[(《氷雪の守護》のLv+1)D10]点軽減することが出来る。
なお、このエフェクトは1ラウンドにつき1回まで使用可能。
【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

《ブリザードブレス》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
極低温の空気を吹き付けて相手を攻撃するエフェクト。相手のリアクション時には射撃攻撃として扱い、攻撃力が[+《ブリザードブレス》のLv−3]される。使用タイミングはメジャーアクション。
【対象】:範囲、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《ブレインコントロール》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
脳内温度をコントロールし、より性格にレゲネイドを操作する。これによって組み合わせた技能判定のクリティカル値を[−《ブレインコントロール》のLv(最大3)]することができる。
組み合わせる際の必要条件はサラマンダーシンドロームのエフェクトを最低もう一つ組み合わせていることで、使用タイミングはメジャーアクション及びリアクション、他のクリティカル値を下げるエフェクトと組み合わせることはできない。
脳内温度と冷静になるのとはまったくの別物だと思うのは気のせいだろうか…
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《ホットダッシュ》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
燃えるような戦闘意志で即座に戦闘体制を整えるエフェクトである。
マイナーアクションに使用することで、戦闘移動(マイナーアクションを消費して行う移動)を行った後に使用タイミングがマイナーアクションのサラマンダーシンドロームのエフェクトを一つだけ使用できる。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[1]《炎の加護》
[2]《炎の剣》
[3]《炎の理》
サラマンダー
Double+Cross
[1]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内の熱エネルギーを高めて攻撃の準備をするエフェクトで、使用するサラマンダーエフェクトの判定に[《炎の加護》のLv+1]このダイスボーナスを得る。使用タイミングはマイナーアクションで、このキャラのアクションセグメント終了時まで持続する。
何気に氷関係のエフェクトに対しても使えるという点を考えると、ルールブックのエフェクト説明ってなんか違和感が……
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[2]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器を白熱化させて威力を上昇させるエフェクトで、これを組み合わせた判定で攻撃に使用している武器の攻撃力を[《炎の剣》のLv×2]点上昇させる。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
白熱化するほどの高温に武器が耐えられるのか非常に疑問である(特に射撃武器などだと火薬に引火するような気がします)
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[3]サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
触れたものを燃やすエフェクト。素手による白兵攻撃として扱い、命中すると毎ラウンドのクリンナッププロセス時に[《炎の理》のLv+2]点の実ダメージを与える。この火は相手がメジャーアクションを消費して消火するまで持続する。使用タイミングはメジャーアクション。
ポ○モンとかだと特殊状態の『やけど』として扱われるんだろうな、この状態って。
【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《融解》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
その名の通り相手の武器を溶かすことでその攻撃時における武器の殺傷能力を下げるエフェクトで、このエフェクトを組み合わせた場合、たとえ防御判定([避け][受け]の種別は問わず)に失敗しても[《融解》のLv×2]点の実ダメージを軽減する。ちなみに使用タイミングはリアクション。
ただし、相手の攻撃が素手によるものだった場合、この効果を適応することはできない。 【対象】:一体、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《冷気の鎌》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
攻撃に使用する武器に冷気を付与するエフェクトで、このエフェクトを組み合わせた攻撃に対する対象の防御判定に[《冷気の鎌》のLv+1]個のダイスペナルティを与える。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
個人的に、某S○ing作品に登場する悪魔っぽい羽を生やして鎌を振り回す少女にぴったりな気がする。
【対象】:自身、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《終末の炎》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分自身の体を燃焼させることによってダメージを上昇させるエフェクト。まず自身のHPを消費し、その消費したHP[3-《終末の炎》のLv]点につき攻撃力が1点上昇する。ただし、攻撃が失敗しても消費したHPは消費されたままである。
使用タイミングはメジャーアクションであり、何気に使用技能は『すべて』であるため、HPを消費しているというニュアンスさえ込められていれば状況に応じて『自分自身の体を燃焼させる』の部分の演出は自由に変えていいと思う。
『ダブルクロスリプレイ・オリジン(2) 残酷な人形』のPCBである蓮見イサム(プレーヤー:かわたな)の場合、ハヌマーンシンドロームの振動波(音波)系を代表するエフェクト《サイレンの魔女》等と組み合わせることで、イサムのアイデンティティの一部である『ロック魂』だとか音波攻撃時の『熱き魂を込めた演奏』などを上手に演出しているので演出の参考にすると良いだろう。
【侵食値】:+3 、【備考】:侵食率80%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

《プラズマカノン》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
超高温によってプラズマ化した火球を投擲して攻撃するエフェクト。相手のリアクション時には射撃攻撃として扱い、攻撃力は[3+《プラズマカノン》のLv×3]となる。ちなみに使用タイミングはメジャーアクション。
一言で言えば真ゲ○ターの『ス○ナーサン○ャイン』からゲ○ター線の要素を引いたようなもの。
【対象】:一体、【侵食値】:+4 、【備考】:侵食率100%以上で使用可能。
(クウガもどきさんより)

《極大消滅波》 サラマンダー
Double+Cross
サラマンダーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
純粋なり牙を作り出すエフェクトで、一定範囲内の対象に[《極大消滅波》のLv+2D10]点の実ダメージを与える。このエフェクトは命中判定なしに宣言だけで発動し、対象となったものはリアクションをとることもできない。使用タイミングはセットアップ・セグメントで、1セッションにつき1回だけ使用可能である。
ただ、侵食率120%以上の状態で4D10(期待値20)も侵食率が上昇する為、はっきり言ってNPC専用に近い代物である。
【対象】:範囲、【侵食値】:+4D10 、【備考】:侵食率120%以上で使用可能。
(クウガもどきさんより)

《コキュートス》 サラマンダー(Dロイス:変異種)
Double+Cross
サラマンダーシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
広範囲の空間から一瞬で熱を奪い、その中から任意の者を気化熱で凍らせる。相手のリアクション時において射撃攻撃として扱い、攻撃力を[+《コキュートス》のLv×3]する。使用タイミングはメジャーアクションで、1セッションにつき3回まで使用可能。
【対象】:場面、【侵食値】:+6
(クウガもどきさんより)

グランド・スラッシュ サンプルキャラ”荒ぶる魂”
Double+Cross
サンプルキャラ”荒ぶる魂”のコンボ攻撃で、「獣の力」「銘無き刃」「さらなる波」「浸透撃」「電光石火」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+(「獣の力」のレベル×3)+(「さらなる波」のレベル×2)+(「銘無き刃」のレベル[素手の場合のみ])+([「浸透撃」のレベル]−2[素手の場合のみ])
クリティカルに[−「電光石火」のレベル]、装甲無視という追加効果が付くが、クリンナップ時に[1D10(十面ダイス1個)]のダメージを受ける。(クウガもどきさんより)

道照らす光 サンプルキャラ“叡智の書”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
ロストエデン限定のサンプルキャラ“叡智の書”の使用するコンボ。
《アドヴァイス》《天性のひらめき》《要の陣形》《妖精の手》のエフェクトで構成される。
使用する技能は社会能力値に属する交渉技能であり、味方の戦闘能力を上昇させる効果を持つ支援用の技となっている。(クウガもどきさんより)

ドラゴンフレア サンプルキャラ“陽炎の剣士”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
ロストエデン限定のサンプルキャラ“陽炎の剣士”の使用するコンボ攻撃。
《カスタマイズ》《ペネトレイト》《炎神の怒り》《ブレインコントロール》《炎の剣》のエフェクトで構成される。
使用する技能は肉体能力値に属する白兵技能であり、《ペネトレイト》の効果で装甲無視攻撃を行うことができる。(クウガもどきさんより)

フェイタル・ヒット サンプルキャラ”完全なる使途”
Double+Cross
サンプルキャラ”完全なる使途”のコンボ攻撃で、大型拳銃を装備して「雷の牙」「ガンマウント」「オウガバトル」「急所狙い」「シューティングシステム」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+(「急所狙い」のレベル×2)
クリティカルに[−「オウガバトル」のレベル]、ダイスの数を[+「ガンマウント」のレベル+(「シューティングシステム」のレベル×2)]個、相手が避ける際のダイスの数を[−「雷の牙」のレベル]個するという追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

シールド・オブ・インフェルノ サンプルキャラ”気高き守護者”
<.htm#">Double+Cross
サンプルキャラ”気高き守護者”のコンボ防御で、「炎陣」「灼熱の結界」「氷盾」「ブレインコントロール」のエフェクトを組み合わせたもの。
防御力……+{「炎の結界」のレベル/(「炎の結界」のレベル+2)}+{(「氷盾」のレベル+3)/(「氷盾」のレベル×5)}
クリティカルに[−「ブレインコントロール」のレベル]、行動済み状態でも「カバーリング」ができると言うという追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

スマッシュ・ショット サンプルキャラ”黒い天使”
Double+Cross
サンプルキャラ”黒い天使”のコンボ攻撃で、「オウガバトル」「シューティングシステム」「主の右腕」「天からの眼」「ピンポイント・レーザー」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……(「主の右腕」のレベル×2)−(4−「ピンポイント・レーザー」のレベル)
クリティカルに[−「オウガバトル」のレベル]、ダイスボーナスに[+「シューティングシステム」のレベル×2]個する、装甲無視、不意打ちを受けないという追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

完全なる剣 サンプルキャラ”錆びついた刃”
Double+Cross
サンプルキャラ”錆びついた刃”のコンボ攻撃で、「オールレンジ」「カスタマイズ」「レインフォース」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+(「レインフォース」のレベル×2)
クリティカルに[−「オールレンジ」のレベル(判定時のみ)]、ダイスの数[+「カスタマイズ」のレベル]という追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

妖髪乱舞 サンプルキャラ”紫紺の華”
Double+Cross
サンプルキャラ”紫紺の華”のコンボ攻撃で、「オールレンジ」「踊る髪」「伸縮腕」「さらなる波」「浸透撃」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+(「さらなる波」のレベル×2)+(「浸透撃」のレベル−2[素手の場合のみ])
クリティカルに[−「オールレンジ」のレベル]、ダイス数を[+「踊る髪」のレベル+「伸縮腕」のレベル]装甲無視、攻撃後に相手は転倒状態になるという追加効果が付き、またこの攻撃は射撃攻撃の範囲にも攻撃できる。(クウガもどきさんより)

・黒曜 サンプルキャラ“漆黒の剣”
Double+Cross
サンプルキャラ“漆黒の剣”が使用するコンボ技。
マイナーアクションで《ダークマター》を使用後、メジャーアクションに必殺技本体を叩き込むと言う構成。
必殺技本体の構成は《カスタマイズ》《レインフォース》《巨神の斧》《魔王の理》を組み合わせた斬撃となっており、侵食率が100%を超えれば《クリスタライズ》による威力上昇と装甲無視効果が追加される。
攻撃の際に使用する技能は、肉体能力値に属する白兵技能となっている。
なお、修正版(「コントラストサイド」掲載版)の方では「Dロイス:秘密兵器」の取得によって武器が刀/剣からフォールンブレード(EXレゲネイドに感染した特殊な剣、「ブレイクアップ」P.25に掲載)に変更されており、大幅に威力が上昇している。(クウガもどきさんより)

ソニック・ストライク サンプルキャラ”疾風の一撃”
Double+Cross
サンプルキャラ”疾風の一撃”のコンボ攻撃で、「渇きの主」「血族」「亡者の爪」「一閃」「疾風剣」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+「亡者の爪」のレベル[素手の場合のみ]
回復量……[「渇きの主」のレベル×4]点
クリティカルに[−「血族」のレベル]、装甲無視という追加効果が付き、そして全力移動後に攻撃可能である。(クウガもどきさんより)

レイジングビースト サンプルキャラ“縛られぬ魂”
Double+Cross(ステージ:デモンズシティ)
デモンズシティ用サンプルキャラ“縛られぬ魂”の使用するコンボ攻撃。
相手に《鬼の一撃》《獣の力》《一閃》のエフェクトで構成された全力移動攻撃を叩き込む。
基本的には単体攻撃用だが、更にメジャーアクションに《獅子奮迅》を組み合わせることで対象を拡大することも可能。また、マイナーアクションで《破壊の爪》を使用したりメジャーアクションで《マシラのごとく》で威力の底上げしたりすることも可能。
使用する技能は肉体能力値に属する白兵技能であり、移動効果をはずすには《一閃》を外せばよい。(クウガもどきさんより)

雷獣の咆吼 サンプルキャラ”白き閃光”
Double+Cross
サンプルキャラ”白き閃光”の射撃専用コンボ攻撃で、「ピンポイントレーザー」「雷の槍」「MAXボルテージ」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……−(4−「ピンポイントレーザー」のレベル)+(「雷の槍」のレベル×4)
クリティカルに[−「MAXボルテージ」のレベル]、ダイスの数[−4−「雷の槍」のレベル]、装甲無視という追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

ホーリーミスト サンプルキャラ“侵入者”
Double+Cross(ステージ:デモンズシティ)
デモンズシティ用サンプルキャラ“侵入者”の使用するコンボ。
《ファクトリー》《ポイズンフォッグ》《狂戦士》のエフェクトで構成される支援行動である。
使用する技能は精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能であり、判定に成功すれば一つのエンゲージ内にいるキャラから対象を選択してその者にクリティカル値を[−1]とダイス数を増加させる効果を与える。(クウガもどきさんより)

・阻まれぬ冷たき勇気 サンプルキャラ“信念の槍”
Double+Cross
サンプルキャラ“信念の槍”が使用するコンボ技。
《音速攻撃》《炎神の怒り》《ブレインコントロール》《冷気の鎌》のエフェクトで構成される。
攻撃の際に使用する技能は、肉体能力値に属する白兵技能となっている。
《冷気の鎌》の効果によって相手の防御行動にダイスペナルティを与えられるが、《炎神の怒り》の効果で自分も少しダメージを受けるので状況に合わせて《炎神の怒り》を外さなければいけない場面も出てくるだろう。(クウガもどきさんより)

滅びの助言 サンプルキャラ”水晶の瞳”
Double+Cross
サンプルキャラ”水晶の瞳”のコンボ攻撃で、「アドヴァイス」「天性のひらめき」「戦乙女の導き」のエフェクトを組み合わせたもの。
この場にいるいずれかの対象一体に対してクリティカル[−1]、メインプロセス時のダイスの数を[+「戦乙女の導き」のレベル+1]個追加させる効果を与える。(記入されているものは戦闘時のもの、目標値は15)(クウガもどきさんより)

正義の裁き サンプルキャラ“正義の執行者”
Double+Cross(ステージ:デモンズシティ)
デモンズシティ用サンプルキャラ“正義の執行者”の使用するコンボ攻撃。
相手に《アニマルテイマー》《絶対の空間》《大地の加護》《大地の牙》のエフェクトで構成される。
使用する技能は精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能であり、特定の動物を操って相手の回避能力を高めることが可能。(クウガもどきさんより)

シルフィード・レイヴ サンプルキャラ“蒼穹の旅人”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
ロストエデン限定のサンプルキャラ“蒼穹の旅人”の使用するコンボ攻撃。
《オールレンジ》《貪欲なる拳》《さらなる波》《疾風剣》《浸透撃》のエフェクトで構成される。
使用する技能は肉体能力値に属する白兵技能であり、《浸透撃》の効果で装甲無視攻撃、《疾風剣》の効果で相手の防御行動のダイスを減少させることができる。(クウガもどきさんより)

奥義・飛燕 サンプルキャラ“剣の乙女”
Double+Cross(ステージ:デモンズシティ)
デモンズシティ用サンプルキャラ“剣の乙女”の使用するコンボ攻撃。
《インフィニティ・ウェポン》で作り出した武器を装備した状態から《レインフォース》《オウガバトル》《コンバットシステム》《達人の技》のエフェクトで構成された斬撃を繰り出す。
侵食率が100%を超えると切断面を結晶化させるモルフェウス技能《クリスタライズ》を組み合わせるが可能となり、斬撃自体の威力を上昇させて装甲無視の付加効果を追加する。
使用する技能は肉体能力値に属する白兵技能で、この攻撃における相手の防御行動のダイスを減少させる効果を持つ。(クウガもどきさんより)

黒き光 サンプルキャラ“天使の卵”
Double+Cross(ステージ:デモンズシティ)
デモンズシティ用サンプルキャラ“天使の卵”の使用するコンボ攻撃。
マイナーアクションで《ダークマター》による威力の底上げを行った後に、《主の右腕》《全知の欠片》《ピンポイント・レーザー》《黒の鉄槌》のエフェクトで構成された射撃距離攻撃を放つ。
使用する技能は精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能であり、《ピンポイント・レーザー》の効果で相手の装甲を無視することが可能である。だが、その代わりに《黒の鉄槌》の効果で至近距離には攻撃できない上に侵食率上昇も高めという欠点が存在する。(クウガもどきさんより)

