夜の団地を舞台に子供達を守って戦う仮面ライダーV3!! その戦いの最中、突然敵・デストロンの幹部怪人「死人コウモリ」に両足首を掴まれ空へ舞い上がるV3。 そして死人コウモリは高空で「V3キラー高速回転」という大技をV3に放ちます。 ……為す術も無く、きりもみ状態で地面に叩きつけられる仮面ライダーV3。 だがその下で、その戦いを見守っていた少年キヨシと樹がクッションになり致命傷は負わずにV3は難を逃れます……… しかし、そのせいで少年は重症……医者は身体の怪我よりも目の前でV3が倒れた事実で未だ意識が戻らないのだと皆に告げます……… それを聴いた「おやっさん」立花藤兵衛と仮面ライダーV3こと風見志郎は会話します……… 藤兵衛「……やってくれ志郎、それだけがキヨシ君を救う道だ。」 志郎「オヤジさん……だめだ。……あの怪人は強過ぎるんですよ」 戦いに敗れた志郎は事の他弱気に……だがしかし、 志郎「………でも、俺は精一杯やっ―あううっ――!!」 そこで突然オヤジさん……「立花藤兵衛」のビンタが志郎の頬を打つ。 倒れる志郎。膝まずく立花藤兵衛、そして志郎の両肩をガシッ!と掴み。 藤兵衛「俺は無理な事を頼んでいるんだ!………仮面ライダーV3は無敵で在って欲しい!それがあの子を救うたったひとつの道なんだ!」と説きます。 ……同じ“無敵”というセリフを2度吐いて志郎を心理的に追い詰めるおやっさん。ビンタよりも言葉でより深く傷ついた志郎はとある鉄塔へ向かいます。 そこで、意を決した志郎はロープを取り出し「死人コウモリ」攻略の為の特訓を開始します……… 変身して鉄塔の上からバンジージャンプの様にぶら下がり、必死で身体を折り曲げて足首を掴もうとするV3……… そこへ表れるおやっさん立花藤兵衛。必死にもがくV3に向かって叫ぶオヤジさん。 藤兵衛「そうだ! そこでもっと反動を付けて! 今だ! やったぁあ!!」 喜ぶ立花藤兵衛……そこにはぶら下がったままクルクル廻るV3……… 完成した新たな技を胸に死人コウモリを追って再び団地へと向かう風見志郎 そこで遂に炸裂V3マッハキック!!見事死人コウモリを粉砕します。 ……このシーンはいいです。燃えます燃え尽きます。皆さんも是非どうぞ。(おおがみたいちさんより) |