魔術の中でも禁忌とされ、魔術師たちの一つの到達点ともされる超高レベルの魔術(ただし「魔法の域にある魔術」の中では比較的容易な業に属するため、魔術師達の目標にもなっているわけ)。 自らの心象風景を世界に侵食させ、己の世界を創り上げてしまう。 その光景・能力は個々の心象風景、つまり使い手の心の在り方に依存するため千差万別。 しかし世界の側からすれば異物であるため、その修正を常に受け続ける。 即ち世界からの修正に抗いつつ展開される魔術のため、行使には膨大な魔力を必要とし、普通は数分程度の展開が限度。 使い手には死徒たちが多いが、それも当然であろう。 尚、現在は魔術の一種として扱われるモノが多いが、本来は「悪魔」と呼ばれる存在が持つ異界常識である。そのため、超越種としての力が強い個体は、稀に魔術知識無しで固有結界を扱うに至ることがある(弓塚さつきなど)。 主な固有結界 ・過負荷(オーバーロード)、使い手:ロア(『アカシャの蛇』ことミハイル=ロア=バルダムヨォン) ・水晶渓谷、使い手:オルト(ORT) ・パレード、使い手:『白騎士』ことフィナ=ヴラド・スヴェルテン ・タタリ、使い手:『ワラキアの夜』ことズェビア・エルナトム・オペローン ・ネバーモア、使い手:『黒翼公』ことグランスルグ・ブラックモア ・獣王の巣、使い手:ネロ=カオス ・千年城ブリュンスタッド、使い手:アルクェイド=ブリュンスタッド ・枯渇庭園、使い手:弓塚さつき ・無限の剣製(アンリミテッド・ブレイドワークス)、使い手:アーチャー、衛宮士郎 |