バーチャファイター(漫画版)  [必殺技辞典]

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原作・・・・・・・七月鏡一
作画・・・・・・・藤原芳秀
単行本・・・・・全3巻
大ヒットを記録したセガの3D格闘ゲーム『バーチャファイター』の漫画版。「週刊少年サンデー」や「小学五年生」などの、小学館系の雑誌で何度か連載された。
全3巻のそれぞれの話は独立したパラレルワールドになっており設定が異なるが、『拳児』などで格闘描写に定評のある作画者による迫力のあるアクションシーンは共通している。

●パイ・チェン武侠外伝
強さを求めて自分と母を捨てた父を追い求める女性拳士「パイ・チェン」は、香港の闇試合で戦いその情報を探らんとしていた。ある日、何者かに狙われるを少年たちを助けたパイは、人間の腕のような機械のパーツを目撃。さらに、それを狙う秘密組織”黒虎機関”の襲撃を受ける。彼らはパイの父である「ラウ・チェン」の弟子であり、彼が修得した伝説の拳法”虎燕拳”を使用していた。父を追い求めるパイは、一匹狼の忍者「影丸」と協力し、黒虎機関とパーツの謎を探るため戦いに身を投ずる。
 週刊少年サンデーで連載され、単行本第1巻に収録されている長編。名前どおりパイが主役だが、影丸もかなり目立っている。

●闘拳回廊
アメリカはグレートロサンゼルスを訪れた八極拳士「結城晶」は、そこでチャイナタウンを巡る争いに巻き込まれる。伝説の拳法”虎燕拳”を修得した”虎燕館”が、非道な手段でチャイナタウンの乗っ取りを図っていたのだ。チャイナタウンを守ろうとする「ジャッキー・ブライアント」や「サラ・ブライアント」「パイ・チェン」といった武術家たちと知り合った晶は、自らもまたその戦いに参加することを決意する。その中で彼が見たものとは・・・・・?
 小学六年生で連載され、単行本第3巻に収録されている中篇。主役は晶で、ライバルキャラとして影丸が活躍する。

●炎の群像
小学五年生で連載され、単行本第3巻に収録されている短編集。以下の6人を主人公にした6本の短編で構成されている。

○石の男―結城晶―
いじめられっ子の少年が出会ったのは、「石になる」八極拳の修行に勤しむ結城晶。彼との交流で少年が見出したものとは?

○影丸忍法帖―影丸―
手傷を負った影丸を助けた家出少女。彼女との交流を経て、影丸の胸に渡来するのは今は無き故郷と母への想い・・・・・

○もう一つのレース―ジャッキー・ブライアント―
レース中の事故で恐怖心に取り付かれるようになったジャッキー。もうひとつの戦いである格闘技で彼が見出したものは・・・・

○氷の仮面―サラ・ブライアント―
謎の組織に洗脳され、記憶を無くした殺人兵器と化したサラ。お互いを思いやる幼い兄妹に出会った彼女は何を思うのか・・・・

○蝶のごとく竜のごとく―パイ・チェン―
とある町で猛威を振るう無法者はラウ・チェンに率いられていた。その噂を聞いたパイは、ただひとりで乗り込み死闘を繰り広げる・・・・・

○狼の紋章―ウルフ・ホークフィールド―
深い山奥に住む狼と、その山で奇妙な暮らしをするウルフ。種族の異なる彼らに共通するのは、何者にも屈しない誇り高き魂であった・・・・・

ヘッドバンキング・クラッシュ ウルフ・ホークフィールド
バーチャファイター(漫画版)
『バーチャファイター21/2(ツーとにぶんのいち)』に登場。女性ファン獲得のためイメージチェンジを図って編み出した技で、相手を地面に押し倒しおさげ髪で顔面をひたすらはたく。 (ケケケさんより)

忍法蓑隠れ 影丸
バーチャファイター(漫画版)
『闘剣戦線』に登場した技。人間そっくりの着ぐるみの中に入ることで、別人に成りすます。 (ケケケさんより)

草狩忍法・大殺円陣 草狩一族
バーチャファイター(漫画版)
『影丸忍法帖-影丸-』に登場した技。影丸の命を狙う草狩一族が使用したもので、杓杖を構えつつ敵を囲み円陣を作って攻撃する。「誰も抜けられぬ」と豪語した技だったが、影丸にはあっさりと脱出された。 (ブラストさんより)

血針陣 雑賀忍群
バーチャファイター(漫画版)
『パイ・チェン武侠外伝』に登場した技。フェイに雇われた雑賀忍者が使った暗殺技で、相手の経絡秘孔を吹き針で狙いその体を麻痺させる。(ブラストさんより)

ハードマスターシュ・ホールド ジェフリー・マクワイルド
バーチャファイター(漫画版)
『バーチャファイター21/2(ツーとにぶんのいち)』に登場。女性ファン獲得のためイメージチェンジを図って編み出した技で、敵を抱きすくめて豊富なヒゲでひたすらジョリジョリする。 (ケケケさんより)


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