はっぴぃセブン補足

「怪芽霊(ケガレ)」 
人に取り付いて負の心を助長してさまざまな悪事を起こさせたり、災厄をもたらしたりする。人間の行う悪事の半数以上はこの怪芽霊の仕業だといわれている。「怪芽霊」自体の知能は低く、ほぼ本能のままに活動している。後半では禍ツ真神に制御されて出現することも多い。怪芽霊にはいろいろな種類があり、それぞれ助長する負の心が異なるが、共通する点はその負の心を取り込んで成長し続けることであり、また進化して「禍ツ神」になる。

「禍ツ神(マガツカミ)」
「怪芽霊」が成長した物。知能に関しては低いものから高いものまでさまざまな個体が存在する。大きな特徴は、その神霊力の高さである。怪芽霊の数だけその種類があり、各々の能力・特性も異なる。古来から日本国内で生息していたが、数々の外交政策などにより怪芽霊が世界にも渡り始める。それに追い討ちをかけるように第2次世界大戦によって世界で爆発的に増え、世界進出した彼らは各地で気候・環境に合った進化を遂げてしまった(外国での進化例:ウラガーン 等)ため、その種類はもう既に依人衆(現代において「はっぴぃセブン」と呼ばれる者達を含む神霊能力者たちのこと)が把握できる数を超えてしまっている。 基本的に人間や依人衆とは敵対的だが、中には敵であるはずの依人衆の人間を愛してしまった変わり者(おきく(弁天お菊)を愛した鬼拉神のこと)もいる。

「禍ツ真神」
第二部から登場した敵の一種で、禍ツ神がさらに進化したもの。このレベルにまで進化する個体こそそれほど多くないが、その代わりに高度な知性を持ち、神霊力も極めて高い。迷惑なことに神霊力の波長が人間に限りなく近く人間型にも変身することができるため、はっぴぃセブンの霊視能力「キツネマド」では見つけることができない。唯一、禍ツ真神を直接確認することができるのは都内で探偵事務所を経営している山羅寺 光の持つ「閻魔眼」のみである。また一部の禍ツ神や怪芽霊を操ることができるため、多数の禍ツ神や怪芽霊を手先として従えていることが多い。禍ツ真神の大半は封印されている「黒闇天」を開放しようと、いろいろな手段を使って「SHK(セブン・ハッピー・キングダム)」(第二部から登場した「はっぴぃセブン」の本拠地兼テーマパーク)に襲撃をかけてくる。記念すべき作中初登場の禍ツ真神は「鳧渓」である。


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