監修 :安田均 著者 :北沢慶/グループSNE イラスト:剣 康之 「無法召喚士シリーズ」「召喚士マリア」の著者・北沢慶が紡ぐ、笑いあり・恋愛あり・鼻水(?!)ありの痛快リプレイ。 パーティの防御担当でパーティリーダーでもあるバトルダンサー『ローシィ』、パーティの主砲だが自意識過剰が玉にキズな射手(アーチャー)『ノーラン』、本来パーティの盾&回復役となる筈が回復はダメ、守ってズンバラリン、攻撃は飛ばない、ここ一番で鼻水が止まらない通称”守られナイト”の『ニム』、パーティ最年少だが実質パーティのまとめ役な苦労人のトレジャーハンター兼召喚術師『カイエ』とその召喚獣である『ドン・ニコ』の4人と1匹(+1匹)で構成される「オハナミーズ」(3巻、「ネタバレたっぷり座談会」にて決定)が、「魔獣使いの少女」と同時代の六門世界を舞台に活躍する。 【簡単なあらすじ】 貴商品(トレジャー)ギルド発祥の地フューレンで出会った4人と1匹は、貴商品ギルドから簡単な依頼を受ける。 だが依頼中、盗賊ギルドに襲撃され、さらには奪われた物が原因となってフューレン市街で魔神が暴れて大騒ぎになる。辛うじて問題を解決した一行だったが、今度はローシィが呪われるのだった。 集められた情報から一行は湖岸の街ドーンの近くにある島の遺跡へと向かうこととなり、道中いろいろとピンチを迎えるが、何とか乗り切って遺跡に辿り着く。 辿り着いた遺跡でローシィの呪いを解くことに成功するが、代わりにローシィは遺跡の守護者に選ばれてしまう。 また、これらの遺跡は三つあることが判明し、一行はルシエラさんの命で他の遺跡の手がかりの捜索をすることになるのだった… 【既刊情報】 ・「新六門世界RPGリプレイ(1) 呪われ剣士と夢の島」 ・「新六門世界RPGリプレイ(2) 守られ騎士と死者の鍵」 ・「新六門世界RPGリプレイ(3) やりすぎ射手と燃える森」 【用語説明】 ・「鼻水」 このパーティ特有の用語で、肝心な時にダイス目が悪いこと。主に”守られナイト”ニムのダイス目を指す。 【関連作品】 ・「モンスターコレクション」シリーズ |
・コロコロ攻撃 | インプ |
ちゃっかり名前が付いている罠扱いの攻撃で、小さな豆のようなものを転がして相手を転ばせる。ちなみに、この攻撃自体には直接的なダメージはない。 作中ではノリスの<大学院(アカデミア)>地下に住み着いていたインプがローシィたちに対して使用し、一回目はノーラン、二回目は虚ろ状態のローシィが引っかかった。なおこの攻撃でノーランが下水に堕ちた際に《ブルー・シャーク》に襲撃され、危うく命を落としかけた。(クウガもどきさんより) |
・天魔滅殺剣防御 | ニム・カルシア |
第3巻にてニムが使用した防御で、デーモン相手時に攻撃と防御が上昇するアイテム「天魔滅殺剣」を使用して行う。 命名者はニム自身で、命名理由は別に深く考える必要は無かったりする。(クウガもどきさんより) |
・鼻水防御 | ニム・カルシア |
第3巻(最終巻)にてニムが使った技?で、内容はナイト技能「とおせんぼ」(他の誰かに対するダメージを自分が受ける技能)である。 カイエが「鼻水に庇われた」という内容の科白を告げたことから北沢GMが名づけてしまった(笑)(クウガもどきさんより) |
・格闘防御 | ルイス・ランドルフ |
カルシア家に仕える執事で、カルシア家の令嬢ニムの魔術の師でもあるルイスが使った実にウィザードらしくない防御技。 技名からおそらく柔道の受け身か筋肉で攻撃を防ぐような防御方法だと思われるが、六門世界RPGのルール上にこのような技能は無いので実際の数値上ではただの防御である。ルイス執事曰く「ウィザードなので」とのことだが、むしろウィザードではなくモンクなのでは…(クウガもどきさんより) |
・マ○ケンサンバ防御 | ローシィ・キンブレスト |
第3巻にて披露されたローシィの技?で、内容はデュエリスト技能「ダンシング防御」(軽やかなステップで相手の攻撃をかわす技能)である。 命名者は例の如く例の通り召喚術師兼トレジャーハンターのカイエ。命名理由はローシィが黄金化装備(簡単に言うと強化されていること)で《ダンシング防御》S判定を出したことに、当時大人気の「マツケンサンバII」を掛け合わせただけである。(クウガもどきさんより) |
・愛のスマッシュ作戦 | ノーラン&ルイーゼ |
最終決戦(第3巻収録)でノーランとルイーゼが放った必殺戦法。 アリアオロの種を使用したノーランが《急所狙い》+《ロングレンジ攻撃》+弓自体の能力(行為判定+1)で通常攻撃を放ち、ルイーゼが《スマッシュ》を放って相手を打ち砕く。愛の力のなせる業か、一連の行為判定で二連続「S評価」(行為判定の最高値)+クリティカルを叩き出し、最終的にダメージ判定ダイス19個・125点ダメージというこのセッション最大のダメージを実現させた。(クウガもどきさんより) |
・スマッシュ オブ ラブ | ノーラン&ルイーゼ |
第3巻にてノーランとルイーゼの愛が創り上げた幻の必殺技(笑) ノーランが急所狙いで《ブレイズの矢》(当たった対象を焼き払う消費アイテム)を放ち、ルイーゼが絶妙なタイミングで《スマッシュ》を使用し威力を増幅させることによって、「炎と水が渦を巻くように」(カイエ 談)相手を打ち砕く。参考だが、この攻撃でノーランは当時過去最高の104点ダメージをたたき出した。 何故『幻』なのかと言うと、直後に「偶然」通りかかった六門世界RPGメインデザイナーが「消耗品に《スマッシュ》はかからんことにしてくれ」と告げたため、今回一度きりの、まさに「禁断の必殺技」となった。(クウガもどきさんより) |