・神の一滴 サンプルキャラ“天上の泉”
Double+Cross
サンプルキャラ“天上の泉”が使用するコンボ技。
マイナーアクションで《領域の支配者》を使用後、メジャーアクションに必殺技本体を叩き込むと言う構成。
必殺技本体の構成は《主の右腕》《全知の欠片》《レーザーファン》《大地の加護》になっている。
攻撃の際に使用する技能は、精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能。(クウガもどきさんより)

獣爪撃 サンプルキャラ”不確定な切り札”
サンプルキャラ”不確定な切り札”のコンボ攻撃で、「鬼の一撃」「獣の力」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+(「獣の力」のレベル×3)
クリティカルに[−「鬼の一撃」のレベル]するという追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

ポテンシャル・ブレイク サンプルキャラ”魔術師の仮面”
Double+Cross
サンプルキャラ”魔術師の仮面”のコンボで、「要の陣形」「絶対の空間」「狂戦士」のエフェクトを組み合わせたもの。
オルクスの持つ「自分の領域を展開する」能力を昇華したものらしく、この場にいるいずれかの対象[「要の陣形」のレベル+1]体に対してクリティカル[−(「絶対の空間」のレベル+1)]、ダイスの数を[+「狂戦士」のレベル×2]個追加させる効果を与える。(目標値は17)(クウガもどきさんより)

血鎖封縛 サンプルキャラ”幻の造り手”
Double+Cross
サンプルキャラ”幻の造り手”の射撃攻撃専用コンボ攻撃で、「暗黒の網」「血族」「砂の刃」のエフェクトを組み合わせたもの。
攻撃力……+(「砂の刃」のレベル+1)
クリティカルに[−「血族」のレベル]、転倒という追加効果が付く。(クウガもどきさんより)

ゼウス・レイジ サンプルキャラ“雷光の制裁”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
ロストエデン限定のサンプルキャラ“雷光の制裁”の使用するコンボ攻撃。
マイナーで《雷の加護》した後、メジャーアクションで《雷の槍》《MAXボルテージ》を使用する。
使用する技能は精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能であり、同一エンゲージには使用できない。
名称は違えど、公式リプレイで知られる素敵な男“オーディンの槍(グングニル)”黒須左京の必殺技『ロンギヌス』と同一の構成である。(クウガもどきさんより)

レイヴンズ・クロウ 瀬戸和樹
Double+Cross
”黒翼の獣(レイヴンズ・クロウ)”瀬戸和樹が使用する『レーザー・クロウ』の上位必殺技。
《破壊の爪》《完全獣化》によって鋭き爪を持つ魔獣の姿となったときのみ使用できる必殺技で、完全獣化による身体能力上昇のために命中力とそれに連動する威力が上昇している。(クウガもどきさんより)

《抗いがたき言葉》 ソラリス、柚木芽以 他
Double+Cross
ソラリスのシンドロームを持つオーヴァードが取得できるエフェクトの一つ。
体内から発せられた幻覚作用を持つ物質によって相手の正常な思考能力を失わせ、自分の言葉を真実だと思わせる一種の催眠術系能力である。
1stで猛威を振るったエフェクトであり、昔はこのエフェクトの記述の穴を利用してクライマックスフェイズのボス戦を回避することが可能であった(苦笑)
ゲームバランスとしてそんな理不尽なエフェクトがあっても困るため、現在(2ndEdition)では『自分の<交渉>と相手一体の<意志>で対決を行い、勝利すればその相手一体の全ての判定に[《抗いがたき言葉》のLv]個のダイスペナルティを与える』効果となった。
ソラリスシンドロームが1stに比べて弱体化した理由というのは99%位このエフェクトが原因だったりする。ただし、それでも十分脅威となりうるエフェクト効果は健在である。
ちなみに使用タイミングはメジャーアクションで、エフェクトの持続時間は1シーンである。
【対象】:一体、【侵食値】:+2

・例外事項(使用者が柚木芽以の場合)
 柚木芽以が使用することのできる能力であり、通常の《抗いがたき言葉》とは違って相手の深層心理にまで入り込み、対象となったものが持つ大事な思い・記憶などから順に凍りつかせる。
 UGNの敵対組織「FH(ファルスハーツ)」の研究所で欠陥品として排除された後に孤独感から発現した能力で、その潜在能力は自身どころか世界的な組織UGNですら解析ができなかったほどに強力。ゲーム中での機能は「ロイスを一つタイタスに変える」という恐ろしい威力を示す。
 だが第2巻の最後で、椿が彼女を孤独感から解放し、隼人たちによって彼女のオリジナルであるロゼッタ(この巻のラスボス)が撃破されたことによってこの能力はこの世から消滅した。(クウガもどきさんより)

《アクセル》 ソラリス
Double+Cross
 対象の運動神経を増強する物質を生成することによって、対象にセカンドアクションを取らせるソラリスのエフェクト。
 この場合のセカンドアクションについては、対象は任意の行動を取ることが出来る。
技能: 侵食値:3 目標値:12 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《アドレナリン》 ソラリス
Double+Cross
 脳内麻薬を生成し、限界を超えた動きを実現させるソラリスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた【肉体】を使用する技能の判定に対して[LV×2]のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能:【肉体】 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《戦乙女の導き》 ソラリス
Double+Cross
 興奮物質を生成し、散布することで対象の能力を高めるソラリスのエフェクト。
 対象が次に行うメジャーアクションに対して[LV+1]個のダイスボーナスを得る。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:9 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《痛みの水》 ソラリス
Double+Cross
 強酸性の物質を対象にぶつけることでダメージを与えるソラリスのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、攻撃力は+[LV]となる。また、この攻撃は対象の装甲値を無視してダメージを算出する。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《茨の輪》 ソラリス
Double+Cross
 痛覚を刺激する毒物を生成し、塗布するソラリスのエフェクト。
 この攻撃が命中した場合、対象が昏倒するか戦闘が終了するまで、毎ラウンドのクリンナップ時に[LV+3]点のダメージを対象に与える。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《オーバードーズ》 ソラリス
Double+Cross
 生成した物質を大量に用いるソラリスのエフェクト。
 クリティカル値を除く全てのエフェクトの固定値(係数を含む)、ダイスボーナス及び、ダイスペナルティを+2する。なお、このエフェクトは1セッションに1回だけ使用出来る。
技能:ソラリス・シンドローム 侵食値:4 目標値:− 対象:−
タイミング:−(要100%)(すがたけさんより)

《堕ちる絶望》 ソラリス
Double+Cross
 対象に強烈な精神的付加を与えることで、暴走状態へと追い込むソラリスのエフェクト。
 シーン全体に衝動判定を強いるという、PC側にとっては非常に凶悪な効果を持ってはいるものの、これ単独でダメージを与える効果はない上、ハナから衝動に身を任せているジャーム相手には使っても意味がないため、明らかに敵NPC専用のエフェクトである。
技能:<RC> 侵食値:4D10 目標値:― 対象:シーン
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《帰還の声》 ソラリス
Double+Cross
 対象の精神を落ち着かせることで、自分の言葉に耳を傾けるように仕向けることが出来るソラリスのエフェクト。
 対象は<交渉>かで対決を行えるが、その際の判定に[LV+2]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《狂戦士》 ソラリス
Double+Cross
 強力な興奮物質を生成し、散布するソラリスのエフェクト。
 対象が次に行うメジャーアクションのクリティカル値を−1し、さらに対象の次の判定に[LV×2]個のダイスボーナスを与える。
技能: 侵食値:5 目標値:17 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《苦痛の矢》 ソラリス
Double+Cross
 痛覚を直接刺激して、相手を激痛で縛るソラリスのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、命中すると対象が次に行う判定のクリティカル値を+1する。ただし、この効果は重複せず、ダメージを与えることも出来ない。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《声無き声》 ソラリス
Double+Cross
 幻覚物質を生成して散布するソラリスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせることによって<交渉>の対象を[LV]体に変更することが出来る。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:− 対象:[LV]体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《錯覚の香り》 ソラリス
Double+Cross
 安心感を与える香りを生成、発散することで対象の警戒心を解くソラリスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた<交渉>に[LV×2]のダイスボーナスを得ることができる。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《さらなる力》 ソラリス
Double+Cross
 興奮物質の分泌を促し、行動出来ない対象を再び行動させることが出来るソラリスのエフェクト。
 対象の“行動済み”状態を回復させ、未行動状態に戻すことが出来る。
技能:<RC> 侵食値:5 目標値:17 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《ショック》 ソラリス
Double+Cross
 神経を過度に刺激する物質を散布するソラリスのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、通常のダメージを与える代わりに範囲内のトループすべてを即座に昏倒させることが出来る。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:範囲
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《絶対の恐怖》 ソラリス
Double+Cross
 対象に幻覚を見せることで、恐怖を与えるソラリスのエフェクト。
 装甲値や防御値一切無視する攻撃力[LV+1]の攻撃として扱い、射撃距離のキャラクターも対象に出来る。攻撃型のソラリスなら持っていて損はないだろう。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《タブレット》 ソラリス
Double+Cross
 生成した物質を個体に変え、投げつけるソラリスのエフェクト。
 射撃距離の相手にもその効果をもたらすことが出来るが、[4−LV]個のダイスペナルティを受ける。
技能:ソラリス・シンドローム 侵食値:2 目標値:− 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《竹馬の友》 ソラリス
Double+Cross
 幻覚物質を利用し、1シーンの間対象の信頼を得ることが出来るソラリスのエフェクト。
 1セッションに[LV+1]回使用出来、対象は<意志>で対抗出来る。
技能:<交渉> 侵食値:3 目標値:対決 対象:LV体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《中和剤》 ソラリス
Double+Cross
 中和剤を生成し、持続する類のソラリス・シンドロームのエフェクトの効果を全て消滅させるソラリスのエフェクト。
 対象にその影響を与えたキャラクターとで対決を行い、その判定に際して[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
 基本的に白兵攻撃として扱うため、対象が接触距離にいない場合はそれに対応するエフェクトを併用しなければならない。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《彫像の声》 ソラリス
Double+Cross
 運動神経を麻痺させる物質を生成し、発散することで対象を麻痺させるソラリスのエフェクト。
 この影響下においた対象がこのラウンド中に行う最初の判定に対して[LV×2]個のダイスペナルティを与えることが出来る。なお、対象は<意志>による対決を行う。射撃距離の相手にも有効。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《罪人の枷》 ソラリス
Double+Cross
 とりもちを作り出し、対象の動きを阻害するソラリスのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、命中すると避け判定に1個のダイスペナルティを与える。この効果は1ラウンドの間持続するため、使用者が素早ければ素早いほど地味に利く。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《毒の刃》 ソラリス
Double+Cross
 体内で生成した生物毒を分泌して装備する武器に塗りつけることで殺傷力を高めるソラリスのエフェクト。
 アクション・セグメントが終了するまで白兵攻撃の攻撃力を[LV+2]上昇させることが出来るが、白兵攻撃を得意とするソラリスは普通いないので、正直使いどころを探すのが難しい(笑)。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《止まらずの舌》 ソラリス
Double+Cross
 幻覚物質を利用して対象に自白させるソラリスのエフェクト。
 <耐性>による対決に負けた対象に3つまでの質問を行える。なお、この質問に対しては正確に答えなければならず、黙秘も出来ない。
 なお、この対決において[LV+2]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《トランキリティ》 ソラリス
Double+Cross
 精神安定物質を生成することで、心の平静を保ち、思考を鋭くするソラリスのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた【精神】系の全ての技能判定に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
技能:【精神】 侵食値:3 目標値:― 対象:―
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《人形使い》 ソラリス
Double+Cross
 非オーヴァードを意のままに操るソラリスのエフェクト。
 [LV]体の対象に対してどのような命令であっても従わせることが出来るようにする非常に強力な洗脳を施すことが出来るものの、侵食値が一気に20も跳ね上がるため、正直言って敵NPCが使うぐらいしかない。
技能:<交渉> 侵食値:20 目標値:18 対象:LV体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《熱狂》 ソラリス
Double+Cross
 特殊な物質で理性を失わせるソラリスのエフェクト。
 そのラウンドの間、対象の【肉体】に[LV+2]個のダイスボーナスを与える代わりに対象の【精神】に[LV×3]ものダイスペナルティを与える。なお、対象は<意志>で対決が行える。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《眠りの粉》 ソラリス
Double+Cross
 麻酔物質を生成し、発散することで対象に眠気をもたらすソラリスのエフェクト。
 射撃距離にいるキャラクターも対象に出来、対象の状態を『目眩』にすることが出来る。対象は<耐性>による対決を行える。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ファクトリー》 ソラリス
Double+Cross
 レネゲイドに干渉し、より強力な物質を生成できるようにするソラリスのエフェクト。
 のクリティカル値を−[LV(最大3)]する。ただし、例によって他のクリティカルを引き下げるエフェクトとは組み合わせることは出来ない。
技能:<> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《腐蝕の指先》 ソラリス
Double+Cross
 物質を急速に劣化させる成分を生成するソラリスのエフェクト。
 白兵攻撃として扱い、この攻撃で対象の装甲値を上回るダメージを出した場合、ダメージの代わりに対象の防具を破壊することが出来る。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ポイズンフォッグ》 ソラリス
Double+Cross
 生成物を気体として発散し、周囲に散布することで組み合わせたソラリスのエフェクトの対象を範囲に変更するエフェクト。
 1セッションに[LV+1]回使用出来るが、接近距離の対象にしか使用出来ない。
技能:ソラリス・シンドローム 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《忘却の彼方》 ソラリス
Double+Cross
 対象の記憶から使用者の記憶を消すソラリスのエフェクト。
 思い出そうとする側は<意志>による判定を行い、忘却の彼方の達成値に勝利しなければならない。
技能:<隠密> 侵食値:2 目標値:対決 対象:シーン
タイミング:リアクション(すがたけさんより)

《蝕む声》 ソラリス
Double+Cross
 発散した生成物質によって相手の精神を乱し、使用者の言葉を受け入れやすくするソラリスのエフェクト。
 組み合わせた<交渉>のクリティカル値を[−LV(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトとは組み合わせることは出来ない。
技能:<交渉> 侵食値:メジャーアクション 目標値:― 対象:―
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《盲目の羊》 ソラリス
Double+Cross
 強酸性の物質により、相手の視覚を一時的に失わせるソラリスのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、命中した場合、対象の【感覚】に対して[LV+1]ラウンドの間[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《バーストアップ》 ソラリス(Dロイス:変異種)
Double+Cross
シンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
対象となったもののレゲネイドを普段以上に活性化させることで、その者が次のメジャーアクションに行う全てのエフェクトのエフェクトレベルを[+1]する。使用タイミングはメジャーアクションで、1セッションにつき1回まで使用可能である。
侵食率上昇が非常に高いため、味方だと実質使用可能なものは限られてくるだろう。
【目標値】23 、【対象】:一体(拡大不可)、【侵食値】:+10
(クウガもどきさんより)

糸(椿の糸) 玉野 椿
ダブルクロスリプレイ・オリジン
本作のPC2である”シルクスパイダー”玉野椿(プレーヤー:しのとうこ)の持つエグザイルの能力を応用して生成する技術兼武器。
体を構成する成分(というか骨や爪?)の一部を極限にまで細く、そして長く伸ばすことによって全てを切り裂く糸状の生体武器を指先から作り出す。
状況によっては切り裂くだけでなく《エンタングル》や《踊る髪》を加えて相手を転倒・拘束させたり、また《ジャイアントグロウズ》によって糸の本数も1本だけではなく複数本を同時使用(つまり範囲攻撃)することも可能。
さらに非戦闘時には《十徳指》を組み合わせて包丁代わりにもなる(オリジン2巻参照)
別名「オーヴァード料理」……少なくとも人前でできる料理ではない。 (クウガもどきさんより)

コードAHM アニヒレーション 藤堂豪衛
ダブルクロス02 セカンド+ミッシング
UGN水宮市支部の支部長、藤堂豪衛の切り札。
ブラックドッグシンドロームの能力により精密操作される両腕の機械腕を熱暴走させ、同時にサラマンダーシンドロームの力にてその熱暴走で発生する熱量の温度を千六百度まで引き上げることで破壊力に超高温の熱量を付加した一撃を繰り出せる状態にする。
但し熱量の制御が難しく、その制御と発生する熱量によって自身の体力が急速に消耗されること、そして両腕の機械腕のダメージなどからごく短時間の使用しか出来ず、また一度の活動で多用することも出来ない。
初登場は2巻。作中では二度使用されたが、どちらも攻撃の際にウロボロスシンドロームの持つ輪廻の力でレネゲイドウィルスごと喰われたためにその破壊力を発揮することが出来ず、またその二戦目にて殉職したためその威力を発揮する機会は永久に失われた。 (クウガもどきさんより)

《アドヴァイス》 ノイマン
Double+Cross
他人に対して適切な助言を行うことで、対象が次に行うメジャー・アクションに対してのクリティカル値を−1するノイマンのエフェクト。
 その判定に対して[LV−1]のダイスボーナスを得る。
技能:<交渉> 侵食値:5 目標値:15 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんり)

