三獣士  [必殺技辞典]

TOPへ
人間と魔物がともに暮らす世界。そこでは人間を喰らう凶悪な魔物と、彼らを狩ることを生業とする賞金稼ぎたちの戦いが日夜繰り広げられていた。
そんな世界に住む人間の少女・玄奘は、とある酒場を訪れる。そこでは80年前“伝説の賞金稼ぎ”の異名をとった孫悟空・猪八戒・沙悟浄の三人組・通称“三獣士”が隠居暮らしをしていた。玄奘は、幻の都“天竺(ガンダーラ)”を支配する賞金額2兆円の大魔物・釈羅摩(シャラマー)を倒す術を三獣士に求めていたのだ。当初は乗り気でなかった三獣士だったが、玄奘の覚悟と想いを知り、シャラマーとの戦いを決意する。
こうして始まった三獣士の新たなる戦い。各地に蠢く魔物どもと戦いながら、大魔物シャラマーの喉元へ喰らいつかんとする。果たしてその旅路には何が待っているのか・・・・?

作者・・・・・・・田中加奈子
連載・・・・・・・週刊少年ジャンプ
単行本・・・・・・全2巻
中国古典『西遊記』を大胆にアレンジしたアクション漫画。登場人物のほとんどは西部劇風になっており、「ウエスタン風西遊記」と呼ばれる。

ヤショダラの眼 玄奘
三獣士
あらゆる魔術を解き、あらゆる魔力を消滅させるという伝説の目。その力は絶大で、最強の大魔物シャラマーの魔術さえ無効化できるが、玄奘は使いこなせていない。 (ケケケさんより)

愛の嵐 釈羅摩(シャラマー)
三獣士
読切版で登場。自らの周囲にトルネードを発生させ、それに身を包みながら突撃する。その風の威力は、ライフルやマシンガンの銃弾をものともしない防御力を持つ。(ケケケさんより)

愛の投げキッス 釈羅摩(シャラマー)
三獣士
文字通り投げキッスをすることで、肺の中で飼っている魔物を召喚する。 (ケケケさんより)

両界五行山法 釈羅摩(シャラマー)
三獣士
大魔物シャラマーが操る大魔術。天空より巨大な五本の指を召喚する。この指の内部には呪いが詰まっており、地面に激突して中身が溢れればその地域一体が死の世界と化す。 (ケケケさんより)

魏徴斬 太刀(スパン)
三獣士
正確には、スパンの体を乗っ取った降魔利剣が使用。ジャンプして宙に飛び上がり、龍三匹の首をまとめて跳ねるという振り下ろしの斬撃を放つ。ちなみに“魏徴”とは、『西遊記』にも登場する唐の大臣で、龍の首をはねた逸話を持つ。 (ケケケさんより)

魔流翻波 孫悟空
三獣士
斜月三月流射撃術奥義。神珍鉄“如意砲”の銃口から呪いを吸収し、自らの体内に取り込む。この技でシャラマーの両界五行山法を封じ、さらに呪いを開放しないよう自ら石化した。 (ケケケさんより)

女体鎖 凌虚
三獣士
緊縛術のひとつ。数多くの女性たちを鎖で縛り上げ、自分の体を覆うように括り付ける。鎖は女性たちの急所に当たっており、使い手が微妙に鎖を動かすことで彼女らは身をよじることになる。絶えずうごめく女性たちを避けて凌虚に攻撃するのは至難の業なのだ。 (ケケケさんより)


TOPへ