紅の豚 [必殺技辞典]

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1920年代、第一次大戦後大恐慌に見舞われたイタリア・アドリア海に、通称“ポルコ・ロッソ(紅の豚)” と呼ばれる飛行艇乗りがいた。かつてイタリア空軍のエースだった彼は、自らに魔法をかけることで豚の姿になった。そして自由気ままな賞金稼ぎとなり、アドリア海を荒らす空賊どもを退治していたのである。
ある日のこと、アドリア海を根城にする“空賊連合”に雇われた飛行艇乗り「ドナルド・カーチス」に勝負を挑まれたポルコ。だが機体の不調もあって一敗地にまみれてしまう。飛行艇修理のためミラノに赴いたポルコは、そこで飛行艇会社社長の孫娘フィオに出会う。女だてらに飛行艇設計に携わる彼女や、ピッコロ社社長らの手によって、ポルコは新たなる翼を手にしたのであった。
こうして再び空へ舞い戻った賞金稼ぎポルコ・ロッソ。カーチスとのリターンマッチの行方やいかに!?

製作・・・・スタジオジブリ
監督・・・・宮崎駿
公開・・・・1992年
宮崎駿監督による劇場用アニメ第5作(スタジオジブリとしては7作目)。従来のファミリー路線からうってかわって、飛行機・軍事物の熱烈なファンである監督の趣味を大いに反映した異色作となっている。 キャッチコピーは「飛ばない豚はただの豚だ」「カッコいいとはこういうことさ」など。

ひねり込み ポルコ・ロッソ
紅の豚
元イタリア空軍のエース、ポルコの技。自分の機体をひねり込むように動かし、相手の背後に回りこむ。自分が追跡されている状態から繰り出し、立場を逆転させることが出来るのである。ポルコはこの技で、アドリア海のエースになったという。
本来なら背後に回って相手を撃ち落す技なのだろうが、現在のポルコは追い回して降参させるのにとどめている。(ケケケさんより)


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