《暗号解読》 ノイマン
Double+Cross
 どんな暗号であっても解読できるノイマンのエフェクト。
 その判定に[LV×3]のダイスボーナスを得るが、それ以上に『暗号や隠蔽された情報があった場合には無条件でそれに気付いたこととみなし、GMは暗号解読判定を要求できる』という特性を持つ……ある意味、GMの進行を助けてくれるエフェクトでもある(笑)。
技能: 侵食値:2 目標値:それぞれ 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《生き字引》 ノイマン
Double+Cross
 様々な知識を有していることを示すノイマンのエフェクト。全ての情報に対しての判定に代用できる。
 ただし、その判定の際のダイスに[LV−1]個の修正を得る。
技能:<意志> 侵食値:3 目標値:− 対象:自身 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《インスピレーション》 ノイマン
Double+Cross
 ひらめきによって必要な情報を手に入れるノイマンのエフェクト。
 1セッションに[LV]回だけ、GMに対してYes/No形式の質問が出来る。ただし、GMはそれに対して黙秘することは出来る。なお、その場合にはエフェクトを使用したことにはならない。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:自身 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《オウガバトル》 ノイマン
Double+Cross
 戦闘に対しての天才性をあらわすノイマンのエフェクト。
 組み合わせた攻撃のクリティカル値を−[LV(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトとは組み合わせられない戦闘行動に対してのクリティカル値を下げることが出来ない。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:3 目標値:− 対象:自身 
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《カウンター》 ノイマン
Double+Cross
 相手の攻撃にタイミングを合わせ、防御と攻撃を同時に行うノイマンのエフェクト。
 未行動か待機状態の時のみに使用でき、対決に勝った方の攻撃が命中したことになる。また、このエフェクトを使用した場合、攻撃の成否に関わらずに行動済みになる。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:リアクション(要80%)(すがたけさんより)

《確定予測》 ノイマン
Double+Cross
 高速思考により、現状から起こり得る状況を予測、高確率で的中させるノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせて行う判定に、[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
 これを使用する際に『深道ごっこ』やった人、手を上げて(はーい!)。
技能:すべて 侵食値:5 目標値:― 対象:自身
タイミング:メジャーアクション/リアクション(要80%)(すがたけさんより)

《急所狙い》 ノイマン
Double+Cross
 急所を的確に突くことで、ダメージを上昇させることが出来るノイマンのエフェクト。
 個のエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[LV×2]点上昇させる。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:− 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《コントロールソート》 ノイマン
Double+Cross
 思考で身体の制御を行い、効率的な攻撃を行えるようにするノイマンのエフェクト。
 <白兵>における命中判定のダイスを【肉体】の代わりに【精神】を使用することが出来るようになる。なお、他のエフェクトとも組み合わせることが出来るため、前に出て戦うノイマンを作る際には重宝する。
 ただし、リアクションにはこの効果は適用されないため、勘違いして受け系のエフェクトを取りまくっていた奴はかなり痛い目を見た(笑)。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《コンバットシステム》 ノイマン
Double+Cross
 機械のような正確性で打撃と防御を行うノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた白兵に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
技能:<白兵> 侵食値:対決 目標値:3 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《支援射撃》 ノイマン
Double+Cross
 援護射撃を行うことで、味方の行動を有利に働かせるノイマンのエフェクト。
 支援する対象を[LV+1]体まで選択し、[選択した人数×3]を目標とした判定に成功したならば、対象はそのラウンドの全ての行動に対して[LV+2]のダイスボーナスを得る。
技能:<射撃> 侵食値:4 目標値:[選択した人数×3] 対象:LV+1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《弱点看破》 ノイマン
Double+Cross
 対象が攻撃しようとしている相手の弱点を教えることで、そのダメージを上昇させるノイマンのエフェクト。
 次に対象が行う攻撃のダメージを[LV×2]点上昇させることが出来る。
技能:<交渉> 侵食値:2 目標値:9 対象:− 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《写真記憶》 ノイマン
Double+Cross
 見たものを正確に記憶し、思い出すノイマンのエフェクト。
 思い出す際に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
技能: 侵食値:2 目標値:9 対象:自身 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《集団統率》 ノイマン
Double+Cross
 その名の通り、集団を一斉に行動させることが出来るノイマンのエフェクト。
 この効果を望まないキャラクター以外を使用者の意図に従って一斉に行動させることが出来るため、たたみかける攻撃を行い、即座にケリをつけたい場合には有効だが、PCが使用するには侵食率の高さというリスクは大きいため、群墨応理(PL:田中天)のようにほぼシャレで取る以外はない。やはり、NPCのボスノイマンが一糸乱れぬ連携で集団を操ることを演出するために用意されたエフェクトであるといえよう(笑)。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:シーン
タイミング:セットアップセグメント(すがたけさんより)

《シューティングシステム》 ノイマン
Double+Cross
 機械の如き正確さで射撃を行うノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた射撃に[LV×2]個のダイスボーナスを加える。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《勝利の女神》 ノイマン
Double+Cross
 適切なアドバイスを送ることにより、仲間を勝利に導くノイマンのエフェクト。
 1セッションに1回だけ、次に対象が行うメジャーアクションのクリティカル値を−1すると同時に、その判定に対して[LV×3]のダイスボーナスを与えることが出来る。
技能:<交渉> 侵食値:7 目標値:22 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要100%)(すがたけさんより)

《零距離射撃》 ノイマン
Double+Cross
 近接距離で銃器を効率よく扱うノイマンのエフェクト。このエフェクトを組み合わせた場合の攻撃力を[LV×3]点上昇させることができる。
 ただし、零距離射撃を組み合わせた場合の攻撃は白兵攻撃扱いになるため、受けを得意としている相手に対しては注意が必要。また、当然ながら接近距離のキャラクターにしか使用できない。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《戦局判断》 ノイマン
Double+Cross
 戦いの流れを読みきることで、先を読んで効率よく動くことが出来るノイマンのエフェクト。
 [LV×2]点分、イニシアティブ値が上昇する。
技能:− 侵食値:− 目標値:− 対象:自身
タイミング:常時(すがたけさんより)

《戦神の祝福》 ノイマン
Double+Cross
 ノイマンの優れた知性を全開で発揮して、対象の最も弱い場所を見抜き、そこを的確に攻めるエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃のダメージを[LV+2]D10の追加出来る。また、このエフェクトは1セッションに[LV]回まで使用出来る。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:4D10 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《戦術》 ノイマン
Double+Cross
 仲間に戦術をアドバイスすることで、仲間を効率よく運用することが出来るノイマンのエフェクト。
 [LV+1]人の仲間の行う能動行動に対して、[LV+1]個のダイスボーナスを与えることが出来る。ただし、自分に対してはこの効果は適用されない。
 ちなみに、ルールブックではダイスボーナスは[+1]だけだったのだが、『ダブルクロス・リプレイ・オリジン〜偽りの仮面〜』で群墨応理(PL・田中天)が使用した際には[LV+1]のダイスボーナスとなっていたので、そちらを採用させていただいた。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:[LV+1]人(ただし、自分以外)
タイミング:セットアップ(すがたけさんより)

《ターゲッティング》 ノイマン
Double+Cross
 相手の隙をうかがって効果的な打撃を相手に与えるノイマンのエフェクト。
 使用を宣言してからアクションセグメントが終わるまで、白兵や射撃の判定に[LV]個のダイスボーナスを得る。
技能:− 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《達人の業》 ノイマン
Double+Cross
 獲物を捕らえるための天才的な技量を有していることをあらわすノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対しての相手の防御判定に[LV+1]個のダイスペナルティを与えることが出来る。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《知識の泉》 ノイマン
Double+Cross
 ありとあらゆる学問や情報に精通していることを表すノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた情報技能に対して、[LV×2]のダイスボーナスを得るが、『トリ○アの泉』と呼ばれるならまだしも、『おばあちゃんの知恵袋』と呼ばれると、ちょっと切ない(笑)。
技能:<情報:> 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ディフレクション》 ノイマン
Double+Cross
 発射された銃弾の起動を見切り、弾き返すことが出来るノイマンのエフェクト。
 射撃攻撃に対して受けを行うことが出来、その際の判定に[LV]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
 ワタクシ、これを使って演出で『闇のイージスごっこ』なんかやってますが……それが何か?
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:自身
タイミング:リアクション(すがたけさんより)

《デュアル・デュエル》 ノイマン
Double+Cross
 効率よく動くことにより、戦闘行動を連続して即座に行えるノイマンのエフェクト。このエフェクトを組み合わせることによって、セカンドアクションを行うことが出来る。
 ただし、その際にはデュアル・デュエルを組み合わせないとならない上、判定に[LV−2]のダイスペナルティを受ける。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:3 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《天性のひらめき》 ノイマン
Double+Cross
 攻撃以外のありとあらゆる行動に対しての瞬間的な閃きを表すノイマンのエフェクト。
 組み合わせた技能に関してのクリティカル値を−[LV(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトを組み合わせることは出来ない上、攻撃に用いることも出来ない。
技能:全て 侵食値:3 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《ドクター・ドリトル》 ノイマン
Double+Cross
 世界中のあらゆる言語を使いこなし、動植物とも意思疎通を行うことが出来るノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた交渉に対して[LV]個のダイスボーナスを得る。
技能:<交渉> 侵食値:1 目標値:− 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《抜き打ち》 ノイマン
Double+Cross
 準備されていない武器を即座に抜き放つことで相手の意表をつくノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対しての防御行動に[LV×2]のダイスペナルティを与える。1セッションに3回まで使用出来る。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《プロファイリング》 ノイマン
Double+Cross
 人物や物品を観察し、推察することでごく僅かな情報から対象の実像を導き出すノイマンのエフェクト。対象は隠密で対決が行える。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《プロフェット》 ノイマン
Double+Cross
 人物の動きや物事の流れから次に発生することを推察するエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせることで、様々なダイスペナルティを[LV]個まで打ち消すことが出来る。
技能:全て 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《崩壊の一点》 ノイマン
Double+Cross
 破砕点を見抜き、そこを打ち抜くことでこれを破壊するノイマンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃で実ダメージを1点でも与えた場合、ダメージを適用する代わりに対象の防具をそのセッションの間使用不可にする。
 ただし、このゲームの場合『装甲値無視』というエフェクトが多いため、使いどころは少ない。とはいえ、装甲値を無視するエフェクトを持たない、攻撃力の高いキャラクター(ブラックドッグやキュマイラ、エグザイルなど)が周囲にいるならば、とたんに恐るべきコンボの第一波と化すことも間違いないため、修得は仲間の持つエフェクトとも相談した方がいいだろう。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《マインドリーディング》 ノイマン
Double+Cross
 相手の動きや態度、仕草などから現在考えていることを推察し、見抜くエフェクト。
 この判定に[LV−1]個のダイスボーナスを得ることが出来る。対象は意志で対決を試みることが出来る。
技能:<意志> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《マルチウエポン》 ノイマン
Double+Cross
 複数の武器を同時に扱うノイマンのエフェクト。同じ技能で扱う武器の攻撃力を[LV]個まで合計して使用出来る。
 二つ目以降の武器の攻撃力が0以下だった場合、1として扱うが、二つ名ら兎に角、三つ以上の武器を扱う場合(特に白兵の場合)の武器の同時使用がどのようなやり方なのか、想像するのがなかなか楽しい(笑)。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:3 目標値:対決 対象:−
タイミング:−(すがたけさんより)

《ラストアクション》 ノイマン
Double+Cross
 昏倒した瞬間にアドレナリンとドーパミンを大量に放出して、強引に行動を取るエフェクトエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせることで[LV−1(最低1)]回の行動が行える
技能:<白兵><射撃> 侵食値:1 目標値:対決 対象:−
タイミング:昏倒した瞬間(要100%)(すがたけさんより)

《リカバリー》 ノイマン
Double+Cross
 適切な指示を行うことにより、味方の不利な状況を打破するノイマンのエフェクト。
 対象が受けている全てのダイスペナルティをラウンド終了まで持続的に[LV×2]個打ち消す。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

パラダイスロスト 蓮見イサム
ダブルクロスリプレイ・オリジン
柚木芽以に恋するギター少年・蓮見イサム(PL:かわたな)の最終奥義的な必殺技。
「へヴィメタルサンダー」「ラウドネス」といった必殺技に強化を施した必殺技で、芽以への想いや熱き魂の鼓動など自分の持てる全てを余すことなくギターの演奏につぎ込んだ強力無比な音波攻撃を放つ。
マイナーで使う3つのエフェクトや《サイレンの魔女》《さらなる波》《終末の炎》等のエフェクト群に、コントラストサイドで追加されたハヌマーンシンドロームの新エフェクト《リミットリリース》を組み合わせたもの。
シーン全体を対象とする《サイレンの魔女》最大の特徴は未だ健在で、集団戦において最大の威力を発揮する。
作中では”タイム&アゲイン”の能力(レプリカ)で生み出されたロゼッタ・ロナーリアと真神修夜に対して使用し、相手に蘇生系エフェクトを使わざるを得ないほどのダメージを与えた。

「It's a show time!」(クウガもどきさんより)

ヘヴィメタルサンダー 蓮見イサム
ダブルクロスリプレイ・オリジン
4巻にて名称が登場したイサム(PL:かわたな)のコンボ
熱い己の情熱を自分のギターから奏でられるロックの演奏にのせて、聞く者に熱き魂の響きを伝えるハヌマーンシンドロームの特性を生かした必殺技である。
ハヌマーンシンドロームのエフェクト《サイレンの魔女》による音波攻撃に熱き魂の叫びもとい《終末の炎》他、《ブレインコントロール》《さらなる波》等のエフェクトを組み合わせることでシーンを対象とする性質を残しており、その真価は乱戦において発揮される。
しかし、この技の基本構成エフェクトの中にサラマンダーシンドロームのエフェクトが《終末の炎》しかないため、必然的に侵食率が80に達するまではクリティカル率を下げられないという致命的な弱点も存在する(クウガもどきさんより)

ラウドネス 蓮見イサム
ダブルクロスリプレイ・オリジン
Case08「未来の絆 Yours Ever」のプリプレイ(セッション開始前に行うレベルアップなどの各種作業)の際に編み出された新コンボ。
基本的には従来の必殺技『ヘヴィメタルサンダー』(4巻にて技名決定)と同じだが、《ブレインコントロール》の代わりに《マインドエンハンス》を使用することで、イサムの弱点である《終末の炎》(サラマンダーシンドロームのエフェクト。使用にはHP消費と侵食率80%が必要)無しにはクリティカル率が下がらないという致命的な欠点を克服したコンボとなっている。
ただし、従来の『ヘヴィメタルサンダー』に比べて侵食率上昇が高くなるため、多用しすぎるとジャーム化の危険性も高くなる。
作中では“マスターマインド”綾渕宗二の使用した“タイム&アゲイン”の能力(レプリカ)によって生み出された敵で、かつて“コールドブラッド”柚木芽以をめぐって戦ったFHエージェントのロゼッタ(2巻のラスボス)を再現した存在に止めを刺した。

「それでも、オレはオレにできることをする! 応理くんと狛江がオレを信じてくれたように、オレも隼人先輩と椿先輩を信じる!」(クウガもどきさんより)

≪アースシェイカー≫ ハヌマーン
Double+Cross
 超局地的な地震を引き起こし、相手の体制を崩すハヌマーン・シンドロームのエフェクト。
 <運動>による対決に失敗した対象のあらゆる行動に、[LV]個のダイスペナルティを与える。なお、この効果はそのラウンド中持続する。
 技能: 侵食率:2 目標値:対決 対象:1体
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

≪アクティブソナー≫ ハヌマーン 蓮見イサム
Double+Cross
 潜水艦のソナーのように、自ら発した超音波を介して振動を感知することによって、周囲を知覚できるハヌマーン・シンドロームのエフェクト。
 なお、リプレイ『ダブルクロス・オリジン〜残酷な人形〜』に登場したPCBこと蓮見イサムの場合、愛用のギターから発した音を介して周囲を知覚しているらしい。
 <知覚>に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
 技能:<知覚> 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
 タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

≪一閃≫ ハヌマーン
Double+Cross
 一瞬にして相手に近づき、攻撃を加えるハヌマーン・シンドロームのエフェクト。
 ゲーム的に言えば、[全力移動]の後にも攻撃を可能にするエフェクト。これを組み合わせた攻撃が外れても、移動そのものは成功しているとみなされるので、隣接エンゲージにいない相手との間合いを一気に詰めたい場合に有効。
 ただし、このエフェクトでの移動はあくまで『間合いを詰めるためのもの』なので、当然ながらエンゲージからの離脱には使用できない。
 技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《空蝉》 ハヌマーン
Double+Cross
 残像を残して高速移動することで、敵の攻撃を自身から逸らすハヌマーンのエフェクト。
 1セッションに1回、決定した実ダメージを0にすることが出来る。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:自身
タイミング:特殊(要120%)(すがたけさんより)

≪エンジェルヴォイス≫ ハヌマーン
Double+Cross
 心地よい高周波を伴った声を出すエフェクト。このエフェクトを使用しての<交渉>判定に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
 あなたの声は人をひきつける。それは計算された高周波によるあなたの能力だ。
 技能:<交渉> 侵食値:1 目標値:− 対象:1体
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《音速攻撃》 ハヌマーン
Double+Cross
 音速の速さで近接攻撃を行う、ハヌマーンのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた<白兵>に対して[LV]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:― 対象:―
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

≪影走り≫ ハヌマーン
Double+Cross
 超人的な運動能力を発揮する、ハヌマーンのエフェクト。<運動>に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
 このエフェクトを持つ者は、水の上を走る、壁を駆け上がるといった行動が可能になるため、忍者に憧れるプレイヤーならば必須。
 技能:<運動> 侵食値:2 目標値:対決 対象:自身
 タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

≪風の渡し手≫ ハヌマーン
Double+Cross
 ハヌマーン・シンドロームの特徴である『音』……つまり、振動を操る能力を活かし、空間に発生する波をコントロールすることで、対象にのみ声を届かせるエフェクト。
<交渉>の対象を[LV]体にすることが出来る。
 技能:<交渉> 侵食値:1 達成値:− 対象:[LV]体 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

≪かまいたち≫ ハヌマーン
Double+Cross
 超高速で武器を振るうことによって真空の刃を作り出し、相手を攻撃するエフェクト。射撃攻撃扱いになる。
 あなたの得物は空気そのものを引き裂き、その延長線上にある敵の身体をも引き裂く。
 技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

≪蝙蝠の耳≫ ハヌマーン
Double+Cross
 周囲の音の波をコントロールし、自身の聴覚領域を拡大するハヌマーン・シンドロームのエフェクト。
 <知覚>に[LV×2]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
 技能:<知覚> 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
 タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

<混乱の波> ハヌマーン
Double+Cross
 高周波によって、対象の聴覚を一時的に麻痺させるハヌマーン・シンドロームのエフェクト。
2ラウンドの間、<回避>での対抗判定に失敗した対象の【感覚】を用いた行為判定全てに[LV×2]個のダイスペナルティを与える、回避を軽視している射撃系キャラクターを文字通り混乱に叩き込むことが出来るエフェクト。
 技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体 
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

≪サイレンの魔女≫ ハヌマーン
Double+Cross
 周囲全域に振動波の攻撃を加えるエフェクト。射撃攻撃として扱い、攻撃力は+[LV−4(マイナスもある)]となる。
さらに、対象の[避け]判定に1個のダイスペナルティを与え、対象の装甲値を無視して実ダメージを産出する。
 歌声で聞くものを魅了し、その魂を捕らえた末に船を沈めるとされて恐れられた海の魔物『サイレンの魔女』の名に相応しい『音』による攻撃であるといえる。
 技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:シーン 
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《さらなる波》 ハヌマーン
Double+Cross
 筋肉の蠕動運動によって波を増幅し、振動波によってダメージを増幅するハヌマーン・シンドロームのエフェクト。
 ハヌマーンのエフェクト全ての基本ダメージを+[LV×2]上昇させることが出来る。
技能:<ハヌマーン・シンドローム> 侵食値:2 目標値:− 対象:− 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《猿飛》 ハヌマーン
Double+Cross
 人間はおろか、野獣をも超えたかのような動きを実現するハヌマーンのエフェクト。
 運動のクリティカル値を−[LV(最大3)]することが出来る。ただしというか、やはりというか、他のクリティカル値を下げるエフェクトと組み合わせることは出来ない。
技能:<運動> 侵食値:3 目標値:− 対象:− 
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《残像》 ハヌマーン
Double+Cross
 高速移動によって分身を作り出す、ハヌマーンのエフェクト。このエフェクトを組み合わせることによって、防御行動のダイスペナルティを[LV+1]個打ち消すことが出来る。
 忍者好きのプレイヤーならば、無意味であってもネタとして取るべし(笑)。
技能:<回避> 侵食値:3 目標値:対決 対象:自身 
タイミング:リアクション(すがたけさんより)

《獅子奮迅》 ハヌマーン
Double+Cross
 ハヌマーンのスピードを駆使して何撃もの攻撃を繰り出すことによって、白兵攻撃の対象を範囲に変更するエフェクト。
 個人的には、むしろ敵に使われたときの恐ろしさの方が際立つ。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:範囲 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[1]《疾風剣》
[2]《疾風迅雷》
ハヌマーン
Double+Cross
[1]速さに全てをかけた一撃を繰り出すことで、対象の防御行動を難しくするハヌマーンのエフェクト。
 対象の防御行動に、[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[2]これを使用した場合、セカンドアクションを宣言することが出来るエフェクト。ただし、セカンドアクションでは疾風迅雷を組み合わせた行動のみを行わなければならない
 また、セカンドアクションの判定には−[3−LV]個のダイスペナルティを受ける。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:− 対象:− 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《衝撃の波》 ハヌマーン
Double+Cross
 衝撃を相手に撃ちこむことで、運動機能を一瞬麻痺させるエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、命中した場合には相手は転倒状態になる。ただし、その場合の攻撃力は−[4−LV]の修正を受けることになる。
 技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《神速の鼓動》 ハヌマーン
Double+Cross
 振動波を利用して攻撃対象を拡大するエフェクト。
 効果範囲を[シーン]に変更するため、やろうと思えば『街全体』や『世界中』に効果を波及させる(ただし、攻撃対象を『世界中』にまで広げようなどとは普通なら思わないけど)ことが出来る……悪夢のようなエフェクトであると言えよう。
技能:全て 侵食値:4D10 目標値:− 対象:− 
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《振動球》 ハヌマーン
Double+Cross
 振動波を射出することで相手を攻撃する、ハヌマーンのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、攻撃力は+[LV−3]となる。また、対象の装甲値を無視してダメージを適用することができる(防御力は有効)。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《浸透撃》 ハヌマーン
Double+Cross
 掌に振動波を乗せて一撃を加えるエフェクト。素手の攻撃力を+[LV−2(マイナスもある)]に変更し、相手の装甲を無効とする(『防御力』は有効)。
 別名、『陸奥圓明流奥義・無空波』(笑)。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:− 対象:− 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《先手必勝》 ハヌマーン
Double+Cross
 圧倒的な速度によって行動することで、イニシアティブ値を[LV+3]上昇させることが出来る、ハヌマーンのエフェクト。
 その速力で他を圧倒することが出来る、ハヌマーンらしい能力であるといえる。
技能:− 侵食値:− 目標値:− 対象:自身 
タイミング:常時(すがたけさんより)

《沈黙する世界》 ハヌマーン&檜山ケイト
Double+Cross
 相手の発する振動と対になる振動を発することで、波を相殺するハヌマーンのエフェクト。
 ハヌマーンのエフェクトの対象になった際に、そのエフェクトに対しての[LV+4]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
 また、他のキャラクターがハヌマーンのエフェクトの対象になった際にも、ダイスボーナスを得る効果を与えることが出来る。これを拡大解釈し、ケイト(PL:かわたな)は神埼葵の放ったジャーム化攻撃(恐らく、攻撃対象をシーン全体に変更するエフェクトである『神速の鼓動』を使用したものと思われる)を打ち消し、S市を守ることに成功した。
技能:<意志><回避> 侵食値:2 目標値:対決 対象:任意 
タイミング:リアクション (すがたけさんより)

《電光石火》 ハヌマーン
Double+Cross
 自己の肉体に対して負荷を掛けることによって強引に潜在能力を引き出すハヌマーンのエフェクト。
 【肉体】【感覚】に関する技能のクリティカル値を−[LV(最大3)]する代わりに、使用後にはクリンナップセグメントに1D10のダメージを受ける。
技能:【肉体】【感覚】 侵食値:3 目標値:− 対象:− 
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《七色の声》 ハヌマーン
Double+Cross
 声を介して振動の伝達を助け、射撃距離のキャラクターをハヌマーンのエフェクトの対象にすることが出来るエフェクト。
 また、この場合の判定に[LV]個のダイスボーナスを得る。
技能:ハヌマーン・シンドローム 侵食値:2 目標値:− 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《破砕の音》 ハヌマーン
Double+Cross
 高周波振動を発することによって、相手の防具を破壊するエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃で対象の装甲値以上のダメージを与えた場合、ダメージを0にする代わりに対象の防具を破壊する。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:− 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《バトルビート》 ハヌマーン
Double+Cross
 独特のリズムで戦うことで戦闘を有利に進めることを可能にする、ハヌマーンのエフェクト。
 アクションセグメント中に行う判定に対して、[LV]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
名前から言って、蓮見イサム(PL:田中信二(かわたな))ならば真っ先に選ぶであろうと思われたエフェクトなのに、選ばなかった。がっかりである(何?)
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《波紋の方陣》 ハヌマーン
Double+Cross
 自分以外の対象への攻撃の威力を軽減するハヌマーンのエフェクト。
 自身以外の対象が実ダメージを受ける直前に振動を起こすことにより、対象が受ける予定の実ダメージを[LV]D10点軽減できる。
 なお、このエフェクトは1ラウンドに1回使用出来る。
技能:宣言 侵食値:6 目標値:― 対象:1体
タイミング:(要80%)(すがたけさんより)

《早業》 ハヌマーン
Double+Cross
 これを宣言することで、1回のマイナーアクションでこのエフェクトを含めた3つのマイナーアクションを使用出来るハヌマーンのエフェクト。なお、同じエフェクトを使用することは出来ない。
 また、キュマイラの《ハンティングスタイル》等のように、このエフェクトと同じ『3つのマイナーアクションを使用出来る』という効果を持つエフェクトを併用した場合、互いの存在がその効果を相殺しあう。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:− 
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《ブレインシェイク》 ハヌマーン
Double+Cross
 相手の脳に直接振動を送り込むことによって、気絶させるエフェクト。
 命中判定に成功したら、通常のダメージに加えて相手を[目眩]状態にすることが出来る。
技能:<白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ベーシックリサーチ》 ハヌマーン
Double+Cross
 広範囲の音から情報を引き出すハヌマーンのエフェクト。情報技能の判定の際に2回判定し、その達成値の高い方を採用することが出来る。
 また、[LV−2(最低0)]のダイスボーナスを得る。
技能:<情報> 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《吼え猛る爪》 ハヌマーン
Double+Cross
 使用する武器に振動波を伝え、ダメージを上昇させるエフェクト。このエフェクトを使用した攻撃のダメージは、装甲値を無視(防御力は有効)して判定する。
 ただし、武器の達成値に+[LV−3]の修正を受ける。
技能:<射撃><白兵> 侵食値:2 目標値:− 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《マイクロウェーブ》 ハヌマーン
Double+Cross
 マイクロウェーブを発振して、対象を焼き殺すエフェクト。
 射撃攻撃扱いとし、命中すれば、そのラウンドのクリンナップ・セグメントに[LV×3]の実ダメージを対象に与える。
 これを使用したため、電子レンジ扱いされたキャラクターを……私はプレイした(いばりっ)!!
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《マシラの如く》 ハヌマーン
Double+Cross
 高速化された神経伝達による超高速連撃を行うエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を+[LV×10]する。なお、この技能は1セッションに1回だけ使用出来る。
技能:全て 侵食値:10 目標値:− 対象:1体 
タイミング:メジャーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《ライトスピード》 ハヌマーン
Double+Cross
 このエフェクトの使用を宣言すると、メジャーアクションで2回攻撃が出来る。ただし、組み合わせるエフェクトはもちろん、攻撃方法そのものも同一でなければならない。そのため、1セッションに1回だけ使用出来るエフェクトとの併用は出来ない。
 1セッションに1回だけ使用出来る、ハヌマーンの切り札中の切り札的なエフェクト。また、このエフェクトを使用する場合、セカンドアクションを実行できない。
 ハヌマーンのスピードをフルに活かすことで、目にも止まらぬ攻撃を連続させることが出来る……まさに、「光速ライトスピード)」の名は伊達ではない、といったところだろう。
技能:宣言 侵食値:5 目標値:− 対象:− 
タイミング:マイナーアクション(要100%)(すがたけさんより)

《リミットリリース》 ハヌマーン
Double+Cross
 神経を極限まで加速することにより、限界を突破するハヌマーンのエフェクト。
 1セッションに1回だけ、組み合わせた判定のクリティカル値を−1する。なお、この判定においては、他のクリティカル値を下げるエフェクトと例外的に重複する。
技能:全て 侵食値:6 目標値:― 対象―
タイミング:メジャーアクション/リアクション(要100%)(すがたけさんより)

《クロックアップ》 ハヌマーン(Dロイス:変異種)
Double+Cross
ハヌマーンシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
究極とも言えるほどの加速を得るエフェクトで、使用もしくは組み合わせた攻撃における命中判定に[+《クロックアップ》のLv×2]個のダイスボーナスを得、さらに攻撃力が[+《クロックアップ》のLv×2]される。持続時間はアクション・セグメント終了時までで、1シーンにつき[《クロックアップ》のLv]回まで使用可能。ちなみに、使用タイミングはマイナーアクションである。
まあ内容は2006年度よりTVで放送された「仮面ライダーカブト」に同名・同種の能力(機能?)が登場しているので参考にしていただきたい。
【対象】:自身、【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《悪魔の影》 バロール
Double+Cross
 相手を重力場に封じ込め、行動を阻害するバロールのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、命中した場合には、ダメージを与える代わりに次に行われる対象への攻撃へのリアクションを封じることが出来る。
技能:<RC> 侵食値:5 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《暗黒螺旋》 バロール
Double+Cross
 触れたものを重力によって強引に『ねじる』バロールのエフェクト。
 白兵攻撃の対象になった場合、防御行動の代わりに使用することによって[LV×5]点の実ダメージを与えることが出来るが、対象の攻撃は自動的に受けることになる。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:−
タイミング:リアクション(すがたけさんより)

《因果歪曲》 バロール
Double+Cross
 力を捻じ曲げることでバロールのエフェクトの効果を拡大するエフェクト。
 組み合わせたエフェクトの対象を範囲に変更する。ただし、接近距離の対象には使用出来ない。
技能:バロール・シンドローム 侵食値:3 目標値:− 対象:範囲
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《インビジブルハンド》 バロール
Double+Cross
 一定範囲の重力を逆方向にすることで対象を空に飛ばし、叩きつけるバロールのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、攻撃力は[LV+4]となる。なお、Kのエフェクトは接近距離のキャラクターを対象にすることは出来ない。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:範囲
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《巨神の斧》 バロール
Double+Cross
 武器の重量を上げ、攻撃力を増すバロールのエフェクト。
 命中判定に2個のダイスペナルティを受ける代わりに武器の攻撃力を[LV×3]上昇させることが出来る。
技能:<白兵><射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《黒の鉄槌》 バロール
Double+Cross
 局地的に重力を発生させ、、対象を押し潰すバロールのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、攻撃力は[LV×3]とする。なお、接近距離のキャラクターはこのエフェクトの対象にすることはできない。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《黒星粉砕》 バロール
Double+Cross
 バロールの重力操作器官である『魔眼』を暴走、ブラックホール化させて対象を飲み込むエフェクト。
 効果範囲内の対象に10D10もの実ダメージを与える。なお、このエフェクトに対しては命中判定はなく、リアクションも取れない。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:範囲
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《孤独の魔眼》 バロール
Double+Cross
 攻撃を自分へと引き寄せるバロールのエフェクト。
 自分を含む範囲攻撃に晒された際に使用することで、攻撃対象を自分一人に変更することが出来る。なお、このエフェクトは1セッションに[LV]回使用出来る。
技能:宣言 侵食値:4 目標値:− 対象:−
タイミング:リアクション(すがたけさんより)

《時間調律》 バロール
Double+Cross
 時間を支配するかのように行動することが出来るバロールのエフェクト。
 このエフェクトを含めたセットアップ・セグメントに使用するエフェクトを同時に3つ使用することが出来る。
 バロールには使用タイミングがセットアップ・セグメントのエフェクトが多いので、このエフェクトは結構重宝する。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:自身
タイミング:セットアップ(すがたけさんより)

《漆黒の拳》 バロール
Double+Cross
 重力の塊を自分の手で直接対象にぶつけるバロールのエフェクト。
 素手の攻撃力を+[LV]に変更し、対象の装甲値を無視(防御力は有効)してダメージを適用する。
技能:<白兵> 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《死神の瞳》 バロール
Double+Cross
 対象が次に受ける攻撃のダメージを増幅するバロールのエフェクト。
 次に受ける攻撃のダメージを+[LV+1]D10する。ただし、次に対象にむけて行われる攻撃が外れた場合、この効果は消滅する。また、このエフェクトを組み合わせて対象にダメージを与えることも出来ない。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《重力の沼》 バロール
Double+Cross
 重力により、全てのものの動きを制限するバロールのエフェクト。
 このエフェクトを宣言すると、このシーンに登場する全てのキャラクターのセカンドアクションを封じ込めることが出来る。自分達にも効果を及ぼすので、PC側が使うならば細心の注意が必要。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:シーン
タイミング:セットアップ(すがたけさんより)

《瞬速の針》 バロール
Double+Cross
 射撃武器を重力によって加速するバロールのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた<射撃>の判定に対して[LV+1]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能:<射撃> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《世界の抱擁》 バロール
Double+Cross
 常に少しだけ力を解放することで、転倒することを防ぐバロールのエフェクト。
 このエフェクトを修得することで、転倒状態を防ぐことが出来る。
技能:− 侵食値:− 目標値:− 対象:−
タイミング:常時(すがたけさんより)

[1]《斥力の槌》
[2]《斥力障壁》
バロール
Double+Cross
[1]斥力によって相手を弾き飛ばすバロールのエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃によって対象に1点でもダメージを与えた場合、[LV×2]m弾き飛ばすことが出来る。
 カバーリングが戦略に組み込まれることが多いダブルクロスというRPGにおいて、その戦略をひっくり返すことが出来る有効なエフェクトであるといえる。
技能:バロール・シンドローム 侵食値:3 目標値:対決 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[2]対象の周囲を斥力で覆うことにより、攻撃から身を守るバロールのエフェクト。
 1ラウンドに1回だけ、実ダメージが適用される直前に使用することでダメージを[1D10+LV×2]点軽減することが出来る。
技能:宣言 侵食値:6 目標値:― 対象:1体
タイミング:特殊(すがたけさんより)

《セットバック》 バロール
Double+Cross
 瞬間的に自分の周囲に力場を作り、体勢を整えるバロールのエフェクト。
 何らかのバッドステータスを受けた直後に使用することで、受けたバッドステータスを打ち消すことが出来る。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:自身
タイミング:特殊(すがたけさんより)

《ダークマター》 バロール
Double+Cross
 バロールの特徴ともいうべき重力操作機関である『魔眼』に意識を集中し、更に巨大な力を操るための準備を整えるエフェクト。
 このアクション・セグメントが終了するまでの間、バロールのエフェクトの判定に[LV+1]このダイスボーナスを得る。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《停滞空間》 バロール
Double+Cross
 取得していることによって、セカンドアクションを宣言出来るバロールのエフェクト。
 ただし、セカンドアクションではこのエフェクトを組み合わせた行動のみを行わなければならない上、ラウンドのクリンナップ・フェイズにおいて1D10のダメージを受ける。
技能:バロール・シンドローム 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《灰色の庭》 バロール
Double+Cross
 対象の『重さ』を増加させ、素早さを下げるバロールのエフェクト。
 このエフェクトを使用することによって、対象のイニシアティブ値を[LV×3]点引き下げる。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:1体
タイミング:セットアップ(すがたけさんより)

《フェザーライト》 バロール
Double+Cross
 自身の重量を羽のように軽くし、素早く行動を取るバロールのエフェクト。
 イニシアティブ値を[LV×2]上昇させ、更に<回避>判定にも常に[LV×2]個のダイスボーナスを得る。
技能:− 侵食値:− 目標値:− 対象:自身
タイミング:常時(すがたけさんより)

[1]《魔王の腕》
[2]《魔王の理》
バロール
Double+Cross
[1]重力を対象の水平方向に掛けることによって、対象を転倒させることが出来るバロールのエフェクト。
 対象に1点でもダメージを与えた場合、対象を転倒させることが出来る。
技能:バロール・シンドローム 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

[2]重力のコントロールに長けていることを示すバロールのエフェクト。
 組み合わせたエフェクトのクリティカル値を−[LV(最大)3]することが出来る。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトと組み合わせることは出来ない。
技能:バロール・シンドローム 侵食値:3 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション/リアクション(すがたけさんより)

《魔神の心臓》 バロール
Double+Cross
 地球の数十倍の超重力を局地的に発生させることにより、対象を圧殺するバロールのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、攻撃力は+[LV×3]となる。また、命中した場合には対象がそのラウンドに行うあらゆる判定に対して3個のダイスペナルティを与える。
技能:<RC> 侵食値:4 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要100%)(すがたけさんより)

《魔弾の射手》 バロール
Double+Cross
 本来ならば投げつけられないような重量を持つ武器を投げつけるバロールのエフェクト。
 素手以外の白兵武器を使用して射撃攻撃を行うことが出来る。その攻撃力は武器本来の攻撃力に+[LV]となるが、使用武器は破壊され、そのセッション中は使用できなくなる。
技能:<射撃> 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《冥界の檻》 バロール
Double+Cross
 対象に高重力を掛け続けることによって、動きを止めるバロールのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、命中するとダメージの有無に関わらず対象のそのラウンド中に行う全ての判定に[LV]個のダイスペナルティを与える。
技能: 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《闇の鎖》 バロール
Double+Cross
 バロールの重力を操る力を駆使して対象の回避を阻害するエフェクト。
 このエフェクトを組み合わせた攻撃に対しての避けと受けに[LV+1]のダイスペナルティを与える
技能:バロール・シンドローム 侵食値:2 目標値:− 対象:−
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《リアクティブダッシュ》 バロール
Double+Cross
 引力を発生させ、対象と自身とを反発させるバロールのエフェクト。
 このエフェクトを使用することによって、飛行状態で戦闘移動を行うことが出来る。更に、この移動に対して[通常の戦闘移動の距離]+[LV]まで移動することが出来る。
技能:宣言 侵食値:2 目標値:− 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(すがたけさんより)

《ワームホール》 バロール
Double+Cross
 空間を捻じ曲げ、逃走路を作り出すことによってシーンから退場することが出来る。バロールのエフェクト。
 退場を妨害する場合には<意志>か<知覚>によって対決を行う。また、その判定において[LV]個のダイスボーナスを得る。
技能: 侵食値:1 目標値:対決 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《時間凍結》 バロール
Double+Cross
 1セッションに1回だけ、時間凍結領域を作り出すバロールのエフェクト。
 イニシアティブセグメントで宣言し、即座にマイナーアクションとメジャーアクションを1回ずつ行える。また、その際に[LV]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
技能:宣言 侵食値:8 目標値:− 対象:自身
タイミング:特殊(要80%)(すがたけさんより)

《時の棺》 バロール
Double+Cross
 一瞬だけ時間を止め、相手の行動を阻害するバロールのエフェクト。
 何らかの判定が行われる前に使用を宣言することで、その行動を自動的に失敗に追い込むことが出来るため、1シナリオに1回使用することを宣言することが出来るタイプのエフェクトを潰すと快感は倍増する。このエフェクトは1セッションに1回だけ使用出来る。
技能:宣言 侵食値:7 目標値:− 対象:1体
タイミング:特殊(要100%)( すがたけさんより)

《ファスト・フォワード》 バロール・変異種
Double+Cross
 時間を早回しすることでシーンを即座に切り替える、バロールの変異種が使うことの出来るエフェクト。
 使用を宣言することで、侵食率の上昇や、エフェクトの終了など適時処理を行う。なお、シーンプレイヤーはそのまま引き継がれる。このエフェクトは1セッションに1回だけ使用出来る。 
 なるだけ侵食率が低いままでクライマックスまで行きたいプレイヤー心理からすると、嫌がらせのようなエフェクトであるといえる(笑)。
技能:宣言 侵食値:12 目標値:− 対象:シーン
タイミング:セットアップ・セグメント(すがたけさんより)

ランス 檜山ケイト
ダブルクロスリプレイ
”ソニックブレード”檜山ケイト(プレーヤー:かわたな)の必殺技。「シンドローム:キュマイラ」の持つ特性で腕を長槍状に変化させ、高周波振動を起こしながら相手を貫く。
原理としては「新世紀エヴァンゲリオン」にてEVA各機が標準装備する「プログレッシブナイフ」とほぼ同じで、この技を構成するエフェクト(技能のこと)の差はあれど、最低限必要なエフェクトとして腕を変化させることができる能力(《一角鬼》、《鬼の一撃》など)と《浸透撃》《さらなる波》が挙げられる。
見た目は腕を変化させて貫くだけという地味な感じがするが、今まで「ブルー・ビースト」、闇に降る雪におけるボスキャラの1人「”クイーン・オブ・ブルー”神崎葵」と、彼女とほぼ同等の能力値を持つ「”ノーブル・グレイ”神崎灰江」果ては実の父で、この世界では最強といえる本キャンペーンのラスボス「”世界の支配者”ダイナスト」の止めを刺してきた文字通り最強の必殺技である。(クウガもどきさんより)

[1]《雷の加護》
[2]《雷の牙》
[3]《雷の砦》
[4]《雷の槍》
ブラックドッグ
Double+Cross
[1]ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内の電流を増幅させるエフェクトで、この回に使用するブラックドッグのエフェクトに対して[《雷の加護》のLv]個のダイスボーナスを付け加える。
言う必要は無いと思うが、このエフェクトに限らず『〜の加護』と付くものは全て、コンボに組み込むかその時のメジャーアクションでそのシンドロームのエフェクトを使用しない限り全くの無駄となってしまうエフェクトであることを注意して戴きたい。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[2]ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器に電流を纏わせ、周りに帯びている電流をも攻撃とすることによって、この武器での攻撃をかわしにくくする。それによって攻撃対象となった相手の回避行動に対し、[《雷の牙》のLv]個のダイスペナルティを課す。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[3]ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
一定空間内を帯電させて相手へ打ち込み、相手に当たった力が分散して電撃の檻を形成して追い討ちをかける。射撃攻撃として扱い、命中すれば相手を転倒させることができる。
【対象】:一体、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[4]ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内で増幅した電流を相手へ打ち込む攻撃で、勿論射撃攻撃として扱う。攻撃力は+[《雷の槍》のLv×4]とするが、その代わりにこのエフェクトを組み合わせた攻撃には[4−《雷の槍》のLv]個のダイスペナルティがもれなく付いてくる。
なお、この攻撃は接近距離の相手に対して放つことはできないので注意。
【対象】:一体、【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《イオノクラフト》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の持つ電力でイオノクラフト効果を起こし、地面から少し浮かび上がることを可能とする。それによってエフェクト発動時は飛行状態で[5+《イオノクラフト》のLv]メートルの移動を可能とし、またどんな高いところから落ちても受け身を取る必要も無く着地できる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《球電の盾》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
球電を生成し、武器と組み合わせて相手の攻撃を受け止めるというもので、このエフェクトを組み合わせた防御行動において、武器の防御力に[(《球電の盾》のLv+3)/(《球電の盾》のLv×4)]の修正を加える。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《ショート》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内で発生する電流を電器製品に流し、過電流でその機械を故障・破壊する。なお、《ショート》の判定時に[《ショート》のLv−1]個のダイスボーナスを得られる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《磁力結界》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内の電流を操作して自身の肉体を一つの電磁石と化し、周りのその肉体から放たれる磁力で磁場を作り上げる。それにより相手の攻撃をこの磁力による反発力によって防御することができる。その結果、《磁力結界》を組み合わせた防御行動の判定において[《磁力結界》のLv×3]個のダイスボーナスが得られる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《スタンボルト》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
電流を流して相手を麻痺させるという『生体スタンガン』な代物である。このエフェクトは『素手による白兵攻撃』として扱い、このエフェクトを組み合わせた攻撃の実ダメージが1点でも通れば目標を[目眩]状態にする。
【対象】:一体、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《電波障害》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内から電磁波を発し、周囲の各種電波を乱すことができる。
その結果、このエフェクトが使用されたシーン内では携帯電話や警察無線など無線電波を使用している機器をすべて使用不可とする。
【対象】:シーン全体、【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《鋼の馬》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の体内電流を車やバイクに帯電させて武器とし、そのまま攻撃に転用するエフェクトで、このエフェクトと組み合わせられた攻撃の威力を[+3+《鋼の馬》のLv]する。
どうでもいいが、それだけの電圧を加えられているのにその車やバイクが壊れないのは何故?
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《バリアクラッカー》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器を帯電させ、その電力を持って相手の防御壁を突破するエフェクト。相手が防御行動に使用するエフェクトのLvを[−《バリアクラッカー》のLv]だけ引き下げる。
ただし、どれだけ下げようとしても相手のエフェクトのレベルは最大1までしか低下しない。
【対象】:一体、【侵食値】:+4、【備考】:侵食値80%以上で使用可能(クウガもどきさんより)

《フルインストール》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内の生体電流の電荷量を上昇させて、神経伝達速度を極限にまで上昇させる。それによって、このラウンド中に使用する全ての判定に[《フルインストール》のLv×3]個のダイスボーナスを得られる。
このエフェクトは、1シーンにつき[《フルインストール》のLv−1]回まで使用可能である。
【侵食値】:+3、【備考】:侵食値100%以上で使用可能(クウガもどきさんより)

《ポルターガイスト》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
電磁力で複数の武器を展開し、自在に操って攻撃させるエフェクト。これによって自身の周囲に[《ポルターガイスト》のLv]個の武器を空中展開し、これ以降に行う白兵攻撃の攻撃力に[+展開した武器の個数×2]点追加する。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《マグネット・フォース》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
磁力の反発力を利用して、自身の敏捷性では不可能なほどの素早さで相手をかばうエフェクト。電磁力による反発を利用するため、このキャラが[行動済み]であってもPLが使用すると他の人に宣言するだけで対象に対して特殊行動《カバーリング》を行うことができる。
なお、このエフェクトによって未行動状態から行動済み状態になることはない。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《MAXボルテージ》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内電流を最大限に生かして「増幅器(ブースター)」の役割を果たすことにより、この攻撃に続くエフェクトなどによる攻撃に込められる電力量を大幅に増加させて威力を高める。
それによって、このエフェクトを組み合わせた各種技能判定のクリティカル値を[−《MAXボルテージ》のLv(最大3)]する。ただし、他のクリティカル値を下げるエフェクトと連携させることはできない。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《見えざる僕》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
このキャラの周囲に落ちている塵をいくつも浮かせて展開し、相手の攻撃を妨害する。これによって塵の操作をするための精神的な技能<RC(レゲネイド・コントロール)>による判定で[避け](回避判定を行う防御行動)を行うことができる。
ただし、その際に行う判定には[《見えざる僕》のLv−2]個のダイスペナルティが付く。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《雷神の鎚》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
電撃使いの醍醐味の一つである、雷(正式には体内電流で作り出した雷のようなものだと思われる)を起こして攻撃する。射撃攻撃として扱い、攻撃力に[+《雷神の槌》のLv×2]する。
ただし、このエフェクトを組み合わせた判定に[4−《雷神の鎚》のLv]のダイスペナルティを付加しなければならない。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《リニアキャノン》 ブラックドッグ
Double+Cross
ブラックドッグのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内電流に伴う電磁力を利用して、手に触れた物体を電磁加速させて発射するエフェクト。勿論射撃攻撃扱いで、攻撃力を[+《リニアキャノン》のLv×3]する。
ただし、このエフェクトを組み合わせた判定には2個のダイスペナルティが付く。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《雷光撃》 ブラックドッグ
Double+Cross
 武器を電撃で包み込み、威力を向上するブラックドッグのエフェクト。
 このエフェクトを組み込んだ攻撃の攻撃力を[LV×2]点上昇させる。
技能:<射撃><白兵> 侵食値:2 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《ライトカスタム》 ブラックドッグ
Double+Cross
 自身の肉体を特定の作業に適した形に改造していることを示すブラックドッグのエフェクト。
 取得時に一つ技能を選択肢、その技能を使用した判定に対して2個のダイスボーナスを得る。ただし、このエフェクトを使用した場合、基本侵食値が+5される。
技能:常時 侵食値:― 目標値:― 対象:自身
タイミング:―(すがたけさんより)

《電撃収束》 ブラックドッグ
Double+Cross
 生体電流を加圧、収束することによって、攻撃の威力を上げるブラックドッグのエフェクト。
 ブラックドッグのエフェクトを使用した攻撃にのみ作用し、その攻撃の威力を[LV×3]点引き上げることが出来る。なお、この効果はアクションセグメントが終了するまで持続する。
技能:宣言 侵食値:4 目標値:― 対象:自身
タイミング:マイナーアクション(要80%)(すがたけさんより)

《解放の雷》 ブラックドッグ
Double+Cross
 電撃によって肉体を活性化させることで対象の潜在能力を解放するという、ブラックドッグには珍しい支援系のエフェクト。
 対象が次に行うメジャーアクションのクリティカル値を−1し、さらに、そのメジャーアクションでダメージを与えることが出来た場合、そのダメージに[LV]D10を追加することが出来る。
技能: 侵食値:5 目標値:20 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要100%)(すがたけさんより)

《電磁反応装甲》 ブラックドッグ
Double+Cross
 身体に装着している反応装甲で、受けた攻撃の威力を軽減するブラックドッグのエフェクト。
 実ダメージが適用される直前に使用することが出来、そのダメージを20点軽減する。なお、このエフェクトは1セッションに[LV+1]回だけ使用することが出来る。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:自身
タイミング:特殊(要120%)(すがたけさんより)

《降魔の雷》 ブラックドッグ(Dロイス:変異種)
Double+Cross
ブラックドッグシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
自身の体内電流を極限にまで引き上げ、雷と化して相手に打ち込む。相手のリアクション時に射撃攻撃として扱い、その攻撃力は[+《降魔の雷》のLv×3]される。その際、相手の防御判定には[+《降魔の雷》のLv×2]個のダイスペナルティを与える。なお、使用タイミングはメジャーアクション。
効果と侵食率上昇を考慮に入れると、少し使い勝手が悪いエフェクトである。
【対象】:一体、【侵食値】:+6
(クウガもどきさんより)

[1]《赫き剣》
[2]《赫き鎧》
ブラム=ストーカー
Double+Cross
[1]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
攻撃直前(マイナーアクション)に自身の血液を特定の形にすることによって、白兵戦(接近戦)用の武器を作り出すことができる。この武器の形状はh白兵戦用の武器であれば術者が自由に決定することができる。
製作時に払ったHPの分だけ威力が上がり、外的要因に対する強度(防御力)は熟練度によって変化する。なお、持続時間は1シーンの間である。

【Data】
 ・攻撃力:+[減少させたHP+《赫き剣》のLv]
 ・防御力:+[(《赫き剣》のLv−1)/(《赫き剣》のLv+1)]
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

[2]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
攻撃直前(マイナーアクション)に自身の血液を特定の形にすることによって、身体防具を作り出すことができる。
使用した血液の量だけこの鎧の外的要因に対する強度(装甲値)が上がる。なお、持続時間は1シーンの間である。

【Data】
 ・装甲値:+[減少させたHP+《赫き鎧》のLv]
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《暗黒の網》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の血でつむぎ挙げた赤黒い血液の網で相手を捕縛し、身動きできなくするエフェクトである。射撃攻撃として扱い、命中すれば相手を[バッドステータス:転倒]状態にする。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《渇きの主》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
手のひらから相手の水分を吸収するというもので、おそらく吸血鬼の血を吸う行動とかけたものだと思われる。
この攻撃と組み合わされた攻撃は相手の装甲値を無視することができ、更に攻撃が成功すれば自分のHPを[《渇きの主》のLv×4]回復できる。
【使用条件】:武器を装備していない場合にのみ使用可能。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《愚者の軍団》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
 瞬時に複数の従者を作り出すことが出来るブラム=ストーカーのエフェクト。
 《血の従者》を使用する直前に使用することで、一度に[LV+1]体までの従者を作成することが出来るが、作成出来る従者の上限を上回る数の従者を生み出すことは出来ない。
なお、これを使用する前に『私は ヘルメスの鳥』とか言って、『拘束制御術式零号解放』ごっこなんかやってる人はかなりの数いると思われる(笑)。
技能:宣言 侵食値:5 目標値:― 対象:従者
タイミング:特殊(要100%)(すがたけさんより)

《クロスアタック》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身と従者で連携攻撃を行うエフェクト。域のあった同時攻撃によって相手の防御行動をワンテンポ送らせ、相手の各種防御行動に[《クロスアタック》のLv×2]個のダイスペナルティを与える。
なお、攻撃に参加した従者は即座に行動済み状態となる。
【使用条件】:術者以外の従者のうち、最低一体は未行動もしくは待機状態であること。
【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

《瀉血》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
汚染された血液を対外に排出することによって自分へのダメージを最低限に抑える。これによって自分へ向けられたブラム=ストーカーのエフェクトに対するリアクションの際、[《瀉血》のLv×3]個のダイスボーナスを得ることができる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《赤河の支配者》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の血液の流れを完全にコントロールし、血を失わないようにする。発動タイミングはこのキャラに対する実ダメージが決定した時で、ダメージを達成値の半分(端数切捨て)に減らすことができる。その際、判定に[《赤河の支配者》のLv−1]個のダイスボーナスが得られる。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《鮮血の矢》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
血液を超高圧で弾丸のように放つエフェクトであり、攻撃力[+《鮮血の矢》のLv]の射撃攻撃扱い攻撃を行う。
【対象】:一体、【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[1]《血の従者》
[2]《血の呪縛》
[3]《血の戦馬》
[4]《血の絆》
[5]《血の契約》
ブラム=ストーカー
Double+Cross
[1]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
血液を使って擬似生物『従者』を作り出す。その性能は最大で人間と同等にまで設定することが可能。
その為、ブラム=ストーカーの戦術の基本としてだけではなく日常を描くシーンにおいても演出用のエフェクトとして非常に優秀。ただ単一の命令を遂行するようなものから人間とほぼ同等の存在まで、その汎用性は計り知れない。
戦闘においては術者と同様に侵蝕値による各種修正、各種特殊行動やエフェクトの使用(『従者』専用のエフェクトも用意されている)、果ては『コンボ(必殺技)』すら使用可能という異常な性能を誇る。
同時に使役できる従者の最大個体数は[《血の従者》のLv]体、一回の行動中に作れる従者の最大個数は一体である。
【参考例】
・鈴木和美(登場作品名:ドゥームズデイの魔獣)
  純粋に戦闘支援用で、最もベーシックな役割。
  形状はFFで見たような、目玉に脚と羽が生えた代物。
・緒方昭良(登場作品名:〜・オリジン 破滅の剣)
  各ジャームの制御・支援ユニット及び、自分をかばうために使用。
  形状は赤い昆虫型。
・シェフィールド(登場作品名:ロストエデンリプレイ TRUE WORD)
  組織運用及び戦闘用のマスコット役を務めるキャラ。
  外見的には菊池たけし氏の趣味全開な仮面をつけた美少女とのこと。
  ちなみに、名前は「カガリ」(元ネタ:「星を継ぐ者」の星野篝)である。
【Data】
 侵食値:+3
 従者の最大HP:製作時の判定の達成値
 従者の能力値:《血の従者》のLv+1
(クウガもどきさんより)

[2]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手に自分の血液を付着させ、それを凝固させて相手の動きを封じる。射撃攻撃として扱い、命中すれば相手の技能<運動><回避>に対して[《血の呪縛》のLv×2]
【対象】:一体、【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

[3]従者に乗ることで、従者専用のエフェクトを自身でも使いこなすことを可能にするブラム=ストーカーのエフェクト。
 その従者は即座に消滅するため、手数を増やしたい場合には辛いものの、従者の能力が強力且つ、侵食率の上昇が気になるときには有効という、明らかにPCにしか使い道がない珍しいエフェクト。
なお、このエフェクトはシーン終了まで効果が持続する。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:従者1体
タイミング:セットアップセグメント(すがたけさんより)

[4]このエフェクトの使用直後に作り出した従者を長時間維持することを可能にするブラム=ストーカーのエフェクト。
 セッション中、[LV]体の従者を継続して存在させることが出来る。クライマックスフェイズ直前に使用すれば、従者作成に貴重なメジャーアクションを消費するということも防ぐことが出来るため、重要性は高い。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:― 対象:従者
タイミング:特殊(要80%)(すがたけさんより)

[5]自身の血液を相手に与えることで、一時的に己の能力を対称に付与することが出来るブラム=ストーカーのエフェクト。
 使用者はそのシーン終了まで、対象に自身の使用できるブラム=ストーカーのエフェクトを使用させることが出来るようになる。
技能:宣言 侵食値:4D10 目標値:― 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(要120%)(すがたけさんより)

《封印の呪》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の血を相手に打ち込み、強制的に相手の動きを止める。これによって、組み合わせたエフェクトの中で一点でもダメージが通れば、この技の後で対象が行う最初の判定のクリティカル値を+1する。
【対象】:一体、【侵食値】:+4 (クウガもどきさんより)

[1]《ブラッドコントロール》
[2]《ブラッドバーン》
[3]《ブラッドミスト》
ブラム=ストーカー
Double+Cross
[1]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
体内の血液の流れを自在に操り、意識を落ち着けるようにすることによって一時的に集中力を失わないようにする。これによってこのエフェクトを組み合わせた意志判定に[《ブラッドコントロール》のLv+1]個のダイスボーナスを付加する。
【侵食値】:+1(クウガもどきさんより)

[2]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
血液を一時的に堰き止め、一気に放流することのよってほんの少しの間だけ爆発的な身体能力上昇を術者に与える。それによってこのエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[+《ブラッドバーン》のLv×3]する。
……しかし、一時的に血液を堰き止めるだけで実際にそんな効果が得られるのかは不明である。
【侵食値】:+3、【備考】:侵食値80%以上で使用可能(クウガもどきさんより)

[3]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
血のように紅い霧……ではなく『血』そのもので紅い霧を作り出し、周囲の相手に噴霧すると言うもの。
射撃攻撃扱いの攻撃で、命中した場合は対象がこのラウンド中に行う全ての判定行動に[《ブラッドミスト》のLv]個のダイスペナルティを与えることができる。
【対象】:範囲、【侵食値】:+3(クウガもどきさんより)

[1]《亡者の爪》
[2]《亡者の弓矢》
ブラム=ストーカー
Double+Cross
[1]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
指先から放出された血液を自身の持つ能力で刃の形にし、そのまま相手を切り裂く。この攻撃は『素手』による白兵攻撃として扱い、その攻撃力は[+《亡者の爪》のLv]とする。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

[2]ブラム=ストーカーのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
指先から放出された血液を自身の持つ能力で矢と化し、相手を撃ち抜くというもの。範囲攻撃で攻撃力の修正は[+《亡者の弓矢》のLv−1}だが、接近距離の相手にしか使えない……つまり射撃攻撃なのに離れたところにいる相手を撃ち抜くことはできないという欠点を持っている。
【侵食値】:+2(クウガもどきさんより)

《夜闇の幻想》 ブラム=ストーカー
Double+Cross
 血液の奔流で敵を飲み込み、圧殺するブラム=ストーカーのエフェクト。
 射撃攻撃として扱い、攻撃力は[LV+2]とする。ただし、このエフェクトは接敵距離のキャラクターを対象にすることは出来ない。
技能: 侵食値:3 目標値:対決 対象:1体
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《生霊化》 『平安京怪異録』
Double+Cross
 意識だけの存在となることが出来るDX2のサプリメント『平安京怪異録』のキャラクター専用エフェクト。
 肉体を持たないがために、エフェクトを使用していない武器でのダメージを受けることはないが、GMの許可がなければ、設定されているステージ以外の場所に出現することは出来ない。なお、このエフェクトはクロスブリードやピュアブリードに関係なく、3LVまで修得することが出来る。
技能:− 侵食値:− 目標値:− 対象:自身
タイミング:常時(すがたけさんより)

《虚空蔵求聞地法》 『平安京怪異録』
Double+Cross
 虚空蔵菩薩に帰依して、その知識を授かるDX2のサプリメント『平安京怪異録』のキャラクター専用エフェクト。
 ゲーム的に言えば、1セッションに[LV]回までGMに質問することが出来る。このエフェクトはクロスブリードやピュアブリードに関係なく、3LVまで修得することが出来る。
技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:自身
タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《呪詛返し》 『平安京怪異録』
Double+Cross
 1セッションに[LV]回まで、自分に対する呪いをそのまま敵に返す、DX2のサプリメント『平安京怪異録』のキャラクター専用エフェクト。
 実ダメージを受けた直後に使用することで、そのダメージをそのまま相手に返すことが出来る。このエフェクトはクロスブリードやピュアブリードに関係なく、3LVまで修得することが出来る。
技能: 侵食値:2D10 目標値:15 対象:1体
タイミング:特殊(すがたけさんより)

《射覆》 『平安京怪異録』
Double+Cross
 【感覚】×[LV]m内に存在する非生物を透視することが出来るようになる、DX2のサプリメント『平安京怪異録』のキャラクター専用エフェクト。
 このエフェクトを修得していれば、壁の向こうに立つ人物が判ったり、伏せられた椀の中身を見ることが出来るようになる。なお、このエフェクトはクロスブリードやピュアブリードに関係なく、3LVまで修得することが出来る。
 技能:<知覚> 侵食値:− 目標値:13 対象:自身
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《尊勝陀羅尼》 『平安京怪異録』
Double+Cross
 梵語で読む経文『陀羅尼(だらに)』を唱えて呪を強めるDX2のサプリメント『平安京怪異録』のキャラクター専用エフェクト。
 1セッションに1回だけ、組み合わせた判定に対してのダイス数を[LV+5]個増やすことが出来る。なお、このエフェクトはクロスブリードやピュアブリードに関係なく、3LVまで修得することが出来る。
 技能:全て 侵食値:5 目標値:− 対象:−
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《早九字》 『平安京怪異録』
Double+Cross
 刀印を組み、空中に縦四本、横五本の升目を素早く切っていく呪法。DX2のサプリメント『平安京怪異録』のキャラクター専用エフェクト。
 精神集中を高める効果があり、これを宣言することで、メインセグメントが終了するまで自身のRCの判定のダイス数を[LV+1]個する。なお、このエフェクトはクロスブリードやピュアブリードに関係なく、3LVまで修得することが出来る。
 技能:宣言 侵食値:3 目標値:− 対象:自身
 タイミング:メジャーアクション(すがたけさんより)

《アーマークリエイト》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
モルフェウスの最たる能力といえる触れている物質を変化させる能力を使って身体防具を作り出す。戦闘中の使用タイミングはマイナーアクションで、持続時間は1シーン。
【防具のData】
 回避:0 、イニシアティブ:0 、装甲値:[6+《アーマークリエイト》のLv×2]
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《インスタント・ボム》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
キラークイーン第一の爆弾…もとい触れた箇所を爆弾に変えて爆発させるエフェクトである。素手による装甲値(防御力は除く)無視の白兵攻撃として扱い、攻撃力を[+2+《インスタント・ボム》のLv]する。なお、使用タイミングはメジャーアクションである。
【対象】:1体、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《インフィニティ・ウェポン》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
モルフェウスの最たる能力といえる触れている物質を変化させる能力を使って白兵武器を作り出す。武器の形状は使用者が自由に設定できる。戦闘中の使用タイミングはマイナーアクションで、持続時間は1シーン。
ルールブック掲載の解説用コミックでは”ワールウィンド”高宮梓が、リプレイでは”ソニックブレード”高崎隼人(PL:大畑顕)がよく使用しているので使い方の参考にしてみるといいだろう……二人とも申し合わせたように日本刀型だが。
【生成される武器のData】
 ・攻撃力:[Lv+3]
 ・防御力:[Lv+1]/[Lv×2+6]
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《ヴィークルモーフィング》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
モルフェウスの最たる能力といえる、触れている物質を変化させる能力で乗り物を製作する。
持続時間は1シーンで、形状及び操縦するのに必要な<運転:○○>の技能は術者が決定する。
リプレイではナチスのオカルト研究機関アーネンエルベに所属する超人兵士ザビーネが使用し、何故かナチスが保有する装甲列車と合体して鉄血無敵機甲列車アイゼンドラッへに変形する(笑)
快男児曰く「西洋の連中が考えることはわからん!」とのことだが、おかしいのはこのステージのナチス(というかエアハルト少佐達アーネンエルベ)だと思う。
【生成される乗り物のData】
 ・攻撃力:[《ヴィークルモーフィング》のLv×6]
 ・回避 :−2
 ・装甲値:0
 ・イニシアティブ修正:−3
【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《折り畳み》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
物を紙状に変化させ、折り畳んで収納することにより物を隠す。常識では隠すことのできないもの(大型の重火器や乗り物などを考えると分かり易いだろう)をも隠すことができるので、そういう場合には便利だろう。
これによって通常隠匿できないものも隠匿できるようになり、このときの判定(使用技能:隠密)でダイスボーナスとして[+《折り畳み》のLv]を得ることができる。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ガードポイント》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
防具を構成する物質を変換して防具の強度を上昇させるという物で、防具の装甲点を[+《ガードポイント》のLv×3]点する。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《カスタマイズ》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自分の持つ武器をその場で自分に適した形状にすることにより、このエフェクトを組み合わせた白兵及び射撃攻撃の判定に[《カスタマイズ》のLv]個のダイスボーナスを得る。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《還元》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
全ての物質を本来の形状へ戻すエフェクトで、全てのモルフェウスシンドロームのエフェクトに対するリアクションに[4+《還元》のLv]個のダイスボーナスを得る。ちなみに、このキャラ以外のキャラがモルフェウスのエフェクトの対象になった場合も使用可能である。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ギガノトランス》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
通常より大量の物質を練成し、より広範囲にその影響を与えるエフェクトである。
このエフェクトを組み合わせて行う攻撃の対象を「シーン」にまで拡大し、さらにその判定で[《ギガノトランス》のLv+2]個のダイスボーナスを得ることが出来る。
例の如く例のとおり、使用可能な侵食率と侵食率上昇、効果を考えてもNPC専用の技能である。また、オルクスのエフェクト《ナーヴジャック》程演出性能も高くないため、PCが使うことはほぼ確実に無いだろう。
【侵食率】:+4D10、【備考】侵食率120%以上で使用可能。
(クウガもどきさんより)

《ギガンティック・モード》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器を巨大化させるエフェクトで、このエフェクトを組み合わせた攻撃の対象を[範囲]に変更する。
【対象】:範囲、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《クリスタライズ》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
メジャーアクションに使用するエフェクトで、クリスタライズ(結晶化)の名が示すとおり攻撃を当てた場所から対象を結晶化させて砕くエフェクトである。このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[+《クリスタライズ》のLv×4]点上昇させる。また、この攻撃時の相手の装甲値(防御力は除く)を無視してダメージを算出する。なお、このエフェクトは他のモルフェウスシンドロームエフェクトを組み合わせてさえいればコンボに加えることが可能。
【侵食値】:+5 、【備考】侵食率100%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

《高速練成》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
移動しながら素早く武器などの物質の生成を行うことで、移動と同時に戦闘態勢を整えるエフェクトである。
このエフェクトを使用することで、戦闘移動(マイナーアクションを消費して行う移動)を行った後に使用タイミングがマイナーアクションのモルフェウスシンドロームのエフェクトを一つだけ使用できる。
【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《サイコメトリー》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
物体が記憶している情報を読み取るエフェクトで、全ての情報技能の代わりとして判定できる。その際、判定のダイスに[《サイコメトリー》のLv−2]の修正を受ける。
一言で言えば某漫画原作のドラマの主人公が手で触れたものから記憶を読み取ることができるのと同じように考えればいいだろう。
【対象】:範囲、【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《サポートデバイス》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
特定の行動を補助するエフェクトで、アイテムの場合も有れば目に見えない部分で補助する場合もある。
セットアッププロセスで使用する。使用時に基本能力値(肉体・感覚・精神・社会の四つの能力値のこと)から一つ選択し、それ以降選択した能力値を使用する判定に[《サポートデバイス》のLv×2]個のダイスボーナスを得ることができる。なお、この効果はシーン終了時まで持続する。
リプレイでは『〜・オリジン』のPC1である“ファルコンブレード”高崎隼人が使用しており、彼の場合は自身が任務で潜入した学校の友人達と共に撮った写真(第1巻参照)や“ダインスレイフ”のネームプレート(第3巻参照)から生成した日本刀を変質させ、より“ダインスレイフ”の力に近い力をもった黒い刀身の日本刀を生成する演出に使われている。
【侵食値】:+6、【備考】侵食率100%以上で使用可能。
(クウガもどきさんより)

《シールドクリエイト》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
モルフェウスの最たる能力といえる触れている物質を変化させる能力を使って盾を作り出す。ちなみに形状は術者が自由に決定でき、持続時間は1シーンである。
【生成される盾のData】
 ・防御力:[Lv+3]/[Lv×2+8]
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ジェノサイド・モード》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器を分裂させて多人数に適応した形にすることで、このエフェクトを使用した通常攻撃時、ダメージを破棄して範囲内のトループ(雑魚)を[《ジェノサイド・モード》のLv×2]グループまで即座に昏倒させる。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[1]《砂隠れ》
[2]《砂の結界》
[3]《砂の盾》
[4]《砂の刃》
[5]《砂潜り》
モルフェウス
Double+Cross
[1]モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
周囲に砂嵐を起こし、それにまぎれてその場から立ち去る。エフェクトの発動に成功すれば、即座にシーンから退場できる。その場にいる者のうち、知覚判定を宣言した者の知覚技能と自分の隠密技能で対決し、全て勝利しなければ成功にはならない。
【対象】:自身、【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

[2]モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
砂を操って相手をかばうエフェクトであり、[カバーリング]を行うことができる。行動済み状態でも使用可能であり、エフェクト使用を宣言したアクション・セグメントでのカバーリングを実行しても行動済みにはならない。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[3]モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
敵のこのキャラに対する攻撃に呼応して砂が集まってくるエフェクトで、本来[防御行動:受け]が行えない射撃攻撃に対しても受けを行えるようになり、その際に[《砂の盾》のLv]個のダイスボーナスを得る。なお、タイミングはリアクションである。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

[4]モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
砂を刃状にして放ち、相手を切り裂くエフェクトで、攻撃力を[+《砂の刃》のLv+1]された射撃攻撃として扱う。
【対象】:単体、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

[5]モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
地面を砂状にして潜り、その中を一気に移動することで瞬間的に長距離を移動する。これによって戦闘移動で全力移動と同じ距離を移動することができる。ただし、このエフェクトでエンゲージを離脱することはできない。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《スプリットアタック》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
自身の攻撃の瞬間に武器や銃弾を分裂させることで、密集した複数の敵へ同時に攻撃するエフェクトである。
このエフェクトを組み合わせた白兵攻撃及び射撃攻撃の攻撃対象を[《スプリットアタック》のLv+1]体に拡大し、その判定に2個のダイスボーナスを得ることが出来る。
ただし、もともと対象が「自身」のエフェクトに組み合わせることは出来ない。
【侵食値】:+4、【備考】侵食率80%以上で使用可能。
(クウガもどきさんより)

《ダブルクリエイト》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスシンドロームのオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
《インフィニティウェポン》《ハンドレットガンズ》の宣言の際、両手に計二つの武器を生成するエフェクト。
前述の二つのエフェクトを宣言する際に使用することで生成する武器を二つに変更し、作成される武器の攻撃力を[《ダブルクリエイト》のLv×2]する。 【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《パラライズ》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
接近距離にいる相手の運動機能を麻痺させ、そのラウンド中にそのキャラが行う行動全てに[《パラライズ》のLv+1]個のダイスペナルティを与える。
【対象】:一体、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《ハンドレッド・ガンズ》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
物質変換によって射撃専用武器を作り出すエフェクトで、その形状は術者が自由に決定する。
【生成される武器のData】
 ・攻撃力:[《ハンドレッド・ガンズ》のLv+2]
【対象】:自身、【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《風化》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
手で触れることにより、そのアイテムを劣化させることができる。白兵攻撃として扱い、命中判定に成功すれば対象が持っているアイテムを一つ、このラウンドの間使用にする。また、その判定に[《風化》のLv]個のダイスボーナスを得る。
【対象】:一体、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《フォームチェンジ》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器の形状を変化させて[防御行動:受け]に特化したものに変化させるエフェクトで、このエフェクトを組み合わせたりアクションにおける武器の防御力を[《フォームチェンジ》のLv×2/4+《フォームチェンジ》のLv×2]だけ上昇させる。
ただし、もともと防御力が設定されていない武器の防御力は上昇しない。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ペトリファイ》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の足を石化させることで、対決に勝利すれば相手の移動を[《ペトリファイ》のLv]ラウンドの間止める。使用タイミングはメジャーアクションで射撃攻撃として扱い、効果を受けている間は全ての移動ができない。
【対象】:範囲、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ペネトレイト》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器の形状を変化させて貫通力を高める。このエフェクトを組み合わせた攻撃は相手の装甲値を無視(防御力は除く)することができる。使用タイミングはメジャーアクションで、さらにこのときの判定において[《ペネトレイト》のLv−1]のダイスボーナスを得る。
【対象】:一体、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《マシンモーフィング》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器・防具・乗り物以外のアイテムを製作するエフェクトで、[購入−《マシンモーフィング》のLv]を目標値として<意志>判定を行い、成功すればそのアイテムを得ることができる。ただし、このエフェクトで手に入れたアイテムは固定化することができず、シナリオ終了時に消滅する。なお、使用タイミングはメジャーアクションである。
【侵食値】:+4
(クウガもどきさんより)

《守りの砂》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
相手の攻撃に対して砂を使って防御するエフェクトで、このエフェクトを組み合わせることで<RC(レゲネイド・コントロール)>の能力値で[避け]を行うことができる。また、このときに相手からのダイスペナルティを[《守りの砂》のLv]個だけ打ち消す。ちなみに、使用タイミングはリアクション。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《ライトウェイモード》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器の重量を軽くして性能を上げ、このエフェクトを組み合わせた攻撃のときの相手の[避け]判定に[《ライトウェイモード》のLv]このダイスペナルティを与える。なお、使用タイミングはメジャーアクションである。
【対象】:自身、【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《レインフォース》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
武器の強度を上げることによって相手に与えるダメージを上げるというもので、このエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力を[+《レインフォース》のLv×2]点上昇させる。ちなみに使用タイミングはメジャーアクション。
【侵食値】:+2
(クウガもどきさんより)

《物質合成》 モルフェウス
Double+Cross
モルフェウスのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
2つのアイテムを合成することで2つの武器のデータを全て合計した一つの強力なアイテムを作り出すというものである。ただし武器ならば判定時の使用技能が同じもの、防具は防具同士でしか組み合わせられず、射程距離は素材となった2つの武器のうち射程が短いものに順ずるという決まりがある。なお、作ったアイテムはそのシーン中のみ使用可能。
ぶっちゃけると、持続時間と侵食率の高さからあまり効率のよいエフェクトとはいえない…。ちなみに使用タイミングはメジャーアクションである。
【目標値】21 、【対象】:自身、【侵食値】:+8 、【備考】侵食率80%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

《ドッペルゲンガー》 モルフェウス(Dロイス:変異種)
Double+Cross
モルフェウスシンドローム保持オーヴァードの変異種が持つエフェクトの一つ。
もう一人の自分を作り出してプラトン攻撃を行うエフェクトで、このキャラの攻撃力に[+《ドッペルゲンガー》のLv×3]し、相手の防御判定に[《ドッペルゲンガー》のLv×2]個のダイスペナルティを与える。使用タイミングはメジャーアクションで、1セッションにつき[《ドッペルゲンガー》のLv]回まで使用可能。
なお、組み合わせる際に技能による制限は無く、他のモルフェウスエフェクトを組み合わせていれば組み合わせ可能である。
【対象】:一体、【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

能力捕食 輪廻の獣(アルマ・レグナム)(ウロボロスシンドローム保持者)
ダブルクロス(ダブルクロスThe3rdEdition)
全ての“輪廻(アルマ)”が保有する能力。第1巻初登場。
他のオーヴァードやジャームが体内に有するレネゲイドウィルスを捕食し、自らの一部とする。このとき捕食したレネゲイドウィルスが保有する能力は全て捕食した“輪廻(アルマ)”の保有能力となる。
原作TRPGルール上では、ウロボロスシンドローム(The3rdEditionより追加されたシンドローム)のエフェクトとして記されたものうち、他のシンドロームのエフェクトを得る能力(《原初の○○》等のエフェクト)の総称に位置づけられる。 (クウガもどきさんより)

《アタックボーナス》 オーヴァード全員
Double+Cross
オーヴァードが取得できるエフェクトの一つ。
エフェクトの威力を強化するもので、このエフェクトを組み合わせたダメージを[+《アタックボーナス》のLv×3]する。
使用タイミングはメジャーアクションで全ての技能判定に組み合わせ可能だが、さすがに攻撃力の上昇量と侵食率上昇を考慮に入れるとPCではまともに使えない技能といっても差し支えない。
【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

ジェネシフト[Genetic Shift] オーヴァード全員
Double+Cross(リプレイ含む)
オーヴァードがデフォルトで使用できる能力の一つ。
故意に己の体内のレゲネイドウィルスを活性化させて侵食率を上昇し、より強い力を引き出す。ルール上では『自身の最も高い能力値の数値』以下の任意の個数のダイスを降り、その出目の分だけ侵食率を上昇させる。
主にボス戦等の前、侵食率が足り無すぎる場合などに使用される。戦闘中に使用する場合は使用タイミングはマイナーアクションを消費する。(クウガもどきさんより)

ワーディング オーヴァード全員
Double+Cross(リプレイ含む)
オーヴァードが自分の周辺に展開することのできる結界で、基本的な内容は一般人を無力化するものだがたまに特殊なものも存在する。オーヴァードにとって初歩的なもので、人が多い場所で戦う場合は大抵このエフェクトを使う。
【特殊な使用例】
《ダブルクロスリプレイ》
・檜山ケイト:この結界に思いを乗せて展開し、ロイスを繋いだ仲間の自分に関する記憶を取り戻させる為に使用。
・ダイナスト:効果範囲をこの世界全体にまで広げて、世界中全ての生き物の時を止めるという離れ業を披露した。
《ダブルクロスリプレイ・オリジン》
・楠森 七緒:牧村早人(PL1、高崎隼人)の死を否定しようと自分の住んでいる町を永続発動形のワーディングで覆い、
       自分の記憶の中にあるかつての街並みの中で牧村早人と再会しようとした。(クウガもどきさんより)

《カームダウン》 オーヴァード全員
Double+Cross
オーヴァードが取得できるエフェクトの一つ。
周囲の空間に体内のレゲネイドの活動を抑制する物質を散布することで、そのラウンド中の間、シーンに登場しているキャラの行う判定全てに[《カームダウン》のLv×2]個のダイスペナルティを与える。ちなみに、使用者も例外なく効果対象であるため注意。
使用タイミングはマイナーアクション。
【侵食値】:+5
(クウガもどきさんより)

《ダブルスクラッチ》 オーヴァード全員
Double+Cross
オーヴァードが取得できるエフェクトの一つ。
思考と行動(というか神経伝達速度?)を瞬間的に加速させることで、細かい作業を連続して行う。メジャーアクションに宣言するとマイナーアクションを2回、即座に行うことができる。その後、このキャラは[行動済み]になる。
【対象】:自身、【侵食値】:+3
(クウガもどきさんより)

《異世界の因子》 エグザイル、神崎葵
Double+Cross
エグザイルのシンドロームを持つオーヴァードが持つエフェクトの一つ。
エグザイル以外のシンドロームから一つのエフェクトをコピーする。ただし、コピーするエフェクトはこのキャラの目の前で使用されている必要がある。
少し例外的なものとして、リプレイ(無印)の1巻のボスキャラ「”クイーン・オブ・ブルー”神崎葵」は少し拡大解釈したものを得意としており、相手のコンボ…つまり必殺技をコピーする(ルール上では別にそのままコピーしている訳ではないので注意)
【侵食値】:+3、【備考】:侵食値80%以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

浄化の光 十六夜姫
Double+Cross The2ndEdition 平安京物怪録リプレイ 京城月影抄
月人にして月の帝の一族の姫である十六夜姫の使用する必殺技(コンボ技)。
夜空に輝く月光がまるで太陽のように眩く輝き、その光に当てられた敵を問答無用で浄化させる。
メジャーアクションで《光の弓》《スターダストレイン》《全知の欠片》《黒き明かり》を組み合わせた攻撃であり、シーン全体へのダメージとともに[目眩]を与えることができる。(クウガもどきさんより)

《マルチターゲット》 エルフ
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
妖精系の種族を表すワークスの一つ・エルフの持つエフェクト。
エルフというワークスが持つ、生活の設定から得られた射撃能力を生かして一度に多くの敵を打ち抜く。
メジャーアクションに宣言することで、組み合わせたエフェクトによる射撃攻撃の対象を[《マルチターゲット》のLv+1]体にまで拡大することが出来る。
【Data】
 侵食値:+3
(クウガもどきさんより)

呪縛の術 小野影光
Double+Cross The2ndEdition 平安京物怪録リプレイ 京城月影抄
遣隋使として有名な小野妹子の子孫にして、かの小野小町を親戚に持つ優秀な陰陽師・小野影光の使用する術。
「縛鬼伏邪、急々如律令」の詠唱と共に札を放つことで、風に舞った札が相手に張り付いて相手を呪的に縛り付ける。
ルール上ではまずマイナーアクションで《早九字》(『平安京物怪録』専用エフェクトの一つで、呪言によって集中力を高める)を使用し、メジャーアクションで《血の呪縛》《血族》を組み合わせた射撃攻撃を行うことで発動する。ダメージ以外にも追加効果として運動と回避の判定へ2個のダイスペナルティを与える効果がある。(クウガもどきさんより)

嘆きの一撃(ドローレスストライク) 加賀十也
ダブルクロスリプレイ『ドゥームズデイの魔獣』
“探求の魔獣(クエスティング・ビースト)”加賀十也(PL:えんどーちん)のコンボ。
体内にある獣の因子を開放して全身を獣の姿と化し、その豪腕による強力な一撃を叩き込む。
まず前もって(2ndではマイナーアクションで)《完全獣化》を使用し、その後に必殺技本体を使用する。
作中ではFHエージェント斉木に対して使用され、その強力な一撃で息の根を止めた。
【構成エフェクト(2ndEdition版)】
 《獣の力》《鬼の一撃》《銘無き刃》
【Data】
 侵食値:+7 、対象:単体
(クウガもどきさんより)

鬼を祓う儀 サンプルキャラ“因果の紡ぎ手”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:平安京物怪録)
平安京物怪録専用のサンプルキャラ“因果の紡ぎ手”の使用するコンボ攻撃。
《砂の刃》《アニマルテイマー》《絶対の空間》《大地の加護》のエフェクトで構成された式で攻撃する。
更に侵食率が100%を超えると傷口を結晶化させるモルフェウス技能《クリスタライズ》を組み合わせることが可能となり、攻撃する式に威力上昇と装甲無視の効果が付加される。
なお、使用する技能は精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能である。(クウガもどきさんより)

その爪、鬼の如し サンプルキャラ“降魔の獣”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:平安京物怪録)
平安京物怪録専用のサンプルキャラ“降魔の獣”の使用するコンボ攻撃。
相手に《獣の力》《オールレンジ》《伸縮腕》のエフェクトで構成された攻撃を叩き込む。
『アルターライン』の記述ではマイナーで《完全獣化》を使用した後に使用するのを基本としている。
使用する技能は肉体能力値に属する白兵技能であり、《伸縮腕》の効果で射撃距離にも攻撃可能。(クウガもどきさんより)

運命の弾丸 サンプルキャラ“祝福の射手”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
ロストエデン限定のサンプルキャラ“祝福の射手”の使用するコンボ攻撃。
マイナーアクションで《主の恩恵》を使った後に、メジャーアクションで《小さな塵》《ピンポイント・レーザー》《巨神の斧》《瞬速の針》《闇の鎖》を組み合わせた必殺技を叩き込む。
基本的には単体攻撃用だが、更にメジャーアクションにエルフ専用エフェクト《マルチターゲット》を組み合わせることで対象を拡大することも可能。
使用する技能は感覚能力値に属する射撃技能であり、《闇の鎖》の効果で相手の防御行動にダイスペナルティを与えることが可能。(クウガもどきさんより)

明けの明星 サンプルキャラ“純白の歌”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:平安京物怪録)
平安京物怪録専用のサンプルキャラ“純白の歌”の使用するコンボ攻撃。
相手に《領域調整》《抗いがたき言葉》《絶対の恐怖》《ポイズンフォッグ》のエフェクトで構成される。
使用する技能は社会能力値に属する交渉技能であり、ダメージを受けた者にシーン終了時まで2個のダイスペナルティを与える範囲攻撃を行う。(クウガもどきさんより)

帝釈天の槍 サンプルキャラ“放浪の験者”
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:平安京物怪録)
平安京物怪録専用のサンプルキャラ“放浪の験者”の使用するコンボ攻撃。
マイナーアクションで《早九字》を使用した後に、メジャーアクションで《雷の槍》《MAXボルテージ》のエフェクトを組み合わせる。侵食率100%を超えるとその二つに加えて《プラズマカノン》をコンボに追加する。
《プラズマカノン》の追加の関係で侵食率100%を越えた瞬間に威力が跳ね上がるが、《雷の槍》の宿命ともいえる「同一エンゲージに攻撃できない」という欠点は健在である。
使用する技能は精神能力値に属するRC(レゲネイドコントロール)技能。(クウガもどきさんより)

《リミットオーヴァ》 シーフ
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
盗賊・探求者系の職業を表すワークス・シーフの持つエフェクト。
一瞬だけ己の限界を超えることで、自身の能力を瞬間的に底上げすることができる。
このエフェクトを組み合わせると、その判定のクリティカル値を[−《リミットオーヴァ》のLv]できる。
なお、このエフェクトは1セッションにつき1回まで使用できるが、攻撃に使用することはできない。
エフェクトの組み合わせや使用技能による制限が無いのが利点だが、侵食率を考えるといまいち使いづらい。
ただし、目標値の高い重要な情報を得る際などにはそれなりに役に立つ。
【Data】
 侵食値:+5
(クウガもどきさんより)

《アイボリードーム》 セージ
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
賢者系の職業を表すワークス・セージの持つエフェクト。
深い知識と造詣を生かすことで、物事を解決するエフェクトである。
このエフェクトを組み合わせた全ての「精神・社会値」の判定に3個のダイスボーナスを得ることが出来る。
ただし、クリンナップ又はシーン終了時にこのキャラは[4−《アイボリードーム》のLv]点の実ダメージを受ける。
【Data】
 侵食値:+3
(クウガもどきさんより)

レーザー・クロウ 瀬戸和樹
放課後の魔獣(「Double+Cross The2ndEdition」ルールブック掲載)
”黒翼の獣(レイヴンズ・クロウ)”瀬戸和樹が使用する必殺技。
《破壊の爪》によって腕を鋭い爪を持つ獣の腕に変化させ、相手の防御が薄い部分をその爪で攻撃するというもの。
コミック+説明用ミニリプレイで構成される作品「放課後の魔獣」では、梓の必殺技『高宮夢想流 霞の太刀』で一撃の下に逝き、《リザレクト》(よく使われる最も基本的な蘇生エフェクト)で復活したばかりのFHエージェントを問答無用で再び逝かせた。
使用条件は《破壊の爪》を使用しており、《完全獣化》をしていないこと。構成エフェクトは《ピンポイント・レーザー》《全知の欠片》である。

【攻撃力】:威力−4−(《ピンポイント・レーザー》のLV)
【追加効果】:クリティカル値−《全知の欠片》のLv、相手の装甲値無視

なお、コミックやリプレイのどちらでも使われていないが、完全獣化時に使えるこの技の上位必殺技として「レイヴンズ・クロウ」が存在する。(クウガもどきさんより)

高宮夢想流 霞の太刀 高宮梓
放課後の魔獣(「Double+Cross The2ndEdition」ルールブック掲載)
ダブルクロスThe2ndEditionに掲載された紹介用のミニリプレイにて"ワールウィンド"高宮梓の使用した必殺剣技。モルフェウス能力で作り出した刀にハヌマーンのもう一つの能力・波を操る力を上乗せして振動波を帯びた剣戟を放つというもの。
構成エフェクトは《レインフォース》《吼え猛る爪》《錬成の掟》であり、侵食率上昇は7であり、以外とお手ごろなコンボ技である。

【攻撃力】:(《レインフォース》のLV×2)−(《吼え猛る爪》のLv−3)
【追加効果】:クリティカル値−《錬成の掟》のLv、相手の装甲値無視

なおこれは推定だが、レゲネイドウィルスがばら撒かれた時代を考えると、この技は我流の剣技だと思われる。(クウガもどきさんより)

《ハードロック》 ドワーフ
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
妖精系の種族を表すワークスの一つ・ドワーフの持つエフェクト。
ドワーフの頑強な皮膚を持っているという設定から得られた、皮膚でダメージを軽減する能力である。
このキャラに対する実ダメージ決定時に宣言することで、受ける予定のダメージを[3D10]点引き下げる。
なお、このエフェクトは1セッションにつき[《ハードロック》のLv]回までしか使用できない。
【Data】
 侵食値:なし(詳しくは説明文参照)
(クウガもどきさんより)

《マイティストライク》 ファイター
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
戦士系の職業を表すワークス・ファイターの持つエフェクト。
攻撃をブーストさせ、その威力を一気に底上げするエフェクトである。
ダメージ算出直前に宣言することで、そのダメージを[+(《マイティストライク》のLv+1)D10]する。
ただし、このエフェクトは1回のセッションにつき1回までしか使用できない。
【Data】
 侵食値:+5
(クウガもどきさんより)

隠形の術 源光(光の君) 等
Double+Cross The2ndEdition 平安京物怪録リプレイ 京城月影抄
京でも有数の美男子にして本作のボスキャラである光の君等が使用する術で、自らの姿を隠す。
小野影光が使用したのは陰陽道の術法で、宣言だけであるためにルール上ではイノセント(一般人)以外に対してなんら効果を持たない。
光の君が使用したのは自身の持つ鬼の力で、ルール上ではエンジェルハィロゥのエフェクト《光の衣》である。似たようなものとしてエフェクト未使用のものを小野影光も使用していたが、この術かどうかは不明である。この時は十六夜姫の髪を手に入れるために使用し、一房の髪を手に入れることに成功している。(クウガもどきさんより)

《ジェネライズ》 メイジ
Double+Cross The2ndEdition(ステージ:ロストエデン)
魔術師系の職業を表すワークス・メイジの持つエフェクト。
コストを抑えることにより、より少ない侵食率で強力な魔法を撃つことができる。
このエフェクトを組み合わせた判定では、使用エフェクトの侵食値合計を[−3]することが出来る。
ただし、これによって組み合わせたエフェクトの侵食値合計が0未満になることは無いので注意。
なお、このエフェクトは1セッションにつき[《ジェネライズ》のLv]回までしか使用できない。
【Data】
 侵食値:なし(詳しくは説明文参照)
(クウガもどきさんより)

ヒートスマッシュ 明神リョーマ
ダブルクロスリプレイ 煉獄と呼ばれた街
魔街・横浜で何でも屋を営む少年・“レッドドラゴン”明神リョーマの必殺技。
己の拳に全てを焼き払う炎を纏って衝撃波と共に相手を打ち砕き、そのまま敵を焼き尽くす。
【構成エフェクト(2ndEdition版)】
 《白熱》《終末の炎》《ブレインコントロール》《炎の剣》《浸透撃》
【Data】
 侵食率:+12、 備考:侵食率80以上で使用可能
(クウガもどきさんより)

光輝なる一撃(トゥルーストライク) レオン・ド・サンジェルマン、ロボット
ダブルクロスリプレイ 煉獄と呼ばれた街
GPO第四班班長を務める“伯爵(カウント)”レオンの必殺技。
仮面の裏にある目から貫通性の高いビームを放つ。このビームはある程度自在に起動を変えて相手を貫く。
《完全なる世界》を組み合わせることで、全方位から敵を襲う拡散ビームにも変化する。
ただし、拡散ビームにすることが出来るのは侵食率が100%を超えている時のみ。
作中では“ロストカード”伊神正影が秋月涼奈の能力を利用して生み出したロボットもレオンの能力をコピーすることで使用しているが、こちらはレオンの使用するオリジナルよりも威力が低く、光線の軌道を変化させることも出来ない。
【構成エフェクト(2ndEdition版)】
 《絶対の空間》《惑いの一撃》《光の弓》《ピンポイントレーザー》
【Data】
 侵食率:+10
(クウガもどきさんより)

心眼(アジナー・チャクラ) 天花寺大悟
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
満州国で探偵業を営む快男児こと天花寺大悟(PL:稲葉義明)の持つ能力。
額に開眼した第三の目で視ることにより、視た相手の心の本質を“色”として知覚することが出来る。
澄んだ鮮やかな色であればあるほど清らかな心の持ち主で、澱んだ汚い色ほど悪しき考えを持つことを示す。
ルール上ではキュマイラシンドロームのエフェクト《アルゴスの目》の演出であり、言うまでもなく体内に有するレゲネイドウィルスの力である。といっても本来の《アルゴスの目》にはそんな効果は無いため、彼のレゲネイドウィルスが有するキュマイラシンドロームは非常に特殊なものといえる。ちなみにナチスの脱走兵であるクリス(PL:小太刀右京)の心の色は『金色に輝く水晶のように透き通った色』で、第二話「公女殿下の快男児」に登場したフリードリヒの心の色は『焼け付くような闇色』らしい。
【Data】
 侵食率:+2
(クウガもどきさんより)

硬気功 天花寺大悟
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
満州国で探偵業を営む快男児こと天花寺大悟(PL:稲葉義明)が扱う武術の技。
気(実はレゲネイドウィルス)の力で、己の腕を鋼の刃のように鋭く強固なものとする技法である。
ちなみに、ルール上ではキュマイラシンドロームのエフェクトの一つ、《破壊の爪》である。
【Data】
 侵食率:+3
(クウガもどきさんより)

縮地法 天花寺大悟
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
満州国で探偵業を営む快男児こと天花寺大悟(PL:稲葉義明)が扱う武術の技。
ある程度離れた所から瞬時に移動して、相手との間合いを一気につめる歩法である。
ちなみに、ルール上ではハヌマーンシンドロームのエフェクトの一つ、《一閃》のことを示す。
【Data】
 侵食率:+2
(クウガもどきさんより)

周天功 天花寺大悟
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
満州国で探偵業を営む快男児こと天花寺大悟(PL:稲葉義明)が扱う武術の技。
体の機能を十分に発揮させて人の限界を超える呼吸法で、その状態から練り上げる気の一撃は非常に強力。
ちなみに、ルール上ではハヌマーンシンドロームのエフェクトの一つ、《浸透撃》(装甲無視攻撃)である。
【Data】
 侵食率:+2
(クウガもどきさんより)

電気体当たり攻撃 フィン・ブースロイド
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
ブースロイド少佐(007関連のシリーズにてジェームズ・ポンドをいろいろな発明品で支援するエージェント“Q”のこと)の息子にして、若干12歳の若さで大英帝国の諜報機関MI6のエージェントとして名を馳せる発明少年フィン(PL:矢野俊策)の技。
自身の発明品のトランクから電流を発し、それを車に纏わせて車を相手に体当たりさせるネタ技である。
作中では機関銃で掃射されてかなりのダメージを受けている一九二八年型ベンツSSK(ルパン三世が乗っている車と同一車種)を使って使用し、ナチスの追撃者が乗る武装車両を一撃の下に仕留めた。ちなみに、機関銃によるダメージに加えて高圧電流まで流されたベンツSSKはその後も無事に走ったらしい。
本人は科学の産物だといっている(思いこんでいる)が、実際はフィン自身のレゲネイドウィルス、つまりはブラックドックシンドロームのエフェクトを使用したコンボ技である。
【構成エフェクト】
《鋼の馬》《MAXボルテージ》
【侵食値】:+5(クウガもどきさんより)

[1]第一変成・混沌の発芽
[2]第二変成・大いなる形成
[3]第三変成・硬き結合
[4]第五変成・赤き金剛
[5]第六変成・開放の企て
フェリックス・エアハルト
ダブルクロス・リプレイ・トワイライト 東邦の快男児
[1]やけに特徴的な口調のナチス将校ことエアハルト少佐の使用する、魔導書に記載された魔術の一つ。
皮膚の下の骨格が緑に輝き、ルーン文字の魔法円(魔法陣)が周囲に展開されて身体が強化される。
ルール上ではボスが戦闘開始時によく使うHP増大のためのエフェクト《ヴァイタルアップ》である。
「これこそが我が力!! 我が総身、魔導書となりて人を超越せり!!」(クウガもどきさんより)

[2]やけに特徴的な口調のナチス将校ことエアハルト少佐の使用する、魔導書に記載された魔術の一つ。
全身をエメラルドに変化させることで、外部からのダメージを殆ど受け付けない頑強な肉体になる。
ルール上ではモルフェウスシンドロームのエフェクトの一つ、《アーマークリエイト》である。(クウガもどきさんより)

[3]やけに特徴的な口調のナチス将校ことエアハルト少佐の使用する、魔導書に記載された魔術の一つ。
周囲にルーン文字の魔法円(魔法陣)を展開し、これから行う自身の行動を行いやすくする。
ルール上ではモルフェウスシンドロームのエフェクトの一つ、《サポートデバイス》である。
「来たれ、“第三変成・硬き結合”!」(クウガもどきさんより)

[4]やけに特徴的な口調のナチス将校ことエアハルト少佐の使用する、魔導書に記載された魔術の一つ。
外面的な視覚効果や理屈は不明だが、相手からのダメージを軽減することができる。
ルール上ではブラム=ストーカーシンドロームのエフェクトの一つ、《赤河の支配者》である。
「私は既に人ではない。人の理法(アーツ)では倒せんよ」(クウガもどきさんより)

[5]やけに特徴的な口調のナチス将校ことエアハルト少佐の使用する、魔導書に記載された魔術の一つ。
相手に攻撃を叩き込み、そこから生命力を吸収することで自身を回復すると同時に相手を砂へと還元する。
ルール上ではブラム=ストーカーシンドロームのエフェクトの一つ、《渇きの主》である。
作中では天花寺大悟に対して使用したが、ものの見事にかわされた。
「“第六変成・開放の企て”! 砂へと還元されるがいい!」(クウガもどきさんより)

ミョルニル 黒須左京
ダブルクロスミニリプレイ クロームドーム
秋葉原にて初披露された“オーディンの槍(グングニル)”黒須左京(PL:かわたな)の新必殺技。
ロンギヌス同様ワンテンポおいて体内電流に増幅し、その高圧電流をハンマー状にして叩きつける。
マイナーアクションに前置きとして《雷の加護》を使用し、その後に必殺技本体を連携させるという構成になっている。威力が下がった代わりに範囲攻撃が可能となり、侵食率の上昇値も軽減された。しかし従来の必殺技である『ロンギヌス』同様、接近距離に対して使用できないのが欠点。
ちなみに、名称だけならばリプレイ版『ドゥームズデイの魔獣』のアフタープレイ(エンディングの後、セッションの最後に行う経験値算出及びそれに伴うキャラの能力上昇などの各種作業)にて新しく《雷神の鎚》を習得した際に新必殺技として登場している。
なお、この技の元ネタである『ミョルニル(Mjolnir)』とは北欧神話における雷神トールの持つ鎚のことで、殴る以外にも雷を呼んだりトールの持つ戦車を引く二頭のヤギを生き返らせたりといった効果を持つ。また、スカンディナヴィア半島一帯ではこれを模した装飾品が冠婚葬祭等の祭儀に使用されることでも有名。
【構成エフェクト】
 《MAXボルテージ》《雷神の鎚》
【Data】
 侵食値:+7 、対象:範囲 (クウガもどきさんより)


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